小さい時
あんなにたくさんいた蛙
今はどこにもいない
蛙見たい
声を聞きたいなあ
「ふい」をつく
とは「不意」と書く
これがおもしろい
相手の意にない瞬間を突く
忍び武士が
朝
ボソボソ言っているので
「何言ってんの?」
と聞くと
「般若心経です」
と言う
「お願い。聞きたいから最初からもういっぺんやってみて」
忍び武士は最初から唱えてくれた
凄い
覚えたいなあ
「むじなはつがいでござる」
と忍び武士
発す
「そうなの?」
「はい」
と忍び武士は
むじなについて話し始めた
縁石には
苔が生えていた
ビーンズ先生と休憩中にお話
いろんな話
まず
ガンジー
「ガンジーの本を読んでいたら、ガンジーが言ってるんだけど、断食すると性欲が凄くなって、『あれには参った』ってガンジーが書いてるんですわ」
「えええ!」
「つまり、断食して、体がガリガリになってね、それで人間の体っていうのは、極限になると生きようとする。あらゆる細胞が活性化して、繁殖のため、性欲が凄くなるってんだな、あはは。細胞とかすべての臓器が補いあって生きようとする。死ぬ前に、凄く元気になる時間があるのは、その生存本能のせいかもしれないですね」
「はあ、なるほど」
ためになる
こないだの話の続き
ビーンズ先生は現在84歳
19歳にフランスへ
パリに技術者として行く経緯は
神父を通じて
国連関連で
行ったという
本人は無宗教だという
年齢は一宮のレジェンド先生と同い年
しかも二人とも
現役の労働者
54歳から84歳までは
日本で生活
人種差別の問題の話になり
「オランダ人が奴隷貿易を始めた」
「そうなんですか」
「そうですよ、船に一杯人を乗せて(積んで)、それで貿易した。千年の恨みですよ」
「……」
「日本人は優秀。辛抱のかたまり。努力というのは侍から来ていてね。侍をやめた連中が辛抱できる修行をしているので、船に乗って海を渡った」
ビーンズ先生の話はおもしろすぎて
どこの切り口からでも
勉強になる
ただ
短い休憩時間の話では
侍がどうしてどうなったか
という詳細まではわからない
パンデミックが終わったら
ちゃんとお話したい
芋と味噌汁で
夕食
がん細胞というものが
どんな正体なのかを
動画で見る
これがおもしろい
増殖というのは
がん細胞から人体が模倣しているという
だからなくてはならない細胞でもある
細胞分裂する時
コピーが正確におこなわれない細胞があって
それが一日数千個に及び
それを異物として
ナチュラルキラー細胞が探し
攻撃する
それが人体で
毎日起きている
ということは
食べ物にある程度気をつけていて
生活習慣に気をつけていれば
リスクは下がるという結論
「ストレス(喫煙)に人体は弱い」
と動画では学者がはっきり言っていた
ストレスという言葉の使い方が
人体学として正しく
すがすがしい
それにしても
この芋
甘くておいしい
再度
埴谷雄高先生に感謝
ありがとうございました