covid19関連の
動画を見る
・ドキュメントコロナ危機 世界が苦悩した4ヵ月
・新型コロナウィルス出口戦略
・ETV特集 緊急対談 パンデミックが変える世界 海外の知性が語る展望
この中の世界の知識人が三人、それぞれにインタビューに答えるなかで
わたしはジャック・アタリ氏の発言に注目した。共感と利他主義
・ETV特集 緊急対談 パンデミックが変える世界 歴史から何を学ぶか
この中で注目したのはウイルス学者 河岡義裕氏
この人が動画でも言っていたように「100年前と同じ『隔離』しかないのか。100年経っても医学はそこまでなのか」と医学者として自答と自責のつぶやきの呼吸感覚を、わたしは信じたいと思った
・ ベネチア編
これはカーニバルが盛んな時、晴舞台に出演できなかった13人のマリアのこと。最後の何日かでカーニバルがロックダウンで中止になるプロセスを追っている。イタリアの文化とともに、日本のハレトケを比べて見ていた。
このベネチア編を見ていてさらに思いを深くしたのは、人間の欲望である。楽しむという快楽であり、それは戦前の日本にはなかった文化。
快楽と禁欲のせめぎ合い。そしてベネチアの街が静寂するさまを、カーニバルの責任者の女性が落胆して語るシーン。これは文化の違いだけれど、日本人には陰影礼賛という谷崎潤一郎の素敵なエッセイがあったり、静けさをヨシとする茶道、庭園文化が根深くある。この決定的な文化の違い。良し悪しのことでは勿論ない。嗜好の問題。日本の人にだって、その嗜好の違いは歴然としてあり、これはナショナリズム特有というわけではない。ベネチアでも、静寂を好む人だっているだろうし、そうでない人もいる。多数という数の論理でいえば、まあベネチアはカーニバルということになる。
ともかくcovid19はいけない言い方をすれば
やはり
戦争だ
わたしたちは今
初めての戦争を体験している最中である
記録せよ。永井荷風に習って。この時は異常だ。ゆえに記録せよ。世界規模でおきているcovid19の様相を。