kotoba日記                     小久保圭介

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2012年01月11日 | 音楽


マイバックページ、鳴る。

富山の女の子たち

「人間の密度」<cマブキとマツヤマ

ヤングとパティ
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高田渡メモリアルコンサート

2011年11月27日 | 音楽
朝、6時半に起きて、
高田渡とはいったい、
何だろう、
と思いました。
多くの人たちの尊敬を集める、
その理由は何だろう、と。
僕は高田渡さんを聴いてきたけれど、
その歌の詩を読んできたけれど、
どうしてそこまで、
みんなが「高田渡」というのだろう、
と不思議です。
今日は行きたいけれど、
無理だ、
と思っていた、
高田渡メモリアルコンサートのことが、
脳で活動して言語になりました。
岐阜の北方町へゆけば、
手がかりが判るかもしれない、
と思い立ち、
誘ってくれていた友人に、
メールを送り、
急きょ、行ってみることにしました。

その前に、食材を買ったり、図書館へ行ったりして、
急ぎました。
昼に、
友人と待ち合わせをして、
岐阜駅でご飯を食べました。
バスを待っている間、
凄く寒かったです。
岐阜の駅前は、
閑散としていて、
14時41分のバスに乗りました。

高田渡の生誕地、北方町。
まず、資料館へ行き、図書館へ行きました。
それから、会場に入りました。
ロビーには、高田渡さんの写真が、
たくさん飾られていました。

一部は、福岡風太さんが司会をして、
中川五郎、シバ、いとうたかおさんたちの、
トーク会です。
シバが、
「武蔵野タンャ団っていうのは、楽しいからやるんじゃなくて、やるから楽しいんだよね」
と言ったのが印象的でした。

二部は、平成武蔵野たんぽぽ団(中川五郎、佐久間順平、シバ、いとうたかお、松田幸一、村上律、宮武希、大庭珍太、ANN SAN)の演奏です。
佐久間さんがバンドマスターのような感じで、まとめていました。

最後に、
北方中学校ママさん合唱団「北方マーガレット」が出てきて、
「私は私よ」を合唱しました。
高田渡は数年前になくなりましたけれど、
この北方町の人たちが、
高田渡の「私は私よ」を歌っている。
地元に、こんなに愛されている。
そこに、感動の源がありました。
来てよかった、
と思いました。
ここに来なかったら、
こんな美しい情景は、
見られないことですから。
そして、続いて出てきたのは、
先生に指導されながら、
左右からステージに上がる中学生たち、
北方中学校3年生合唱団「北方なのはな25」です。
彼らは「自転車に乗って」、
「私の青空」、
を歌った。
僕と友人は、
二階の席で、
会場いっぱいに響く、
合唱と手拍子を聴きました。
今、これを書いていても、
涙がこぼれそうです。
宮武さんが発する美しいオーラは、
会場を明るくしていました。
そして、中学生の後ろにいる、
平成武蔵野たんぽぽ団は、
みんな教師のようでした。

帰りのバスの中で、
偶然、中島さんと、
30年ぶりぐらいの、
もうさんに会いました。
もうさんは、以前、
僕が歌を歌っていた時、
スティールギター奏者として、
サメ[トしてくれた人です。
それから、
名古屋駅前で、
4人で歓談。
もうさんとは、
音楽の構造について、
話しました。
白熱したものだったので、
録音しておけばよかったな、
と思いました。
もうさんは、
音楽が好きです。
だから、
音楽の話が、
つまらないはずがない。
30年ぶりに会ったというのに、
昔話なんてどこ吹く風、
為になった話だったけれど、
実はもう覚えていません。
音と言葉の問題だったし、
核心に触る対談だったのは、
間違いありません。

箇条書きで残っている断片は、
こうです。

1「心、神様」と言うと、そこで進まなくなる。

2 高田渡のアメリカのトラディショナルのギターワークの技術、加えて、時事的な「値上げ」のような歌詞の重ねの技術。それを全部、ベールに隠す技術。

3 「言葉の音感」にアメリカは反応する。移民ならではの呼吸。
  反して、日本は風景。

4 民生などのメロディはロジックである。
  快楽α波を出す音、言葉の配列。
  それは、数学である、ということ。

もうさんとの話は、
要はロジックであれ、
ということでした。
その例題をもうさんは、
音楽の具体で表現してくれました。
音楽は言葉に置き換え可能だから、
僕も発しました。
たくさんもらいました。

この二日間、
犬塚さんのライブ、
そこで出会ったひとたちの話、
高田渡祭、
そこで出会ったひとたちの話、
連日の豊饒でした。
シバの言葉、
「楽しいからやるんじゃなくて、やるから楽しいんだよ」
は、労働で疲れてはいたけれど、
こうして、
足を運ぶことによってしか、
得られない、幸のことです。
そんな、
大事な二日間でした。
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賜(たまもの)

2011年11月26日 | 音楽


「初期から現在までの歌を、たくさん歌います」という犬塚康博の言葉。これこそ、初のソロライブならではの醍醐味。学者であり、音楽家でもあり、教養とロマンの双肩でもって、僕らを遠き里まで誘う、実に希有なシンガーソングライター、犬塚康博登場。

「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」
犬塚康博ライブ

というライブ案内の、
勝手な文を書いたので、
ここに残しておこうと思います。

というわけで、
今日は犬塚康博さんの、
ライブに行ってきました。
とても良いライブでした。
一曲目に、
「前座です」と犬塚さんは言って、
マンドリンを弾いて、
歌いました。
それが本当に、
ラフで、
少し緊張していたお客さんを、
楽にしました。
あとから思うと、
偶然なのか、意識的なのか、
最高のライブパフォーマンスになりました。
犬塚さんは、
いつも緊張ということがないような人で、
堂々としているというか、
気取らないというか、
たいした人です。
一部の最初の方で、
MCで事務椅子の話になって、
突然、僕にステージから話が振られ、
「(そういう人が)いますよね、小久保さん」
と犬塚さんが言うものだから、
びっくりして、
「いますね」
と反射的に答えました。
これは、生物の先生が、
授業中に、
窓の外のグラウンドを見ながら、
ぼんやりしている学生を、
名指しで呼ぶ具合に、
ひどく似ています。

前半の最後の曲、
「異郷の鬼」を、
マンドリンを奏でて歌うのは、
とても素敵でした。

 「景」である
 自然が淡々としているように
 自我はなく
 少年(小4,5)のまなざし
 目が見ている
 足が歩く
 音楽という
 人の「賜(たまもの)」
 夜も昼も朝も
 丘も道も山も川も
 人も草も花も太陽も「キセツ」も
 自然というには……

ライブは多くの歌で繋がれ、
初めて聴く「帽子岩」のすばらしさ。
僕たちは本当に、
良い音楽を聴いているはずなのに、
犬塚さんの親しさが、
縁側で適当に歌う、
鼻歌のように、
聞こえさせてしまいます。

僕は思うのだけれど、
僕は犬塚さんの歌が、
好きなんだと思います。
それだけのことなのに、
どうしてこんなに、
良いんだろう、
と考えます。
きっと、それは僕だけではないはず。
そこに歌う人がいて、
それを聴きに集まる人がいます。

犬塚さんは、
発電所の事故について、
「こんなことで煩わしく思うために、
 50数年、生きてきたわけじゃない」、
と言いました。
そして、
玉のような歌を、
歌いました。
淡々と。
そして僕は、
「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」
という、
ライブ名について、
考えています。



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おべんとう

2011年09月11日 | 音楽


ハンバートハンバートの、
「さすらい記」
というアルバムを聴きました。
「おべんとう」、
という歌が入っています。
シンプルな歌詞ですけれど、
胸に響く歌です。
生活を歌った歌で、
こんなに美しい歌は、
久しぶりで、
何度も、
繰り返して、
聴きました。

「さめても、おいしい」
この歌詞は、
なんだろうと思います。
おべんとうは、
さめても、おいしい。
それだけしか、
この歌は歌っていません。

極めて、
平明にして、
源まで届く歌詞と声です。
ハンバートハンバート、
は、
全部、
と言ってよいほど、
ちゃんと聴いている僕が思うに、
「おべんとう」は、
真骨頂かもしれません。
「虎」という歌も、
好きです。

吉本ばなな著「キッチン」で、
カツ丼を運ぶシーンが印象に残っています。
あのカツ丼も、
きっと到着した時は、
さめていたんじゃないだろうか、
と、
小説の内容を忘れてしまったのですけれど、
きっと、さめていたはず。。
「さめても、おいしい」
という繰り返し歌うところで、
キッチンのカツ丼を、
思い出しました。
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ボブ

2011年09月01日 | 音楽
ここには、
ユーチューブの、
ボブ・マリーのライブ映像を、
貼っていたのですけれど、
ちょっとうるさい(音量ということではなく)、
感じがしてきたので、
消してみました。

最近、なるべく、
人に、触らないようにしよう、
と心がけています。
触る、
という言い方は、
柄本明が、
高田渡について、
インタビューを受けていた時の、
言葉です。
「触ってこないんだよね(渡は)、そういう芝居が理想」
です。
「存在のうるさくない人」
という言い方をしたのは、
大貫妙子でした。
僕は触ってしまうし、うるさい存在だから、
注意しなくちゃ、
と思います。
その点、
労働場で、
働く人たちは、
本当に、
触ってきません。
うるさくもない。
こういう人たちが、
見本です。
静かで、ただ労働をする。
茨木のり子の「みずうみ」
という詩の中で、

 人間は誰でも心の底に
 しいんと静かな湖を持つべきなのだ

 田沢湖のように深く青い湖を
 かくし持っているひとは
 話すとわかる 二言 三言で

 ・・中略

 教養や学歴とはなんの関係もないらしい
 人間の魅力とは
 たぶんその湖のあたりから
 発する霧だ 

僕は湖を持っている人と、
持っていない人を思い浮かべてみました。
すると、
思ったよりも、
多くの人が、
この人は、
湖なんてないよ、
と思っていた人が、
思ってみると、
あるんです、みずうみが。
きっと、
本当は誰もが、
湖を持っていて、
そこから発する霧、
を感じることができるのは、
自分の状態ではないだろうか、
と思います。
谷川俊太郎も、
どこかの詩で、
「僕達は本当は静かなものを愛した」
と、
そういえば、
書いていました。

(コメント、拍手を頂いているにもかかわらず、内容を変えてしまい、すみません)
 

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シンディ

2011年08月31日 | 音楽
こころに
ひびく


歌が
音楽が
あってよかった
生きてゆく意味が
ここにある

養老孟司は
「生きる意味について
考えるのは無意味だ
何故なら
生きていることは結果だから」
と言った
それで納得できたような
気分になった

でも
それは長くは続かない気分だった
せいぜい
数週間
理として正しい

けれど
生きてゆく
足を前に出す
動機が
シンディにはある
生きてゆく理由が
ここにある

こころという
言葉を
使ってよいのなら
それが許されるなら
ここに
あるのは
こころに響く


誰が知ろうと知るまいと
雨に濡れるように
音楽に濡れる

霧雨のように
有機に滋養となる
歌がある

この村で
僕はひとり
だけど
息をする

目を瞑ってみると
海が見えた
熊野の青い海
白い波頭
打ち寄る
波音
砂を引く音

楽器は
楽器と呼ばれるものだけじゃない
海に紡げば
それが判る




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pop!

2011年07月17日 | 音楽
ラジカセも、
そこそこの音がしていて、
良かったけれど、
やっぱり、
ステレオは良いです。
なので、
今日はずっと音楽を聴いていました。
相対性理論というバンドは、
一年前に聴いたのですけれど、
すぐに僕の流行は消えました。
でも、
一年経って、
また聴くと、
良いです。
兎にも角にも、
聴いていて気持ちが良い。
これって、
基本ですよね。
やくしまるえつこの声は、
一度聴くと、
中毒になりそうです。
α波というより、
麻薬みたいな感じです。
誰だったか、
やくしまるえつこは、
椎名林檎を超えた、
とか、
言っていました。
いろんな解釈があるのだろうけれど、
面白いのは、
やくしまるえつこの父親が、
科学者で、
バンド名がそうなった、
という話。
知的ですよ、
このバンドは、マジで。
言葉遊びも、
シャープだし、
音のセンスが良くて、
言葉のセンスが良くて、
声も良い、
となれば、
聴きますわ、私も。
ただ、都会音楽、
極めて、
アーバンなので、
疲れるときもあり、
そんな時は、
ナチュラル系の音を聞きます、
ハンバートとか。
それにしても、
相対性理論は面白い。
やくしまるえつこは、
声のキャラが際だっているけれど、
本来は、
優れたアーティストです。
こないだも、
友人と
聴いていて、
思ったのは、
こういう音楽があって、
源一郎みたいなpopがあって、
同じなんだよなあ、
っていうことです。
件pは素晴らしい!

夕方、
友人と回る寿司屋に行って、
僕はうなぎをたくさん食べました。

おからを作るのはよして、
のんびりと、
ミスドで、
話していました。
最近、
どこでも、
暑いな、
と思います。
節電です。
地下鉄の照明も、
暗くなりました。
でも、
僕はもっと暗くても、
良いと思うのだけれど。
照明が暗いと、
落ち着くのだけれど、
公共の場では、
そうはいかないのでしょう。
でも、
ミスドは、
ちょっと暑かったです。
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LP盤

2011年06月17日 | 音楽
昨日も今日も雨模様です。
しとしと雨で、
梅雨の雨で、
湿度も高いです。
けれど、
今日は朝降っていた雨はあがり、
曇って、
晴れました。

昨夜は8時間眠ったので、
調子も良いです。
ここ数日、
響く言葉はなく、
音もなく、
うーん、
言葉も音もない世界、
というか、
もう色もない世界で、
さすがに気落ちしていたのだけれど、
明日、
オジの労働場へ応援に行くことになりました。
オジから電話があって、
オジに会いたいと思っていたので、
うれしいです。
神様は、
小さな願いはきいてくれる、
って、最近はよく思います。
これは本当だから、本当です。
オジに会える!!
と思うと、
陽光が射してくるような感じになり、
明るく、元気になりました。

夜は友が来宅し、
あがた森魚の「ジパングボーイ」を、
ターンテーブルで聴きました。
LPで音楽を聴くのは、
なんて久しぶりのことでしょう。
十数枚、まだ家にはLPが残っていて、
ターンテーブルももらったので、
こんなふうにたまに引っ張り出しては、
聴いて、遊んでみます。
高田渡「ねこのねごと」とか、
持っています。
雪だるまの歌は、素敵です。
ドーナツ、ごちそうさまでした。
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蚕起食桑

2011年05月21日 | 音楽
まろやかな歌声
とNさんは言う
そうだなそんな言い方があるんだな
と思う
犬塚さんは声がかすれていたのだが
まろやかな歌声
なのだ
凄く良い
とNさんはライブが終わってから言った

最後の曲で
松下さんがコーラスで歌うとき
僕はハっとした
イメージが先にあったのではない
言葉が先にあったのだ
そこにイメージをつけて
松下さんは歌っているのだ
言葉なんて嘘なんだ
嘘も誠になるという

たとえば
彫刻もそうだろうか
まずは木がある
彫って「しん」を入れるという


浅川マキの言葉が思い出される
「『カモメ』は感情すべてを捨てて歌った。『そんなこと知りませんよ』、
 と、放り投げて歌う時、詩は生き物のように一人歩きする」

 青い春
 赤い夏
 白い秋
 黒い冬 (「幸せそうな人たち」より)

と書いたのは
間違いなく
言葉の人
犬塚康博さん

犬塚さんはステージで言った。
「このライブが終われば名古屋の街をあちこち行ってみようと思います。
 面白いものがたくさんあります」
面白いものがたくさんあります、
の「たくさん」に声が大きくなっていた。


 http://www.youtube.com/watch?v=0IA1dchF28Y



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駒沢裕城

2011年05月05日 | 音楽
駒沢さんの貴重な動画を、
発見しました。

美しいです。

一度は、
生演奏を、
聴いてみたい、
音楽家の一人です。
こんな音楽です。 (5月10,11日 記)


 http://www.youtube.com/watch?v=cLboCHBcNcA&feature=related



 http://www.youtube.com/watch?v=g7ssPICa-8s&feature=player_embedded


 http://www.youtube.com/watch?v=-fwBlkHoSOE&feature=player_embedded


 http://www.youtube.com/user/dlpkawai#p/a/u/1/30LBMZmdwcs 


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ハルイチ

2011年05月04日 | 音楽
p<Jン。
今日は、T夫妻も大阪に。
で、先に入ってもらっているTから、
「ペケがもう演奏してるよ」
とメールが来る。
げ、と思って、
外から見ても、
見えない。
音は聞こえる。
ハルイチって、
開場とともに、
演奏が始まるから、
なんだか、すんごい。
去年は、長田タコ和承が、
オープニング。
すんごい見たかったから、
かなり、がくっとした。
途中からしか、
見られなかったから。
で、
今回は、
ペケ(といっても、小椋HOZUのサメ[トなんですけど)。
のんびりした感じで、
今日は客席もかなりの人。



今日は見たい人ばっか。
そうそう、
昨日は、渋谷毅オーケストラで、金子マリが出た。
うれしかった。見たかった、ホント、金子マリ。
で、
今日は、
小川美潮! 凄い。やっぱり、凄い。
で、ペケでしょ。小椋HOZUとタコヤキさんと、
三人でやるのを聴いてると、
これって、アンビエントだよなあ、なんて思。
滅茶苦茶凄かったのは、
坂田明。明ああああ!っていう感じ。
っていうか、
フリージャズ。
っていうか、
昨日の渋谷さんのクールも良かったんだけど、
今回の坂田明は今まで見た中で、
一番、滅茶苦茶だった。
定型なんてあほくさくて、って。
で、前の前の席の人が、
「これやったら俺らでもできる!」
って言ってた。
そう言わせるのが凄い。
阿部さんに捧げたのだろう、
クラリネットの悲しい音色。
それは、坂田明なんて、
どっかおもしろくて、
偉いお坊さんみたいなところがあるから、
阿部さんに音を飛ばして、
繋がっていたのかもしれないな、
と思った。
「これが阿部ちゃんが愛したジャズです!」
と演奏を終えたあと、
風太さんが言った。



リクオが出てきて、
かっこいいオープンニングと、
「胸が痛い」を歌った。
涙が出そうだった。
リトルキヨシトミニマム!gnk!の、
元気さんの震災のMCには、
胸が熱くなった。
その人が、
あの方のご子息ときいて、
驚いた。
藤井裕、有山じゅんじ、石田長生と、
ここらのひとは、
みんなキヨシロー関連と思った。
それにしても、
石田長生とか有山とか、
ギター上手だなあ、
かっこいいなあ、
って。

中島さんにまたコロッケと巻きずしを頂く。
ありがとうございました!!

ハルイチの会場に、
白いハンチングを被った盲人様がいた。
ステージに手を置いて、
自身の身を安定させていた。
でも、その手は、
リズムを打って、
体は揺れていた。
重度障害の車椅子の人や、
足の悪い人、
もし、これが名古屋だったら、
それぞれに、
ボランティアが張り付くような気がする。
けれど、
大阪、ハルイチの会場では、
誰もがぐちゃぐちゃになって、
混ざっている。
「酔ってる人は酔ってない人が助けましょう」
みたいなことを風太さんが言う。
音楽のジャンルだけじゃなく、
いろんなコトが、
これもあれもどれもあり。
それが、本当に素敵です。
この二日間、
楽しかった。
Tも、
「今日はたくさん遊んだ」
と言う。
そうだよなー、
これだけの出演者が出て、
安いし、弁当食って、酒飲んで、
って、
こんなコンサート、他にない。
それでなくとも、
外で音楽を聴くのは、
僕にとって、
大変な喜び。
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祝・春一番2011

2011年05月03日 | 音楽


やってきました、春一番。

朝、労働に行くのと同じように、
保温ジャー弁当箱を持って、
手弁当で、みそ汁、ずずって、会場で飲んだった!

近鉄電車で大阪へ。
アーバンライナー。
バラちゃんと話していると、
僕の足下に、
100円硬貨。
バラちゃんが発見。
「お、ついてる」
と。

服部緑地へ着き、
早速、中島さんにメール。
僕らは、
並ぶのが面唐ネので、
入り口前の、
木の下で座って待つ。

開場とともに、
東京ローカルホンクの演奏。
渋谷毅オーケストラが凄く良かった。
そして、
サニーデイサービスの時は、
ステージ前に人だかり。
坂田明のクラリネット、
中川五郎の強いエナジーの演奏、
友部正人の、新曲の詩は、
ダイナミックで、凄く良かった。
ハルイチ、最高。

今回は、中島さんと面会。
CDとDVDを頂き、
巻きずしも頂く。
ありがとうございました!
で、
江坂で、
3人で飲食。焼き鳥。
格安ホテルで、
何故か、
ホテルの人から、
サービスでビールとおつまみをもらう。
明日、会場で頂こう。
僕はこれ一本で十分。

今年のハルイチは、
阿部さんへ送る曲を一曲、
全員が捧げるという主氏B
風太さんが、
阿部さんの似顔絵のお面をつけて、
阿部さんの口調を真似ていた。
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星めぐりの歌

2011年04月23日 | 音楽
   

   http://www.youtube.com/watch?v=ZBvPK7hGg_Q  


これは、
宮澤賢治が、
作詞作曲した歌です。
午前中、
「賢治宇宙」という本を読んでいて、
その中に紹介されてもいる「星めぐりの歌」。
きっと、
ユーチューブにあるに違いない、
と思いました。
こないだの、
震災関連の特番、
「宮澤賢治」の時も、
この曲が流れていました。

あと、賢治の
「花巻農学校精神歌」

  http://www.youtube.com/watch?v=alQo-yGKFjY

の歌詞の中で、
高橋克彦さんが、
「太陽系はマヒルナリ」
という歌詞に注目して、
聴いた時、
びっくりしたそうです。
賢治は、
ずっと宇宙の先から、
見る目を持って、
直線に、
現実の、
種を蒔き、耕す自分たちの、
日常、真昼を、
見ていた、
と高橋克彦さんは言いました。
宮澤賢治の本を読んでいると、
これは仏の視線だ、
と思う人も多いと思います。
そして、
この、
「星めぐりの歌」も、
仏様の息吹がかかった、
歌で、
僕は体が何かの物体になったようになって、
涙は出るし、
外の雨や、
植物を見て、
原発なんていらないに決まっている、
と、
この歌を聴いて、
強く思いました。
エネルギーも、
エコノミーも、
小さくして、
夜が、
本来の暗さに戻ったなら、
名古屋でも、
たくさんの星座を、
この目で見ることができるかもしれません。
プラネタリウムに行かずして、
本物の、
空の、
星を。
今度、
空を見たら、
賢ちゃんを探してみようと思う。



 あかいめだまのさそり
 ひろげた鷲のつばさ
 あをいめだまの小いぬ
 ひかりのへびのとぐろ
 オリオンは高くうたひ
 つゆとしもとをおとす
 アンドロメダのくもは
 さかなのぉくちのかたち
 大ぐまのあしをきたに
 五つのばしたところ
 小熊のひたいのうへは
 そらのめぐりのめあて
 1番繰り返し




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犬塚康博

2011年04月17日 | 音楽


http://www.orenest.net/index.php

一年に一度の、
犬塚康博氏の、
ライブが、
もうすぐ、
あります。

今回は、
ャXターがあって、
氏の意気込みを感じました。
今、
注目する音楽家の一人、
犬塚康博。
博物館学者であり、
音楽家でもあるという、
ユニークな方です。
その音楽は、
本当に素敵で、
楽曲の良さは、
すでに定評。
僕は氏の作り出す、
言葉も好きです。
今回は、
バンドで登場です。
きっと、
面白い。
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満月の夕

2011年03月19日 | 音楽
今日は、
労働中に、
この歌を、
胸で歌っていました。

阪神淡路大震災の時、
避難所を巡回し、
音響設備もない状態でも、
音楽で元気づけようとした、
中川敬(ソウルフラワーユニオン)、
が、
被災地でインスピレーションを受け、
詩を書き、山口洋と作った歌です。
歌詞の中で、
「いのちで笑え」
という言葉があります。
こういう言葉は、
中川敬の才能というより、
他の力が加わって生まれる、
歌詞だと思います。

満月の夕。


 http://www.youtube.com/watch?v=lgj3bPBaE4s


(歌詞付き)http://www.youtube.com/watch?v=-J9vR-JeAlU&feature=related

そして、
僕の友達である、
川口徳久さんは、
今(午後10時半)、
震災関係機関へ寄付するために、
募金箱を置いて、
名古屋は、
大曽根駅構内で、
歌っています。

http://www.docodemo.jp/twil/view/nori0423/fa69aea52bf4c4c41c267c432cad1468/20110319-222248.html


コメント (2)
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