石破政権が終わった。終わったことを喜んでいるのではなく、悲しんでいるのです。最近のいくつかの政権の内では誰よりも誠実に思えたからです。誠実であったら選挙に負けたらすぐに自民党総裁を辞め、首相を辞したらよいのにと思われるかも知れませんが、それを許されない状況にあったと思う。アメリカとのトランプ関税の問題が大きく、日本を取り巻く状況は厳しかった。ウクライナのゼレンスキー大統領が任期を過ぎても大統領選挙をせずに執務を続けているのに等しい。そういう状況でなかったと捉えられないのでしょうか。新聞でも辞任するのが遅きに失したと書かれていましたが、それは新聞社が選挙後のあやふやな情報で大々的に石破首相辞任を発表したから辻褄あわせをしたかっただけです。読売新聞社だけがこの過ちを総括し、読者に謝罪していました。自民党が負けたのはポピュリズム政党に負けた。小さな野党や新しく出来た党は政権を運営することが初めから頭にないので短期的に大衆に媚びた政策を打ち出し易い。今回、それにうまうまと大衆は乗せられてしまった。長期的にあるいは日本の財政をよく考えもせず、自分の時代、今だけがよければ佳いとの支配に傾くけれど、果たしてそれでよいのかと再考するのが大人ではないのでしょうか。子どもじみた考えに支配されると日本も終わりだなと悲しくなります。私たちはあと少しでこの世とおさらばですから、後は知らんけど…。






◆鶏モモ肉の唐揚げ ◆素麺ウリの酢の物 ◆焼きなす ◆白ゴーヤの当座煮 ◆味噌汁 ◆ご飯
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