僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

花山うどん(銀座)

2018年05月08日 | 麺をいただく

天ぷら盛り合わせ鬼釜うどんを頂く。

麺は強烈なきしめん。

唯一無二で

何と表現したらよいものやら。

塩味が効いてて

冷っこく薄くビロビロで

まるでデザートのような舌触り。

また

具材にそぼろが載っており

上州名物とりめし弁当を

うどんで食っているかのようなうどん笑。

タレがすこぶる辛い。

この温泉卵と海苔とネギの組み合わせは

「何食ってるかわかんないけどうまい」

というジャンクな味になるから

やめた方がいいと思うんだよなぁ。

群馬にうまいものなし。

舘林が出自かぁ

うどん選手権3連覇とな。

むむむ。

大人になると

食べたくもない天ぷらを

見栄でつけてしまう笑。

 


松永豆腐店(御門台)

2018年05月07日 | いろいろいただく

地元の行列する豆腐屋さん。

日替わり豆腐が人気で

特に枝豆豆腐は大人気で売り切れ必至!

そんな木綿豆腐を頂く。

濃い大豆の味に

はい!

豆腐は大豆でできています!

を実感する。

ぶわっと広がる大豆の甘い味わいと

スパッと切れる雑味のなさが身上の

すんばらしい豆腐。

昔はこんな豆腐屋さんばかりで

夕刻にもなると

どこから聞こえるともなく

ぱぁ~ぷぅぅぅ・・・

と聞こえてきて

はっ!

家に帰らねばぶっ飛ばされる!

と我に返ったものだ。

時代は変わっても

こうした腕のある専門店は残すべきで

大切にしたいものだなぁ。

味のわかるお客さんに支えられているんだろうな。


アトリエルールグルマンド(御門台)

2018年05月06日 | いろいろいただく

 

リンゴのミルリトンセットを頂く。

おー!

派手さはないが

街の洋菓子店

って感じで

とてもおいしい。

家庭的で柔らかで

けどベースのパイ生地なんて

しっとりかたくて

プロの味。

ケーキも小ぶりで

普段使いや

読書のひと時に最適。

リルミトンだかミルトンだか

よくわかんなかったので

帰宅後調べてみると

ミルリトンとはフランス発祥で

ドライフルーツケーキとタルトのあいのこのような

素朴な小型のお菓子だそうだ。

ミルリトンと覚えてしまったせいで

どう検索しても

ミルトンとかハイターとか

口に入れちゃならんものばっかでてきて

悩む悩む。


ドミノ(恩田陸)

2018年05月05日 | よむ

 

恩田陸お得意の妄想とトラップが満載。

東京駅から千葉方面に詳しいと

より楽しめるところうけあい。

28人もを同時進行で登場させておいて

混乱もなくバタバタときれいに倒しこんでゆくその様は

まさにドミノそのもの。

いやストーリーと東京駅は大混乱なのだが。

読み終わった後

なお後日談ながら

後輩に貸してしまったが

全く戻ってくる気配がない。

ものすごく映画向きだとおもうのだけれど

なにゆえ実現しないのかしらん。

あと

イラスト入り登場人物紹介は

文庫本にも入れてほしかった!


たがた(静岡)

2018年05月04日 | 麺をいただく

静岡オマチの上品なお蕎麦屋さん。

定休日やら

閉店時間やら

何度かフラれたあげく

ようやくたどり着く。

メニューの2/3はおこだわりのお酒類で

蕎麦のメニューはさほど多くない。

黙ってこの蕎麦を食え。

ということなのだろう。 

天もりを頂く。

塩をだしてきちゃうあたり

店主の絶対の自信を感じる・・・。

それはそれは細くて

実に頼りなげな

ひょろひょろとした

それでいて

春の訪れを土の下でじっと待つ

細い根のような力強さを併せ持つ

そんな不思議な蕎麦。

つゆは静岡好みの甘辛ではなく

甘薄。

ここはもうちょい濃くてもいい。

店主のTシャツに見慣れない四字熟語。

「静岡在来」

うまいとは思うけど

どこまでなんだろう・・・。

電話で蕎麦懐石の予約も受けていたし

こだわりと主張の強い店のようだ。