ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

星に願いを!

2007-08-13 07:13:30 | Weblog


爽やかな朝を迎えました、日中はぐんと気温は上がりますが、
朝晩はキリリと引き締まった、高原特有の気候です、
避暑地です。

昨夜も良く晴れ渡りました、流れ星に願いを託すには十分な
夜空となりました、長い尾を引き、グランドの上空を数多(あまた)
の星たちが横切って行きます、『当たれ!宝くじ』『当たれ!ロト6』と
いっぱい、いっぱいお願いをしました。

夜は9:00時頃から、毎夜アコを弾いています、
そろそろ、調律に出さなければと思いながら
心を込めて、『星に願いを』『グリンスリーブス』を
演奏します。子供たちも沢山聞いてくれています。

丘の思い出は、小笠原の父島です、島中歩いて山に登ると
そこは戦時中に掘られた要塞でした。至る所に洞窟の入り口が
顔を出し、その当時のまま放置されていました。
丘の頂上から眺める海の色、風の匂いが忘れられません。
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晴れた!!!

2007-08-12 08:09:13 | Weblog


快晴の朝を迎えました。水銀柱もうなぎ上り、
しかし、あの蒸し暑い雲の塊が抜けて、爽やかなニセコの夏の朝です。

昨夜、温泉ツアーから帰る頃、期待していなかった夜空の雲が
開き、『満天の星をいただきて』状態になりました。
素晴らしいペルセウス流星群の観星会。
闇夜から、時々歓声があがりました。
今夜も期待出来ます。

丘にはいろんな思い出があります。
そんな中でも、沖縄の摩文仁の丘は忘れられません。
もう、36~7年前自転車で本島をぐるりとしました。
南部の激戦の跡地を巡り、摩文仁の丘からの、海の色と空の色が
強烈に目に焼き付いています。
筆舌しがたい戦争の現実が、そこにはありました。
癒されることの無い人々の思いは、今も丘を巡ります。
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悲しみの丘で!

2007-08-11 07:23:22 | Weblog


しばらく蒸し暑い日々が続きます、
ニセコにはめずらしく、うちわを持ってぱたぱたと凉をとります。
干ばつの成果?(せいか)メロン、スイカが甘く、
夏を盛り上げてくれます。

大学のゼミ、大学の自転車部、星座観測、といった
グループのお客様が続きます、もう十年以上通っている
人々ばかりです。当時は子供達が皿洗い、お掃除の
立派な助っ人でしたが、今は最後の息子がせっせと
犬の散歩、皿洗いと手伝ってくれます。

『オレ、キャンプなんか連れて行ってもらったことない』
なんてこぼされますが、姉達の頃は店もヒマで
毎年、海辺にキャンプに出かけていました。
YH業になって、子供達の休みが一番稼ぎ時になって
しまいました。息子は一人で自転車に乗る事を覚え、
道内をぐるぐる回りました。

基本的に、夫婦ふたりでまかなっていますので、
親の死に目にも会えません、
何年か前の8月5日も、丁度札幌の施設の子供達が
屋内に30~40人、グランドに40~50人、90人くらい
サマーキャンプに来ていただいていました。
体育館で食事を2回戦、子供たちも皆手伝ってくれて
なんとか、やりくりをしていた記憶があります。
何日か前から、兄の電話で、母親がそろそろ危ないよ
と知らされていました。

母親の臨終の知らせを聞いた時も、まだ、90人の子供達
は、後1泊残っていました、しかし、何がおこったのか
たまたま、温泉に通ってた車が、子供達を乗せて横転し
サマーキャンプはその日で、打ち切られ、翌日、臨時のバス
をお願いして、子供達は札幌に帰りました。
私は、千歳空港に走りました。
なんか、皆さんに大変申し訳なく、非常に辛く悲しい帰阪となりました。
翌日、ニセコに帰り、仕事をつづけました。

誰にも変われない仕事、変われる仕事があります。
常に仕事を抱え込まないように気をつけますが、
気がつくと、朝の4:00時頃から、ごそごそ始まります。
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一雨降るごとに!

2007-08-03 07:01:44 | Weblog


昨日の昼頃から、ザザぶりの雨、湿度も高く蒸し暑い
一日でした。1日、2日、と東京の大学生に泊まっていただき
YHは貸し切り状態です。当日直接来られた方もありますが
泊まれません、8月は貸し切り状態が後何日かあります。
必ず、事前にご予約下さい。バイクで大雨は最悪のケースに
なります。

そして、『一雨降る毎に、都会の空も高くなり
     忘れていた静けさに、人は、気づくかも知れない』

のですが、田舎のニセコは既に秋の気配です。
空の雲が完全に秋です。夕暮れ時に、西の空と
東の空を眺めて『ああっ』とため息をつくのです。
もちろん、『ああっ』の意味は、米櫃に米が欲しい
という願望の感嘆詞?です。

4:00時起床、28人分の朝食を用意し、パソコンに向かいます。
大学生のお客様は先ほど、5:30分頃お休みになりました。
お休みにならないで、そのまま朝飯食って欲しかった。

『ぴ~ちゃん』が発情期を、むかえています、
『ぷ~』はキガキではありません、ぴ~にナンビトモ
近かづけぬ鼻息です。散歩も虚ろ、飯も喉を通らぬ状況です。
普段、優しいぷ~でもこの時期だけは気をつけます。
迂闊に手を出すとかじります、
流石に年で、昔のように鉄格子を曲げて脱走することはなくなりました。
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新しい楽譜認識ソフト!

2007-08-01 07:30:47 | Weblog


朝晩は雲が多く、日中はかーっとお日様が顔を出します。
星空を観察するには夜の雲が気になる所です。

20年前から、8月11日、12日ペルセウス流星群の観察
に利用していただいている、天文研の皆様も、振り返ると
当時は皆様若かった。夕暮れになると、表でジンギスカンを
して、一晩中グランドに寝転がって夜空を眺めました。
ある夏は、2晩とも大雨が降り、ある夏はニセコの上空だけ
雲がかかり、ある夏は、長いぱちぱちとした帯を引いて
星が流れました、暗闇に大歓声が上がり、多くの人が
夜空の天文ショーに酔いしれました。酔いしれた理由は
他にも?あるようですが。

YHは今日から夏の団体さんが訪れます。
当日予約は難しくなりますので、せめて前日には連絡を
お願いいたします。

隣のご主人のおかげで、新しい楽譜認識ソフトが導入されました。
旧来のソフトはほとんど鼻歌まじりで扱うことが出来ましたが
変わりますと、なかなかそういう訳にはまいりません。
休符一つ落とし込むのに、偉い手間をかけてしまいます。
トリセツがあるわけでもなく、ほとんど手探り状態で
仕事を始めました、慣れればきっと大丈夫でしょう。

でも、残りの時間を考えますと、もうこれが最後かと
思わざるを得ません、合奏のパート譜も、私はスコアを
書く訳ではなく、表のメロを見ながら、直接裏のメロを
書くという手段で書き続けています、パソコンの前に
小さなTOMBOを置いて、BASSも鍵盤も確認しながらの
作業になります。音楽のアカデミックな教育を受けた訳では
ありませんので、難しい理論はわかりません。

それでも、マウスを使って五線紙に音符を落とし込む
ソフトは画期的でした。味も素っ気も無い譜面ヅラでは
ありますが、私にとっては音を正確に伝える手段として
無くてはならないものになってしまいました。

最近、大正琴の楽譜を書くソフトを探し始めました。
大正琴の段譜を簡単に書ければ弾き易いアレンジで
アンサンブルが楽しめます。
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