朝晩はしのげますが、日中は猛暑となりました。
しかし空は、秋の気配が濃く、上空高くオニヤンマが悠々と風に吹かれます。
すすきの穂も見事に咲きそろい、月が上がるのを待つばかりです。
お盆過ぎればニセコはすっかり秋に突入します。
畑も俄に賑わいを取り戻し、収穫の季節へと向かいます。
この時期スキー場界隈を車で移動しますと、夕暮れ時は
あちこちから、バーベQの香りがします。
多くの貸別荘のベランダから歓声があがり、煙がたなびきます。
丘の思い出は、与那国島の東崎(あがりざき?)です、
民宿に居合わせた仲間とおにぎりを持って島中を歩き回りました。
歩くしかありません。切り立った断崖の多い島で、数十メートルは
あると思われる東崎の突端から、ある人が石ころを海に投げ込みました。
ぽちゃんと落ちた波紋は見えませんが、石ころが海に落ちた瞬間に
花火のような輪が一瞬、海に咲きました。あまりにも美しく、皆、
無気になって、てんでに、石ころを海に投げ込みました。
数十メートル上空から見る、海に咲く魚たちの『はなび』
驚きと、感動と、かけがえの無い自然を実感した時でした。
30年以上前の思い出ですが、決して忘れることはありません。
(以前にも何度か紹介したお話です)
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