昨日は、雪が降ったけど、落ち着いた一日だった。
夜は、今年最後のアコーディオん弾き納めをした。
観客のお一人が、演奏終了後、
「蛇腹があんなに、緩やかに動くのに
どうして、曲の輪郭があれほどくっきりと浮き出て来るのか
不思議でしかたがない!、ほとんど動いていないと感じる・・・
でも、メリハリ、ダイナミックレンジ、アクセント、鋭いシャープな
表現が自由自在だ、おかしい、あり得ないことですが、現実に見てしまった」
「もの凄く、素早いインパクトが蛇腹のゆるやかな流れの中で、
エアーに送られているとしか、考えられない、それは見えないから
不思議だ・・・・・」
という感想を述べられた。
イキナリ・確信を突かれた。
その通りです・・・・。
蛇腹の動きは緩(ゆる)やかに見えても、実際は極限まで緊張しているし、
一瞬一瞬の音の動きをすべて掴んで、空気でそれを賄(まかな)って
いるのです。
今年も残す所、後一日。