ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

蛇腹の緩(ゆる)やかな流れの中で・・・・!

2009-12-30 06:44:50 | Weblog




昨日は、雪が降ったけど、落ち着いた一日だった。
夜は、今年最後のアコーディオん弾き納めをした。

観客のお一人が、演奏終了後、
「蛇腹があんなに、緩やかに動くのに
 どうして、曲の輪郭があれほどくっきりと浮き出て来るのか
 不思議でしかたがない!、ほとんど動いていないと感じる・・・
 でも、メリハリ、ダイナミックレンジ、アクセント、鋭いシャープな
 表現が自由自在だ、おかしい、あり得ないことですが、現実に見てしまった」

「もの凄く、素早いインパクトが蛇腹のゆるやかな流れの中で、
 エアーに送られているとしか、考えられない、それは見えないから
 不思議だ・・・・・」

という感想を述べられた。
イキナリ・確信を突かれた。

その通りです・・・・。

蛇腹の動きは緩(ゆる)やかに見えても、実際は極限まで緊張しているし、
一瞬一瞬の音の動きをすべて掴んで、空気でそれを賄(まかな)って
いるのです。

今年も残す所、後一日。
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