私の住む京都市では8月の気温で、猛暑日がなんと連続16日間、気象庁がこの夏を
「異常気象」と認めたのもうなずけます。喜寿を迎えたこの老体には酷な8月でした。
月が替わって9月になった途端、雨が降ったり夏日に届かない日も三日続き、朝の
ウオーキングも随分楽になりなりました。
道中道端の草花にも目を向ける心のゆとりがでて、今回は見過ごしやすい野草二つに
デジカメを向けて写したのを紹介します。
まず一つ目は「おしろいばな」(白粉花)です。
別名「夕化粧」とも言われているのですが、名の通り夕方から咲き始め早朝に閉じます。
午後4時ごろから開花することが多いこともあって、ついつい見過ごしてしまいます。
ラッパ型の小さな花をつけ、繁殖力旺盛で野生化し、つい最近までは街中でよく見かけ
たのですが雑草と同様に抜き取られてしまい、散歩道中見かけることが少なくなりました。
赤紫・ピンク・黄色・白色と花色も豊富、上の赤い花は平野神社で、下の写真は等持院の
近くの石垣に生えるのを写したものです。
次にもう一つの花、それは「露草」です。(月草)(ほたる草)ともいわれています。
道端や空き地などに生える1年草です。高さ20~50センチ、二つ折りの苞(ホウ)に
包まれた美しい青色の1cmの花をつけます。この野草も春のタンポポやスミレ草のように
人家近くで普通に見られた雑草の一種です。でも今はなかなかお目にかかれず残念です。
鮮やかな青色の花は、朝露が残っている頃はシャンと咲いていますが、強い日光が当たる
ようになるとしなびるので、見つけにくくなってる原因の一つかと思います。
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