草花探訪

季節の草花苗づくり

暑い夏が始まった

2016年07月27日 | 花の写真

梅雨が明ければ夏休み、このリズムは昔も今も変わりはありません。でも日本の夏は

年々暑くなっているように感じます。80歳なりたてのこの老人の記憶では、自分の子供

の頃は30度を超える日を”暑い”と言っていたと思うのですが。

今は30度越えは当たり前、35度を超える猛暑日に見舞われて、熱中症にならないように

自衛することに専念する毎日です。

それでも夏至を超えて日の出の時刻も5時過ぎ、夏の朝焼けの空を見ながら早朝の

ウオーキング開始です。一条通にある我が家の菩提寺へまずはお参りして。

     

その後北野の森を通過する5時半前、アブラゼミのジージーという鳴き声がしますが、

クマゼミのうるさい合唱は気温がもう少し気温が上がってからになります。

平野の森を超え立命館大お学舎に差し掛かる頃、シャシャシャと大音量の鳴き声が

始まります。

     

蝉しぐれのなか、同じ時間帯に同じようなウオーキング族に出会い挨拶を交わすのも

早朝散歩の楽しみです。竜安寺では歩きスマホ、ポケモン「GO]に夢中になりながら

歩いておられる方もおられたり。(写真写すのは遠慮しましたが)

    

竜安寺の池では、朝の光に目覚めたかのように睡蓮が葉の間から姿を見せ

てくれて散歩者を迎えてくれます。

私は緋鯉と睡蓮・アヒルと睡蓮を一緒に画面に収めようと工夫したのですが。

竜安寺の池をターンして帰路に就くのですが、お目当てのアサガオの花にははなかなか

お目にかかれません。ゴーヤのグリーンカーテンはところどころあるのですが。

白梅町近くの24時間営業の喫茶店に立ち寄り小休止しながら衣笠小学校の

校庭で始まるラジオ体操開始を待ちます。

昔はどこの小学校でも、神社やお寺の広場でもあちらこちらでよく見かけた風景です。

しかし、いまは少なくなり、ここのように小学生や大人たち合わせて約200人の大集団

がラジオ体操を行っているところは珍しいと思います。

以上、私の日課と私の散歩道で出会う夏休みの風物詩を写真で紹介しました。

 

最後にこの時期の花、ひまわりです。植物園の「ロシア」という品種が開花しました。

    

背丈約3m、群生した姿は圧巻ですが、本来は種子から食用油を取るるための

のもの、種子が入ると頭を垂れたような姿になり写真には不向きです。

下の写真は噴水と向日葵。

    

青空に凛と咲く咲き姿。

向日葵の名は花が太陽を追って回るということからきているのですが、茎の伸びが

止まるとつぼみや花は動くことないそうです。

下の二枚は同じ方向を向いて咲くひまわりの特徴を写してみた写真です。

 

 


80歳になりました

2016年07月20日 | 花の写真

今年の梅雨明けは私の傘寿の誕生日でした。うれしいことに多くの方からお祝いの

お言葉・メッセージを頂きました。この場をおかりしてお礼申し上げます。

この年齢になるとお祝いの言葉も品物もうれしいですが、忘れられていないこと、

そのことが非常にうれしいのです。

でも、80歳になったからと言って急に元気が出るわけでもなか、、特別際立った

変化は何もありません。平々凡々な日々を過ごしています。

変化があると言えば小・中・高の傘寿記念同期会や、かっての同僚たちからの

お祝い会で飲む機会が多くなったこと。

下の写真のように姿勢・風貌・しぐさ何から何までが「オジイサン」になってしまいました。

管理職を長年務めたため、現職時代には勤務校の地域の方々に大変お世話になり、

他方自分の子供の成長期には校区の方々にお世話になりっぱなしでした。

せめてその恩返しにと、今は校区の老人会の世話役を引き受けたり、毎朝の

「子ども見守り隊」活動に参加しています。はっきり言えることは活動に参加

していることが楽しいのです。「やっている」というよりも「やらせていただいている」

と言った方がよいでしょう。小さな小さなボランチィア活動に加わって楽しませて

もらっている80歳なりたての年寄です。

 

さて、近況報告です。先日(7月15日)、校区内の老人会から「歩こう会」で

花の寺として有名な「法金剛院」に出かけました。下の写真はその報告です。

市バスで妙心寺北門前まで行き、妙心寺内を南下しJR花園駅前に

ある「法金剛院」まで歩き、帰りは同じ道を戻るコース(徒歩約3㎞)。

88歳の方3人を含む20名の参加でした。

    

    

極楽に咲くといわれる蓮の花は、清楚でしかも可憐、見る人の心を

すがすがしくしてくれます。

私はもっぱら写真を撮ることに専念させてもらいました。

蓮の花の寿命はわずか4日と言われています。

まずは開花前のつぼみの写真から。

一日目、午前6時ごろから花弁が3~4㎝開きます。次のような状態が一日目

ではないかと思います。(半開きの状態)

    

    

二日目、早朝より咲き始め7~9時ごろにはほぼ満開となる。最も美しい時で

優しい香りがするそうです。私にはつぼみの形が残っている次の写真の姿が

一番魅力的なのでこれを二日目ととらえました。

三日目、最大に開き花托も姿を見せます。

四日目、7時ごろには完全に開き切り、昼過ぎには花弁が散り始める。

花姿を追いかけていた蝉とトンボに出会いました。

    

 

 

 

 


ヒヨドリ巣立つ頃の思い出

2016年07月13日 | 花の写真

身近な野鳥のヒヨドリが、私が見守り隊で立つすぐ近くの通学路に面した庭木の3mほど

の高さに巣をつくり幼鳥を育ています。

通学途中の子たちも気づいているので「そっと見守って、元気に巣立ちさせよう」と指導

しています。

下の写真のように立ち止まって見る子もいますが、声を潜めて話したりと驚かさないよう

にと、子供なりに心配りをしてくれています。

   

   

子どもたちが行き過ぎるまで親鳥はすぐ近くの大屋根に留まって心配そうに

子たちが通り過ぎるのを見つめています。

一般的に野鳥は人の気配から遠ざかって巣をつくり雛を育てるのですが、

このヒヨドリは珍しく人家の庭木や街路樹に営巣する習性があり、誰もが少し

注意深く観察すると見つけられるでしょう。実は私には忘れられない思い出が

ある野鳥です。

 

現職時代、30年以上前のこと、教師経験を積んできた私ですが最も生徒指導上

の諸問題(授業エスケープと授業妨害、器物破損に対教師反抗暴力等)で悪戦

苦闘していた頃のことです。

当時、生徒にみどりの環境と憩いの場を用意しようと、校舎と校舎の空間に

数本の樹木を植えてベンチを置着ました。でも目論見とは逆にそこが授業を

エスケープ生徒達のたまり場になりその指導に手を焼いていました。

梅雨入りの頃のある日、この憩いの空間の中、手を延ばせば届くほどの高さの

樹木の茂でヒヨドリが抱卵している事に教師たちは気づき、教師反抗を繰り返す

生徒集団のことだから何をするかわからないと更に心配の種ができました。

ところが梅雨の雨降りが続いたこともあってなのでしょうか、憩いの場に生徒たちが

近寄らなくなり、それが梅雨明けの頃まで続き、無事に幼鳥は巣立っていきました。

後日、ボス格の生徒に「ヒヨドリの巣」のことを聞いてみると、生徒たちは教師より

早く気付いていて、生徒同士近寄らないように申し合わせをしていたのだと教え

てくれました。

ただこれだけのことですが、生徒の心がすさんでいると教師は思い込んでいた、

その生徒たちは、じつは心の優しさを失わずにいたのです。そのことに気づかされて、

教師たちは謙虚に反省し、学校づくりにさらに励むようになったという、思い出深い鳥

なのです。

 

本題の季節の花とはかけ離れたことを長々と書いてしまいました。

今週は梅雨明けの前兆のような雨降りが続きました。雨に濡れた葉や花を写し

て見ましたのでそれを紹介します。

まず「雨露を葉」の写真です。レンズの性能からこれで精いっぱいです。

次はこの時期に咲く花、ムクゲと百合の雨露に濡れた様子です。

百合は平野神社の桜苑で咲いていたものです。白色の花はカサブランカという事

はわかるのですが。

蛇足気味ですが、最後に雨に濡れた蓮。


暦をめくれば連続の猛暑日

2016年07月06日 | 花の写真

言いたくないのですがつい口にする言葉が二つあります。

一つは7月の声とともに訪れた”猛暑日”に「アツイ!」と。なんと京都市の5日の最高

気温37,0度が日本一だとか。7月早々からこの暑さの連続には言わないでおこうと

思ってもつい「アツイ!」と。

もう一つは「フガイナイ!」です。ダメトラのことはブログには今後一切書きません。

これが最後です。あまりにも不甲斐ない戦いぶりの連続に頭に来ています。

 

さて、今週の老人会報告です。

この猛暑日の中、4日(月)に行われた京都市老蓮主催の「山科疎水~日向大神宮までの

ウオーキング」(所要時間約2時間半、約7㎞)に学区老人会メンバー10名と参加してきました。

ちなみに上労連からは約100名、全市からは今回も700人を超える参加者の歩こう会でした。

前半は木々のトンネルをくぐるように日陰の平坦な疎水べりの道を歩き、全市からの参加者

約700人は一人の落伍者もなく、隊列を乱すことも落伍する人もありませんでした。

しかし、後半は急な登り道や道幅の狭い木の根道の連続で体力を消耗する人が続出し、

中には熱中症のため動くことができず、ついには救急隊を要請する事態でひと騒動でした。

狭い登りの途中ですから救助に大変なご苦労をおかけしたようです。

今回の計画担当は山科区老人会ですが、色々と反省すべきことがありました。

 

翔鸞学区から参加した10人は、出発時に水分補給の準備を点検させてもらい、

道中は全員こまめに水分補給をして対処してくださり、元気に下山しました。

 

次の話題は季節の花についてです。

まずは地方紙に珍しい花「ブイクナカラカラ」(カタツムリのような花)と「衣笠茸」

の記事を見つけ府立植物園へ出かけてきました。

アジサイ園の大賀蓮(2千年の眠り醒めた古代蓮)が見頃と紹介されていましたが

どの花のことかわからず、赤と白のきれいな花を写してきました。

植物園にはもう一か所蓮池があります。巨椋斑(朱の斑いり)の蓮が開花していると

聞いたのですがどの花なのかわかりませんでした。池全体の蓮は今が見頃です。

塩辛トンボが飛び回っていました。つぼみに留まった所をパチリ。

最後に、明日は七夕祭り、北野天満宮では境内はもちろん紙屋川の辺も笹飾り

できれいです。是非身に来てください。