草花探訪

季節の草花苗づくり

北野のもみじ見頃

2013年11月27日 | 花の写真

新聞の見出し風に書けば「晩秋 染まる北野のもみじ苑」となるのでしょう。

今週は12月も近づき冬の足音が聞こえる11月23日、北野天満宮のもみじの様子を写真に写し

てきましたので紹介します。

ここのもみじの見どころポイントは、私の好みで大きく分けると三か所、「本殿を取り囲むもみじ」

(無料)、「史跡御土居のもみじ」「紙屋川沿いのもみじ」(有料)だと思います。

まず、本殿周囲のもみじですが、ここに至るには二つのコースがあります。

参道横の「右近の馬場跡」の落ち葉を踏みしめ欅や椋の林を抜けて、楼門をくぐって本殿右側へ。

    

もう一つは花街上七軒通りを通って東門へ。亀社、名月舎から本殿北側へ。

     

本殿北側~西側へ歩を進めると紅葉真っ盛りです。 

   

     

次に600円の入苑料を払って「お土居」へ。このお土居は豊臣秀吉が1591年に、戦乱で荒廃

した都の治安と加茂川の洪水から守るため築いた土塁で、現存するのはこの北野天満宮西側

のほか数か所という貴重な史跡です。 モミジ越しに見える本殿(国宝)は写真の好ポイントです。

   

    

お土居を下ると紙屋川が流れていて、その流れをもみじが覆う様子も写真撮影のポイントです。

    

   

紙屋川の谷間からお土居を見上げると”見上げれば錦”で、川の流れの音と、ひんやりとした風に

体を包まれ、しばらく時の流れが止まったような感覚を覚えます。

   

再びお土居の上に上がり、休憩所でお茶とお菓子の接待を受けながら休憩。

出かけたのが”イイフウフ”(11月22日)の翌日、見かけだけはイイフウフぶって私たちの

ツーショットで終わりです。

   

  

 

    

 

 

 


竜安寺・等持院の紅葉

2013年11月20日 | 花の写真

今回は私のウオーキングコースにある竜安寺・等持院のもみじを紹介します。

地域の老人会が主催する年数回の「歩こう会」のお世話を私がしている関係で、歩きなれた

コースをご案内したというわけです。

参加者は21人、そのほとんどが後期高齢者で最高年齢86歳、というわけでスタートはバス停

「立命大学前」、きぬかけの路の坂道を約500m進むと竜安寺山門に到着です。山門を入る

とすぐ左側に鏡容池、そこで全員の記念撮影、紅葉は色づき始めといったところです。

有名な「石庭」に向かっての参道は黄・赤・緑のグラゼーショウがきれいでした。

石庭から見えるもみじ葉まだ紅葉が始まったばかりでした。石庭を鑑賞後は鏡容池の

周りを各自のペースで散策。

            

約1時間後にいったん解散、あとは自由行動として私たちは等持院へ。

ここは拝観料を払わずに外からもみじを鑑賞。衣笠山を背景にして墓地に建立

されてある牧野省三氏の石像、庫裡の前に植わるもみじも色づき、きれいでした。

等持院から白梅町へ足を進め、喫茶店で一服後北野天満宮前まで歩いて解散、

約2時間半のウオーキングでした。

(この場を借りて花苗づくりの中間報告、失敗報告をしておきます)

11月20日現在、パンジーもクリサンセマムも上の写真のようにまだ開花までにほど

遠い育成状況です。数もパンジーが約150ポット、クリサンセマムが約100ポットと

例年の半数です。これでも9月中旬に蒔いたのがやっとここまで育ったのですが。

原因は今夏の猛暑です。パンジーなどを11月下旬に開花させるためには9月早々

までに播種しなければなりません。

播種した種が発芽するためには発芽適温がありこれらは20度前後ですから、今夏の

ように9月中旬まで猛暑日が続くと、発芽させるのが困難だったのです。

今回は苗づくり失敗です。今の苗は12月中旬ごろに開花するでしょう。

いつも楽しみに待ってくださる幼稚園・保育園・小学校さん、ごめんなさい。

 

 


北野のもみじ色づき始める

2013年11月13日 | 花の写真

あるTVの天気予報の映像に「真夏日から一か月で冬の到来」とありました。

確か京都も体育の日前後は連日30度を越えていて、半そでで過ごしていた記憶があります。

それが、昨日(11月12日)の最高気温11.8度、最低気温はなんと5.8度でした。

朝、見守り隊活動中、元気に挨拶する小学生のはく息もかすかに白く、晩秋を飛び越えて初冬

の風景をここからも肌で感じていました。

そのような中、北野のもみじの色づき状況を写してきましたので紹介します。有料拝観受付所

には「色づき二分」とおありましたが、私の率直な感想はようやく「色づき始めた」というところ。

まずは境内のもみじの様子から、もちろん拝観料はいりません。

     

   

次に有料の「お土居のもみじ」の様子です。

   

上の二枚は紙屋川を挟んでのもみじの様子です。このように少し赤くなってます。

        

お土居の上に「梅交庵」という茶室とその横に紙屋川を見下ろす展望台がありますがその付近の

もみじは「あおもみじ」です。

   

お土居から「国宝本殿」がもみじ越しに見られ、そこを下って紙屋川に出ると「鶯橋」に出ます。

色づけばともに写真撮影の絶好のスポットですがまだ青葉のままです。

  

ところどころに色づき始めた木がありますし、これを撮影した日が昨日(12日)ですので、日一日と

紅葉が進むはずですからこれ、からがお楽しみいただけると思います。

 

 


北野のもみじ色づき始める

2013年11月13日 | 花の写真

あるTVの天気予報の映像に「真夏日から一か月で冬の到来」とありました。

確か京都も体育の日前後は連日30度を越えていて、半そでで過ごしていた記憶があります。

それが、昨日(11月12日)の最高気温11.8度、最低気温はなんと5.8度でした。

朝、見守り隊活動中、元気に挨拶する小学生のはく息もかすかに白く、晩秋を飛び越えて初冬

の風景をここからも肌で感じていました。

そのような中、北野のもみじの色づき状況を写してきましたので紹介します。有料拝観受付所

には「色づき二分」とおありましたが、私の率直な感想はようやく「色づき始めた」というところ。

まずは境内のもみじの様子から、もちろん拝観料はいりません。

     

   

次に有料の「お土居のもみじ」の様子です。

   

上の二枚は紙屋川を挟んでのもみじの様子です。このように少し赤くなってます。

        

お土居の上に「梅交庵」という茶室とその横に紙屋川を見下ろす展望台がありますがその付近の

もみじは「あおもみじ」です。

   

お土居から「国宝本殿」がもみじ越しに見られ、そこを下って紙屋川に出ると「鶯橋」に出ます。

色づけばともに写真撮影の絶好のスポットですがまだ青葉のままです。

  

ところどころに色づき始めた木がありますし、これを撮影した日が昨日(12日)ですので、日一日と

紅葉が進むはずですからこれ、からがお楽しみいただけると思います。

 

 


赤(紅葉)より一歩先に黄(銀杏)が

2013年11月06日 | 花の写真

一昨日の4日、近畿で「木枯し1号」が吹いたと気象庁の発表がありました。

秋から冬にかけて西高東低の冬型の気圧配置と最大風速8メートル以上の北寄りの風が

最初に吹いた日を「木枯し一号」というのだそうです。

つい数日前の10月下旬、やっと秋らしくなってきたとホット一息ついた矢先に、もう冬の足音

が迫ってきたわけで、これから「秋の深まりを感じる」という優雅さが乏しいのかも?

確かに木々の色づきは日々進んでいるようで、広葉落葉樹の林は赤・黄・緑が混然一体と

なって早朝散歩の私を楽しませてくれます。

「紅葉」といえばカエデの赤が代表ですが、モミジより一歩先に色づくのがイチョウです。

私の西へ向かう約2㎞の散歩道の途中に、北野神社・平野神社・小松原児童公園・立命館大

の4か所で黄葉を楽しめます。まずは北野の銀杏ですがもみじと一緒に少し色づき始めています。

    

次は平野の銀杏の古木です。ほんの少し黄緑がかってますが写真では表せてません。

  

平野神社から西へ約500mの所にある児童公園の銀杏は見事に色づいてます。

     

さらに西へ約500m、立命大学舎の南側の塀に沿って植えられている銀杏もきれいに。

    

黄色の植物といえば晩秋のこの時期、ひっそりと木陰などで咲く花に「つわぶき」があります。

   

「艶葉蕗」と書き、葉の表面には光沢があり、日陰でもよく育つので日本庭園の石組みや木の根元に

植えられることが多く、北野では紅葉苑入り口付近、群植されているのが見たい方は洛星高校の

庭園へ。

さらに黄色の植物を二つ、菊の大輪は本殿前に、黄色く色づいた鈴なりのかりんの実は観音寺に。