草花探訪

季節の草花苗づくり

猛暑到来です

2019年07月31日 | 花の写真

梅雨明けと同時に京都市内では連日最高気温35度越えの猛暑日の連続、この暑さが

8月中旬過ぎまで続くと聞いてはうんざりとし、ひそかに応援する「ダメトラ」が

不甲斐ない戦いをして負け(借金)が増える昨今、余計に疲れが募りうんざりして

います。

 

この暑さを乗り切るために気象庁は「こまめな水分補給・エアコンのフル活用・

不要不急の外出はしない」の三点を守るようにと呼びかけています。

80歳越えの私たち老夫婦は忠実に守るように心がけ、食料品や日用雑貨の買い

出しは私が一手に引き受けて、近くのスパーへ自転車で一走りしています。

ということで趣味の「季節の花を写しに出歩く」こともしばらくは中止です。

 

ただし日課の早朝ウオークだけは無理をしない程度に続けようと、隔日ですが5時

スタートで約1時間歩いていますので簡単に紹介します。

自宅を出てすぐに今出川通りを一条通まで下がりお寺に参拝します。

そのころ夜明けです。今は百日紅(サルスベリ)が咲き続けています。

 

歩みを再び北へ向けて北野天満宮の参道へ、石畳を踏みしめて中門をくぐり

本殿前の三光門へ、5時半ごろ到着です。

このころ、夜が明けるのを待ちかねたようにまずはアブラゼミがジイジイと

鳴き始め気温が高ければすぐにクマゼミの大合唱が始まります。

(写真はアブラゼミです。透明な羽のクマゼミはカメラに写し難いので)

参道から本殿前までの石畳沿いに旧暦の七夕祭の笹飾りが迎えてくれます。

手洗い口漱ぎを済ませて本殿参拝後、休まずに平野神社へ向かいます。

(なお、昼間は本殿前の広場一面に塩漬けした梅が干されます。これも真夏の

風物詩です)

平野神社までは約10分間の道のりですっかり夜が明けています。。

     

桜苑の中に誰が植えられたのか朝顔の株がいくつか咲いていてそれを見るのも

楽しみです。

小休憩を済ませ平野神社を5時40分ごろ出発し白梅町経由で天満宮前経由で

自宅にに戻ってくるのがちょうど6時ごろです。

総計50分間、約5千歩のウオーキングです。

我が家の小さな庭の花木や草花に水をやったりしいて、そして我が家の朝食

の準備(果物や簡単なサラダ)、自分用のコーヒーを入れて飲みながら朝刊に

目を通して一息入れて私の朝の日課は終了です。

 

(夏休みの風物詩といえば「早起きラジオ体操」です。ウオークの帰路途中

通るの衣笠小学校では7時から早起きラジオ体操が行われていましすので、

元体育教師の私はそおっと見学してきました)

来週は植物園の朝顔展の様子を紹介する予定です。


梅雨明けを待つ

2019年07月24日 | 花の写真

京都市内の梅雨明けは今日(24日)のようです。

この日から子供が待ち詫びていた夏休みがスタートしました。

83歳の超高齢者の私、今更夏休みでもないのですが不思議に心がときめきます。

 

私の子供のころから現職時代が終わる時まで、一貫して一学期の終業式は7月20日

でした。

梅雨が明けると軌を一にしたように夏休みがやってきて8月31日まで続きました。

それが現在は、7月24日に始まり8月の下旬の最後の週には2学期が始まります。

エアコンが完備されたり学習環境が改善されたことが主要因のようですが年寄りの

私にはピント来ません。

聞くところによると夏休みに入っても「自主学習日「プールの日」等があって

7月末までは登校する予定がびっしりと詰まっているとか。

そのあおりお受けてプール開放の日数も少ないようで、体育教師だった私は

残念でなりません。

 

私の昔の夏休みの記憶では、夏休み当初は絵にかいたような青空が続き、時々

夕立に見舞われたりして暑さもしのぎやすかったように思います。

せみ時雨はアブラゼミのジイジイという鳴き声が主流でした。

クマゼミは珍しく、捕獲すれば子供仲間ではちょっとした自慢でした。

でも虫取りの主流は夜明け前から衣笠山付近や原谷に出かけ、カブトムシや

クワガタムシを捕獲することでした。

沢山取れたり珍しい虫が取れると買い取ってくれる業者のおじさんところに

持っていき、ちょっとした小遣い稼ぎをして、そのkお金を母に渡して

喜んでもらったこともありました。懐かしい思い出です。

 

さて、この辺りで今週の花について書くことにします。

ぐずついた梅雨空の少しの晴れ間を縫って京都府立植物園に出かけました。

北門を入ったところの女性ブロンズ像の前のサルビアがきれいでしたので。

噴水の周りには赤色のカンナがきれいでした。

お目当てのヒマワリです。

韓国の国花ムクゲです。

ムクゲの花は目立った派手やかさや美しさは乏しいように思います。

でも、乾燥に強く少々の荒れ地でも苦にせず、初夏から晩秋まで長期間

次から次へと蕾をつけ咲き続ける花木です。

日本でも庭や公園の花木として重宝されています。

 

 


梅雨明けを待つ

2019年07月17日 | 花の写真

明日18日は私の83歳の誕生日です。よくもここまで生きられたものだと、自分で

自分をほめてやりたい気持ちでいます。

ご覧のように風貌は老人そのもの、年齢と体重だけが年々増え続けていきます。

 

振り返れば56歳の時でした。

悪性リンパ腫を患って、無菌室生活をして「末梢血幹細胞移植」という命を懸けた

大治療を受けたのは。

その時は自分の人生に幕を引くのがあとわずかかもと、不思議に落ち着いて覚悟を

決め腹をくくったことを思い出しています。

幸運にも特効薬と治療の進歩があって、それに家族の支え、友人知人の励ましが

あったおかげで今の自分がいるのだと。心から感謝しています。

 

近い将来「人生100歳時代」が訪れます。一度はあきらめた人生をここまで

生き延びたのだから、私は後しばらくは時代の波に乗り遅れないようにしようかと、

厚かましくもそう思う83歳の老人です。

 

さて、私は今、地域の老人会の「歩こう会」のお世話を担当しています。

先日(12日)に妙心寺の塔頭の一つ「退蔵院」と、蓮の花の名所花園の

法金剛院を訪れましたので近況報告を兼ねて写真報告します。

白梅町を出発妙心寺境内を北から南へ南下。途中きゅけいを兼ねて退蔵院庭園を

見学。

今回の歩こう会のメイーンの目的は法金剛院の蓮の花鑑賞です。

退蔵院で休憩ののちメイーンの花園法金剛院へ。

約1時間20分、通算6000歩のウオーキングでした。

蓮の花は前回、前々回にも投稿しましたので今回は蓮以外の夏らしいものの

写真をいくつか紹介します。

 

今日17日は祇園祭当日です。

祇園祭にちなんだ花といえば「ヒオウギ」、植物園を訪れて探してみましたが

残念ながらまだ開花していませんでした。

というわけで昨年の写真を掲載します。

     

この花は「悪霊払いの催事などに用いられることから”厄除けの花”として

祇園祭には欠かせない植物であり、生け花として飾られる風習がある」と

植物園では解説されています。

 

 


法金剛院の蓮

2019年07月10日 | 花の写真

梅雨明け前のすっきりとしない空模様、降るなら降る、晴れるなら晴れると

はっきりせよと言いたくなるような空模様が続きます。

それに輪をかけたような阪神タイガースの戦いぶりにイライラ感が募ります。

前半最終戦を残した今朝(7月10日)現在、39勝40敗と負け数1の戦績です。

はるかかなたを独走している首位巨人には8・5ゲーム差もつけられ、もはや

今季の優勝は絶望的です。

イライラするのは戦績以上にその戦いぶりの中身です。

肝心な時に小中学生の草野球でもあまりみないような凡ミス・ヘッドが簡単に

許されていることです。

セリーグでの前節までのエラー数、最も少ない中日の27個に対し阪神は2・6倍

の71個です。これではいくら投手陣が頑張っても勝てません。

野手陣の奮起を望みます。

 

ぼやくのはこれぐらいにしておきます。

季節の花を求めて法金剛院に出かけましたのでその報告です。

途中妙心寺南門に次のような張り紙を見つけました。由緒あるお寺は書くことも

違うなと。

蓮の花は泥沼に育ち、そこから清浄な花を咲かせることから、インドでは

古来より最も神聖な花と尊ばれ、インドの国花です。

日本では「泥沼が五濁悪世の我々衆生の姿、そこにすっと咲く清らかな

ハスの花は仏様から頂いた信心の花、すなわち阿弥陀仏に救われた姿」と

仏教と蓮との深いかかわりを説いています。(ネット検索より)

京都市内の蓮の花の名所の一つ法金剛院では開花し始めており、多くの

鑑蓮客がカメラを向けていました。

本堂の前には数多くの「かめ」にいろいろな品種の蓮が咲き始めていました。

私には花弁色の違い、白色とか薄桃色との区別月できる程度,開花目前の蕾、

開花始め、最大に開花、散り際ぐらいの違いしか分かりませんでした。

周囲百メートルほどの池には数輪開花している程度で、訪れるのが少し

早かったように感じました。

白色の蓮の花を写してみました。

 

ピンク色の蓮は少ないでした。


苦労を共にした友

2019年07月03日 | 花の写真

先日(6月28日)、教育委員会生徒指導課のOBと現職の懇親会があり、

「同じ釜の飯を食った仲間」と久しぶりに再会しました。

懐かしさがあふれ、苦労話に時を忘れてしゃべりあいました。

今回はその報告から始めます。

下の写真はかっての{ヒガシ}の仲間大村先生・丸岡先生と3人で。

1983年4月(47歳の時)、それまで9年間、学校現場を離れて教育委員会事務局

指導主事として勤務していた私は、突然教頭職で学校現場復帰を命じられました。

勿論教頭職も初体験、しかも新設開校の学校の教頭でした。ほとんどの教職員と

初対面、地域との交流も全くありません。何もかもわからんままの見知らぬところ

での出発でした。

さらに困難な状態に輪をかけたように生徒は二校からの寄せ集めの集団、教職員

もまた同じで市内からの寄せ集めでした。

その時、私の片腕となって頑張ってくれたのが1歳下の大村先生でした。

写真の私の後ろに立つのはその時の新規採用教員(社会科担当)丸岡教諭です。

この二人がいなかったら、あの当時の混乱した状態は克服できなかっただろうと

思います。心から感謝しお礼を述べて杯を酌み交わしました。

勤務年代はすれ違って一緒に勤務できていませんが、かっての仲間の一人として

元副市長藤田裕之氏(現京都市国際交流会館館長)もご参加くださり親しく

歓談させてもらったのも大きな収穫でした。

 

残念なこともありました。毎回会の冒頭に会員の物故者に黙とうをささげる

ことが通例になっていますがこの1年間で親しくお世話になった先輩の訃報

を知りました。

 

さて、7月に入ってから西日本の各地で梅雨とは思えない豪雨が続きます。

空模様を見ながら季節の花の写真を写しに出かけましたので紹介して文月

第1号を閉じることにします。(7月1日植物園で写した蓮です)

アジサイ園の蓮は「大賀蓮」です。植物学者大賀博士が2000年まえの蓮の種

を目覚めさせたものです。

薄ピンク色の花がきれいに咲き始めていますがおすすめの時間帯は午前です。

雨上がりの濡れた花を狙ったのですがうまく映せませんでした。

葉にとどまった水滴の集まりを。

シオカラトンボとイトトンボがいました。

 

次週は法金剛院の蓮を紹介する予定です。