草花探訪

季節の草花苗づくり

勝利して乾杯を願っていたのに残念!

2014年06月25日 | 花の写真

コロンビアに1-4のスコアー、完敗で惨敗でした。

いつもの早朝散歩の時間、私は午前5時にはTVの前に座って観戦していました。

後半1-2になった所でゲン担ぎに寺社参拝にスタートして祈願したのですが駄目でした。

日本は必ず決勝トーナメントへ進出すると信じ、その時のためにウオーキングの道々で出会う

花の中から、白色の花の写真を写して用意していたのです。

  

花街上七軒にある西芳寺に咲く「ムクゲ」「カサブランカ」です。5時半ごろの撮影です。下の2枚

   

は洛星中高グランド横の低木生垣の「クチナシ」と竜安寺近くの寺院に咲く「夏椿」です。

次の4枚は竜安寺の池に咲く「睡蓮」と「蓮」です。

   

   

繰り返しになりますがますが白星を祝って白色の花を用意していたのに残念です。

しかもあのように完膚なきまでの敗北、心はブルーです。

でも、W杯のニュースの中で唯一心を明るくしてくれた事があります。サポーターが応援に使った

ブルーのごみ袋を利用しゴミ拾いをしていたこと、このファインプレーが世界中で脚光を浴びている

ことです。素晴らしいことです、日本人としての誇りを感じます。ここで今回は終わりなのですが。

このイイ話に誘われて私の現役時代の仕事(教師)中の出来事を一つ紹介させてください。

二十数年前、器物破損や喫煙を繰り返し、指導する教師に暴力をふるって教師の手を焼かせていた

十数名の生徒がきまって集まる場所がありました。

そこは坪庭のような植え込みとベンチがあり生徒が休み時間憩いの場所とし利用できる空間です。

そこに授業中エスケープして集まっていた生徒たちが、急にばったりと集まらなくなり、不思議に思って

観察すると植え込みの木にムクドリが巣を作り抱卵しているのに気付きました。

生徒がいたずらしなければよいのにと思いつつ、直接生徒に知らせると藪蛇になりかねないと、そっと

見守っていました。梅雨明け近いころ無事巣立ったので、ボス的な子に聞いてみると「知っていたから

近づかなかった」と。エスケープや教師反抗は相変わらず続いていましたが小鳥は守っていたのです。

私はっ梅雨の頃になるとこのことを思い出します。

   

最後に、上の写真は20日(金)「生徒指導関係の現役指導主事・OBの集い」があり、門川市長

が祝辞をくださり、会長の私も挨拶。生徒指導との縁を今も引きずっていますが 。 

 

 


梅雨に咲く花パート2

2014年06月18日 | 花の写真

世はワールドカップ一色、サムライブルーの名の青色が脚光を浴びています。

「次こそは勝つ!勝ってほしい」と願いながら、早朝ウオーキングでブルー系統の花を探し

ながら日課の散歩続行中です。

北野界隈から竜安寺までの道中、青色の花を探していると、皮肉なもので白色の花、夏椿・

クチナシ・睡蓮が目に入り、青色の花は「紫陽花」のほかは見当たりません。

      

紫陽花は「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」の二つのタイプがありますが、上の2枚はガクアジサイ

で北野から平野にかけて民家の庭先に咲くのを写させてもらいました。

   

このホンアジサイの写真2枚は桜谷文庫の庭先に咲いているのを写したものです。

紫陽花と言えば青色の鞠型を連想するのに、いざ青色のアジサイを探して見ると、どこでもお目

にかかれるこの花も、最もポピュラーな青色の花が少ないことです。

カラフルな赤・赤紫・桃・白色の花とか、ガクアジサイであれば蝶が舞うような部分の変化が多彩

な花、しかも青色以外の品種がやたらと目につくのです。

そもそも紫陽花は日本が原産地です。なぜか日本で目立たなかったこの花が、中国をへて

ヨーロッパに伝わり「東洋の花」と脚光を浴びたのち、逆輸入し日本に入って人気が出た花だ

そうです。

梅雨時の青色の花と言えば花菖蒲も忘れられません。下の2枚の花は「花菖蒲」と「杜若」です。

   

左が花菖蒲です。簡単な見分け方は花弁の付け根のあたりの「目方」の色が黄色です。

もちろん咲く時期が梅雨時であること(杜若は5月中旬)、杜若は青色だけですが花菖蒲は色も

花形も多種多様です。

青色の花の紹介の最後は「ツユクサ」別名「ホタルクサ」です。朝咲いた花が昼にはしぼむことが

朝露を連想させ「露草」と名をつけられたとの説もあります。

   

かっては道端や空地などどこでも見かけた野草です。現在は生え育つ場所もなくなり雑草として排除

されてきたこともあって、私の1時間余りの散歩道中ほとんど見かけません。スミレタンポポと同様に

よく見れば個性のある美しい花なのに、残念でなりません。

私が子供の頃、北野天満宮沿いを流れる紙屋川には蛍が飛び交っていました、とらえて虫かごに

入れる時このツユクサも一緒に入れた思い出の草花です。だから、側溝などで遠慮がちに咲く姿を

見ると余計に引き付けられるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 


梅雨時に咲く花パート1

2014年06月11日 | 花の写真

先日の地方紙の見出しに”ハナショウブ輝きを増す”とありました。四季の区別がはっきり

しているわが国では、季節の移り変わりを花で感じ楽しむ国民性があることを示しています。

梅雨時の花の代表といえば花菖蒲・紫陽花・睡蓮・蓮と多彩ですが、私がまず取り上げるのは

あまり名も知られていない、目立たない草花です。

長年教師生活を続けてきた私にとっては、時には戒めとなり、時には教育の原点に立ち返らせ

るきっかけになった花たちなのです。

今回はFB仲間の山田さんのムラサキカタバミ」の写真投稿にヒントをもらいました。

     

春の野草タンポポ・レンゲ・スミレのように、唱歌にうたわれるような存在とは異なり、カタバミを

始め初夏に咲く野草は地味でつい見過ごされがちです。

このカタバミは昼花開き夜閉じるという習性があるところもタンポポと同じなのに。子どもの頃、

大きく育った葉を選びからませて引っ張りあって遊んだ思い出の花です。

次はドクダミです。

  

日陰の空き地に生え広がり独特のにおいを放つこともあって、邪魔な雑草扱いを受けてきました。

よく見ると白い花穂はかわいさがありますし、葉を乾燥させてお茶として利用すると健康に良い

事から脚光浴びて、上右の写真のように最近では大切に育てているところもあります。

目立たないが小さくてかわいい花としてユキノシタも見逃せません。 紙屋川の護岸に密集して

咲いてますが、その存在に気づいてる人がどれほどおられることか。

   

このほかに、あまり見向きされてない草花を二つ、アレチノギク・ヒルガオを紹介しておきます。

   

以上、私の早朝散歩道で出会う初夏の草花です。

次回は紫陽花・花菖蒲など華やかな花がありますのでつい取り上げるのを忘れそう花木二つを

紹介して終わりにします。

   

一重咲きのクチナシノハナは白梅町付近の低木街路樹で写したものです。強い芳香と邪悪な

物を追い払うといわれ庭木としても利用されています。私のような高齢者には渡哲也さんの

「くちなしの花」(演歌)を口ずさみたくなる郷愁を感じさせる花でもあります。

   

最後はキョウチクトウ(夾竹桃)です。これから盛夏をへて秋口まで、取り上げたい花木が多く

あり、一週間に一度のブログ定期便に積み忘れの可能性ありますのでここで紹介しておきます。

「広島市の花」です。原爆投下(1945-8-6)当時、草木が生えるまで数十年かかる言われた焦

土にこの夾竹桃はいち早くよみがえり、市民のみならず日本国民に勇気と元気を与えた「復興

の象徴」ということを言いたくて。

乾燥荒れ地でも育つためハイウエーなどどこでも見かけられる花ですが、時には足を止めて

眺めてほしいと思います。

の花

 

  

   

 

 

 

  

 


黄砂でかすむ

2014年06月04日 | 花の写真

梅雨入り間近の6月1日~3日の二泊三日、地域の老人会からバス1台に乗車して旅行を

してきました。今回はその報告です。

行き先は西伊豆土肥温泉(連泊)です。一日目は世界自然遺産登録中の美保の松原見物後

フェリーで土肥温泉へ。天気さえよければ富士山を背景にした景勝を満喫のはずが、黄砂に

よるスモッグで富士山はまったく見えません。

下の3枚の写真は本当なら背後に五合目まで雪をかぶった富士山が写っているはずなのですが。

   

  

翔鸞学区の老人会の会長を引き受けてしまいました私は、十数年ぶりの団体旅行引率責任者

の役が回ってきました。総勢38人ですが最高年齢87歳、私(77歳)より年配の方が半数以上、

杖持参者が約三分の一という構成です。学校勤務時代のやんちゃ・ツッパリを引率したのとは異

なったしんどさを経験しました。

二日目は伊豆半島の観光地黄金岬・堂ケ島・浄蓮の滝など見物、やはり黄砂スモッグのため

視界悪く残念。驚いたのは杖頼りの高齢者が全員浄蓮の滝壺近くまで下りられたこと、つまり

五百数十段の階段を上られたことです。

  

富士山の姿を眺めるのは最終日にと期待したのですが、三日目も下の写真2枚のように

ガス・ガス・ガス、乳白色の霧が流れるハイウエーを。

    

昨夜8時過ぎに帰宅、気苦労が多いためかそれとも加齢による体力のなさのためか、

ふがいないことにどっと疲れが出て、早朝ウオーキングも中止です。

育てている花苗(150ポット)とコンテナ栽培の夏野菜に水をやるのと7時40分~

8時30分までの見守り隊活動に参加するのが精いっぱいという情けなさです。