草花探訪

季節の草花苗づくり

穏やかな陽気の冬至

2016年12月21日 | 花の写真

今日21日は「冬至」、一年で一番日照時間が短い日です。新聞の気象欄を見ると日の出

が7時1分、日の入りは16時50分と。

朝5時過ぎにスタートし6時半前に終わる早朝ウオーク、数日前までの頬に痛い寒風も

収まり、漆黒の闇の中を歩き終わる頃、北野天満宮の梅が開花しているのを見つけました。

桜花のように蕾がパッと前開するのではなく、寒さの中で寒さと向き合うかのようにおずおず

と開き始めていました。そこがまた可愛いく感じます。

12月の開花は昨年一昨年に続いて三年目です。

 

私たち夫婦、そろって80歳の大台に届いたこの一年も間もなく終わろうとしています。

幸いなことに私も女房も大過なく元気(年齢相応)で過ごしてきました。それが第一で

最大の喜びです。

日々、風貌やちょっとした所作からもオジイ・オバアを強く感じていますが。

でも、そのことをお互い言葉にしません。それがささやかな気配りなのかもしれません。

「亭主(女房)元気で留守が良い」です。お互い好きな事・したい事(趣味・ボランチィア)を

てんでバラバラにしている老夫婦です。

でも教え子に健康の大切さを教えてきた体育教師ですから。

80歳まで実践してきたことを小さな誇りとして、来年もそうありたいと願っています。

例えどちらかが弱ってもいたわりあって暮らせるようにと。(下の天満宮で出会った

老夫婦のように)

    

 

最後に今年最後の花の写真(ポインセチィア)を紹介して終わりとします。

クリスマスにぴったりの植物、でも赤く色づいた部分は花ではありません。

撮影場所は京都府立植物園です。

苞(ホウ)と呼ばれる葉で、真ん中の黄色い部分が花です。メキシコ原産のこの植物は

キリスト圏ではクリスマスにキリストの血の色を飾る習慣があることから飾られるように。

次の3枚は原種に近い種類とのこと。

    

苞の色の違いと形の違いから。背景をぼかして被写体の苞を引き立てるように試みた

ですが。

例年暮れには長男夫婦と二人の孫といっよに温泉旅行します。次の水曜日出発

というわけで今年はこれで終わります。次回は年明けて子供たちが登校する頃から

に再開します。

 

 

 

 


事始めの頃

2016年12月14日 | 花の写真

昨日13日は「事始め」、お正月を迎える準備を始める日とされ、身の回りから年の瀬が近づき

つつあることを感じます。早いものでもう一年が過ぎようとしています。

今年を表す漢字が「金」と大きく墨書されたように、振り返ればリオオリンピックでの日本選手

の活躍やノーベル賞受賞等明るい話題が多い年でした。その一方で、障害のある方や子ども

お年寄りといった社会的に弱い立場にある人々が犠牲になることも多いでした。80歳の私も

弱者の一員、他人ごとではおられません。

幸い今は身体的にも経済的にも介助を必要としていませんがいずれは、、、。

 

さて、この一週間を振り返って写真でつづってみることにしました。

7・8日は千本釈迦堂での「大根炊き」、無病息災を祈る師走恒例の行事、釈迦が悟りを開いた

12月8日に合わせて行われていました。

境内に並んだ直径1mの大釜から湯気が立ち並ぶ様子を狙ってみました。そのためには一椀

1000円と持ち帰り用パッケージ代を払って近づいて写さないと。

写真写すためと動機は不純でしたが、今年一番の冷え込みも幸いして、湯気が立ちあがる様子

が写せました。

輪切りのお大根2切とおあげさん2分の1枚、これをお持ち帰り容器に入れて持ち帰り

昼ごはんに女房といただきました。

味がしっかりとしみこんでいておいしいというのが女房の感想でした。

報道陣にコメントを求められているところもパチリと。

 

学問の神様でしられる北野天満宮には、毎年事始めの前に楼門に大絵馬が飾られ

ます。扁額「文道太祖 風月本主」の下に三輪画伯の作品です。

参拝者が記念写真を写していましたのでその様子をパチリと。

初詣、御祈祷の受付やお守りの受け渡し、福梅の授受を手伝う巫女の研修も始まりました。

さっそく13日から福梅授受に登場。笑顔が素敵な巫女さんをパチリ。

昨年のこの時期には「早咲き種の梅」が開花していました。今年もつぼみが開くのを

待っていたのですが14日現在咲いていません。下の写真、蕾は膨らんでいるのですが。

というわけで今週の花の写真はありません。今頃になっての花苗の写真です。

以前、9月早々に種まきしたパンジー・ビオラ・クリサンセマムが、異常なほどの残暑の

ため発芽失敗と書きました。発芽はしたもののもやしのように徒長してしまったのです。

退職後から20年続けてきた花苗づくりもついに失敗かと落胆していました。

でもあきらめきれず、徒長した中でもましだと思うものを集めて根気よく育ててきたら、

写真のように約100ポットが11月末ごろから開花始め、ほぼ全部開花しました。

晩秋の温かさが味方してくれたようです。これから我が家の庭に植えてやります。

 

 


あっという間にもう師走

2016年12月07日 | 花の写真

シルバー川柳集に 「起きたけど 寝るまでとくに 用はなし」というがありました。

80歳の私はまったくこの通りで、日々目的のない一時間一時間の過ぎるのは遅く感じますが、

一日・一か月が過ぎるのは早く、今年ももう師走です。

今年の師走の入りは天候も穏やか、名残の紅葉は落ち葉まできれいで、ついついカメラを

向けてしまいます。

その一方、社会の出来事に目を向けると、穏やかさとは真逆、気になるニュースが次々と。

中でも、元中学校の教師であった私には、新潟市の小4の男児が、担任の40代教師から

名前に「菌」をつけて呼ばれ不登校になっているという、教師によるいじめ問題は腹が立ち、

情けなくてたまりません。市教委は「不用意で不適切な指導」とコメントしているが、現場指導

をもっとしっかり城と言いたい。

私は現職時代、若い先生方に「先生と呼ばれれた時から、先生は教育のプロ、素人の親に

笑われることだけはするな」と機会あるごとに言い続けてきました。

この40歳代の教師、経験も豊富、それなりの知識や技量を蓄積されてるはずなのに、

どうしてこんな人間性のかけたようなことをしてしまうのか。この教師だけでなく、他にもプロと

して恥ずかしい教師が多いことか。嘆かわしいく情けないです。

 

気を取り直して、師走第1週の出来事や花たちの写真を紹介します。

この時期、師走の風物詩としてまず最初に紹介するのは小学生の「耐寒訓練マラソン」

です。孫が通う校区の翔鸞小学校では鴨川の河川敷(北大路橋と出雲路橋間を周回)

で、各自の力に合わせて走ったり歩いたりします。

    

次に紹介するのは「餅つき大会」、ノロウイルス食中毒を懸念して全国いたるところで

取りやめになっているとTVで報道されている行事です。

    

餅は、飽食の時代の今日、いつでも手に入り食べられることや、食中毒の心配、

人手と手間がかかり、今どき餅つきではよろこばないだろうと、実施を敬遠され

がちですが。

でも、翔鸞では子どもたちのこの笑顔、何物にも代えgられない。地域の人の参加も500人

以上と。大盛況でした。

    

老人会も頑張っています。2日には翔鸞学区老人会主催の「歩こう会」、真如堂から

金戒光明寺へ行ってきました。杖を頼りにこの機会に頑張ろうという方、最高年齢90歳

の方を含め24名の参加でした。(写真は先に到着した元気な人達、前列中央が私)

5日は市老連主催の「歩こう会」、出町柳三角点出発、鴨川河川敷を七条大橋まで

約7㎞を、全市から400人余りが参加して三条大橋・四条大橋など観光客からの

声援を受けながら。

 

さて、次は花です。11月は紅葉ばかりを追いかけて紹介してきましたが、花たちも

存在を示していました。

平野神社では十月桜・皇帝ダリヤ・水仙が。咲き始めた十月はポツリポツリとつけていた

花も今は下の写真の通り満開です。

    

境内に咲ゐている一本だけの皇帝ダリヤ。

水仙が早くも数輪咲いていました。ビックリです。

    

北野天満宮にはツワブキ・山茶花・菊が。

    

境内にある早や咲くき種の梅の枝には、早くもつぼみが膨らみ始めているのもあり

次週には紹介できるかも?