今日21日は「冬至」、一年で一番日照時間が短い日です。新聞の気象欄を見ると日の出
が7時1分、日の入りは16時50分と。
朝5時過ぎにスタートし6時半前に終わる早朝ウオーク、数日前までの頬に痛い寒風も
収まり、漆黒の闇の中を歩き終わる頃、北野天満宮の梅が開花しているのを見つけました。
桜花のように蕾がパッと前開するのではなく、寒さの中で寒さと向き合うかのようにおずおず
と開き始めていました。そこがまた可愛いく感じます。
12月の開花は昨年一昨年に続いて三年目です。
私たち夫婦、そろって80歳の大台に届いたこの一年も間もなく終わろうとしています。
幸いなことに私も女房も大過なく元気(年齢相応)で過ごしてきました。それが第一で
最大の喜びです。
日々、風貌やちょっとした所作からもオジイ・オバアを強く感じていますが。
でも、そのことをお互い言葉にしません。それがささやかな気配りなのかもしれません。
「亭主(女房)元気で留守が良い」です。お互い好きな事・したい事(趣味・ボランチィア)を
てんでバラバラにしている老夫婦です。
でも教え子に健康の大切さを教えてきた体育教師ですから。
80歳まで実践してきたことを小さな誇りとして、来年もそうありたいと願っています。
例えどちらかが弱ってもいたわりあって暮らせるようにと。(下の天満宮で出会った
老夫婦のように)
最後に今年最後の花の写真(ポインセチィア)を紹介して終わりとします。
クリスマスにぴったりの植物、でも赤く色づいた部分は花ではありません。
撮影場所は京都府立植物園です。
苞(ホウ)と呼ばれる葉で、真ん中の黄色い部分が花です。メキシコ原産のこの植物は
キリスト圏ではクリスマスにキリストの血の色を飾る習慣があることから飾られるように。
次の3枚は原種に近い種類とのこと。
苞の色の違いと形の違いから。背景をぼかして被写体の苞を引き立てるように試みた
ですが。
例年暮れには長男夫婦と二人の孫といっよに温泉旅行します。次の水曜日出発
というわけで今年はこれで終わります。次回は年明けて子供たちが登校する頃から
に再開します。