(上京老人会の旅行に参加していましたので一日遅れの定期便です)
振り返るとこの一週間は私ごとで多忙、めまぐるしい一週間でしたがよいことが2つ
ありました。
先週も取り上げたナデシコジャパンの快勝、私の念願のアカ(銅)いメダルへ一歩前進
したことがその一つ目です。
そして、いつもいつも期待を裏切るダメトラ?が、他球団がこけてるおかげで首位に。
願わくは「三日天下」でよいので少しだけ首位の座にあってほしい。
さて、今週の花は早朝に咲き夕には落下するという「一日花」です。先週、夏には白色の
花が似合うといくつかの花の写真と一緒に紹介した花です。
さっそくそれをご覧になって、私の尊敬する、教師としての大師匠であり恩人の方から、
ご自宅の庭に落ちてる夏椿の花の数を奥様と数えた思い出のコメントを頂きました。
花の名前は「夏椿」、時を一にして京都新聞に「東林院 沙羅 落花はかなく」との見出し
で紹介されているのを読んで出かけてきました。
訪れた日(20日)の前日が雨ということもあって落花の数多く庭園の苔の緑色に
映え、白い花の風情を楽しんできました。咲いている花姿より落ちた花の方が
美しい、不思議な花です。
週末ということもあって花を愛でる来訪者も多く、住職さんの説明を数列になって
拝聴、ざっと数えて200人余りの混雑、お抹茶・茶菓(1600円)のお接待も順番
待ちでした。
花は5枚の花弁で一重咲き、木全体が一気に咲くのでなく、少しずつ次から次へ
咲き続けます。古からはかなさの象徴とされ「沙羅双樹の花」と親しまれ、「平家
物語」の”祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、生者
必衰の理を顕わす”(抜粋です)はあまりにも有名。
よく似た花に「木槿」(ムクゲ)がありますので合わせて少し紹介しておきます。
人の世ははかないの意を表す格言に「槿花(キンカ)一朝の夢」というのが
ありますが、本当は木槿の花は朝花が開き夕方しぼんでまた翌朝開くのを
2~3日繰り返すのだそうです。
写真でもわかるようにつぼみをいっぱいつけ6月末から秋の終わりまで咲き
続けること、乾燥・荒れ地など厳しい条件を耐えて咲き続けるところから、韓国
では国の繁栄を象徴する花として「国花」になっていることは有名。
白色花弁一重花で中心が赤い底紅種は千利休の孫、千宗旦ご好んだことから
「宗旦木槿」と呼ばれ、日本では夏のお茶事の生花として飾られるととか。
(本の受け売り)私の散歩コースでは見当たらないので上の写真で代用。
終わりに、花とは関係ないですが私の近況写真を。
教育委員会の生徒指導関係のOB・現役の会の「会長」、年に一度の総会懇親会
であいさつしているところ。間もなく79歳、でももっともっと老けた老人でしょう。
写真を見て我ながらガッカリ!
下の写真は、私の38歳の時の教え子、現職で教えた最後の教え子とのツーショット、
それからあとは教育委員会勤めや中学校の管理職で担任・教科指導から外れていました。
彼は50半ばで某市中学校長です。