草花探訪

季節の草花苗づくり

初秋の気配

2014年08月27日 | 花の写真

今夏の後半は太平洋高気圧がピリッとせず前線が居座り、いたるところに豪雨の爪痕を残した

夏でした。災害に合われた方々に心からお見舞い申し上げます。

さて、夏が終わりそうな気配を私は日の出の時間が少しずつ遅くなっていくことや、早朝散歩

時に聞こえてくるコオロギの鳴き声から感じています。

夜明け前の5時15分にスタート、その時北野天満宮前から東の方向に見える比叡山です。

西陣の町屋を通って北野天満宮へ戻り平野神社に到着するのが5時45分ごろ、

太陽が輝き始めます。逆光の写真ですが西へ向かって歩いていますので、来た道を

振かえって眺めた空の景色の写真です。ここで軽く給水して西へ向かいます。

午前6時ごろ立命大学構内に到着です。校舎の向こうに朝日が輝いてます。

ここから道を変えて白梅町方向へ戻ります。途中ヒガンバナに出会いました。

6時30分ごろ北野天満宮前に到着で本日の散歩は終了です。

汗を拭き着替えて小休止、7時40分には家を出て今日から始まる小学生の

登校安全安心見守り隊活動です。

わずか一か月余りの間に一回り大きくなっている姿に驚きです。どの子も手に手に

自由研究や宿題の作品を持って誇らしげな表情です。

私の子供の頃は8月最終日まで宿題に追われ、夜遅くまで取り組んでいたものです。

夜にも突然停電があったりして困ったことを思い出します。

 

終わりに過ぎゆく夏を振り返って夏の花の写真を、と言ってもどの花も今までに紹介

したものばかりですが、この夏は美しい青空がすくなかったように思いますので青空

をメインにした写真を数枚添付して終わりにします。

 

 

 

 

 

 


私のお盆行事報告

2014年08月22日 | 花の写真

(パソコンにトラブルが起きて毎週水曜日(今週は20日)の定期便が二日遅れの投稿です)

どなたのお家もそれぞれお盆行事をお持ちだと思いますが、私の場合西家のお墓が丹波

自然公園の近くにあるため、長男の車で孫たちと一緒にお参りします。

今夏は台風直撃の二日後の12日に墓参り、その足で毎年恒例の丹後浜詰海岸へ一泊

二日の海水浴に行ってきました。

台風の余波を心配してましたが、「雨男」のあだ名を持つ小生としてはラッキーなことに

波がやや高いだけで好天気に恵まれました。

ここは海から見える夕日の美しい海岸百選に選ばれてる浜ですが、今年ほど

水平線に沈む夕日が見事に見えたのは珍しいとのことでした。

「はみ肉」という嫌な言葉が気になる78歳の老人、醜態をさらけた写真ですが、二人

の孫が喜んでくれてたのでここに添付しました。私にとって50年前、付属中の臨海

学舎を開いた懐かしい海です。もちろん若くて引き締まった体形の体育教師の頃です。

帰路は天橋立に立ち寄り「股のぞき」、孫たちは船からカモメに餌をやるのが楽しかった

ようです。

海から帰った翌日は女房の実家の墓参り、そして私の実家の仏壇へお参りして、

16日には長男宅の屋上から大文字送り火を拝んで締めくくりです。

今週の花の紹介がおろそかになりました。真夏に咲く花の代表「芙蓉」と「百日紅」

です。芙蓉はは日本原産の花木、昔から美しい人の例えに用いられた花。

品種改良が難しいようで白・桃色の大型の花と、朝咲いたときは白色で、夕方になる

につれてだんだん赤くなる「酔芙蓉」ぐらいしかないようです。

百日紅も夏を代表する花木ですが、赤・白の花を長く咲き続け、しかも土地を選ばず

暑さに強いため公園・寺社・庭木と重宝がられる、どこにでもお目にかかれます。

 

 

 


泥水に清らかに咲く花パート2

2014年08月11日 | 花の写真

(12日から孫たちと海水浴に出かけますので今回もイレギュラーな投稿です)

台風が真夏の京都を直撃、所によっては大きな被害を受け尊い命が奪われています。

先週日本人の寿命が延びたことに触れたが、台風までもがその寿命を延ばしている

のには驚きです。一般的に台風は発生後約5日で日本を通過後消滅、台風一過青空

を引き連れてくるものだと思っていました。

ところが11号台風は発生後約2週間かかって、しかもよりによって京都の上を通過、

去った後も快晴にはほど遠い空の状態です。

さて、今週ウオーキング中に出会った花、今回のことも予想して残しておいた「睡蓮」

です。毎週土曜日は歩く距離を伸ばして竜安寺までの往復約1万歩を、阪神が勝った

朝は白梅町付近の喫茶店でウオーキングを頑張った自分へのご褒美の「モーニング」

です。(広島との三連戦の初戦マエケンに勝ってのコーヒーです)

竜安寺の睡蓮は「温帯性睡蓮」で、花は日が昇ってから開き、午後には閉じる性質を

持っています。(花が日中開き(目覚める)、夜閉じる(眠る)所から「睡眠する蓮」と)

ほとんどの種類が水面に咲くのが特徴です。

だから私が訪れる早朝6時前後にはほとんど閉じていますので、写真は別の日の

午前中に訪れて写したものです。ここでは桃・赤・白・黄の4種類が楽しめます。

睡蓮はエジプト・インド・タイなど多くの国の「国花」としても有名です。

種類は「熱帯性睡蓮」、特徴は花が水面より20センチほど上で咲くこと、温帯性では

出せない青・紫の花があることです。

先日「朝顔展」で訪れた府立植物園で、朝顔と合わせて写してきた花の写真です。

水面に映る花とシンメトリーの様子を狙ったつもりです。

 

 


「健康寿命」を超えて

2014年08月06日 | 花の写真

主治医に「元気度が大事ですよ」、「ご飯の食べ方・顔色・表情・立ち振る舞いのメリハリ等

でチェックすろことです」と言われたことが、最近特に気になっていました。

日課の早朝ウオーキングが負担になって「歳を考えて無理しない」と自分に言い訳し、二日

歩いて一日休養するようになりましたし、歩くペースもガラス窓に映る姿にも「78歳の老人」が

現れて愕然としていました。「アア トシニハカテン」と自嘲していました。

そんな私を励ますニュース、”健康寿命 男性は70,42歳”に7月末に出会って、今、やっと

息を吹き返した感じです。

”健康寿命”とは「介護を受けずに自立して生活できる寿命」のことで、78歳の今も介護不用

でいられること自体素敵なことだ、少々膝が痛くても、以前に比べて早く強く疲労感に見舞われ

てもしごく当然、たいしたことないと。

気分が楽になった所で今週の花に映ります。

先週にも少し紹介しましたが「朝顔」です。5日(月)小雨の降る中、植物園で開催されている

「朝顔展」に行ってきました。ウイークデーの10時だというのに来客多数でした。

愛用のコンデジで背景をぼかした花姿を写したくて努力したのですがイマイチですが。

展示されている鉢植えは「花や葉の色・模様・形に品種改良した園芸品」、とりわけ

花の大きさ約20センチの大輪もあってそれぞれ素晴らしい。

名前の由来の一つ「浅青」がなまってアサガオになったという説があるように

朝顔といえばは青色が思い出されますが、黄色の朝顔の花がないと聞いて

ビックリ。

品種改良を重ねても難しいそうで今のところ下の花の状態が精一杯だそうです。

アサガオはヒルガオ科サツマイモ属の1年性植物、その特性を生かしてサツマイモ

に接ぎ木した鉢植えが展示されていましたのでパチリ。

猛暑の早朝から昼ごろまで咲くという朝顔、晴れの元での先姿が一般的、雨に濡れた

花姿は珍しいと思いましたので写してきました。

最後に、非常に珍しい一夜花「アフリカバオバフ」が観覧温室で咲いているとの案内

がありましたので写してきました。あわせてアルプス三名花の一つ「チャボリンドウ」と。