TVの気象予報士の方が京都の過去30年を調べた結果を、「一寒一温38回、二寒一温
20回、よく言われている三寒四温はわずか1回です」と言っていました。
そういわれれば確かに季節は行ったり来たりとこの時期らしい寒さが続きますが、少し
長いスパーンで見ると確実に春が近づいているのを感じます。
早朝ウオーキングを終える6時半過ぎ、顔に感ずる空気の冷たさはまだ冬ですが
夜明けの光はもう十分に春の色を湛えています。
「春はあけぼの」の後に続く色は白ですが、私が春かすみという言葉からイメージする
色は萌黄色です。寒風の中踏みつけられてもなおどの花よりも早く咲き始めるタンポポ
に出会ってからは黄色い花を探しに、今回は植物園へ出かけました。
まずは地面に這うようにカメラ目線を下げて写したフクジュソウ・クロッカスです。
丁度 園内では「早春の草花展」が開催されていましたので黄色い花を選んで
写してきました。残念なことは昨年展示されていたマンサク・ネコヤナギがなかったこと。
園芸店でおなじみのチューリップ・グラジオラス・エビネそしてナノハナです。
背景ぼかしを少し工夫して写しました。。
早春の花と言えばやはり「梅の花」です。
菅原道真の歌「東風吹かば 匂い起こせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ 」
で有名な北野天満宮では梅の花が見ごろを迎えています。
おそ咲き種で”飛び梅”の伝説で有名な本殿前の紅梅のつぼみがほころび始めると
境内・梅園約50種1500本は満開です。
本殿東側回廊横の梅、本殿前の三光門前の梅の花。このように本殿の周囲参道沿い
は満開です。
有料(700円)の梅苑・御土居の梅も満開です。
梅苑は梅の香に包まれ、ウイークでしたが多くの観梅客でにぎわっていました。
最後に今週の花ですが、このブログの最初に春を呼ぶ黄色い草花を並べて
紹介したので申し訳ありませんが私たち老夫婦のツーショットになってしまいました。
こんなにデブ(ふっくら?)になって昔の体育教師の面影なくて恥ずかしいのですが
近況報告です。