草花探訪

季節の草花苗づくり

中学校時代の同級会

2018年05月30日 | 花の写真

81歳の私、昭和27年3月に中学校を卒業しましたから早いもので65年余りが経過します。

先日、その当時のクラス会がありましたのでその報告から。

写真のとおり今年は参加者が13人でした。この数年、他界する仲間があったり、介護を

必要とする状態、あるいは病床にあって出てこられない人が年々増えているからです。

還暦の歳に再出発したこの集まり、当初は担任の先生もご健在でしたので、一番多い時は

27人もの参加がありました。それから毎年1回は集まることにして、80歳を過ぎてなお

続いていることはちょっとした自慢です。

 

私たちの中学時代は敗戦直後の社会情勢混とんとした状態でした。

三食満足に食べられない家庭環境の子も多くいました。私もその一人でしたが。

当時は昼食は弁当持参あるいは自宅に食べに返るかでしたが、家に帰ったふりをして

昼食時間はグラウンドにでて遊んで過ごすということも多々ありました。

でも、私と同じような境遇の子が何人もいたので、みじめに思ったという記憶はありません。

皆と一緒に過ごす学校が唯一楽しい場所であり、そこで出会う仲間のおかげで楽しめた

といまも思っているからです。

ヤンチャワルサをした思い出の数々、先生にこっぴどく叱られたこと、今ではありえない

ような体罰を受けたことなどを報告し合って中学時代に戻り語り合います。

48人のクラスでしたがその中で高校へ進学したのは約半数でした。西陣地域でしたから

中学校を卒業するとすぐに家内工業の手伝いをする生徒も多くいました。

そのこともクラス会がこんなに長く続く要因かもしれません。それに、世話役を引き受けて

くれるメンバーが後を絶たずにいてくれることも。

私の心許せる友6人のうち2人が欠席でした。一泊旅行をしたり、四季ごとに集まって食事

会をして楽しく話し合った仲間なのに。一日も早い回復を願っています。

 

ここらあたりで今週の花の紹介を。と言ってもまだ体調が完全に戻ったわけだはないので

身近なところの花と燕の幼鳥。

(上からムラサキカタバミ・ヒルガオ・ドクダミ・モミジ)

北野天満宮のアオモミジは有料拝観500円です。すぐ近所に住む者にとっては見慣れた

風景で新鮮味や感動はありません。だからいい写真が写せないとは言いませんが。

地面に映ったモミジの葉影。

     

体調を壊したのが4月末、それから約1っか月が過ぎて、ようやく以前の自分に戻った

感じがします。早朝ウオーキングも1時間6000歩はできるようになりました。

カメラをぶら下げて出かけようかなと思うようになりました。次回は植物園の「花菖蒲」

や「睡蓮」を写してきます。


同じ苦労をしたもの同士

2018年05月23日 | 花の写真

私は教職を退職後、肩書・名刺のいらないごく限られた狭い人間関係の中で過ごします。

地域の老人会を通して地域の諸団体や人々との交流はあるものの、それを除けば、

ご近所さんとの交流は別として、かっての小中高のごく親しい友達仲間、それに職域・職場を

とおしてできた限られた人間関係の中で気ままに過ごしています。

気の置けない集まりの一つ、京都市立中学校の校長退職者で組織する「清交会」というのが

先週日曜日にあり、女房と一緒に出掛けましたのでその報告から。(夫婦で中学校校長を

した人は私たちを入れて4組)

 

「同じ釜の飯を食った仲間」という言葉がありますが、その時々に同じような苦労をしてきた

同士ばかりの集まりですので話が弾みます。世間でいう物忘れが顕著なおじい、おばあさん

の集団、それなのにみなさん昔のことは本当によく覚えています。

会員数約400人、そのうちの約70人の集まりでした。参加者名簿(年寄順に書かれた)

によると私は70人中10番目の高齢者でした。

下の写真はとりあえずまずはご挨拶にと、ビールをつがしてもらった先輩二人です。

(右側89歳になられる岡本先生と、左側86歳の堀内先生、81歳の私が一番老けている?)

門川市長はかって教育長をされていたこともあってお忙しい中毎年必ず出席されます。

 

これからしばらくは楽しみにしている集まりが続きます。 まずは来週の日曜日、中学校時代

の「同級会」です。

6月に入ると生徒指導課時代の集まり「桜美会」、そして向島東中時代の「PTAOB会」と

、楽しみに待っている会が続きます。

一時不調だった私の体調も少しずつ回復、早くカメラをぶら下げて近郊の風景・花の写真を

撮りに出かけたいと思っています。

 

まだ、回復途中の私、先週はバイカモの記事を読んで植物園を訪れましたのでその時の

写真を数枚。(白色のバイカモに合わせて白色の花を)

カラーとゲラニューム、カスミ草とバラの花

植物園のバラ園は花盛りです。色の違った花のアップ写真を幾つか。

     


見守り隊員に進む高齢化

2018年05月16日 | 花の写真

連休が明けて校区の通学路にも元気な子供たちの声が響くとき、新潟市の小学2年生の

女児が殺害されるという痛ましいニュースが飛び込んできました。

 

この新潟市の地域も私たち京都市地域と同じように、地域ボランティアによる「登下校時の

見守り」を実施していたのです。

気になるのは女児の行方が分からなくなった「踏切付近の担当しているスタッフが高齢で引退、

最近は受け持つ人がいない状態だったということ。

実は私たち校区の見守り隊も高齢化が進み、バトンタッチするべき次世代の方のなり手

がいないというのが現状なのです。

私が地域の見守り隊活動に参加し始めたのは13年も前です。現在大学2回生になった

孫娘が小学校に入学したときで、私は70歳の手前でまだまだ元気さと閑がいっぱいでした。

あれから13年、一緒に活動を開始した人たちが今もメンバーの中心ですので、代わり映え

しない顔ぶれの後期高齢者ばかりの集まりになっています。

たまたま私たち地域には悲惨な事件が起きていないだけです。

指摘されている「見守りに死角が」あることに気づいていますが解消されていませんし、

「見守り強化にも限界が」という問題に直面していますが解決しようとする機運や動きが

ないのが現状です。

そしてこの傾向は地域の「諸団体」の中心メンバーにもみられるようですし、もっと心配

なのはPTA活動にもみられるということです。

何とかならないかとやきもきしている私です。

 

さわやかな青空が続く好季節に愚痴っぽいことばかり書きました。ここらで初夏の風景を

写真でつづることにします。

花で忘れてはいけないのがカーネーションです。女房が息子達からもらった鉢花です。

カーネーションは別名「オランダナデシコ」とも言われナデシコ科の多年草。上手に育てると

来年も咲きますが母の日が過ぎ花が落ちると忘れられがちに。

(花より団子、一緒にもらったプレゼントの方がお気に入り?)

この時期の花の代表は「アヤメ」の仲間、竜安寺のアヤメと平野神社の独逸杜若です。

そして唱歌に「うの花の匂う垣根に ほととぎす早起き鳴きて…」とあるうの花。

最後は竜安寺の青もみじ。

     

     

 


母の日によせて

2018年05月09日 | 花の写真

暦の上では「みどりの日」をもって春は終わり、「子どもの日」から夏が始まります。

 

GWが終わりました。はしゃいだ声が通学路に戻ってきて、わずか数日間の休みなのに

ちょっとお兄さんお姉さんになった子たちの姿に、「子どもの日が伸び盛りの命を祝う日」

だということを再認識したところです。

 

連休の最終日の5月6日は私の母の36回目の祥月命日です。この日に毎年お寺さんに

お参りいただき兄妹親族が集まり小さな法要を営みます。

そしてその時、欠かさず仏前にお供えし粗供養にするのが「瓦せんべい」で、お茶を飲み

ながら口にする茶菓子が「草餅」です。

神戸育ちの母は恵まれて育った子供の頃の思い出話を私たちによくしてくれました。

敗戦直後の食べ物に事欠く貧乏暮しの中で聞いた「亀井堂の瓦せんべい・高砂の金つば」

「ユーハイムのケーキ」の母の思い出話。

その時、大人になって社会人になったら母に必ず食べさせてあげたいと、私たち兄妹は

思ったものです。母は苦労して苦労を重ね、6人の子の、末っ子が社会人になるのを見届け

るやすぐに68歳で他界しました。若い死でした。

だから祥月命日には必ず兄妹が集まり母をしのぶ事にしています。粗供養には瓦せんべいと

神戸にゆかりのある品を準備します。

また、私たち兄妹にとって「草餅」は、母をしのび思い出が詰まっている懐かしい手作りの

草餅です。

今は和菓子屋さんから購入したヨモギの香りがする饅頭に、亡き母をしのんで

仏壇の一隅に必ずお供えしていますが「母の味」の代表です。

 

さて、この時期の花の紹介ですが、先週も書いたように「夏風邪」で体調を崩し、まだすっきりと

回復していません。だからカメラをぶら下げて出歩くこともできていません。

ですからこの時期の花「藤の花」「つつじの花」は、昨年この時期に写した「鳥羽下水場の

藤の花」と「蹴上浄水場のつつじ」の写真の中から再掲にならないものを選んで紹介します。

 

最後の最後、付け足しになりますが子どもの日を祝って泳ぐ鯉のぼりを。(平野神社にて)


”春バテ”です

2018年05月02日 | 花の写真

せっかくのGWの前半、4月26日から不覚にも寝込んでしまいました。

「年寄り寝込むな風邪ひくな」の声を他人事のように聞き流して不摂生した罰があたったようで。

熱は37度台前半、咳が出て全身倦怠感、食欲がないのです。大事を取って近くの病院で診察

を受け、肺炎でないことがわかってホットしているのですが。

でも、何しろしんどくて元気が出ず、床に伏して過ごしています。こんなこと最近では初めて。

そのようなわけで季節の花を写しに出かけることもせず、横になってぼんやりとする日々。

風邪ぐらい1日寝れば治るはずが、二日たっても三日たっても少しもよくならず、食欲が出ず、

徐々に心細くなり、歳だとしみじみ嘆いたりしていた一週間でした。

ただ、4月29日(日)が京都市中学校春季総合体育大会の開会式ということで、中3の孫が

入場行進すると聞いていたので、ふらふらする体調の中、やっとコンデジで写した写真を添付

しておきます。

参加校74校、参加者約7000人の大行進。

マラソンゲートから6列縦隊、1校約100人が入場行進開始。

隊列組んで手足揃え、中には手旗・ハンカチ・横断蒔く等趣向を凝らして。

孫は下の野球のユニホームを着て行進している中に。

GW後半には何とか体調を回復させて、いつもの下手な花の写真を紹介できるように

頑張ります。今回はこれでおしまい。