草花探訪

季節の草花苗づくり

蝉のこと

2012年08月29日 | 花の写真

今日から孫が通う小学校では授業が始まりました。

どの子も日焼けした顔に元気さいっぱいの表情、夏休みの作品の入った紙袋をもって。

「子供見守り隊」の一員ですので、今朝は7時40分ごろから通学路の十字路に立って

登校する児童一人ひとりに「おはようございます」「行ってらっしゃい」と挨拶を交わして

きました。私にとって約1時間の小さなボランティアの今日は始まりの日です。

 

さて、日課の早朝5時過ぎからのウオーキング、今朝は庭のコオロギの鳴き声に見送

られてのスタート。(コオロギの鳴き声は確か23日に聞いたのが最初です)

夜が明けるころに北野天満宮の森に到着する頃、聞こえてくるのはツクツクボウシの声。

あのけたたましいクマゼミの合唱が始まるのはずっとずっと後です。

ウオーキング終了の6時半ごろには聞こえてきません。見守りたい活動に行くときも鳴き

始めておいません。やっと帰る8時半過ぎに聞こえてきます。

 

この夏、子供のころを思い出しながらウオーキング途中に蝉の姿を写真に撮ろうと

何度も試みました。あれだけよく鳴いているのに、カメラに収めやすい低い位置で光が

差し込む場所にはなかなか見つけることができませんでした。

苦労して撮れた写真を紹介します。

まず、クマゼミの集団(5匹)です。その次はクマゼミ・アブラゼミ・ツクツクボウシで、

最後に空蝉です。私のお気に入りの写真は空蝉です。

 

 


郷愁を呼ぶ夏の花

2012年08月22日 | 花の写真

京都では大文字の送り火が過ぎると秋の気配を感じるものですが、今年は厳しい残暑

が居座って連日35度前後の気温です。でも暑さに負けずに早朝散歩を続けていますが、

朝顔の花にお目にかかるのがずいぶんと少なくなったように思います。確か子供のころは、

各玄関前には鉢植えが、塀・垣根には朝顔のつるが張っていたように思い出すのですが。

朝顔にとって代わり今年はゴーヤのグリーンカーテンがあちらこちらで見受けられます。

そのようなわけで、散歩中に朝顔の写真は撮れず、小1の孫が育てている(観察用の)

行燈仕立ての鉢植えと自宅の垣根に這わせている朝顔の花ですが2枚紹介します。

  

これだけでは寂しいので7月末に京都府立植物園での「朝顔展」に出品されていた

鉢植えの中から写した4枚添えておきます。

  

  

 

 


ひまわりの花その2

2012年08月15日 | 花の写真

先週に引き続き「ひまわり」について書きます。

先日(11日)の京都新聞「インカでは太陽の神の象徴」とありました。古代インカ帝国では

太陽の花と尊ばれ、石造りの神殿にはひまわりの花が彫刻され、太陽神に仕える聖女達

は金細工のひまわりを身に着けていたそうです。

日本では、阪神大震災後「復興のシンボル」として、そして昨年3月の東北大震災後は

放射性物質を吸収するという話がいろんなところで広がって注目された花としても有名です。

(放射性物質吸収については、実際の研究結果では残念ながら顕著な結果が出ていない)

さて、今回も写真を紹介しますが、その前に少しだけひまわりの豆知識を書きます。

まず、ひまわりの花ですがひとつの大きな花に見えますが、実際にはたくさんの小さな花の

集合体で、花弁のようになって外側に咲いている舌状花は飾りの花で実を結びません。

内側に密集している地味な管状の花が身を結ぶのです。大きな花全体に種がびっしり

詰まっているのがその証です。

次に、「ひまわり」という名は花が太陽を追って回るということに由来されてますが、茎の

伸びが止まると、蕾や花が動くことはないのです。

花など植物を種から育てられた方はご存知ですが、芽がでてから成長する過程で日の

当たる方へ向く性質を持っています。ひまわりのように若い茎の先の部分が大きくて

はっきりして、つぼみができ始めるころまで朝方は東、夕方は西ととってもよく動き太陽

を追いかけることからこの名がついたといわれています。

下手なうんちくのついでにひまわりの「花言葉」をいくつか紹介しておきます。「あこがれ」

「敬慕」「熱愛」「光輝」など。

では、最後に花の写真を。まず黄色花では私が写した写真の中で一番お気に入りです。

続いて、植物園で写してきた色々なひまわりの花です。

 

 

 

 

 

 


夏の花ひまわり

2012年08月08日 | 花の写真

真夏ははっきりとした色が似あいます。花も同様です。青空と濃緑の背景に映える花と

言えばやっぱりひまわりです。昨年は見渡す限りひまわりの花で埋めるひまわり畑の

写真を求めて、兵庫県の南光ひまわり園を訪れました。次の2枚がその時の写真。

今年は趣を変えて、太陽に向かって咲く一輪を表・裏両方から撮ってみました。

撮影場所は京都植物園です。ここではいろんな種類のひまわりが育てられて

いますが、今夏は開花が遅れているようでカラフルなひまわりの花を撮影する

のに適するのは8月10日過ぎからでしょう。

 


真夏の早朝散歩で出会う花木

2012年08月01日 | 花の写真

7月下旬の暑さをそっくり引き継いで8月がスタートしました。

7月末までの連続6日間の猛暑日は、76歳の年寄にはダメージが大きいでしたが、

早朝のウオーキングは週5日以上のペースを守って、頑張って続けています。

私とよく似たコースを同じ時刻ごろに歩いておられる方が何人もおられ、しかもお見受け

する限りでは小生より先輩の方に御目にかかるのに励まされ、それに道々で出会う

花木を楽しみながら。

持ち物は、小型デジカメと数個の塩飴、コーヒーが飲める程度の小銭と市バス乗車証。

まだ日が昇り切らない午前5時に出発、2寺院と北野天満宮をお参りし、平野神社に

到着するのが5時半過ぎ。境内の井戸水で若干の給水と小休止。

その後、西へ足を進め立命大の敷地の外周をへて龍安寺の池に6時ごろ到着。

池を巡ってすぐに帰路へ、コースを変えて最短距離で自宅へ足を進め6時半過ぎ終了。

約1万歩のウオーキングですが、シャワーにかかり野菜ジュースを飲むときは幸せ!

最後に途中で出会う花木4種(百日紅・夾竹桃・ムクゲ・ノウゼンカズラ)の写真を!

(百日紅・サルスベリ)

  

(夾竹桃)

  

(木槿・ムクゲ)

  

(凌霄花・ノウゼンカズラ)