例年であれば1月末頃には早咲きの梅が眼を楽しませてくれます。でも今冬は年末
から気温が低い日が続いた影響だと思うのですがまだ数本の木に1~2輪がポツリ
ポツリと開花し始めたfだけ。同じ時期に昨年・一昨年とも北野天満宮では結構咲いて
いて写真が撮れていたのを思うと、気温が少し上がる日の続くのが待ち遠しい。
梅に先駆けてこの時期、ロウバイが参拝者の眼を楽しませてくれます。
きりっと冷えた冬の空気の中、薄いレモンイエローの花弁で甘く香る冬の花です。
花言葉は「慈しみ」「ゆかしさ」「慈愛」など。よく見受けられるのは「ソシンロウバイ」という
種類だそうです。蝋細工ような光沢と質感を持ち梅の花に似ているところからこの和名が
ついたとか。また、花が蝋月(陰暦の12月)に咲くことからその説もあるとも。
北野天満宮の本殿西側に数本咲いていて今がちょうど見頃です。ちらほらと
咲き始めた梅の花を探し歩くときに立ち止まってご覧になるとよいでしょう。
写真 上の段は北野天満宮本殿の西門辺りのソシンロウバイで、下の段は
植物園でのソシンロウバイです。花姿が若干違いますが。