草花探訪

季節の草花苗づくり

春の名残をとどめる桜

2020年04月15日 | 花の写真

リタイヤした老人にはほとんど縁がない「新年度」が始まって、早くも半月が

過ぎようとしています。

先月末からしばらく休んでいた「ブログ 」”草花探訪” (毎週水曜日の定期便)

を4月の中旬の今回から再開することにします。

 

休んでいたのは3月末号からのわずか半月の期間でした。

でもこのわずかの日数に、京都市内の桜は咲き始めそして満開になり散りゆき

ました。私にとってはカメラを携えて桜を追いかける最も楽しみな日々の

はずでしたが足腰強打のけがをして自宅に閉じこもる羽目に陥っていました。

というのも、4月の声を聞いた最初の日、私は女房にせかされたわけでもないの

に一念発起したかのように、本当に珍しく自分の意志で台所や居間の大掃除に

汗を流していました。好事魔多しというのでしょうか、高い位置にある蛍光灯

を取り外して交換しようと脚立に立った時にバランスを失い腰から落下して

しまったのです。

しばらく呼吸ができず、それに声も出せないほどの強打でしたが、でも幸い

にもけがは打撲だけですみ、外傷や骨に異常がありませんでした。

湿布薬を添付するだけで自宅療養したのですが、痛さがきえたり普通に

腰を曲げ伸ばしたり普通の歩行ができるまでに約2週間かかり、カメラを携

えてあちこちの桜を追いかけることができませんでした。

やっと4月12日、天候にも恵まれた金曜日の午後、御室の桜を写しに行けた

のでその時の写真を紹介します。

 

 

 

 

 


染井吉野桜も開花

2020年03月25日 | 花の写真

私は桜が咲き始める今の季節になると「サイタ  サイタ  サクラガサイタ」

の言葉とカタカナ文字が脳裏に浮かびます。

多分、教科書「国語」(読み方?)の最初のページがこの文字とカラーの挿入絵

で始まったように思います。

2歳上の兄がいた私は何かにつけ兄のお古をあてがわれていました。(かって昔は

どこの家でもそうだったと思いますが)

新品のランドセルに入学式用の学童服に学童帽(記章やボタンは金色の桜模様)

白色のズック(靴)とすべて新品だったように思います。

真新しい服装や持ち物の1年生、それがまたうれしくて、登校始まる数日前から

身に着けてご近所を一巡りした懐かしい思い出がよみがえります。

昭和18年(1943年)4月、私は小学校(国民学校)1年生でした。

今から思えば第二次大戦の敗戦わずか2年前です。あらゆる物資が統制され不足

していただろうに、私の両親はランドセルや帽子と通学服を新品で準備してくれ

ていました。

そして入学式の当日はご近所の皆様に祝われ見送られた、照れくさいような恥ず

かしいような思い出がこの年になってもつい先日のように思い出されます。

 

卒業式も今も昔と変わらずご近所の皆様からも祝ってもらう風習?が残っている

と思うのです。でも今年はコロナウイルス感染症のことがあって簡素化・縮小

されていると聞きます。

雲一つない青空になびく国旗・市旗、それに卒業式を祝うように開花し始めた

ソメイヨシノ桜と、背景は満点なのに。(写真は地域の小学校校門前)

 

通学路といえば平野神社の桜林は70数年前の私の小学校時代の通学路の一部でした。

今も変わらない桜咲く景色を眺めながら通学していた懐かしい風景ですのでばしゃりと。

中門前の魁桜も大鳥居も昔の儘のたたずまいです。

下の写真は京都の桜の開花をいち早く知らせる魁桜(枝垂れ桜一重咲)のアップ。

ここの桜苑ないにある野生種桜の一つ「山桜」の古木です。

花と同時に茶赤色の葉が出ます。

大鳥居左横にはモモサクラが、魁桜とほぼ同時期に咲き始めますが、昔からあったか

どうかは記憶にないのです。(多分樹齢から推測するとあったはずですが)

 

温かい陽気に誘われて自宅近辺の桜を写そうと、カメラをぶら下げて歩いてみました。

つぎはその道々で出会った桜の写真です。

御前一条角のお寺(宥清寺)の本堂をバックにソメイヨシノ桜。

北野歌舞練場の庭に植わる桜です。(多分オオシマ桜だと思います)

来週は鴨川沿いの染井吉野を写しに行く予定です。

 


魁桜が開花

2020年03月18日 | 花の写真

毎年3月中旬過ぎになると私のブログに、平野神社の「魁桜」が開花したことを

紹介してきました。

今春は14日に開花しているのを見つけたのですが写真に写すには晴れの日をと

快晴の17日(火)に出かけたらご覧のように五分(?)咲でした。

この桜の品種は「一重咲の枝垂れ桜」です。

御所の近衛邸跡に咲く「糸桜」と同じ品種です。ともに京都に春が来たことを

いち早く知らせてくれる桜の木で影の標本木と言われているとも聞きます。

 

 

桜の木といえば学校の校庭・校門付近にはかなずといってよいほど桜が植樹されて

います。古い歴史のある小学校には卒業する子たちも、新年度入学してくる子達

も共に祝ってあげるためにと、時期をずらして咲く桜の木数種を植えてあると

聞きます。

 

さて、今年はコロナウイルス感染症の問題で2月末に、政府は「全国の小中高に

臨時休校の要請」をしました。卒業前の一番大切な時期に一時休校や行事縮小

です。学校や保護者の戸惑いや苦労は計り知れないほどの大きさでしょう。

 

卒業式といえば、かっては老人会長として「式参列」のご案内をいただき

参列しました。その時に気づいたことに式の最後に歌う「蛍の光」斉唱が

小学校ではないということです。

私と同じような昭和の戦前・戦中の昔人間は卒業式の歌といえば卒業生が

「仰げば尊し」を斉唱し、参列者全員が「蛍の光」を歌うものと思っている

かもしれません。

「身を立て名を成せやよ励めよ」と立身出世を強いるのは今の時世にそぐわない

ことはわかりますし歌わなくなったのも理解できます。

でも、式の最後に「蛍の光」を参加者全員で斉唱することまで省かれていること

には私は首を傾げます。(私は古すぎるのかな?)

ちなみに京都市中学校では「巣立ちの歌」を卒業生が歌い、全員で「蛍の光」を

斉唱します。

 

コロナウイルス感染症が終息し、小学校の卒業生が元気で巣立っていくことを

願っています。

 

 

 


コロナウイルス終息見通せず

2020年03月11日 | 花の写真

晴れてぽかぽか陽気の日もあれば一転して雨模様の日と、この一週間は天候

定まらない一週間でした。

 

3月は児童・生徒にとって進級・卒業という大きな節目のある、一年間でも

最も大切な時期だと思います。

それを承知で政府は、新たなコロナウイルス感染症防止対策として先月も

終わりに近い2月26日に、これからの二週間が感染防止の瀬戸際と称して、

全国一斉休校や大きな催し自粛を要請しました。

二週間経過した今、全国的な調査で「一斉休校は評価できる」との回答が

68パーセントあったとのことです。(ちなみに京都市では患者発生ゼロ)

この数値をどう解釈し評価するかはそれぞれの立場や環境等で変わると

思いますが、元教育職にあった私は、愚策・失政だったと酷評したい気持ち

でいます。

いまさら言うまでもなく、3月は1年間の締めくくりの月です。児童生徒に

とっては進級・卒業のという大きな節目の時期です。

特に中学校では義務教育最終の年、次の進路を決めて門戸を自らの手で

開くときです。そのために先生方はどれほど大きなエネルギーを傾けて、

少々大げさかもしれませんが寝食を忘れて進路指導に没頭されている

ことをご存じなのかと。先生も生徒も親も必死で暮らす時期なのです。

 

一方社会に目を転じれば大相撲大阪場所・プロ野球・サッカー・選抜高校

野球の開幕等々、大きな催しが目白押しです。

大相撲は無観客の中での開催、プロ野球は開催予定日を引き延ばして3月末

ごろに開催の予定だとか。

私が一番関心を抱いているのは選抜高校野球の開催がいつ、どのように

行われるのかです。大新聞社「毎日新聞社」が主催ですからその対応に

大いに興味関心ありといったところです。

 

ダラダラとつづった駄文をこの辺りで終わって、シメの今週の季節の花の写真、

今週は平野神社の早咲きの桜たちです。

まずは「モモサクラ」です。大鳥居をくぐってすぐ右側に咲いています。

次は「カンザクラ」、神門をくぐってすぐ右側の社務所前。

京都ではいち早く開花することでゆうめいな「魁」はまだ蕾固し。

ついでに平野神社から約百メートル北側の天理教では寒緋桜桜が咲いていますので。

次週は早咲きの桜、平野の「魁」桜と御所の「糸桜」の開花模様を紹介する

予定です。

 

 


一律休校に驚く

2020年03月04日 | 花の写真

首相の「全国一律休校要請発言」には驚き疑問を感じました。

あまりにも突然なことで、学校現場や子供を抱える親はその対応に苦慮している

との報道に心が痛みます。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためにとった首相の大英断と評価する

声も確かにあります。

が、かって二人の子を共働きしながら育てた一保護者の、そして管理職として

一学校を預かった経験のあるものとして、学校関係者や親の戸惑いと苦労は

察してあまりあります。

 

首相は今日の措置に伴う諸問題には「政府が責任をもって対応する」と約束して

いますが、具体的にはどんなことを想定し、いかなる手立てを用意しているのか

等について、元教師で管理職経験者であった私には、はっきりとはわかりません。

3月といえば一年の総まとめの時期、それに巣立ちの時です。

どうか先生方そして保護者の皆さん、卒業する子一人一人にまた進級する子たちに

すばらしい思い出が残るよう頑張ってあげてください。

 

さて、3月です。例年よりもあったかく、春への確かな足取りが感じます。

自宅から自転車で約10分のところ、堀川戻り橋に植わる河津桜が早くも満開

でしたのでパチリと。

今回の季節の花の写真はこの3枚だけです。

 

 

 

 


春の陽気に誘われて

2020年02月26日 | 花の写真

2月も残すところあと数日です。「二月は逃げる」と言い伝えられているように

振り返ると本当にアッという間に過ぎ去った感じがします。

 

近隣の北野天満宮では観梅に訪れる人と同様に入試合格祈願の参拝客も多く、

絵馬かけ所は祈願の絵馬で鈴なり状態です。

この時期になると、二十数年も前の、中学校管理職の頃の苦しい思い出がよみ

がえってきます。

当時勤務した学校は京都市内70数校ある中でも高校進学率の低い学校でした。

理由は低所得の家庭で育つ生徒が安心して高校進学ができるほどの公的な

施策が不十分であったためです。

そのため全日制公立高校だけを単願し、そこが不合格の場合は不本意ながら

昼間は就職して夜間高校に通学するするという環境の生徒が多かったのです。

3年の学級担任の多くは、この時期になると願掛けに天満宮にもお参りに来て

いました。本当に一生懸命、神頼みの心境でした。

中には絵馬を奉納しにきた帰路、参道横の拙宅にも立ち寄って報告したりして

くれていました。

2月末、最後の追い込みで先生も生徒もみんな公立高校受験を目指い一生懸命

だったことがつい先日のことのように思い出されます。

 

今年の冬は暖かでした。その影響で梅の開花も早く25日の梅花祭のころは

早咲き種の花木は満開です。

その様子をカメラに収めましたので一部紹介して今回のブログを閉じます。。

中門を入るとすぐ前に赤目牛の石像が迎えてくれます。その横に植わって

いる白梅が後でも紹介する雲竜梅と同じく、天満宮の中でいち早く咲くので

有名です。

本殿に向かう石畳の参道を通ると重要文化財の三光門があります。

下の写真は本殿東側からの眺めです。

本殿の北西側には受験生で賑う札かけ所があります。

札かけ所から東方向に地主神社の社があります。上へ上へと高いところを

かけたがります。

本殿の裏側、ここに植わる雲龍梅が北野天満宮の中で一番早く開花します。

本殿東側からの眺めです。

梅に鶯ではなくメジロです。「メジロおし」という言葉があるように群れて

飛び回っています。

最後に紅梅と白梅の花です。


教師冥利に尽きること

2020年02月19日 | 花の写真

先日(2月16日)、西院中学校での教え子たちが還暦の年を記念に学年同窓会を

開き、そこに招かれましたのでその報告から始めます。

彼・彼女たちのほとんどが、西院の幼稚園に通い、西院小学校に一緒に入学し

一緒に卒業、しかも進学した中学校も1小学校区という、京都市内では珍しい

環境に育ってきた生徒達です。

 

彼らが育った昭和40年代後半は全国的に「荒れた中学校」が社会問題となって

いたころで、テレビドラマ「金八先生」が放映されていたころです。

御多分に漏れず京都市内の中学校でも校内暴力や対教師反抗問題が起きて

いましたが、幸いにも西院中では大きな出来事もなく平穏な状態でした。

これも一小学校一中学校という環境のおかげだったと思います。

私は当時38歳、3年4組の担任でした。教師経験十数年ですから普通であれば

ベテランの域に入りそれなりのポジションと仕事についていてもおかしく

ない年齢です。でも当時、西院中約30名の教師集団の中で私より年下の教師

は3~4名でした。そのため私は38歳になっていても新米・新卒並みの立場で、

大した役職にも就けず、何かにつけ便利使いされてやる気を失っていました。

この学年の3年学級担任を持つようになったのも、それまで1・2年と持って

いた教師が転任したための穴埋めに急遽配置された経緯がありました。

こんなだめ教師状態なのに生徒たちはよく学びよく頑張ってくれました。

本当に感謝・感謝です。

この学年は5学級で多分約200名在籍していたと思います。そのうち今回

参加したのが79人だそうです。私が担任した3年4組からは15名の参加。

みんな素敵な中年紳士淑女、とても60歳とは見えません。

彼・彼女たちが15歳の春を迎えた時の担当した学年教師集団は、私が最年少

でしたが38歳、皆さんおじさんおばさんの中年教師集団でした。

だから卒業後45年経過した今回の集まりに、恩師として招かれ出席できた

のは私だけでした。多くは逝去されたり病床に伏せておられていました。

唯一参加できた私は望外な歓待をされ、教師冥利に尽きるひと時を過ご

させてもらいました。

 

今回の後半は、北野天満宮の雪景色の紹介です。

2月も後半に入って今冬初めての積雪です。明け方に1センチほどの降雪、

急いでカメラを携えて北野天満宮の境内を写してきました。

まずは中門前、中門をくぐったあたりの風景

需要文化財の三光門あたりと本殿横。

本殿裏側。

そして早咲き種の紅梅と白梅の花。

 

 

 

 


早咲き梅見頃です

2020年02月12日 | 花の写真

70年来の友達の訃報の葉書が2月早々に届き今も心が沈んでいます。

彼は本当にいいやつでした。故人だから特に美化するわけではありません。

勉強はよくできました、裕福な家庭の子だったのにそぶりにも見せず、

誰とも分け隔てなく付き合い、うらやましいほどの人望がありました。

 

彼は糖尿病治療、脊柱狭窄症、間質性肺炎治療中と次から次へと満身創痍の

状態で入退院を繰り返していました。最近は食事が進まないといっていました

ので気がかりでした。

昭和初期の食物不足時代に育った我々は、何をおいても生きるためには

食べなければだめだということが身に沁みついているからです。

 

彼は堺市に住んでいるため、或る日、思いついたように、急に会うという

わけにはいきませんでした。ですから主にメールで近況報告や連絡をとり

あってきました。私からのメールは 1月8日の「梅が咲き始めたら知ら

せます」が最後になりました。

2月に入り「早咲き種見頃ですよ」とメールしようとした矢先の訃報でした。

今はただただ安らかにお眠りくださいと、冥福を祈るだけです。

 

ガラッと内容を変えて季節の風景写真で締めます。

まずは京都市の小学生による「大文字駅伝競走」のスタート風景です。

我が家から徒歩約10分のところがスタート地点、バス停留所「衣笠小学校前」

を48校のランナーが一斉にスタート。

全国でも珍しい大都市の公道を警察車両が先導して実施される小学生の

駅伝競走大会です。私の地域の小学校が久しぶりに地区予選を勝ち抜いて

代表になりました。その応援で写真写す余裕もありませんでした。

次は咲き始めた北野天満宮の梅の花の写真です。

まずは中門をくぐてすぐの風景。

東門から本殿東側を望む風景です。

本殿回廊入り口の三光門と梅。

本殿北炭にある受験期願のほこらで参拝者の姿を入れてパシャリ。

最後は梅の花。

人を入れてパシャリ!

有料梅園の入苑料は1000円です。暖冬の影響で早く咲く種類は見頃です。

 

 

 


立春過ぎて

2020年02月05日 | 花の写真

一月はあっという間に過ぎ去りました。

暖冬のおかげで私達老夫婦は風邪もひかず体調も崩さずに暮らせています。

ありがたいことです。

朝食は別々ですが、昼・夜は顔を突き合わせて、たわいないことをああでも

ないこうでもないとしゃべりあいながら食べています。

二人そろって食欲があるのが自慢?ですが、日常の何でもないを会話するのが

苦手な私は、毎日ともなれば若干苦痛が伴う時間帯でもあります。

 

利点は体育教師・中学校の管理職と、人との交流の輪が重なっていることです。

つい先日も、70歳に近い教え子の訪問を受けて昔話に花を咲かせたところです。

教え子との昔話ほど楽しいものはありません。その楽しさが共有できるのです

からなおさらです。

でも、元気だといっても83歳、今年中には84歳になる老夫婦です。

定期的に診察を受けたり経過観察しなければならないのはごく当然のこと。

それでも今月も大過なく過ごせたことを喜び合ったところです。

以上、近況報告です。

 

後半は季節の花の写真です。

一昨日の節分祭、京都の梅の名所の一つ北野天満宮でも追儺の行事と豆まきが

行われ参拝客で賑いました。

今年は春の接近が早過ぎて戸惑います。というのも例年早咲きの梅の木

の蕾が一つ二つほころび始めて、それを探すのが楽しみでした。

ところが今年は暖冬で梅の開花も1~2週間早く、早咲き種類の花木の中には

満開の木も見受けられます。

白梅は本殿の裏側に位置する地主神社前の木がいち早く咲き始めます。(下の写真)

紅梅は中門をくぐってすぐ左側、古くからの絵馬がかかっている休憩所前の花木が

最も早く咲き始めます。

 

天満宮にはたくさんの牛の石像がありますが、中でも中門くぐってすぐ前にある

赤目の石像が有名で参拝者の多くの方はここでまず記念写真を撮られます。

梅の花は桜の花のようにパッと咲きパッと散るのではなく、蕾が膨らみかけてから

開花するまで日数がかかります。まだかまだかとじらされながら何日も足を運び

開花を待つのも観梅の楽しみの一つです。

 

天満宮の梅苑の有料公開(一人1000円と少し高めです)も始まりました。

現在は有料場所の梅園の開花よりも本殿周囲の花木のほうがよく咲いています

のでご承知ください。

最後に紅梅・白梅の花姿の写真も添付しておきます。

 

 


節分前なのにこの暖かさ

2020年01月29日 | 花の写真

新年を迎えたのがつい先日のことのように思っているのにあとわずかで二月す。

暦の上での「大寒」から「立春」の日までの期間が一年で最も寒い時期とされて

いますが、今年は暖冬で例年見られる初雪も初氷も今のところありません。

私達83歳の老夫婦は一月の定期検査・診察も無事大過なく終わり、ほっと一息

ついて気ままな生活を楽しんでいます。ありがたいことです。

 

さて、暖冬の陽気に誘われて、我が家の近くにある有名な梅の名所北野天満宮

(約50種、2000本以上の梅の木があります)では、早咲き種の梅の蕾も膨らみ

はじめ、中にはちらほら開花し始めている木もありますので足を運び、カメラ

を寄せてアップで写してみました。

25日は初天神の縁日で賑っていました。

 

これも恒例になっています書初め展、我が子・孫の作品を見に来られる方、

丁度今は入学試験の季節、学問の神様への合格祈願に、そして合格報告やお礼

の参拝に訪れる方で賑っています。

「風邪」の季節ですので参拝者の多くはマスクをかけて。

 

いち早く咲き始める白梅は本殿の北側にある雲竜梅、紅梅は絵馬堂前の寒紅梅です。

今週はこれで終わりです。