草花探訪

季節の草花苗づくり

初夏の京都植物園

2012年05月30日 | 花の写真

パソコン教室の友人の薔薇の花の写真に触発されて、先週末(26日)京都府立植物園を

訪れました。薔薇園には約250種・約2000株のバラが今見ごろで是非お出かけになる

ことお勧めです。

私の訪れた日は初夏のさわやかな陽気と週末ということで、上京・北区の少年補導主催

の写生会の行事と重なったことで多数の来園者でにぎわっていました。

それに薔薇が見ごろということで、私のような暇?老人の多くがカメラを片手に、気に入った

写真スポットを独占して動かないため私がとりたいと思うカメラアングルには人の姿が。

あきらめて接写で一輪ずつを数色撮ってのですが、背景をぼかすほどの高精度のカメラ

でないためか、それともカメラ技術の未熟さかこの程度の写真ですが紹介します。 

 

 

  

 

  

 

   

 


大田神社のカキツバタ

2012年05月23日 | 花の写真

前々回のアヤメの続報、杜若について書きます。

17日に中学時代の友人と6人で京都市北区上賀茂の大田神社に出かけました。

京都新聞に「杜若 古今不変の美 大田神社で見頃」と写真入りの記事に誘われて。

鳥居近くの太田ノ沢(約二千㎡)に、約二万五千株が群生しており、国の天然記念物

に指定され、絶滅危惧種であると聞き、よけに美しさに魅了された。

記事によると、この美しさは平安時代から知られており、歌人藤原俊成は「神山や

大田の沢の かきつばた ふかきたのみは いろにみゆらむ」と詠んでいるとか。

鮮やかな薄紫色の花が初夏の新緑に映えて、多くの見物客でにぎわっていました。

ついでにカキツバタについてインターネットで検索して得た知識を少し紹介すると、

「古くは染料として用いられ、衣服に花をこすりつけることを”書き付ける”とも言い

”書き付ける花”がなまり”かきつばた”となったとか。」

アヤメ・カキツバタ・花ショウブの簡単な見分け方は、花弁の基のところに

*アヤメは網目状の黄色と白色のまだら模様がある

*カキツバタは白色の目型模様がある

*花ショウブは黄色の目型がある         のがポイントだそうです。

 

 

 

 


ツバメを見つけた!

2012年05月19日 | 花の写真

朝の散歩道の道中で、気になっていたツバメの飛翔する姿と巣を見つけました。

16日のことです。その時は天候も悪くカメラを持参していませんでしたので、

それからは毎朝カメラに収めようと待ち構えていたのです。でも警戒心が強くて

カメラを構えて待っていると巣に近寄りません。

ようやく19日になってつがいが巣に入っているのをどうにかカメラに収めることが。

10日の朝日新聞の記事に「最近ツバメを見ましたか、日本野鳥の会(会長  柳生 博)は

愛鳥週間が始まる10日から、減少が心配されているツバメ情報の提供を呼び掛けている。」

という記事が目に留まって、私の住むあたりだけのことではなかったことを知りました。

上手にはとれていませんがつがいのツバメ、巣に入っているつがいの姿の写真を載せます。

合わせて、散歩コースの新緑の風景も一緒に。

 

 

 


散歩道で出会った初夏の花「あやめ」

2012年05月16日 | 花の写真

初夏を彩る花にアヤメの仲間があります。自生種から園芸化されたものも多く世界で

約200種類もあるそうです。前の前のブログで取り上げたジャーマンアイリスも仲間です。

日本では「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句でも有名な花です。

どちらも素晴らしく優劣つけがたいという意味だそうですが、一方では見分けがつき難い

という意味にも用いられています。

そもそも辞書でアヤメと引くと、「文目」と「菖蒲」と両方出てきます。「文目」をアヤメと

読むのはわかるのですが、「菖蒲」と書けばふつう「ショウブ」と読むのでは?

こんなところからもこの二つの花は混同されやすいのではないかと思うのですが。

さて、私の散歩道の途中に龍安寺があるのですが、そのお寺の広い境内に”鏡容池”

という池があって、そのふちに2か所アヤメが群植されています。5月上旬から咲き始め

中旬の今もまだみごろです。

花のアップの写真を見ていただくと花弁の基のところが黄色と紫色の虎斑模様になって

いるのがアヤメの特徴です。ちなみにカキツバタは白色の目型模様です。

 

 

 

 

 


つつじが見ごろです

2012年05月09日 | 花の写真

私の散歩道のあちらこちらで、今つつじの花が楽しめます。

低木の街路樹に、民家や寺社の庭木にと歩く道々で出会います。

少し遅く咲くさつきもつつじの一種ですが、俳句の季語ではつつじが「春」でさつきは「夏」だ

そうです。

この花は漢字で「躑躅」と書きますが、どちらの文字も”歩行を進められない”という意味が

あり、一説には、その美しさから人が足を留めてしまうことが語源とも言われています。

紅・白・紫・桃など色とりどりに目を楽しませてくれるこの花は、私のような後期高齢者の

年寄には、子供の頃に花の蜜を味わったことや、葉の裏側を服などに付着させて勲章

(ワッペン)代わりにして遊んだ懐かしい記憶をよみがえらせてくれます。

(下の写真は立命館大構内・竜安寺・御室仁和寺で撮影したつつじ各2枚ずつです)