草花探訪

季節の草花苗づくり

節分前なのにこの暖かさ

2020年01月29日 | 花の写真

新年を迎えたのがつい先日のことのように思っているのにあとわずかで二月す。

暦の上での「大寒」から「立春」の日までの期間が一年で最も寒い時期とされて

いますが、今年は暖冬で例年見られる初雪も初氷も今のところありません。

私達83歳の老夫婦は一月の定期検査・診察も無事大過なく終わり、ほっと一息

ついて気ままな生活を楽しんでいます。ありがたいことです。

 

さて、暖冬の陽気に誘われて、我が家の近くにある有名な梅の名所北野天満宮

(約50種、2000本以上の梅の木があります)では、早咲き種の梅の蕾も膨らみ

はじめ、中にはちらほら開花し始めている木もありますので足を運び、カメラ

を寄せてアップで写してみました。

25日は初天神の縁日で賑っていました。

 

これも恒例になっています書初め展、我が子・孫の作品を見に来られる方、

丁度今は入学試験の季節、学問の神様への合格祈願に、そして合格報告やお礼

の参拝に訪れる方で賑っています。

「風邪」の季節ですので参拝者の多くはマスクをかけて。

 

いち早く咲き始める白梅は本殿の北側にある雲竜梅、紅梅は絵馬堂前の寒紅梅です。

今週はこれで終わりです。

 

 

 

 


老いに逆らわず

2020年01月22日 | 花の写真

ある書物に「日本には春夏秋冬の四季だけでなく、二十四の気という季節、

七十二もの侯という季節があり、旧暦をもとに暮らしていた時代には、人は

そのような季節の移ろいを細やかに感じ取って生活をしていた」とあります。

つまり、今の時期を昔風に言えば「大寒」、一年で最も寒さが厳しいとき。

 

私が子供だった頃(70年以上前は)今よりもずっと寒かったように思います。

登校途中に道端の水たまり(70年以上前ですから舗装もされていません)や、

防火用の軒下に置かれたバケツの氷を割りながら歩いたりしたことを懐かしく

思い出します。

ところが80歳を過ぎた今、早朝ウオーキング途中で感じる冷たさは肌を刺す

ほどではなく、防寒用のマフラーも厚手の手袋も不要なぐらいです。

夜明けの日差しも柔らかく、頬を撫でる風も早春を思わせる温かさです。

前回のブログで紹介しましたが梅の名所北野天満宮では早咲きの梅が

咲き始めていますし春はすぐそこまでやってきています。

そこで今週は京都府立植物園へ足を運び早春の花を探してみました。

植物園北入り口を入ると葉ボタンでかたどったハンキングが出迎えて

くれます。

球根ガーデンでは水仙やスノードロップが。

冬の花の主役は椿・山茶花です。

 

年の暮れ読んだ本の中に老人の生き方として大切なことは「老いには逆らわ

ない」事と「体力をつけようせず元気さを保つこと」とありました。

わたしの新年の抱負はこれをそっくりいただくことにして早くも3週間が過ぎ

ます。

私達83歳の老々夫婦は幸いにも風邪もひかず、食欲もあって昼食・夕食は

一緒に食べ、今はテレビ観戦した応援力士の今日の取り口等たわいない会話

をしながら春を待っています。

最後に天満宮の早咲の紅梅と白梅。

 


京都チームの快勝に酔う

2020年01月15日 | 花の写真

今日は1月15日、かっては「成人の日」の祝日は1月15日でしたが。

私の63年前の「成人式」は、昭和31年1月15日、会場は衣笠山の麓にある幼稚園

の一室でした。一小学校区の小さで質素な催しでした。

小学校の同級生仲間が、普段の服装で現在のように晴れ着で着飾ることもなく

出席、大学生の私は詰襟の学生服でした。

茶菓子や紅白饅頭が用意されていたかどうか記憶にありません。

でも来賓として当時の京都市長(多分高山 儀三氏)が、わざわざ一小学校区の

祝賀会に直接来られて祝辞を述べられたことや、祝辞の中で「有用の書」だけで

なく「無用の(と思う)書」にも視野を広めるように」との内容だったことを

今も鮮明に記憶しています。

当時私がまじめな大学生だったためなのか、あるいわほかに鮮明な思い出となる

出来事がなっかたためなのかわりませんが、この時期になると思い出す私の

成人式の思い出です。

 

さて、スポーツでは「都道府県対抗女子駅伝競技大会」。

自宅から歩いて5分のところが第一中継点ということもあって、一区の走者が

ラストスパートに入る(アンカーが中間点に差し掛かる)白梅町交差点近くで

観戦応援します。

一区は今年も長崎県の広中選手がぶっちぎりの独走でした。

それに比べ京都は出遅れて18位でした。

4区終了時点で京都チームは16位、トップとの差は55秒もありました。

その差を5・6・7区の走者が激追し、ついに8区で逆転しトップに。

(下の写真はTV画面より8区の中学生からアンカー一山選手へ)

アンカー9区の一山選手がトップで白梅町付近を力走。

 

しめは早春の風物詩の花早春を思わせる暖かさに花たちもほころび

始めた様子、白梅・紅梅そして蝋梅です。

 

 

 

 


年明け第1号

2020年01月08日 | 花の写真

遅くなりましたが「新年あけましておめでとうございます」。

毎週水曜日の定期便「草花探訪」と題して初めたこのブログも多分8年目に入ります。

下手な写真と稚拙な文章でつづるブログですがこれからも極力続けていきますので

ご覧いただければ幸いです。

 

私は健康維持のために退職後、早朝ウオーキングを行い今も続けています。

と言いましても今年の7月の誕生日で84歳になる高齢者ですから、60歳代の頃のよう

にはできません。かっては1日1万歩を目標にしていましたが、年を重ねるにつれ毎日が

週5日に減りさらには隔日にと減っています。

歩く時間も1時間超から50分へと。83歳の今は隔日実施で歩く時間も約40分です。

でも続けていますし今後も続ける予定です。

高齢者の特徴の一つで私も目が覚めるのが早く、漆黒のとばりの中を歩きます。

だから風景や季節の花を鑑賞するどころではありません。ただただ修行僧のように

黙々と歩いています。

ご褒美にと土曜日の早朝6時、帰路の途中、早朝からオープンしているカフェで

ゆっくりとコーヒーを味わうのを楽しみにしています。

 

このように夜明け前に歩くので、表題の「草花探訪」というわけにはいきません

から、週に1~2度午前中にカメラをもって北野天満宮と平野神社へ再度花探しに

出かけます。

この数年、年末には北野天満宮の早咲き種の白梅・紅梅がぽつりぽつりと咲き始め

るのですが、今冬はいつも決まって一番先に咲き始める梅の開花が遅いようです。

6日になってやっと白梅が一輪開花しているのを見つけました。本殿裏側の雲竜梅

です。

 

北野の梅に比べ平野神社では十月桜や水仙が美しく咲いています。

     

 

紹介できる花の写真が少ないので、北野天満宮の正月風景の写真を数枚添付

しておきます。