7月初めからは、今までに経験したことのない豪雨に見舞われ、梅雨が明けた途端、今度は
経験したことのない暑さが続きます。京都市では昨日(24日)までで連続11日間の猛暑日、
最高は39.8度という「命に係わる危険な暑さ」という異常気象です。
子どもたちの夏休みと言えば7月21日からと、古くは明治時代に制度化されていたのが、
昨今は授業数確保のため、京都市を含めて多くの地域では24日からになっています。
一方、今年のような異常気象がもたらす暑さの中、小中学校のエアコン設置率は全国平均
49.6%だそうです。(ちなみに京都市立小中学校では百%)
生命の危険にあるというこの暑さの中を、子どもたちは扇風機の風で暑さをしのぎ勉学に
励んでいます。
世論では、教室の空調設置については「暑さ・寒さに耐える事を学ぶのも教育」との消極的
意見もあるのは事実です。でも今はそのような考えより子供の命を守るかが緊急課題です。
更に付け加えるのなら、今夏の中国四国地方の豪雨災害の場合、避難場所のほとんどは
学校施設が当てられます。その学校体育館には勿論エアコン設備などありません。
何か困ったことがあるとまず学校施設が使われるのに、エアコンなど完備することには
消極的としか思えない行政の在り方にそして多くの一般市民の無関心さに私は嘆いています。
今、中学校では夏季大会の真っ最中です。サウナのような体育館で競技を展開中です。
子どもたちの命を守るために、そして地域の避難施設環境整備のためにも、国の文教予算
増大を願ってやみません。
今回は教師古手の老人の愚痴っぽい内容になってしまいました。
この一週間、余りにも厳しい暑さのため、私の命と健康を守るための自衛手段として外出を
極力避けました。
早朝散歩も週に4日のところを隔日に、歩く時間も1時間から40分ほどにと。
6時ごろから自宅近辺・庭周辺の掃除に草花植木の水やり。着替えて自分と女房の朝食の
準備をして新聞に目を通します。8時半ごろから自室にこもりパソコンをいじったり本を
読んだりと。11時ごろからその日の必要品をスーパーへ買い出し(女房からの依頼を受けて)。
午後は確実に1時間ほどの昼寝。これが私の今の生活のリズムです。
日の出時間もちょうど歩くスタートの頃、見慣れた風景を見ながら。
30分ほど歩いて平野神社に到着する頃、クマゼミが「シャシャシャ」とけたたましく
鳴き始めます。アブラゼミは「ジリ ジリ ジリ」と鳴き声もおとなしい。
早朝涼しい時はまずアブラゼミが鳴きだし、しばらくしてクマゼミが鳴きます。
子どもの頃よく捕まえたニイニイゼミの姿は見当たりません。
体調が良い時は竜安寺まで歩きます。6時ごろに到着、同じような年寄りが元気に
歩いているのに出会います。池一面に咲く早朝の睡蓮は色鮮やかです。
私は夏休みが始まると、毎年植物園の向日葵を写しに訪れるのですが、この暑さで今年は
パス。下の向日葵の写真は昨年のものです。(ロシア種で茎の高さ約3m)
来週は朝顔展がありますので元気を出して出かけその紹介をする予定です。