草花探訪

季節の草花苗づくり

入学式に桜満開

2019年04月10日 | 花の写真

京都市立小・中学校では4月8日が入学式でした。

毎年地域の団体の長の一人として参列していたのですが、今年から役もおりて

出席しなくてもよくなりました。ぶらりとカメラをぶら下げて写真撮影と。

校門に咲く桜の下で記念写真に納まるピカピカの1年生、カメラ構える親御さん

の顔も喜びにあふれていました。

毎年見慣れる光景ですがとりわけ今年は青空の下で桜が満開という好条件でした。

 

なぜ学校に桜の木が植樹されているのかについて少し述べておきます。

私の住む地域の小学校(翔鸞)は、全国に先駆けて明治2年に設立された

「番組小学校」64校の中の一つです。今年は百五十周年を迎える記念の年

でもあります。

「京の学校歴史探訪」によると、明治40年に小学校令が改正されて義務教育

が6年間になりました。1学年の期間も4月から翌年3月までと定められました。

児童数に合わせて運動場の広さ、教室の面積等の基準が示され、現在ののような

校庭・校舎・運動場の原型が出来上がったのが明治40年ごろというわけです。

勿論広くなった学校敷地へ植樹が進められました。

それと合わせて、明治40年ごろといえば日本は日露戦争に勝利した直後です。

祝勝記念としてソメイヨシノ桜の木の植樹が全国各地で行われました。

入学のころに咲く花である桜は重宝がられ、学校にもソメイヨシノ桜の木の

植樹が進められたのです。

82歳の私、小学校入学は昭和18年4月、第二次大戦の真っただ中でした。

それでもまだランドセルはありました。ランドセルを背負ってご近所の友達と

入学式に行ったころの喜びの記憶は今も残っています。懐かしい思い出です。

 

さて、後半は桜の花の写真です。

先週はソメイヨシノ桜、その前の週は一重咲枝垂れ桜でした。

今週は「紅枝垂れ桜」中心にと思い二条城と退蔵院の桜を中心に投稿します。

まずは世界文化遺産元離宮二条城の桜です。訪れたのが4月7日、枝垂れ桜の満開

とはいえず、訪れたのが少し早いようでした。

東南隅櫓とソメイヨシノ桜。

東大手門とソメイヨシノ桜

二の丸御殿入ったところ、唐門のところの八重桜と。

二の丸庭園の桜

西側外堀横の枝垂れ桜は3~4分咲といったところ

北大手門あたりに通ずる道は人でいっぱい

退蔵院は4月9日に訪れました。お目当ての紅八重枝垂れ桜は5分咲。

観桜客はウイークでの午前中なのに多く、カメラスポットには人の姿が。

 

この数日、毎日のように自分勝手にカメラをぶら下げ外出していました。

罪滅ぼし?にと投票の帰り道、近所の平野神社へ出かけたのでついでに

一枚追加。

 

 

 


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