草花探訪

季節の草花苗づくり

散歩コースのモミジ便り

2015年11月24日 | 花の写真

晩秋の3連休、最終日は校区内のお寺を借りて老人会主催の「お茶会」でした。

約170人の参加者、内9割は女性でほとんど私よりご高齢の方、足元心もとない方も

多くお世話で汗をかいていました。その場で「世間は狭いもの」「どこでいつ誰と顔を

合わせるかわからない」ということを体験し違った汗をかきました。

30数年前に向島東中学校開校当時のPTA役員をしていただいた方とばったり出会った

のです。翔鸞学区の方とお友達で誘われてこのお茶会にきたとのこと。

問題行動多発の新設校でしたから、地域・親に心配や迷惑をかけどうしでした。耳の

痛い話になるのではとヒヤヒヤしながらお相手していました。

でも、「問題児を教えるのは教師の醍醐味」「荒れた学校を作り上げるのも教師の醍醐味」

「若い教師を育てるのも先輩教師の醍醐味」と、私は機会を見てはPTAや地域の方に

喋っていたと懐かしそうに話されるのです。(自慢ぽくってすみません)

思えば先週も45年ぶりの「還暦同期会」で教師冥利に尽きる思いをしたところです。

私にとっては思い出に残る晩秋であったということの報告です。

 

さて、晩秋のモミジ便りでにぎわう京都、私のウオーキングコースにある「金閣寺」

「竜安寺」「等持院」のモミジ情報を伝えます。三寺院ともに有料拝観庭園です。

ちなみに料金は金閣寺400円、竜安寺・等持院500円。

3連休中の訪問でしたから繁華街の人出の用でした。モミジの色づきは例年より

遅れていました。まずは金閣の3枚。池を挟んで正面から。

池の右端側から。水面に映る金閣。

金閣の背後から。

次は竜安寺です。鏡容池の東側から池を眺めた風景。

同じく枯れすすきとモミジ。

石庭の南側の土塀後方のモミジは色づいていない。

竜安寺と言えばつくばい、モミジの葉が二枚散らしてありました。

最後は等持院。ここも紅葉は遅れ山門前のモミジが一番鮮やかでした。

方丈(本堂)から芙蓉池の眺め。

池から方丈の眺め。

三寺院で写したモミジ葉です。石の上に一葉と屋根の枯葉。

苔に映る影モミジと水に落ちた落ちもみじ葉。

最後に今週の花、「皇帝ダリア」です。平野神社で撮影したものです。

晩秋の頃、空にそびえ立つように咲く姿は圧巻です。

成長すると3~4メートルにもなることからこの名がつけられたとのこと。

別名木立ガリア、花はピンク色で10~20cmの大輪を茎の先につけます。

霜に弱いので開期は短い。平野神社にはこのほかに「十月桜」が満開。

 

 

 

 

 


遅れる晩秋の便り

2015年11月18日 | 花の写真

晩秋のこの時期は、かっての教え子からの「同期会・同窓会」のお招きがあります。今年は

還暦を迎える教え子に出会ってきました。

45年も前に教えた生徒たちに大歓迎され、タイムスリップしていました。当時30歳前半

だった私、人間としても教師としても未熟でした。できれば忘れてしまいたいような恥ずか

しい記憶ばかりなのに、そんなことには一切触れず、思い出話に興じる教え子たちでした。

一方、この時期は毎日のように喪中の葉書が届き始め、その数も年々増えていきます。

葉書を手にしてしばらく故人をしのぶ事を通して、初冬の足音を聞くこのごろです。

少し湿っぽくなりました。本題の晩秋の風景散策の話題に話題に入ります。

自宅のすぐ横が北野天満宮ということもあって、毎日のようにモミジの色づき具合を

観察しているのですが、今年のモミジは例年よりも少し遅れ気味です。

決まったように週末に雨が降り、雨の後は小春日和の陽気が続くことが遅れる原因だと

TVで気象予報士が解説していました。温かい日が続くのは私のような年寄にとっては

有難いのですが。

そのようなわけでお土居のモミジは来週あたりからが見頃だと思います。

そこでモミジより一足早く色づいt銀杏の黄葉から。まずは楼門を通してみるイチョウ。

本殿右側から、地主神社の屋根に葉が落ち始め今がシャッターチャンス。

お土居から眺めたイチョウです。写真的にはモミジが色づくのが待ち遠しい。

次はお土居のモミジです。色づき始めた樹を探しての画像です。

まずはお土居から本殿を。

紙屋川沿いのモミジでs。

紙屋川からお土居の上を眺めると。

紙屋川沿いにある竹林を背景に。

このようにところどころ色づいたモミジですから、被写体を一部の枝に絞り、

デジカメ講座で習ったことを復習することにして。まず雨に濡れたモミジ。

木漏れ日の逆光のモミジと、露出補正-1のモミジ。

竹林を背景に。

最後に、いつもであれば今週の花として花の写真を添えるのですが適当なのがありません。

今、七五三参拝の人でにぎわっていますのでその中から。(集合写真は許可を得て)

 

 

 

 

 

 


秋色間もなく最高潮

2015年11月11日 | 花の写真

暦の上では早や「立冬」、近辺を見渡すと木々の紅葉(こうよう)する種類も多く、黄・赤・深紅色・

赤褐色等がカシやマツの緑と対象して美しさを増しています。真打のモミジの色づきがやや遅れ

気味ですがもう十分秋色満喫できる季節です。

夜明けの時間が一日一分ずつ遅くなり、早朝散歩・スロージョギングの大半は暗闇の中です。

まずは先週宣言したスロージョギングの実行、頑張って続けています。。ある本によると走り方の

ポイントとして、①にこにこペース、②狭い歩幅(目安は一足長プラス10㎝)、③足の指の付け根

で着地 を心がけて、一日15分程度、週3回は実行とありました。でもこれにこだわっていません。

今の私のやり方で筋肉疲労が出るのだから。

早朝散歩・スロージョグを優先すると紅葉の景色は楽しめませんが、目に入る色彩の景色を楽しむ

のとは異なって、葉っぱの散る音の違いや、靴底から伝わる落ち葉の種類の微妙な感触の違いを

感じ取るのもまた楽しいものです。

上の3枚は北野天満宮の今の秋色です。

上の2枚は平野神社、ここは桜の樹ばかりです。桜の葉や柿の葉は欅や椋の葉よりも厚い

ので散る音もはっきりとしていて楽しめます。(写真は再度10時過ぎに出かけて写したもの)

でも、なんといっても秋色の主役「モミジ」はです。そのモミジの色づきは今秋は遅れている

ようで、「史跡御土居の紅葉」(有料700円)はまだ色づき始めたところです。次回のブログ

には紹介できると思います。

今回はところどころに色づき始めた枝を見つけ写した画像を紹介しておきます。

最後に今週の花ですが、この時期は「去華就実」つまり花が去って実がなる頃と言われる

ように、咲く花が少ないのです。ですから以前にも紹介して二番煎じになりますが「コスモス」

を再掲します。植物園では今が盛りと咲き誇っていて、花を楽しむ人物に焦点を当てて

写したものです。

乳児連れの若い女性、秋の日を浴びて談笑されてる老婦人、楽しそうに語り合う

中学生、どれも写す私の頬が自然にほころびます。

 

 


早朝のスロージョギング

2015年11月04日 | 花の写真

気が付けば周りの木々はすっかり秋色、日課の早朝ウオーキングも冬装束で落ち葉を

踏みしめながら歩いています。

スポーツの秋にちなんだわけではないですが「スロージョギング」らしきことを取り入れて

みました。まだ実行しだして10日余りですが効果がありそうですので、三日坊主で終わら

ないためにと公表することにしました。

きっかけは美智子皇后81歳の誕生日に、両陛下が皇居内をジョギングされる姿と

「楽しく会話を交わしながら300mほどを3か所に分けて実行¨」をTVで見たことです。

実は1日1万歩のウオーキングを行っていてもウエイトコントロールに成果が見えず、

「80歳手前になって今更健康法もないいだろう」と投げ出し気味に思っていた時でした。

ためしに、100m余りをジョギングしては少し歩き、またジョギングするというのを6~7

回繰り返して見たら、久しぶりに大臀筋あたりやふくらはぎに筋肉疲労感がでたのです。

ジョグ中の写真は写せていませんがスロージョギングです。今の私には効果あり。

これがきっかけで元気とやる気を取り戻した私の近況を2枚の写真で紹介します。

秋たけなわの行楽日和に老人会から「歩こう会」を(10月28日 に開催、行き先は

二条城です。いつでも行けるという身近な場所のため、かえって脚が遠のき久しぶり

の訪問という方が大部分。

「日帰り旅行は11月3日 和歌山日和海岸へ出かけました。

歩こう会は22人参加でした。(前列真ん中が小生)

和歌山は39人参加、後列右端二人目)、79歳の小生より年上の方が大半です。

直前に体調悪く不参加者が4人出たり、杖をついての歩行者が15人もあったりと

気配りがいる団体でした。

うれしかったのは、80歳半ばの高齢で体に自信が持てず平素は家に引きこもりがちの方が

この機会に出てきたとか、夫婦そろっての遠出は何年もできていないとの老カップルが6組

あって喜んで頂いたことです。現職時代のやんちゃ連中を引率するのとは違うしんどさが

ありましたが、その苦労も吹っ飛ぶほど喜んでもらいました。

長々と近況報告をまずい文でつづってきました。最後に今週の花、菊です。

 

キクは春の桜に対して日本の秋を象徴する花です。菊花展でよく見られる大輪の菊、

小さい花をたくさんつけ庭の花として重宝されている小菊、外国で品種改良されて入って

きたポットマムやスプレー菊、そして野原などどこでも見られ唱歌にも歌われた野菊等、

たくさんの種類があります。

まずは「野菊」です。”気高く清くにほふ花 きれいな野菊うすむらさきよ”と歌われる

この花は日本に約350種の野生種があるとか。写真に写そうと探しにでかけたのが

11月初めでしたので、私の散歩コースには数少ないでした。

小菊は平野神社の境内に咲いていた赤・薄桃色・白の花を。

最後に大輪の菊、植物園の菊花展と北野天満宮の本殿前から。

北野天満宮では参拝者の姿を入れて。