草花探訪

季節の草花苗づくり

紅葉見頃です

2019年11月27日 | 花の写真

この数日、初冬に入ったと思ったらすぐに晩秋へ逆戻りしたような陽気が続きます。

83歳の私、普段着のままぶらりと自宅近辺を散策しながら、街路樹や寺社の木立が

紅・黄葉していく様をカメラに収めて楽しめてありがたいです。

 

さて、11月は老人会が主・共催する行事が続きました。

先週の”ふれあい祭り”に続き今週は我が老人会主催の”お茶会”です。

今年も地域のお寺(宝樹寺)様のご厚意で本堂横の3室を使わせていただきました。

参加者はご覧のように足元もおぼつかない方、小さな段差でも介助が必要な

ご老人が大部分でした。

上京区の街の中、車が行きかう雑踏のすぐ横にあるお寺が茶席の会場です。

その本堂横の小部屋を茶室に見立て茶席を設けます。雑踏から離れ本堂横

の廊下で椅子に腰かけながら参加者同士会話しながら案内を待ちます。

茶席はいす席です。足腰がおぼつかない高齢者ばかりだからです。

参加者の前でお茶をたてて和菓子を添えて接待します。

 

参加者はご老人が120名あまり、それに地域小学校の児童10数名(茶道部)も

見学を兼ねての参加もあり役員等を合わせると約150人でした。

午前10時~午後3時の間、役員一同てんてこ舞いでしたが参加者の数もまずまずで

喜んでいただきました。

 

次週は「歩こう会」を実施します。行先は哲学の道から永観堂へ。

そして年が明けるとすぐに「友愛訪問」です。(88歳以上の方、80歳以上の独居

老人の方、看護が必要な方へ)お見舞いと様子伺いを目的にしておこないます。

「老人会」は頑張っているつもりです。でも年々会員が減っていきます。

さみしいです。やりがいが感じられなくなっていきます。(また、愚痴が)

 

今回の後半は北野天満宮の紅葉情報です。月例の縁日25日に訪れました。

この一週間で驚くほど紅葉が進み見ごたえがありました。

次週はまた嵐山方面へ出かけますのでその報告をします。

女房の希望なのです。歩く距離が少ないところという条件です。

 

 

 


小春日和に誘われて

2019年11月20日 | 花の写真

ある新聞の記事の見出しに「冷気 一気に鮮やか紅葉」とありました。

月初め、11月とは思えない暖かな陽気が続いていたので急な冷え込みにビックリ!

気象予報士さんが言っていた「一雨一度」が実感です。

身近な町の街路樹や公園・寺社の落葉樹も日に日に色づきを増し、瞬く間に冬が

訪れました。でも、早朝ウオークを始める午前5時ごろは夜のとばりが下りたまま

です。落葉樹の紅葉した風景を楽しんだり鑑賞したりする明るさなどありません。

防寒対策の手袋と毛糸の帽子、それにウインドブレーカーを羽織ってもくもくと

歩いています。

わずか1時間弱、5000歩ほどのウオークです。弱ったなあ、衰えたなあと実感

しながら。

 

さて、小春日和の先週末、女房が友人に会うために外出しているのをチャンス?

にと単独で嵐山方面に出かけました。

(断っておきますが毎年この時期には女房孝行を兼ねて、近場の観光地を夫婦で

出かけることにしています。)

 

好天気の週末です。外人に人気の有名観光地ということで午前11時ごろには

人・人と、補導と車道の区別なく雑踏を縫うように歩きました。

宝厳院・天龍寺(拝観料各500円)の2か所を訪れましたが、次の写真は拝観料の

いらないところで写したものです。

(宝厳院入口付近の風景)

(天龍寺へ移動する脇道から嵐山方向の眺め)

(天龍寺の庫裡前)

(入場料を払ってから写した写真)

今週は地域のふれあい祭りもあって老人会の一員として多忙でした。

それにこの週末は老人会主催の「翔鸞学区お茶会」を開催することになっています。

暇老人の私もいろいろ役割があって多忙です。次回、そのあたりも報告します。

 


暦の上では早く立冬

2019年11月13日 | 花の写真

11月に入ってからも「小春日和」の天気が続きます。

木々の紅葉も少しずつ進みますがその足取りは緩やかです。

ご近所の北野天満宮の駐車場になってるケヤキ林も写真のように色づいています。

中門あたりの風景もカラフルです。

83歳の年寄りの私、この暖かさは何よりもありがたいプレゼントです。

それにラグビーW杯が終わって熱中するものがなくなると、次は大嘗祭関係の

中継、そして大相撲です。次から次へと夫婦間の共通話題が続き幸せです。

食事時、元中学教師であった私達夫婦は自然に教育関係の話題に集中します。

今特に引き付けられているのは神戸市の小学校で起きた「教員のいじめ

問題」です。「そんなことがあるの」「神戸の教育はどうなってるの?」

とぼやきあいます。

学校と身近な関係にある保護者や地域の人の大多数は、先生同士で仲間外れ

や嫌がらせをするなどありえないと思われがちですが実際はあるのです。

神戸のようなひどい事案は例外として。

例えば私、管理職を務めた学校は2校、問題行動多発のいわゆる「生徒指導

困難校」と中京区内の小規模校の2校ですが、教職員間の人間関係が歪んで

その指導に苦労をしたのは後者でした。

今どきの教師は私たちの時に比べ、高い知的教養や専門的知識は豊富ですが

「丸ごと人間」とみて豊かかどうか疑問です。

悲しいかな「教師バカ」「専門バカ」「世間知らず」と揶揄されるのが

現状です。豊かな人間性や個性、社会性を身に着けてきているとは限らない

のです。

 

ボヤきが始まりましたのでこの辺りで天満宮の紅葉の色づき具合を写真報告

して終わります。

まずはお土居の上から本殿を眺めたところ。まだ青もみじです。

次は紙屋川沿いに降りて鶯橋あたりの風景。ここも青もみじです。

お土居にある「茶屋と展望台」からの風景。

この付近はところどころ色づいている木があります。

今年の「拝観料」は和菓子とお茶(ポットに入っている煎茶)つきで

なんと1000円です。

昨年は確か700円でした。それでも高いと感じていたのに今秋は一千円、

びっくりしました。

もっと紅葉が進み満開になってから訪れられることをお勧めします。

 

 


祭りが終わると冬到来

2019年11月06日 | 花の写真

約一か月半、日本中を熱狂させた祭りが終わりました。

60年余り前(昭和20年後半から30年前半)に、少しラグビーを楽しんだ?オール

ドラガーマンの私には昔を回想し夢を見るような期間でした。

サクラジャパン、ありがとう!

 

私が高校生の頃のラグビーは今よりもずっとマイナー競技で競技人口も少なく、

1高校でチーム15人そろえるのに苦労していました。

グラウンドもサッカー・硬式野球・陸上部と共用ですからグラウンドの一部で

しか練習できませんでした。しかもグラウンドは小石がゴロゴロ転がっている

状態で、ラグビーは練習時にぶつかりあったり転がったりするのが普通の活動

ですから、擦り傷ぐらいの傷は怪我の中には入らないのが常識、生傷が絶えない

ことなど、懐かしく思い出していました。

 

ラグビーゲームの熱気が去るのと軌を一にしたように季節も移り変わり、早くも

11月初冬です。

郊外に足を延ばさなくても近くの寺社の樹木や街路樹も色づき始めています。

府庁前のケヤキ並木もご覧の通りです。

すぐ東隣の御所でもケヤキや椋木がきれいに色づいています。

御苑内ではあちらこちらから野外活動で訪れている子供たちの声が響きます。

次は拙宅近くの北野天満宮、欅や椋の木の並木も色づきました。

少し足を西方向に向けると立命館大学衣笠学舎です。衣笠山を背景にした

桜並木が見頃です。

学舎を西に抜ける脇道のイチョウ並木、色調変えて趣があります。

さらに西方向に約10分足を進めると竜安寺に到着です。

竜安寺の石庭拝観は拝観500円必要ですが、鏡蓉池の周辺散策葉だけなら

自由にできまると思います。

池周辺の景色はどこを写しても一服の絵のようできれいです。

自宅近くの北野神社から竜安寺まで、往復約1時間の道のりです。

元気な頃(80歳の声を聞くころ)までは私の週末のウオーキングコースでした。

今はとてもその元気はありません。

老いました。83歳の老人のボヤキで今回は終わります。