草花探訪

季節の草花苗づくり

締めくくりは終い天神

2013年12月25日 | 花の写真

早朝ウオーキングの道々に出会った花木や風景をコンパクトなデジカメで写し、毎週水曜日

にブログに投稿してきました。今年の最終号はやっぱり「終い天神」の早朝風景で締めくくります。

25日の日の出は7時3分、自宅を5時半過ぎにスタートして西陣の町屋から花街上七軒通りを経て、

天満宮東門に到着するのは6時過ぎです。

夜が明けない中、骨董品の露店を出物物色のマニアーが来ていました。楼門に至る参道も露店

準備完了でした。

   

天満宮参拝後平野神社を経て立命大を折り返し、再び天満宮に戻ってきたのが6時45分ごろ。

明け前の薄明るさの中、もう参拝者に交じって買い物客の姿が見受けられます。

特に東向観音寺の門前の切り花販売の露店には、百人を超す長蛇の列ができていました。

天神さんの縁日、今年は10・11月のふたつき続きで雨にあったので、今日は例年以上の人出が。

   

さて、今年最後のブログですから何か花をと探したのですが見つけられず、花ではないのですが

今の季節に適した植物、迎春に似合った葉ボタンとナンテンの写真で締めくくりとします。

   

    

これはいずれも京都府立植物園で写したものです。

名前の由来は大輪の花が咲いたように美しいことから葉を牡丹に見立てて。

日本の正月飾りと、現代親しまれてますが、江戸時代の貝原益軒の本にも紹介されている

ように昔からあった植物だそうです。

最後は「南天」です。写真は北野天満宮で写したものです。

小鳥に食べられて実が少なくなっていますが、毎日のように訪れる場所から選びました。

名前の「ナンテン」(難を転じる)ことにあやかって、正月の縁起物とされてます。

花言葉には「よい家庭」というのもありますので、今年最終の植物にふさわしいと思ったからです。

   

 

 

 

 

 

 


事始めの頃

2013年12月18日 | 花の写真

この一週間の冷え込みは厳しく、連日最高気温が一桁、最低気温0.0度の日もありました。

TVでは夜のイルミネーションの美しさが話題となっているとき、私は相変わらずの北野近辺

の早朝風景です。

夜明け前、白く色づく吐く息の向こうに青空駐車の車の屋根、参拝する北野天満宮の本殿の

屋根にはうっすらと霜が降りていて銀色に光っていました。

   

寒さで背を丸めながら、夜明けごろに参拝で訪れる神社で、黙々と境内を掃く老人、夫婦睦まじく

お参りされる老夫婦たちと挨拶を交わすと、何とも言えないぬくもりを感じ、今日も頑張ろうと元気を

もらいます。

    

   

上右のご夫婦、右側のご主人は目が不自由で、左手を奥さんの肩において歩いておられるが、

その軽やかな足の運びとピッチの速さ、お二人の呼吸のあったウオーキングには感心させられます。

下段車椅子の老夫婦、天神さんの大鳥居までは足の不自由なご主人を車椅子でお連れして、参道に

入るとご主人の歩行訓練におつきあいされてます。ゆっくりといたわるように寄り添って。

伴氏社にお参りのご高齢の夫婦のように、ご夫婦仲睦まじく言葉を交わしながら早朝散歩されている

老カップルも多く、その方々と挨拶を交わすだけで心があったかくなります。

私もこのような夫婦のように、年老いて傘寿を超えるころにはなっていたいと思ったりして。

このあたりで、北野天満宮の事始めの催し「大福梅の授与」の様子を紹介しておきます。

13日の午前8時30分には写真のように約60人の方とTVのカメラが。

   

信心心の乏しい私は、一袋に数粒入っている塩付けの梅を待ちかねたように並んで求められる姿や

「購入するのに「授与」とは?」と、並んで求めている女房に話しかけて叱られましたが。

最後にこの時期に見られる花を3種類(山茶花・ツワブキ・寒桜)紹介して今回は終わります。

   

    

  

 

 

  

 

 


師走の風物詩をパチリ

2013年12月11日 | 花の写真

気が付けば瞬く間に冬が訪れ、今年は秋があったのかな?とさえ思うほど短く感じています。

師走の声を聴いてあわてたように年賀状を求め、オリジナルな賀状づくりにとりかかている

今日このごろです。

さて、今回もウオーキング途中に見つけた、身近な師走の風物詩を拾って写真に収めたもの

を紹介します。

まずは北野天満宮の楼門に5日、重さ120㎏あるジャンボ絵馬が掲げられました。毎年この

時期になると三輪画伯の干支の絵馬が奉納されていますが、今年は「文道大祖 風流本主」

の、欅一枚板で作られた扁額が修理されて同時にお目見えです。

次は7・8日にこれも師走恒例行事の「大根炊き」が千本釈迦堂で行われ、無病息災を

祈る参拝者とアマチュアカメラマンでにぎわっていましたので紹介します。

釈迦が悟りを開いた12月8日の成道会に合わせて毎年開かれ、テレビ・新聞で報道

されていました。大釜で炊きあげられた、だしのしみこんだアツアツの大根を、列を作って

求め味わっておられる姿に、信心心の乏しい私も感じるものがあり、奉納されてる丸大根

にもカメラを向けていました。

北野界隈ではこのほかに、13日には花街上七軒の事始めできれいどころがあいさつ

回りをされる様子や、天満宮では縁起物の「福梅授与」も始まり、多くの素人写真家?

や参拝者でにぎわうことでしょう。できれば次回のブログで紹介するつもりです。

最後に、私の視点で写した師走の風物詩を二つ。多くの小学校区内の児童公園でも行われ

ていると思う「公園清掃」。(落ち葉の多い12月は老人会が中心になって毎週日曜日に)

それに小学校の「チャレンジマラソン」です。(孫がお世話になってる小学校では

鴨川北大路橋~出雲路橋間を力に合わせて1時間走歩)を紹介して終わります。

 

 

 


早や紅葉のジュータンが見頃

2013年12月04日 | 花の写真

今年の季節のランナーは気まぐれものです。晩夏を超スローピッチで走ったと思ったら秋から

晩秋はハイピッチで素通り、師走の声を聴くときっちりと初冬の季節。

11月29日の最低気温は1,6度でした。このころの日の出は6時50分台、早朝散歩で訪れる

6時ごろは夜明け前、北野天神の本殿の屋根にはうっすらと初霜が降りていました。

この時期、紅葉の写真を撮るにはまだ暗く、早朝散歩は1時間程度にして、午前10時ごろから

天候を見計らって再スタートです。

今週月曜日(2日)小春日和の好天気でしたので市バスで「源光庵・光悦寺」へ、そこから西へ

千束の急坂道を下り紙屋川上流沿いに南下、「しょうざんボール」前から鏡石を経て金閣寺まで

所要約30分間のウオーキング、その間に写した写真を紹介します。

まずは源光庵ですが、PS教室の先生・友達がすでに素晴らしい写真をアップされてるので私は

行ってきたという証拠写真を。

すぐ近くにある「光悦寺」は本阿弥光悦が草庵を構え芸術村を作った所、有名な

七つの茶室や光悦一族の墓地があるが、メディアの露出が少ないためか訪れ

る人は少なかった。石畳の参道を覆う赤・黄のもみじのトンネル、竹を編んで作っ

た透かし垣根、鷹が峰の山を背景にした茶室の写真を写してきました。

次に千束を経由、紙屋川沿いに南下、残念なことにこのあたり道路補修工事中で、

道沿いに工事関係車両が点々と置かれていて写真撮影には不向きでした。

千束からくだり坂を約15分、金閣寺に到着です。黒門を通り金閣寺拝観の入り口まで

の約200mの参道沿いがもみじの木も多く、撮影ポイントにお勧めです。

ただ、有名な金閣やそこにある庭園、池にはもみじの木は少なく、撮影ポイントには

見物客、アマチュアカメラマンであふれていて気に入った写真は撮れませんでした。

最後に、私の小型デジカメで写した背景ぼかしのもみじの葉をアップして終わりにします。