草花探訪

季節の草花苗づくり

初冠雪でブルッツ!

2014年12月24日 | 花の写真

一昨日(22日)は冬至、一年で最も昼が短い日、暦の上ではこの日が変わり目。

古くからの風習で柚子湯につかり南瓜や小豆粥を食べて息災をねがう日でした。

その冬至目前の18日、「初積雪 京ヒヤリ」と新聞の見出しにあるように、例年

より数日早く雪が約1cm積もり寒さに弱い老男を驚かせました。

下の写真はうっすらと雪化粧した身近にある花達です。

花にあわせて北野天満宮の楼門の雪化粧姿の写真も。

例年より早い初雪で驚いてる私にさらに「早咲きの梅 開花」のニュースが。

毎年一番に咲く、早咲きの紅梅(楼門を入ってすぐ左、絵馬所の前)が二輪

咲いていました。そのうちの一輪です。寒さが身に染みる中で咲く姿は「凛」

の文字がぴったり。ちなみに早咲きの白梅(本殿の裏側)はつぼみ固し。

年末のこの時期の植物と言えばクリスマスの「ポインセチア」と年始用の

「葉ボタン」が定番です。でも撮影技術の未熟な私のコンデジでは自分で

気に入った写真が写せません。(府立植物園で写しました)

例年のことながらこの時期は「年賀状」の作成で大忙しです。

ようやく400枚に裏面印刷し約300枚に宛名を印刷したところです。

これから一行コメントを書くわけですから大変です。

気になることは「喪中葉書」の枚数が年々多くなることに合わせ「今年で

最後」「年賀状を卒業します」が混じりだしたことです。

元体育の教師の私たち夫婦、教え子に健康の大切さや維持増進」を説い

ていた手前、健康寿命を延ばしていることを報告するため、恥ずかしさを

感じつつ今年も「ハミ腹・でぶしょう」のツーショットを印刷しています。

 

 

 

 

 

 


事始めの頃

2014年12月17日 | 花の写真

天気図では縦縞で日本列島が締め付けられ、最強寒波に見舞われていると報じています。

今週の冷え込みは特に厳しく、週末久しぶりの早朝散歩で訪れた神社の檜皮蕗葺木の屋根

は白く光っていました。東門に到着した7時前ようやく日の出を迎え、花街上七軒通りから見た

東の空は鈍く光っていました。

   

こんな寒さの中を黙々と掃除に励む老人の姿に接しました。

   

私も含めて老人は、健康で楽しい老後を過ごしたいという気持ちに合わせて「人の役に立ちたい」

と願っています。2枚の写真の方々は評価されているかいないかにかかわらず黙々と掃除されて

いるところに、自分もこのようにありたいと教えられるものがありました。

また、早朝参詣に訪れられる二組の老夫婦にも教えられます。

   

目の不自由なご主人と歩調を合わせて歩いておられる奥さん、脚の不自由な奥さんさんを車いす

で参道まで連れてきて、安全な道で歩行訓練をサポートされる旦那さん、ともに心が温かくなる

ご夫婦です。

80歳手前の私たち老夫婦は、今は幸いにも健康寿命を延ばす生活を過ごしていますが、今後

介護を必要になった場合、はたしてこの2カップルのように支えあえることができるだろうかと

真剣に考えさせられます。

次に事始めのこの時期の北野天満宮の風景を二つ紹介します。まず「福梅授与」です。

   

13日の8時前、テレビのカメラも来て にぎわいを見せていました。小さな紙袋に数粒入っている

のを10袋以上もまとめて求められているのには驚きました。ちなみに女房が求めた小袋(500円)

には6粒入っていました。

地方紙に紹介されたのですが参道沿いに松を約50本植える工事が進んでいます。

   

ここ北野天満宮の松の参道並木は京都では最も古く、天歴9年(955年)に植えられた

という記録が残っているのだそうです。その松並木を復活させようと植樹作業が進んで

います。10メートルほどの松をクレーン車で運ぶ様子は見ていて楽しいです。

最後になりましたが今週の花、椿(侘助)と山茶花です。ともに花の乏しい初冬に咲く

貴重な花たちです。

   

      

 

 

 

 

 

   

 

   

 

 

 

 


初冬の風物詩

2014年12月10日 | 花の写真

つい先週まで紅く色づいていた木々の葉も木枯しに舞い、枯れ葉を踏む足音、見守り隊で

挨拶を交わす子供たちのはく白い息にも師走を感じます。

12月7日は二十四節気の「大寒」、その前日には毎年恒例の北野天満宮中門に三輪画伯

の大絵馬が掲げられました。

       

北野の紅葉有料公開の最終週末ということもあって縁日のような人出でした。

翌7日(日)は千本釈迦堂(大報恩時)で師走恒例の「大根だき」が始まりました。

写真を撮りたくて初日の午前10時過ぎに立ち寄ったのですが、すごい人出で大釜の

ある特設テントの周りには報道関係者で取り囲まれて、一般人は近寄れませんでした。

下の写真は「報道」の腕章をつけたカメラマンの様子、TVのインタビューを受けている

子たちの二枚です。

粘って粘ってプロ・アマカメラマンたちの隙間から苦労しようやく写した写真です。

住職さんが記者さんたちに説明されているのをそばで立ち聞き、「千本釈迦堂の上人

が鎌倉時代に釈迦の悟りを開いた日合わせ盛大な法要を営み、梵字を墨書した大根

を魔よけとしてふるまったのが始まり」とか。このことより7・8日の両日で約1万5千人が

お参りされること、一椀千円であることのほうに関心寄せる罰当たりな私でした。

この時期の風物詩としてほかに二つ紹介します。

一つは校区の小学生の「チャレンジマラソン大会」です。鴨川堤を一人ひとり自分の力に

応じた目標に向かってチャレンジする行事を参観してきました。

元体育教師の私には遠い昔、自分が立案実施していた「適応マラソン」(29.2㎞)の思

い出がダブりました。走る距離や方法も異なりますがお手伝いの保護者の方々の多さ、

中には一緒にランニングされる方もあり、ビックリです。

二つ目は少年補導委員会主催の「餅つき大会」、蒸篭で蒸し、杵・臼でつく「餅つき」

は、80手前の老人には年の暮には欠かせない思い出です。

手作りの竈6基と木製の臼と杵5セットの本格的な餅つき、消防団・民生児童委員会

もお手伝いされて素晴らしい行事でした。もちろん子供たちも大喜び。

最後になってしまいましたが今週の花、平野神社の「寒桜」(十月桜)と水仙です。

10月初旬からポツリポツリと小さな花を開花させている寒桜は、寒くになるに

連れて花の数をましています。

もう一つの花「水仙」、例年1月に入ってから開花し始めるのですが今年は12月初めに

開花しました。境内の桜の木々の根元に植えられているあちらこちらで、小さいが凛と

した花姿で楽しませてくれています。

 

 

 

 

 


「日本人に生まれてよかった」

2014年12月03日 | 花の写真

「日本人に生まれて本当に良かったと、今日は思いました」、これは高倉 健さんが一昨年

文化勲章をもらった時口にした言葉ですが、一昨日衆院選がスタートした時思い出しました。

すべての人がこの言葉を何度も口にできる瞬間が訪れる、そのような国づくりを目指す人が

立候補していると願いたい、いや信じたいからです。

さて、先週を含む11月下旬は錦秋の秋の名残を求めて「老人会」(さわやかクラブと言う)

の行事が相次ぎ多忙でした。

歩こう会が2回、旅行が1回、お茶会が1回、研修会が1回と。その中から紅葉を訪ねた時の

写真を紹介します。

まず市老連主催の「御所の森から下鴨の森へ」のウオーキング、約1000名の大集団で歩き

ました。27日(木)は快晴で紅葉も鮮やか、幼児・児童の歓声も風景に溶け込み素敵でした。

枝のもみじも素晴らしいでしたが、桜や銀杏の落ち葉の絨毯にも引き付けられました。

私が会長をさせていただいている学区の老人会からは二尊院へ、29日(土)はあいにく

の小雨で予定は「中止」でした。

でも私より年配の方々13人が集合場所におられ押し切られて出かけました。

雨に濡れた木々の葉や落葉が主役に見えて、ついついパッと見た瞬間にシャッターを

切っていました。

下の小さなお地蔵様、その頭に一枚の落ち葉が。

帰り道、雨の土曜日の昼前の渡月橋のあたりの様子が下の写真です。

最後に、老人会の行事の合間を縫って女房と出かけた神戸ハーブ園の紅葉を。

余計なことですが、私たちは若いころから特に予定がなくてぶらっと出かける時は

神戸へ行きます。生まれ故郷であり顔見知りの人に出会わないのが理由です。

港の横のホテルでステーキランチが定番です。