草花探訪

季節の草花苗づくり

今年の最終号

2017年12月27日 | 花の写真

気が付けば瞬く間に今年も一年が過ぎようとしています。。

社会に目を向ければ今年も悲喜こもごも、いろんな出来事があったことが思い出されます。

京都も何十年ぶりに台風の直撃を受けましたし、日本各地で豪雨災害など被害が出て、

自然の猛威を改めて思い知らされた一年でした。

政治でば自民が圧勝して安倍政権は5年も安泰、でもデフレ脱却は見えず、年金が減り

医療費介護費が増える一方で年寄をいじめてます。

「ダメトラ」と陰口をたたきながらひそかに応援する阪神タイガースは広島に10ゲーム以上

差をつけられての2位ですし。明るいニュースが乏しい一年でした。

私ごとでは、今年7月に81歳の誕生日を迎え、「元気で長生き」を目指し健康寿命伸ばす

目標を実践中であることがささやかな自慢です。

でも、自嘲気味に年賀状への一筆は「体力・気力・記憶力が減る一方で、年齢と体重だけは

増えていきます」と。

 

さて、これまで年の暮の風物詩を伝える写真を3回続けて投稿してきましたが、今回はラスト

「全国高等学校駅伝競技大会」と「終い天神」の様子です。

我が家から西方徒歩約5分のところに白梅町があり、、女子の一区の中継点まで約300m、

トップ集団がラストスパートをかける様子を心を熱くしながら毎年カメラを向けています。

まずはテレビの画面から(スタート後1キロメートル地点)

続いて1区走者のラスト300メートル地点、競り合う3チーム。応援の声の中息遣いが聞こえる。

立命館宇治も大健闘。

TVの画面から1区の中継点の様子(今まで何度か直接写真を撮ろうと試みたが、中継車や

白バイ、対向車線には通行止めにあった車の列で写せず)

アンカーへの襷バトンパスまで残り500メートルの地点の力走ぶり。

     

白梅町交差点を通過する男子のトップ集団と中継バイク。

NHKTVの第一中継車と後方にはトップの選手が。

我が京都の高校はまだかと、心をときませながら沿道で待つ、そこが駅伝応援の醍醐味。

それに、私は30歳前半の若いころ、京都市立の中学校が府下のチームに惨敗し続けてるのを

知って、「オール付属中学校駅伝チーム」を編成して府下大会で入賞の一角に食い込んだ

思い出の競技です。今でもその頃の思い出がよみがえってきて心が熱くなります。

 

次に「北野天満宮の終い天神」の様子から。

ここでは毎月25日、祭神菅原道真の誕生日(6月25日)や命日(2月25日)にちなんで露店が

でます。特に終い弘法と並ぶ京都の歳末の風物詩で多くの人出でにぎわいます。

観音寺前も天満宮本殿の前も人・人・人。

TVのクルーも数社が来ていてマイクとカメラを向けていました。

大道芸人猿回しも。

参拝の様子から2枚。

この2~3年は暖かい歳末であったので早﨑の梅がほころび始めていたのですが

今年はまだ咲いていません。ヤット見つけた膨らみかけたつぼみ。

 

  

 

 

 

 

 


師走も残りわずか

2017年12月20日 | 花の写真

師走も残りわずか、年賀状を元旦に届けるには急いで仕上げなければと、毎年この時期になると

焦っていますし今年も例外ではありません。。

<賀状書く 喪中幾葉 返し読み>   という句が新聞のコラムにありましたが、年賀状の欠礼

を告げる葉書が年々増えて今年は30枚を越えました。

それに近年は家族葬が増えてお世話になった先輩の逝去を欠礼状で初めて知ることもしばしばです。

どうしてお元気なときにお目にかかって置かなかったのかと反省しながら、失礼のないようにとPCの

住所録に「喪」を打ち込み、発送の準備真っ最中。

私たち夫婦は中学校教員という同業者だった関係で差出人も共通の人が多く、近況を知らせるのに

手っ取り早い方法として「夫婦のツーショッ」ト写真を印刷して、一筆書いて出しています。

80歳を超えた老人の写真なんて見たくもないでしょうが……。迷惑を顧みずに。

賀状作成の真っ最中、19日の京都新聞朝刊で「大恩人」の方のご逝去を知りショックを

受けています。

というのは、かって”荒れた中学校”のレッテルを張られた学校を再生するために昼夜の

区別なく教育に打ち込んでいた数年間、その時、物心両面で私たちを支えてくださった

PTA会長であった方の突然の死の知らせだったからです。享年76歳、まだ若すぎます。

死因は「虚血性心疾患」、京都市議員、市会議長、衆議院議員とそうそうたる肩書、

世間一般、平たく言えば”おえらさん”です。でもその方はえらそうにせず、肩書を見せず、

教師と一緒になって学校立て直しに汗を流してくださいました。

退職してからも一年に一度、PTAOB会でお目にかかっていました。私の叙勲のお祝いの会

では来賓代表祝辞を下さり、本当に喜んでくださていました。一年に一度はPTAOB会で

お目にかかり昔を懐かしがっておられたのに。こんな形でお別れをするとは。

お礼を言ってお別れしたかったと、反省してもしきれない気持ちで作成途中の賀状をボツに。

 

話題を師走の歳時記に戻します。北野天満宮では正月の縁起物「福梅」の販売?(授与)で

多くの参拝者でにぎわっています。女房が友達から購入を頼まれて、それを私が引き受けて。

一袋(6~7粒入り)700円ですが並んで飛ぶように売れていました。

一粒当たり百円ほど、高いと思うかありがたいと思うか。私は高いといって女房に

しかられました。

 

この時期、私たち老人クラブは正月を迎えるために児童公園の清掃を行います。

歩こう会にも参加します。19日、JR二条駅スタート、二条城・御所(一周)・三条大橋がゴール。

約7㎞のコースに全市から約600人参加、私の学区からは10人でしたが一応引率者として。

 

最後にこの時期の花の紹介、ポインセチィアです。

クリスマスにぴったりの花?といえばポインセチィアですが赤く色づいた部分は花ではなく、

苞(ホウ)と呼ばれる葉です。真ん中にある黄色いのが花。冬の時期に園芸店でよく見られるが

メキシコ原産で寒さに弱いとのこと。写真写りに悪い花で上手に写せません。

もう一つ山茶花の花。老人ならだれもが口ずさんだことがある唱歌「たき火」に、

そして演歌「山茶花の宿」に。昔は生垣によく使われていた花木ですが今は観賞用の庭木

や鉢植えとして重宝がられている花。

パソコンに取り込んである写真を見ていたら、三年前の2014年12月18日に京都市内は

積雪、雪をかぶった我が家の山茶花を最後に。


師走の風物詩

2017年12月13日 | 花の写真

今週強烈な寒波がやってきています。最低気温0.2度最高気温6.2度の日がありました。

TVの気象予報士さんが「真冬の寒さをもたらす冬将軍はまだしばらく居座るので風邪をひかれ

ないようにくれぐれもご注意を」と。

その言葉にしたがって?昨日一昨日と早朝ウオーキングはお休み。

いつもならこの時期の花を求めてカメラをぶら下げて出かけるのですがこれもお休みで、

身近にある師走の風物詩「大根炊き」と「「大絵馬」の写真を紹介します。

 

千本釈迦堂では12月7.8日の二日間恒例の大根炊きが行われました。

この寺院は約780年前に建立された京都では有名な古刹、お釈迦様が悟りを開いた

と言われる12月8日に、梵字をしたため祈祷した大根を信者参拝客にふるまわれる

冬の風物詩として有名。

直径1メートルほどの鍋4つで炊かれた大根を求めて二日間で約1万2千人が訪れられる

とのこと。

一人前?丸大根が3切れ半とお上げ半枚で1000円でした。(持ち帰り用の容器150円)

大なべから湯気の上がっている様子をカメラに収めるためには近くに寄らねばなりません。

でも求める人で長蛇の列ができていて近寄れませんのでやむを得ず購入。

山門の入り口の外から長蛇の列はご覧のとおり。

 NHKtvのクルーが取材に来ているところに出会ったのでパチリと。(この日の夕方に放映)

余談ですが、買い求めた大根はこの日の昼に夫婦でいただきました。

味がしっかりとしみこみ思ったよりもずっと美味しいでした。

私たちは退職後も仕事を続けていたので二人っきりで昼食をともにするようになってから

約十年が経過します。

当初は何を話したらいいのかわからず気まずい雰囲気になったこともありましたが、今では

大根一つを種に会話が続くようになっていることに気づきます。

私たち老夫婦もこの大根のようにやっと年寄夫婦の味がでるようになったようです。

 

もう一つの師走の風物詩、それは北野天満宮の楼門に掲げられた「犬の干支の大絵馬」

です。新聞に紹介された記事によると高さ2.5m、幅3.3mの大きさで、今年も日本画家

三輪晃久氏(83歳)の作品。シバイヌと初日の出が描かれています。

今日13日は「事始め」の日、天満宮では「福梅」等正月用の縁起物の授与が始まり

多くの人で賑わっています。

 


気が付けばもう師走

2017年12月06日 | 花の写真

今朝(6日)は最低気温が0.8度、ウオーキングで出会う人の服装も真冬のいでたちです。

交わす挨拶も白い息を吐きながら「冷えますね」と。

あっという間に師走に入りました。11月下旬ころから届く喪中葉書もおとといは3枚で昨日は

2枚と言った具合に、気が付けば30枚近くが届いています。ぼつぼつ年賀状作りに取り掛かる

季節になると、きまって暇老人の私は”冬の風物詩”を求めて、カメラをぶら下げ歩き始めます。

 

今回は河川敷を走る小学生の姿と地域の餅つき大会に出会いましたからその紹介からから。

     

中学校の体育教師であった私は、子どもたちの自分の力に応じた目標に向かって汗を流す

姿にカメラを向けながら、かっての自分を思い出していました。

私が勤務した学校は幸いなことに加茂川・桂川・宇治川のどこかに近く、どの学校でも

「適応マラソン」(チャレンジマラソン)に力を入れていました。

特に付属中学校勤務時代は、29・2キロという今ではとうてい設定できない長距離を、しかも

全コース力走する生徒も多く、最高記録2時間6分を破るようにとはっぱをかけていた頃を

思い出します。知育徳育体育に力を注いだ、いや注げたあのころが懐かしく思い出されます。

残念ですが今では諸般の事情でこの行事も実施する中学校は激減し、小学児童の力走ぶり

しかお目にかかれません。寂しい限りです。幸い校区の小学校では実施されていたので激励

方々撮影してきました。

もう一つの行事「餅つき大会」、校区の翔鸞小学校では毎年12月第1日曜日に地域挙げて

行われます。子供はもちろん年寄も大人たちもグランドいっぱいに設けられた席に座り、

味わい歓談していました。

     

いつでも求めればすぐに手に入るお餅です。珍しさもありません。いつでも食べられことさら

美味しいいえる食べ物でもありません。

手が掛かり準備・後片付けが大変ですから多くの地域では姿を消しつつある行事です。

でも、教育費用に困窮する家庭環境下にある子が7人に一人いるといわれているこの時代、

楽しんで参加している子の中にも、ひょっとして恵まれない環境にある子がいるかもしれません。

どの子にも楽しい思い出として残ればこの行事は大成功です。今だからこそ大切に残して

いきたい行事だと私は思います。

 

さて、師走の声を聞いてからも美しいモミジ、今回は竜安寺と北野天満宮のモミジを紹介します。

有名な竜安寺の石庭は、桜の頃ともみじの頃の写真が特に有名ですが、残念ながら少し時期を

逸していました。

つくばいの上の紅葉は散り際。

庫裡へ上がる石段の道はモミジのトンネル。

石庭と池との間の道はモミジトンネル。

落ち葉がきれいでした。

鏡容池の周辺は初冬のたたずまい。

次は北野天満宮の「史跡御土居のモミジ」。

お土居から本殿を眺める。

     

紙屋川にかかる鶯橋。

紙屋川沿いから眺めるお土居の展望台。

     

影モミジです。

落ち葉の絨毯