竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

漢詩を作る練習。

2010-01-23 12:22:53 | 日記
昨日から実際に漢詩を作り始めました。
 
と言ってもびっくりするようなことではありません。
作り方の本に載っている詩語集から、
平仄が合い、韻もあっている語を選び出し、
それを並べることなのです。
 
自分の好きな言葉を使って詩を作るのじゃなく、
ひたすら詩語集から条件に合った語句を選び出す作業です。
従って詩でもなんでもないものが出来上がります。
  
平仄と並べ方を覚えること、
韻を覚えること、
その練習をしっかりやらなければ漢詩は作れない、
それが基礎の基礎で、初めから自分の独創をやりたがるなら、
漢詩はやめるべきだ、と厳しく言われます。
 
一種のパズル感覚ですね。
 
 
一人でやっていてもいずれ飽きるので、
仲間を求めて習作を披露します。
こんな披露を平気でするのが私の個性でしょう。
一日一首を目標にしています。
誰か一緒に作ってみようと言う初心者の方いらっしゃいませんか?
 
 
  霜 半 獨 寒   霜  
  降 夜 坐 林   夜 
  月 故 小 寂               
  冷 人 斎 寞
  送 携 音 夕
  君 酒 信 輝
  帰 到 稀 微
 
 
  銀 忽 燈 村   孤
  漢 驚 寒 落   月
  無 飢 夜 凄
  窮 鳥 静 々
  詩 霜 地 孤
  幾 狐 爐 月
  篇 叫 前 懸
 
七言絶句です。どうかこんな句に絶句なさいませんように。
 
 
私が参考にしている本は 新田大作「漢詩の作り方」明治書院 です。
他にもあるようです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿