竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

アコーディオンの修理、高居さんのこと。

2011-11-29 09:53:33 | 日記

 

60になってデイサービスで働き出してから、
アコーディオンを習い始めました。
月1回一年ほど習ってやめてしまいましたが、
練習用にオークションで中古のアコーディオンを買いました。
値段は6万円、41鍵120ボタンですから、
こちらの腕前さえ良ければ十分です。
でも一部に不安定な音があり、何しろ10キロと重いので、
デイサービスには中国製の安くて軽いアコーディオンを持っていっていました。
 
私の場合歌を歌うのが中心ですから、
メローディーしか弾かずに済ましていました。
 
岩手に行ってアコーディオン伴奏で歌を歌うことになって、
デイサービスで使っていたアコーディオンは、
遠野のまごころネットに送ってしまいました。
 
今も東京にいる二週間の間に4回ボランティアで、
デイサービスに歌を歌いに行っています。
そちらで伴奏に使うために重いアコーディオンを使うことになりました。
 
同じデイサービスにアコーディオンを弾きに来ている人、高居さんがいます。
この人は長年銀座のクラブでアコーディオンを弾いていた人で、
伴奏なら何でも出来るアコーディオンのプロです。
デイサービスで知り合う前、ジョギング中にいつも顔を合わせていて、
顔なじみだったので、デイサービスで顔をあわせてびっくりしました。
 
おまけにこの人は家も近所で、不思議な因縁があります。
昔々、岩手から小平に越してきたばかりのとき、
地元の神社のお祭りで、隣のお屋敷が御神輿のお旅所になり、
広い芝生の庭で子供音楽会も開かれたのです。
その時私は「浜千鳥」を歌って鐘を鳴らしましたが、
その時の伴奏者が高居さんだったのです。
 
高居さんは今86歳、穏やかで上品な笑顔の素敵な男性で、
ちょっと言葉を交わした家内がすっかりとりこになってしまいました。
 
夏に体調を崩してボランティアを休んでいましたが、
11月からまたあちこちで始めるそうです。
ご自分で車を運転していくのですからすごい!
数年前銀座に行ってた時はやはり自分で車を運転して行ったそうです。
 
アコーディオンの調律と修理の場所を教えてくれたのは高居さんでした。
見積もってもらうと7万5千円かかるということでしたが、
電話の応対をしてくれた人が、話しだけで腕のいい職人さんと分かりましたので、
お願いしました。一週間ほどで立派になって戻って来ました。
同じアコーディオンが中古で30万以上もしているので、
大切に使って上達しなければなりません。
 
毎日練習すること、これが第一です。
 
写真は日曜日に掛川の第5地区の生涯学習センターで作ったバッグ。