静岡市の画廊で開廊20周年記念パーティーがありました。
家内も私も、定期的に別々に個展をやらせてもらっているので、
パーティーにあわせて静岡に来ました。
私はそういう席は苦手なんですが、来年5月に個展を開く関係上、
そうも言っていられません。
会場は「浮月楼」という徳川慶喜が住んだ屋敷跡で、
静岡駅前によくこんなところが、と思うような料亭です。
200人も集まり、アトラクションの沖縄舞踊を見たり、せっせと食べたりして、
何とか時間を過ごし家内は東京へ、私は掛川に帰ってきました。
嬉しかったことは、顔なじみのお客さんが、
私が作った竹のバッグを持ってきていたこと。
だいぶ前に買ってもらったもので、元気で現役のようです。
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会場に行く前に登呂遺跡のそばにある芹沢介美術館によりました。
ここは民芸運動にちょっぴり関わったことがある私にとっては、
何度も来たことのある懐かしい場所です。
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かって私たち夫婦は遠州工芸会という会に属していました。
それはかって磐田に住んでいた、鈴木繁男先生の話を聞く会でした。
この人は民芸運動の創始者柳宗悦の内弟子になって、
鑑識眼の訓練を受け、陶芸や染織もやった人です。
その人が亡くなって、工芸会が遠州民芸協会に吸収されたとき、
家内は続けていますが、私は会を離れました。
でも木工の仲間達のことを考えると、
今後つながりを持った方がいいかもしれません。
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写真は芹沢介美術館のHPより。