小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

足尾観光(できず)

2015年09月13日 | RoadBike[ORBEA オルカ]

 先週の大雨で林道は荒れ放題だろうと言うことで、昨日はR122で足尾に行ってきました。

 ところが家を出て直ぐにDi2がリア側だけ動かなくなってしまいました。そこで急遽、足利向かい輪娯館さんに助けを求めたところ、私のハーネスの取り回しが悪くて、スプロケに引っ掛けてコネクタが外れてしまったようです。つくづく私の整備は詰めが甘いです。
  詰めが甘いと言えば、このところ悩まされてるスポークの緩みも、ホイールを組む時に私がキンキンに張り過ぎてアルミニップルを痛めちゃったから・・・・。今回はホイールの振れ取りををしながらのサイクリングになってしまいました。

 そんなこんなで草木ダムに差し掛る頃には既に12時。昼を遅くすると後のスケジュールがタイトになるので、なかなか惹かれる建物の蕎麦屋によりました。

 宮城産の蕎麦を頂きました。ちょっと量が足らなかったけど美味しかったです。

 道中、電光掲示板に「ダム放流中!注意!」と表示されていたので、ワクワクしながら草木ダムに寄ったのですが、想像していたのと違いました。ガックリ・・・・。

 足尾に着きました。なんか奥に巨大なダムが見えます。これはかなりのインパクト。こんな大きなロックフィルダムが身近にあるなんて知りませんでした。

 家に帰ってからグーグルマップを調べてみると・・・・なんじゃこりゃあ!
 この毒々しさはかなり強烈。興味を惹かれて更に調べてると、簀子橋堆積場と出てきました。
 へー小学校の教科書に載ってた銅山堆積場ってこれだったンだぁと思ったら、違いました。昔の堆積場はもっと小さくてあちこちに埋め立てられているようです。

 足尾って、すっかり寂れたノスタルジックな雰囲気になっちゃったなーなんて思ってましたが、こんな毒々しいモノが現在進行形とは、非常に興味深いです。

 強烈な堆積場の後だと影が薄れてしまいますが、足尾駅です。

 この頃、私は堆積場のコトは知らなかったので、ノスタルジックな雰囲気にひたりながら写真を撮ってます。

 わたらせ渓谷鐵道の古い車両が展示されてました。

 しかし既に時刻は3時近く。下り基調とは日没までに帰り着くには言え私の脚ではタイムリミットに近いです。急いで精錬所後に向かいます。

 ところが、走っているとアイウエアのツルとこめかみの間にズボッと虫がハマり込んでしまいました。また、道中散々衝突したアキアカネかと思ったら、急激にこめかみが熱くなってきました。
 「あ!刺された!」と思ったら、またバチッ!と強烈な痛み。「ひー2回刺してきやがったー!コレはやばい奴だー!」とパニクりながらアイウエアーごと虫をはたき落としますが、落ちたのはアイウエアーだけで虫はまだ顔にしがみついています。 
 自転車を止めヘルメットを脱いで、グリっと指でこそぎ落としたら、やっと離れたようです。

 しばらく刺された所がカーッ!熱かったのですが、それほど痛くもなく腫れてもいないようです。良かったた。ヤバイ奴ではなかったようです。

 折角停まったのでホイールの振れ取りをしようとしたら・・・・

 あ、多分刺したのコイツだ。びっくりさせやがって。

 日没前に家に帰り着くには、もう時間的にやばいので、ここで引き返すコトにします。

 帰り道で見かけた鉱山関連の廃墟物件(一番上の写真と同じモノ)。近くで見れるので結構迫力があります。

 帰り道は川側なので渡良瀬川が良く見えます。下流に行くにしたがってアチコチの支流が流れ込み、轟々と迫力のある流れになって行きます。

 下り基調に助けられ、ノンストップで走って日没前に帰り着くコトができました。106km、獲得標高1344mのサイクリングでした。