この前のイラコンに落ちたのが余りに悔しかったので、すぐにその時に公募していた他のイラコンのイラストを描き始めました。「ヒーローズプレイスメント」と言うカードゲームの登場キャラのイラコンです。
リアル寄りの絵を描く私には不向きなイラコンですが、いつまでも「萌え絵が描けない~」なんて甘えた姿勢ではいけません。色々なイラストレーターさんや絵師さん、アニメーターさんのイラストを研究して、このゲームのコンセプトに合うイラストを描いたつもりです。
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ヒロプレ【群馬県】館林暑子 by こぶとりらゐど on pixiv
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今回このイラストを描いてみて、萌え絵もリアル系と同様に、先ずは観察だと言うことが分かりました。まあ全然板にはついていないですけどね 何事も描いてみなくちゃ始まらないです。
今回、大幅に絵柄が変わったように見えますが(そう見えれば良いンですけど・・・)、実は絵柄は変えていません。今まで通りのやり方で描いてから、萌え絵の文法的なモノで装飾しているだけです。
いつものようにメイキングをGifアニメにしました。サムネイルをクリックするとアニメーションで作画過程が見れます。
◎ラフ~3D人形~下書き
PCの能力が上がったので、今回本格的に3Dデッサン人形を使ってみました。パースが効いたイラストを描くのにとても便利です。今まで使ってた手描きのデッサン人形より断然ラクちんです。
◎ペン入れ~地塗り
今までペン入れは後から加工できるベクター線で描いていたのですが、はじめ鉛筆で描こうと思ってた関係でラスターレイヤーでペン入れしてみました。そしたら断然ベクターレイヤーより描き味が良い。今まで使ってなくて損した気分になるほど良いです。
◎カラーラフ~塗り~仕上げ
今までと同じように油彩ブラシでひたすら厚塗りしていきます。顔と不釣り合いな程、体がムキムキになってしまいました。
ひと通り今までの手法で仕上げてから、「観察と研究」で発見した萌え絵の文法的なモノを上書きしていきます。本来こんなまどろっこしい事はしないのでしょうけど、私にはとりあえずこの方法しかできないので、やたらと時間が掛かっても仕方がないです。
もっと効率的な塗り方があると思うので、機会があればギャルゲ塗り等、他の塗り方も試してみたいと思います。