この予告編を観て、スピルバーグの「未知との遭遇」に、「クローバーフィールド」のJ.J.エイブラムス風味の不気味感が加わった、新解釈且つ最新映像のエリア51モノと期待してましたが、良い意味で裏切られました。
物語の時代はスリーマイル島原発事故の年なので1979年。主人公達は12、3歳?丁度、私と同じ世代です。スペースシャトルのポスターや、BMX、ロメロのゾンビ映画、バンビーじゃなくてジープ、M16A1と出てくるアイテムがいちいち懐かしい。
もう、おっさんの心をワシづかみです
映画自体の雰囲気が、私が子供の頃観た「未知との遭遇」や「E.T」と似てると言うか、これらへのオマージュ的な造りなのも、おっさんを一気に引き込む要素なのでしょう。
最初から最後まで、すごく幸せな気持ちで観れました。
J.J.エイブラムスは普遍的な映画造りをしたと言ってますが、Web上の「駄作、空振り、ワースト、クソ映画!」と怒りに満ちたコメントからして、おっさん向けのピンポイント映画になってしまったようですね。若い人には、このさじ加減は受け入れてもらえないのかなぁ?