世に「トリスターノ派」といわれるグループの演奏で私はこのレコードを最も愛聴しています(アルバムについては2008年6月18日の記事をご参照)。このB面一曲目は春樹さんの小説のタイトルにもなっていますし、何よりロリンズの名演がありますね。しかしこの演奏も同曲の中では屈指の名演ではないでしょうか?トリスターノ派らしいメロディ・ラインが際立っていて、R・ボールのピアノもそれに続くチェイスも素晴らしい!J・モートンのトップシンバルも印象的です。1956年、モダン・ジャズ豊穣の年の名盤。
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YouTube: Ted Brown Quintet - On a Slow Boat to China