GRIEG PIANO CONCERTO 2009年09月20日 22時42分20秒 | ブログ 超有名曲。最近は滅多に聴きませんがたまには‥。リヒテルとN響でお馴染みのマタチッチという組み合わせ、しかもモンテ・カルロ国立歌劇場というこのレコードでしか私は知らないオケによる演奏は、意外にフィット。なかなかスケールの大きな演奏を聴かせてくれます。リヒテルがとてもパワフル。まだまだ元気な74年の録音です。
MILLENNIUM 2009年09月19日 09時57分27秒 | ブログ 友人のN氏に薦められたのはもうひと月以上前ですが、最近ようやく手をつけ読み始めたらもう止まりません。「1」の前半だけで1週間くらいのろのろ読んでいましたが、だんだんスピードアップし残り5巻が1週間。面白いです!構成が緻密、仕掛けた爆弾が爆発するタイミングの見事さ‥「巻置く間がない」というのはこういうことですね。ヒロインの設定も抜群で、ヴァン・ダインやフィルポッツを彷彿とさせるような古典的舞台を用意したかと思えば(ドラゴン・タトゥの女)、全編通じたネット社会の裏の描写、マフィア小説の様相があるかと思えば‥このくらいにしておきます。S・ラーソン、一世一代の傑作。
THE HOUSE OF BLUE LIGHTS 2009年09月18日 23時21分23秒 | ブログ T・ファーロウのレコードのせいで、個人的にはE・コスタはピアニストのイメージが強いです。彼のピアノ・トリオと言えばこれですね。「DOT」というパラマウント映画の系列レーベル。タイトルチューンのA面1曲目はG・グライスの作曲で、大西順子も録音しています。彼らしいとても打楽器的な演奏で、強烈な印象を残しますね。他の曲も独特のイメージを持った演奏ばかり。コスタのピアノスタイルは斬新でした。
ALL KINDS OF WEATHER 2009年09月17日 23時05分39秒 | ブログ 「R・ガーランドのレコードはA面1曲目がベスト」という法則があるような気がしませんか?プレスティッジの彼のリーダー作は全部で25枚もあるそうです。このアルバムは天気や季節をテーマとした曲ばかり集めたもので、なかなか洒落たデザインのジャケットとともに彼の作品ではわりと上位にランクされるものだと思います。ミディアム・スロー以上の演奏が良いですね。
NOBUYUKI TSUJII 2009年09月16日 23時52分44秒 | ブログ 「時の人」ですがあまりきちんと聴いていませんでした。ラフマニノフの2番は佐渡裕とのコンビですが、とてもピアノが目立っている印象を受けました。なんというか「ピアノを弾くのが楽しくて仕方がない」という若々しい演奏。音が力強く、元気があります。これからどんなピアニストになっていくのでしょうか。
ALL ABOUT RONNIE 2009年09月15日 23時38分28秒 | ブログ L・コニッツやT・ブラウンのアルバムで「おっ!このピアノ」という演奏を聴かせてくれたR・ボールは、バーミンガムの生まれ。20代半ばまでイギリスでミュージシャンとして過ごし、渡米してトリスターノに入門。これは彼の数少ないリーダー作で、レーベルはサヴォイです。例によって独特のうねうねとしたラインの魅力的なソロを構築してくれます。共演者ではT・ブラウンが素晴らしい。モダン・ジャズの絶頂期、56年の録音です。
WITH THE BEATLES 2009年09月14日 23時55分14秒 | ブログ 小学校6年から高校1年くらいの4年間(64年から68年)、親の仕事の関係で工場の寮に住んでいたことがあります。10数人の若い職工さんが一緒に住んでいて、彼らが夢中だったのがBEATLES。寮にあったクリスタルピックアップの粗末なステレオで彼らと洋楽を聴いていた中に、このジャケットがあったように記憶しています。ビートルズはこれと「A HARD DAYS NIGHT」を今でも良く聴きます。あとは「ラバー・ソウル」かな。
DOMAINE SOGGA 2009年09月13日 22時35分27秒 | ブログ 久しぶりに(仕事の途中でしたが)カーヴ・ド・リラックスに寄ったら、なんと「ドメイヌ・ソガ」が大量に入荷していました。早速2007カベルネ・ソーヴィニヨンを購入。昨年の9月(9月23日)に飲んだのはメルローでしたが、カベルネはかなりさっぱりした印象。意外でした。スイスイと飲める飲みやすいワインでした。
MAURICE VANDER 2009年09月11日 23時43分43秒 | ブログ 比較的最近になって知ったアルバムですが、なんと録音は1961年。それにしては音が良いです。P・ミシュロとK・クラークと聴くと、パウエルを思い出しますね。曲は「AUTUMN LEAVES」とか「WILLOW WEEP FOR ME」とかスタンダードの名曲がズラリで、まぁちょっとお酒でも飲みながらピアノ・トリオでも‥といった感じかな。なかなか気分の良い演奏を聴くことが出来ます。
BRAIN 2009年09月10日 22時21分53秒 | ブログ 上原ひろみ二枚目のアルバムです。1曲目の「KUNG-FU WORLD CHAMPION」からびっくりですが、ピアニスティックな曲もあり、バラエティに富んだ全曲オリジナル。タッチはクリーンで力強く、そしてスピード感いっぱい。音の選び方が個性的で「作曲家なんだなぁ」と感じます。「GREEN TEA FARM」では「茶摘み」のメロディが彼女の故郷を思い出させてくれました。凄い。