対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

第12回ねこまど将棋カフェに参加してみた【中編】

2011-04-30 21:15:15 | 将棋
つづき

会場にはその他、戸辺プロと伊藤真吾プロが参加。
また少し時間を置いて中村太地プロ、阿久津プロもやってきました。
将棋界屈指のイケメンが集合です。

イベントの内容としては北尾プロが考案した
有名な「どうぶつしょうぎ」を中心に、
お酒や食事をつまみながら指導碁や参加者同士で対局したりして、
将棋を楽しむのが目的のようです。



またプロジェクターで当日あった棋聖戦挑戦者決定戦を、
中村プロがちょっと解説したり、「株式会社ねこまど」の取り組みや
当日参加された将棋漫画家や将棋サイトを作ってらっしゃる方の紹介を通して、
将棋の魅力をアピールされていました。

IGO AMIGOと目的は似ているけれど、ちょっとアプローチが違うかな?

私はというとほとんど観戦がメインでしたが、
一局だけ絵柄が「どうぶつしょうぎ」になっている本将棋を、
他の参加者の方と指してみました。

ただ本将棋だと「猫」=「銀」とか変換しなきゃならないので読みにくいです(笑)。
…大人気なく入玉して「穴熊の姿焼き」にしちまったよ…(汗)。

この「どうぶつしょうぎ」バージョンの本将棋ですが、
実際に指してみて2点か気になるところが。

一つは絵柄が丸くまた駒も四角なので、
ひと目どちらが上かちょっとわかりにくい点。

もう一つは「象」や「キリン」といった駒が「成った」絵柄が、
表の絵柄に星がついているだけ(だったと思います…)なので、
こちらも区別がちょっとつきにくいかなと。

いっそ「龍王=龍」「龍馬=ペガサス」のように絵柄を変えてもいいかも?
実際、持ち駒の「象」を打つ際に相手の方が裏側で着手していましたし、
自分の駒を取ろうとするといった場面もありました。
でもこういうカワイイツールは大賛成です。

またカフェ全体としては参加者がお互いに知り合いなれるように、
胸に名前(HN)を書いたシールを貼っていたのですが、
これがはがれ易くて…すぐなくなっちゃいました。
やはり普通の名札とかの方が良さそうですが、
それだとちょっとお見合いパーティーみたいで居心地悪いか…(汗)。

(つづく)

第12回ねこまど将棋カフェに参加してみた【前編】

2011-04-29 21:55:55 | 将棋
昨日は将棋の北尾プロが運営する「株式会社ねこまど」主催の、
第12回「ねこまど将棋カフェ」なるものに参加してきました。

正直、将棋界から疎遠になって久しく、今は囲碁で手一杯ですから、
そういったイベントがほぼ毎月全国(すごい)で行われていることすら、
開催前日までは知りませんでした。1周年ですか。

常日頃チェックしている(滝汗)福山知沙さんのブログを見たら
このイベントのことが告知されていて、
下北沢という場所も比較的行きやすかったので
「久々に将棋イベントに参加してみっか」。
正月以来のアルコールが体内に入っていたせいもあるかも…。

当日は少し時間があったので発売したばかりのiPad2を視察。
何の縁か「詰将棋」のアプリが入っていたので、
しばし時間を忘れて挑戦してしまいました。
やっぱりブランクの長さは隠せず、
5手詰でウンウン考えるようではダメですね。
将棋世界」も「週刊碁」も読めるし、欲しい…。



閑話休題。
さて「将棋カフェ」。
会場は下北沢の「Free Factory」というカフェ&バーです。



入り口が節電のためか薄暗く、入り口がわかりません。
エレベータで乗り合わせた女性としばしボー然
ようやく写真のシャッターのところが入り口になっていることに気づきました。



更にもう一つドアがいかにも秘密基地。

この扉を開けて、スタッフの方が受付の用意をされているのをみて、ホッと一安心(笑)。



カフェ内の本棚を借用して、棋書の展示。
そういえば、去年だか青山か表参道の辺りで、
同様の企画があっていきたかったのですが雨か雪かで断念した記憶が。

これを見たかったのも一つの目的ですが…アマいアマいよ(笑)。
ほとんど持っていました。
アノ中で一番のレアは森内プロの「矢倉3七銀分析(上)」という
上巻しか出版されなかったという幻の一冊ですが…、持ってるさ(笑)。
いうまでもなく私がマニア過ぎるんですけどね。

なんてことを考えていたら、北尾プロによる開会の挨拶の後、
本当に文字通りフラリと森内プロが立ち寄られて会場がドヨメキました。
そりゃそうさ。
囲碁で言えば四天王がフラリと顔を見せたというのに近いでしょうか?
いや、それ以上かな。
何といっても18世永世名人
加えて今、名人戦真っ盛りですよ。

それにしても森内プロ、普段着すぎてそこもビックリです(笑)。

(つづく)

【vs土井プロ 2】「大垣会チャリティー碁会」に行ってきた【完結編】

2011-04-28 23:55:55 | 棋譜
帰宅なう。

何でこんなに遅くなったかは、またいずれ書くでしょうが、
とりあえず「大垣会チャリティー碁会」を終わらせてしまいましょう。

つづき

【終局図】


結局の昨日最終手で打った黒78は失敗。
右辺全体が取られそうな気配が出てきて、
上図、黒△のように三子を取られる羽目になりました。
これは当然大失敗。

この後の手順は正確に再現できなかったのですが、大まかな流れとしては
さらに下辺、そして虎の子の左上もジリジリと侵略され、
下手がまける典型的なパターンに。

大ヨセに入った段階で、
同時に打っていた他の方たちが終わり、
その検討で考える時間があったので目算したところ、
黒がまだリードはしているようなのですが、その差が10目あるかどうか。
この段階で10目というのは、ほとんど射程内なので焦りました。

この時、ふと声をかけられたので「誰じゃ」と振り向くと加藤充志プロ。
こちらはテンパっていたので、何と声をかけられたのかわからず、
まともに返答できませんでした。申し訳ないです。

盤面に戻って、とにかく先手でヨセられるところで、
大きそうなところからドンドンヨセるしかありませんが、内心
「(先手で)キイてくれぇ
と祈る思い。

そして最終的に出来たのが上の終局図。
【4/30追記】asutoronさんから
「黒△はこの時点では手入れで打ち上げられているはず」
とご指摘がありました。
前譜とのカラミで黒△を目に見える形で残しているため、
ダメの詰まり具合がおかしい点をご了承ください

相変わらずおぼつかない手つきで
「あまり作ったことがないので」
といいわけしながら、整地。

結果は



残っていました(汗)。
黒「碁」目勝ち
文字通り「幸いしました」というところです。

終了が一番遅くなってしまったので3巡目は打つことが出来ませんでしたが、
ヘトヘトでしたし、他の方の碁を観戦して楽しみました。

特に加藤充志プロの指導対局では、その著書で触れられている局面の類似形、
具体的にはわリーグ、たきぽりvsnipparat戦でも出てきた形(下辺)が出てきてニヤリ。

大体が終わったところでヒッソリとお暇させていただきました。
ちょっと加藤先生とお話したかった気もしますが、
それは5/8の楽しみということで。

結局13時から18時まで。
みっちり囲碁漬けになって、しかもチャリティーということで、
お代もお役に立てていただけるのですからいうことはありません。

この場をつくってくださった大垣先生、ご指導くださった先生方
そして大垣会の幹事の皆さまに改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました

【vs土井プロ 1】「大垣会チャリティー碁会」に行ってきた【8】

2011-04-27 22:15:55 | 棋譜
つづき

また話が飛びましたが「大垣会チャリティー碁会」のつづき。

鹿賀丈史「さぁ、誰と戦いますか!?」
料理人GO!「土井先生お願いします!!」

なんていうやりとりはありませんでしたが、
2局目は土井誠プロに打っていただきました。

お名前しか知りませんでしたが、
何となく「料理の鉄人」に出てきそうな職人風の先生です。

手合いは三村先生に勝ったことで調子に乗ってではないですが、
1子減らして6子でお願いさせていただきました。

【実戦図1(1~78手まで)】


三村先生とはまた違い、下手ごなしに慣れていらっしゃる感じで、
白3といきなり内ガカリ。
「ウチガカリキタァー!」
試されているのをヒシヒシと感じました。

尤もジョバンニですからここは迷わない。
黒4とコスミツケて攻めるのは大好きです。

ただ黒10でちょっと迷いが。

Aの辺りが薄く感じたので、いきなり黒Aか、
あるいは黒Bと構えて薄みを強調するかを考えているうちに、
右辺の黒が白の薄みを突ける身分じゃないような気がしてきて、
黒10とそっぽにいってしまいました。
着手に一貫性がない。

黒24の局面でもちょっと視野が狭くなっていたようです。

【参考図1】


局後ちょっと手直ししていただいたので、
「参考図黒Aでしたか?」
とお伺いしたところ、
「いやいや黒1とサガり、白2と上辺の石を取りにきたら黒3から切って良し」
とわかりやすい手順を教えていただきました。

黒Aもなくはないですが白Bの三々に黒1とサガって、
きちんと取りきる力量が必要です。

あるいは実戦図1に戻って黒24では、黒Bからのキリを決行するのもありそう。
参考図のストレートな切断手段がみえていなかったので仕方ないですが。

黒26とここを守るのも手堅くはありますが、ちょっと消極的。
結果、白27に黒28の方を抑えるのは仕方なく72のサガリでは怖いでしょう。

白35に素直に一間トビで応じたのは、まぁ良かったかなと。

白47にはまた黒50のコスミですが、
黒54で後手でツグのは芸がないような気がしました。

よって黒54。左上の大きな地で勝負という意味です。
ただこの守りも重複気味であまり自慢できる形ではありませんが…。

以下、とりあえず白黒共に弱そうな石があまりなさそうで、ジリジリした展開。
こういう狙いがハッキリしない碁は苦手です。

何といっても左上が大きいので黒優勢なのは明確なのですが、
どこかで一気に主導権を握って、ケリをつけてしまいたい。
そんな心理がまたムラムラ湧き上がってきて黒78といってしまいました。

(つづく)

新刊棋書情報「シマリの急所 小目の小ゲイマジマリ編」

2011-04-26 21:55:55 | 棋書
MYCOMから「シマリの急所 小目の小ゲイマジマリ編」という本が出た。
著者は溝上知親プロ、構成は朴道純。

小目からのシマリに関する本は、
「シマリの定石」(日本棋院:大窪一玄著)、
シマリの技法」(河出書房新社:石田芳夫著)などの事典系から、
「侵略のテクニック」(日本棋院:桑原宗久著)という講座系、
小目の基本型後の攻防」(棋苑図書:依田紀基著)といった問題集系など
いくつか類似の本が出ている。

今回刊行された「シマリの急所」は「小ゲイマジマリ編」ということで、
小ゲイマジマリだけに絞っているのが特色。
今後、もう一、二冊出版されるのだろう。

また部分的な手順の解説の他に全局図を多くとりあげて、
全体の中でどの手段が有効なのかということを
きめ細かく解説している所が目を引く。



具体的には小ゲイマジマリに対して、上のA~Eの5通りの手段について詳解。

これらの手はネット碁初段クラスだと知っていても、
その先の変化や、どういう場面で使うのかわからなかったりで、
結局、小ゲイマジマリをそのまま地にされてしまうことが多い。

本書はその辺りのアマが陥りがちなミスを、よくカバーしており好印象だ。

一方で一部の部分図が無駄に大きかったり、
最終章に掲載されたテストが個人的には蛇足な感じもした。
結構分厚いが、もっとコンパクトにまとめることも出来たのではないか?
しかし概ね長所が勝る、即効性の高い本だと思う。

上記の4つの類書も最後の依田プロの本を除いて絶版なので、
こういう本が一冊は必要。

ただ最近小ゲイマジマリを多用しているので、
碁敵にはあまり読んで欲しくないのが正直なところだ…(笑)。

新刊棋書情報「山下敬吾の碁」

2011-04-25 22:15:15 | 棋書


スタジアムからの帰り道「進撃の巨人」という漫画のことを考えていたら、
スポーツナビ西部さんが全く同様のことを連想していたようでニヤリとしてしまった。
尤も件の漫画は電車内での広告をみただけで、読んだことはないのだけれど。

話は変わってMYCOMからの新刊「山下敬吾の碁」が出ていた。
いうまでもなく「世界一わかりやすい打碁シリーズ」の一環。
構成も同じく朴道純。

シリーズの他の本との違いは特にわからなかったが、
李昌鎬、古力とのアジア大会の棋譜をはじめとして、
張栩、羽根直樹といった国内外の一流どころとの棋譜が並び、
さすが山下という雰囲気が出ている。

ただこれだけタイトル戦で一冊を埋めることが出来るのをみると、
初七大タイトル以後から取材した有段、プロ向けのきちんとした打碁集を出して欲しいと強く思うが…。
またグリたんとの一局は先月の月刊囲碁付録、名局細解と被っていないか?

尚、四天王のうち高尾プロとの対局だけ
七大タイトル戦での対局がないためか収録されていない。
それに気遣ってか、コラムの中に
「高尾紳路プロ」という一文があるのが少し微笑ましい。

両者はNHKの少年少女囲碁大会決勝以来のライバルで、
番碁を除けば「ヒカルの碁」ヒカルvs社戦の元ネタとなった新鋭囲碁トーナメント決勝や、
新人王戦決勝など多く対局している。
七大タイトル戦でも早くみてみたい顔合わせだ。

2回目の「江」囲碁シーン

2011-04-24 21:55:55 | 雑談
さて大河ドラマ「」に2回目の登場となる囲碁シーン

ひろさわさんによると、
家康と本多正信が囲碁を打ちながら相談するというシーンが
学習漫画にあったらしく、あるいは実際にそんな逸話があり、
それが採用されて登場するのではないかと言われていましたが…。

ドラマでの相談内容は
「竹千代(のちの江の夫、徳川幕府2代将軍秀忠?)の後見役になってくれないか?」。
時期的には一致していたようですが、相談内容は違いましたね。

一応、最初に盤面がカメラに映りましたが、それっきり。
あまり碁を打っている必然性がないような気もしましたが
竹千代がすぐそばの縁側で遊んでいるので、
家康達も休憩中というような意味でしょうか?
盤面の内容についてはいわずもがな。

囲碁以上に気になったのが、その場面で家康が
「竹千代は特別な力(才能?)をもっているから…」
みたいなことを言っていたこと。

私にとって秀忠は
「関が原の合戦で真田軍に足止めされて参加できなかった」
「凡庸な将軍で家光と家康の繋ぎ役」
というあまり芳しくないイメージしかないので、
かなり違和感があって背中がムズムズしました…。

とりあえず、私の知る範囲では「江」の囲碁シーンはこれでおしまい。

キャストは好きなので、一応毎週チャンネルを合わせていますが、
ザッピングしたりして、あまりちゃんと観ていないこのところ。

特に江の年齢と、それから上下関係や呼び名が果たして適切なのかが気になって
あまり番組を楽しめていません。
私はかなりドラマに対しては寛容な方だと思うのですが…。

JIN-仁-」も始まったし、ドラマばっかりみているわけにもいかない。
来週以降も見続けているかどうか、怪しくなってきました…。

【vs三村プロ 5】「大垣会チャリティー碁会」に行ってきた【7】

2011-04-23 23:30:55 | 棋譜
明日は大河ドラマ「江」囲碁シーン2回目と、選挙ですよ。

つづき

【総譜】(158手完 黒中押し勝ち)


碁ロック」のさんさんが指導碁を受けられたとき、
先生が投了したのがわからなかった
と仰っていたのを読んで
「そんなことあるめぇ」
と内心思っていたのですが、まさか自分がその二の舞とは(笑)。

だって目の前の手を読むのに夢中になっていて、
全然、目算もしていなかったのだもん。

今、改めてみればC、D、Eのうち2箇所打てるとして
ザル目算ながら20目ぐらいリードでしょうか?
大きくはないですが、Fも先手で利きそうです。
それでもそんなにまずい手を打ったつもりもないのに、
50目近く差を詰められているんですね。

三村先生のブログで、
手ごたえとしては4子、5子で打てそう
という過分のお言葉をいただきましたが、そこはジョバンニ

ここから破滅的な打ちまわしを披露する前に終局になっただけのこと。
自分の打ちたい狙いは全部打てて、出来過ぎの観があるし、
7子というのは我ながら良い手合いだったかなと思います。

惜しむらくは参考図5を逃したこと。
これで捕れていれば
「第50回NHK杯選手権者の石を獲ったどぉ!」
と、ちょっとは自慢できたのですが。

また終局後、頭がオーバーヒートしていて
検討していただきたいポイントがまとまらず、
ほとんど出来なかったのが心残り。

早い終局だったのですから我に返って
サッと、初手から確認すれば、
実戦図4白14の疑問点について疑問を解消できたかもしれません。

ともあれ勝ちは勝ちで大満足。
初めての指導碁を三村先生に打っていただけて本当に良かった。
もうお腹いっぱいですぅ。

席を立って他を見ていると、
「あれ?加藤充志プロがいらっしゃる」
飛び入りでの参加で2面打ちされていました。
中盤の花形戦法」は私の中で比較的評価している本。
「あの中に掲載されたテーマの質問をしようかなぁ」
なんて考えていると、大垣会の幹事の方からお声が。

「次はどなたと打ちますか?」

え?2局も打たせていただけるんですか!?

(つづく)

4/17の「将棋の時間」「囲碁の時間」

2011-04-22 23:55:55 | 雑談
閑話休題。

大垣会チャリティー碁会」の話はまだ続くのですが、
一回、お休みして17日放送のNHK「将棋の時間」「囲碁の時間」の感想をば。

1.「NHK将棋講座

多分、2回分を1回撮りだと思うので、
山崎プロの講師っぷりがあがっているかと思ったのですが、
まだグダグダですね(汗)。

でもかえってそういうところに何だか親しみを感じます。
私と同じタイプとお見受けしたので、
もうちょっと台本をカッチリ作ったほうがよさそう…かな?

あと「ちょいワル王子の逆転ホームラン」の決めポーズの前に、
ごそごそ…バットを取り出すのはやめましょう(笑)。
恥ずかしさ倍増です。

2.「囲碁将棋フォーカス

福山知沙さん、先週とうってかわって安定していました。

何かあったのだろうかと考えたところ、
今週は「フォーカス・オン」のコーナーの最初に、
タイトルバックが入ってましたね。
これ先週ありましたっけ?

囲碁将棋フォーカスのコーナーは「(アマ)段位の取り方」。
前日にいった八重洲センターが登場してタイムリー。
宝酒造杯で免状とりたいです…。

また冒頭のフリートークで梢恵ちゃんに
千紘ちゃんの話題をふったのもタイムリー。
ブログをチェックされている…のでしょうね。
お互いにブログで情報をチェックしていると、フリートークもやりやすそうです。

規三生先生はちょいと緊張気味だったけれど、
時間が経つにつれて調子が出てきました。
将来、福山さんの免状を推薦するのもいいですが、
同時に規三生先生の「お嫁さん」に推薦するのはどうでしょうか…?
また余計なことを申しました…(汗)。

3.「囲碁講座

やはり安定した講師陣と裏腹に、バラついた講座内容が気がかり。
最初にまた「ゲタとは」の話からスタートしたと思ったら、
「ゲタのアラカルト」では、最後の4例目に
高段者でもウッカリしそうな形が登場してクラクラ。

そして「ヒロ・カナの戦いのエピソード」では、
「『切っている石』を周辺の戦いで睨み殺しにする」なんて、
ハイレベルすぎてついていけません(汗)。

5/8にカナボーにお会いしたら一言言わないとダメ…かな?

4.「NHK杯囲碁トーナメント

今週の見所は石倉プロの「解説」でした。
講座などの実力派講師として知られていますが、
対局解説も私の中ではかなり高評価。

特に対局者の構想や形勢判断を明瞭に解説する様は
難解な手順は省略気味なので
高段者にはちょっと物足りないところもあるでしょうが
低段者クラスには非常にわかりやすく神懸っています。

対局者の鈴木伸二プロと村川プロも石倉先生を意識したのか、
我々の対局に出てきそうなオーソドックスな碁形を選択。
それでいて打ち込みあり、基本死活あり、フリカワリありと、
まるで演舞をみているような参考になる対局で、
最後までしっかり視聴させていただきました。

さぁ、明日(23日)…は、大垣先生にご挨拶に、
モリシア津田沼囲碁フェスタ」にいく…かな?

【vs三村プロ 4】「大垣会チャリティー碁会」に行ってきた【6】

2011-04-21 23:55:55 | 棋譜
お芝居を観にいってきたので、帰宅なう。
碁的HP、つながったよぉ。
カウントダウンのリンクが切れているけど。

つづき

【実戦図6(114~137手まで)】


小考の末、一子をヌク方を選択。
二子をとられても、中手でとれるというヨミ…というか勘でした。

白2黒3のワンクッションを置いて、三村先生は堂々と白4。
ここで「ん?おかしいな」。
「とれないんちゃう?」

黒5ではまだ「中手ナカデ…」と思っていましたが、
白8と打たれて事の重大さをようやく認識。

すなわち白△が絶妙な位置にあり、
ワタリと眼持ちが見合いになってこれで生きているという仕組み。

黒Aからハネツイでカケ目に出来ないかと考えましたが、
白Bが利いてしまい眼持ちは容易。

先生の石は取れない…か…」
ナントカの早中手…か…」
(いずれも三堀将さんの「楽しい囲碁心理学」の格言より)
…とガックシ

【参考図5】


改めてみれば何のことはない。
実戦図黒1で参考図5黒1と助け出せば、
白はここに眼を作れないようです。

打っているときは黒3で黒Aのアテしか考えていなくて、
それだとコウになって成算がなかったのですが、
単に黒3ヒケば、連絡してますね。
いかにもヘボらしい固定観念。
Cの辺りが気持ち悪いですが、白もダメヅマリでやっていけません。

とにかく実戦図白12と白に生きられると、
反動で再び左下の黒が危うくなります。

「ここで終わるのは嫌だぁ」「生かしてくださいぃ」という私の心の叫びに、
やさしい三村先生は「お生きなさい」。
何とか黒23までで怪しい手順ながら延長戦の許可をいただきました。

ここでも実戦図4で黒15と半眼出来ているのが心の支え。
実戦図4での半眼なかったら、やっぱり生きられたか自信がありません。

ただ生きても後手。
白24と先着されるのは仕方ありません。

【実戦図7(138~158手まで)】


黒1白2は当然ですが、ここで黒3と打って反発。
前々から、この右辺の一団へのいじめはみていたところ。
そして白6の反発返しに、最初は黒8とヒクことを考えていたのですが、
強く黒7とオサえることが出来ると気づいたのが、ささやかな頑張り。

そして黒11と一眼確保して黒15のサガリをキカし、黒17が狙いの筋。
黒の生きを確保しながら恐れ多くも
三村先生相手に「お生きなさい」コール返しです。

「お好きになさい」と手を抜かれたら、実際にどうかわかりませんが(汗)、
でも白18と守っても白が生きているかどうか、
キワドイ感じなので大丈夫でしょう。

返す刀で黒19・21と、なんと再度の「お生きなさい」コール
ここが先手になるのは予定通りといえば格好いいですが、
最初は黒21の単サガリを予定していたのは内緒の方向で。

さて、この局面で白はAと生きる一手ですが、それに対して黒Bはキカなそう。
「次は黒CかDあるいはEの辺りかなぁ」
なんて考えていたのですが、ここで三村先生の着手がありません。

ちょっと何かおっしゃったようですが聞こえなかったので
「え?私の番ですか?
なんてボケた返事をしたところ、三村先生は笑いながらアゲハマを盤上へ。

つまり次の手はなんと「投了」でした。
全く考えていなかったのでビックリ

(つづく)