対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

手入れしたけれど

2005-11-30 03:04:11 | 棋譜
碁が中々アカ抜けてこないことに、軽い苛立ちを感じる。
まぁ、負けたからなのだけど。

白番、コミ4目半。

負けた要因を遡ると、「中国流を布かせたこと」という気分すらしてくるが、もちろんそんなはずはない。
一応、白4で牽制はしてみたのだけど、相手は全然気にしてくれない。

また白8は右上にかかるべきか、あるいは左上も締まって実利で対抗するかという考え方もあったが、どれも一局だろう。
修正するとすれば右上にカカるのが私らしい。
締まらないのは私の性格に締まりがない………からではなく、カカってこられた後の変化を楽しみたいから。

ともあれ白10と突入!
白14まではこんなものだろうが、白16では二間にヒラクのを逃してはならなかった…。
黒17と詰められては息苦しい。
また白18も19が要点だったか?

不利な状態でFig.1の左上に移る。
黒35には白36-38をいれずに二目のアタマをハネるところか。
黒49に切られても「なんとなく」攻め合い勝てそうな気分だった。
が、黒55を目の当たりにして
「全然ダメやん」
もちろん黒Aの方を打欠けば私の負けである。
白54で軌道修正して我慢する順はあったか?

取られと思っていたので、黒57と打たれて混乱。
だから白58とダメを詰めてしまった…。
我ながらこの手を打った心理を説明するのは困難で、ややパニック気味だったとしか言い様がない。

それでも何とかツブれは避けられたので、対局続行。
左辺を攻める形で左下を固めて、それなりの形に。

白110-112が利いたのも幸運。

局面が落ち着いたFig.2、白118でどう打てばいいのか全然わからなかった。
中央を囲いたい気もして白Aなども浮かんだ。
が、あまり囲うのに適した形にも見えないし、単純に囲えば当然妨害されるだろう。

というわけで得意の直感100%で白118と打って、下辺の白を脅かすことによって調子で中央を囲うことを狙ってみた。
しかしその方針なら、その後の進行は一貫性がないか…。
どこかで下辺に打った石を利き石にして捨てるところだったろうか。

そして迎えた白218(Fig.3)。
かなり前からダメを詰めれば黒A-Bの順が成立するので、手入れが必要なのはわかっていた。
そこで慎重に「どれが一番働いているか」と時間使って考え、白218と手入れしたのだけど、これがハ・ズ・レ♪
実戦の下の方からやっていく順が見えていなかった。
手拍子でなかったのだから、尚更重症。

終局後かなりどう打てば良かったのか悩み、
「もしやここは二手手入れが必要だったか」
とまで思ったのだが、気づいてみればなんでもない。
白218で白Bで両方が受かっている。
これならば黒はコミを出すのが難しい形勢だったかも知れない。

投了して、物凄い虚無感を感じた。
ここまで打ってきた時間はなんだったのか。
これならば序盤の左上でツブれた方が良かった…と。
全体的にここ二局で戦いをしてこなかったツケが出てしまった感じだ。

再び通算勝率5割代に墜落である。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[pd];W[dc];B[pq];W[cp];B[qk];W[fq];B[jq];W[di];B[jc];W[po]
;B[qo];W[pp];B[qp];W[oq];B[pr];W[pn];B[mq];W[ok];B[mo];W[no]
;B[np];W[nn];B[qn];W[op];B[pm];W[mn];B[lo];W[om];B[pl];W[ol]
;B[df];W[ce];B[cf];W[de];B[bi];W[ch];B[bg];W[bh];B[ah];W[ef]
;B[be];W[bd];B[eg];W[ae];B[bf];W[dg];B[ee];W[ff];B[cd];W[dd]
;B[cc];W[bc];B[cb];W[db];B[bb];W[ab];B[ad];W[ac];B[ba];W[cg]
;B[ag];W[da];B[ci];W[dh];B[dj];W[fh];B[ck];W[cm];B[gc];W[ej]
;B[ek];W[fj];B[fe];W[ge];B[gf];W[fg];B[gd];W[he];B[fd];W[fk]
;B[el];W[en];B[fl];W[dl];B[cl];W[dm];B[dk];W[gl];B[gm];W[fm]
;B[em];W[fn];B[bm];W[bn];B[bl];W[co];B[bj];W[qc];B[qd];W[pc]
;B[oc];W[ob];B[nc];W[nb];B[mc];W[rd];B[re];W[rc];B[qf];W[id]
;B[hd];W[hf];B[ic];W[jd];B[kd];W[jf];B[ke];W[kp];B[jp];W[ko]
;B[ln];W[jo];B[io];W[jm];B[in];W[km];B[im];W[il];B[hl];W[gk]
;B[lm];W[hk];B[jl];W[kl];B[ik];W[jk];B[il];W[ij];B[kk];W[ll]
;B[jj];W[mm];B[kq];W[ji];B[ki];W[jh];B[gq];W[gp];B[hq];W[lj]
;B[lk];W[mk];B[kj];W[mi];B[fr];W[eq];B[er];W[dr];B[hp];W[go]
;B[pi];W[ph];B[qh];W[pg];B[qg];W[oi];B[pj];W[nq];B[mp];W[lg]
;B[nf];W[es];B[gr];W[mf];B[ng];W[me];B[oh];W[ne];B[oe];W[nh]
;B[og];W[mg];B[pf];W[mb];B[lb];W[ga];B[gb];W[ha];B[fa];W[fb]
;B[ia];W[ea];B[hb];W[fa];B[ma];W[mr];B[lr];W[nr];B[oa];W[pa]
;B[la];W[na];B[fs];W[ds];B[gn];W[kn];B[lq];W[ld];B[lc];W[kh]
;B[li];W[mj];B[kf];W[kg];B[ec];W[ho];B[hn];W[do];B[dq];W[cq]
;B[fp];W[fo];B[ep];W[dp];B[eq];W[am];B[cr];W[br];B[cs];W[al]
;B[ak];W[an];B[bs];W[bq];B[dn];W[cn];B[eo];W[dn];B[ap])

お言葉に甘えて

2005-11-29 00:38:45 | 棋譜
黒番、逆コミ半目。

左下は「堅っ!」という印象だが、置いておく。
こういうところで勝負が決まる程、私レベルの碁は「深くない」。

右上。
三々にどちらに押さえるものか困ったが、上辺がかろうじて6間という限度幅だったので、上辺の方を押さえる。
白36まで手順だと思うが、次にどう打つかまた困った。
柳シクンプロの碁で34・36の二子を捨て石にさせる順をみたと記憶していたが、考えてもそれらしき手順は見えず。
「ま、とりあえず」
と黒37。
白40にちょっと驚いたが、後で考えれば確かにこう打つぐらいか。

問題は白44-46で右上が全部とれることになってビックリした。
何はともあれ45のところを白はカカえるべきでしょう。

しかし黒も49-55まで這った感触はあまり良くなかった。
右下から厚みができるので。
右上の攻め合いに勝つ為に仕方ないのだが、黒53では54にハネそうなものである。
ただ、このハネを局後、脳内で検討してみると結構ややこしい。
災い転じて福なのだろうか?
右上隅の白を取るのに何手なのか、把握出来ていないのが要因と思われる。

57-61はまず右辺の石に眼を作ってからコウで打ち抜くところ?
実戦は白は62で67にハネれば、白にコウの権利はあったろうか。

それを67まで気づかなかったのだからお粗末。
黒113は押さえない方が良いとも思ったが、相手の手段が見えなかったのでおさえてしまった。

黒121・127がまたひどい。
左上にもっと危機感を感じるべき。
黒137でホッと一安心のはずだが、実戦では不安でさらに139と過剰反応…。
右上の地が消えてしまった…。

地が心配になったので黒143-145と囲いにいったところ(あまり良い方針ではないと思う)に白146がびっくり。
「このまま囲わせていただけるんですか?」
と半信半疑ながら図に乗って147-149とさらに囲うが、白は我関せず。

「それではお言葉に甘えて
本来、遠慮する上品な言葉だが、実戦でやったことは品がなく、中央を全部頂くことだった。

あとの見どころは白224にゾッとしたことだが、大過なし(バリバリにヨセられたわけだから、よろしくないが)。

作っても21目半勝ち。
昨日に続いて、相手の消極策にごちそうになった格好だ。

6割復帰。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[pd];W[dd];B[pq];W[dp];B[fq];W[qo];B[op];W[hq];B[dn];W[kq]
;B[cq];W[dq];B[cp];W[do];B[co];W[fp];B[dr];W[er];B[cr];W[eq]
;B[pn];W[qm];B[fc];W[cf];B[db];W[cc];B[ic];W[dj];B[qg];W[qc]
;B[pc];W[qd];B[pe];W[rf];B[qf];W[rg];B[qb];W[rb];B[re];W[rd]
;B[qe];W[se];B[rh];W[sf];B[pb];W[sc];B[ra];W[qh];B[ri];W[qi]
;B[rj];W[qj];B[rk];W[qk];B[rl];W[ql];B[sa];W[rm];B[qa];W[sl]
;B[sb];W[qq];B[kp];W[lq];B[lp];W[pr];B[sh];W[oq];B[pp];W[qr]
;B[nq];W[or];B[mq];W[jq];B[jp];W[ip];B[io];W[ho];B[in];W[mr]
;B[fe];W[nf];B[md];W[le];B[ld];W[ke];B[ph];W[kd];B[kc];W[ie]
;B[ch];W[cm];B[eh];W[cb];B[dm];W[cl];B[cn];W[dl];B[gm];W[fl]
;B[fm];W[fj];B[gh];W[ih];B[hj];W[bi];B[bh];W[bk];B[mf];W[me]
;B[mg];W[nd];B[nc];W[lc];B[mc];W[jc];B[lb];W[jb];B[ib];W[id]
;B[jf];W[hc];B[hb];W[gc];B[gb];W[ge];B[kh];W[fd];B[ja];W[ka]
;B[ia];W[kb];B[la];W[lc];B[ed];W[gd];B[eb];W[kc];B[ee];W[mb]
;B[od];W[ne];B[ol];W[oj];B[nk];W[oh];B[nj];W[pi];B[jj];W[nr]
;B[bf];W[be];B[cg];W[df];B[gf];W[hf];B[hg];W[ff];B[ef];W[gg]
;B[fg];W[gf];B[hh];W[nh];B[mh];W[pg];B[ek];W[el];B[ej];W[ei]
;B[fi];W[di];B[fk];W[gk];B[gj];W[dk];B[fj];W[gl];B[hl];W[hk]
;B[ik];W[hm];B[il];W[hn];B[dg];W[af];B[qp];W[rp];B[qn];W[rn]
;B[po];W[ro];B[pm];W[im];B[jm];W[nb];B[oc];W[jg];B[kg];W[if]
;B[ig];W[kf];B[jh];W[je];B[em];W[bn];B[bo];W[bm];B[es];W[fr]
;B[ci];W[cj];B[ai];W[bj];B[ce];W[de];B[dc];W[cd];B[sk];W[sm]
;B[sg];W[ds];B[cs];W[aq];B[ar];W[ao];B[bq];W[ap];B[bs];W[mp]
;B[np];W[jn];B[jo];W[kn];B[mo];W[km];B[jl];W[ni];B[mi];W[ok]
;B[ml];W[bg];B[pl];W[ob];B[ca];W[ba];B[da];W[ab];B[fs];W[gs]
;B[ds];W[gq];B[aj];W[ah];B[ag];W[fa];B[fb];W[ah];B[iq];W[ir]
;B[ag];W[sj];B[sd];W[ah];B[an];W[am];B[ag];W[bf];B[ah];W[dh]
;B[ak];W[al];B[eg];W[fo];B[eo];W[gn];B[pk];W[ng];B[pj];W[pf]
;B[oi];W[oj];B[lf];W[oe];B[oa];W[ma];B[bp];W[an];B[jg];W[ep]
;B[en];W[oi];B[pa])

戦い起こらず

2005-11-28 02:25:16 | 棋譜
黒番、コミ4目半。

黒5、7は小林流だが、単に中国流で打つ気がしなかったということ。
いずれはキチンと会得したいと思っている戦法だけれど、大体の思想しか知らない。

思想と言うのは、白8のようにかかってきたら、左辺の勢力を活かして攻めると言うこと。
というわけで黒9だが、コスミツケるかどうか悩んだ。
結局、コスミツケにタってくれるかどうかわからないので、最近愛用の二間高バサミを採用したけれど。

黒15まで黒がユルい感じもするが、まずは安定したので右下へ。
ここも大した戦いも起こらずお互いに安定してワカれた。

白28の三々入りがちょっと早いのだろうか?
一番不安がある上辺の黒が手順に強固になり、反対に中央の白石が薄くなった感じ。

黒41の二段バネも
「私の方が強固」
という主張であるけれど、やっぱり二段バネはドキドキしますな。

黒43は私得意の「ヨミの入っていない形っぽい手」。
一応は黒53となってこの石のシノギは楽そうなので、それなりの価値は出た印象。

図の54の対応に一番苦慮した。
私としては54とツケるよりAとかその一路下辺りの方が良いような気もする。
黒が強いので黒Bなどとハネて強くやっていくのが正しい考え方かと思ったが、キリチガイやハネ返された後どうなるかがわからなかった。
中央の石は単独でもシノゲそうだし、ややこしくなるのを嫌って黒55と引いた。

白68にツガなかったのは「ツガぬ馬鹿」かもしれないが、下辺と中央の連絡がまだ完全でないと思っていたので、重くなるのを嫌った。
黒83までとなっては万全。
白はどこか切ったりするような順があったと思うのだけど…。

あと怖いのは、左辺の地に無理気味でも、打ち込んできて暴れられること。
しかしそういうこともなく、逆に黒113や黒153などというやらずもがなの手を、黒が打つ余裕すら生じて…。

作るところまで打って、23目半勝ち。
相手の方には以前、同じように戦わずに打って作ってみたら大差負けという記録があるので、今回はそのお返しとなった。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[pd];W[qp];B[cd];W[dp];B[cn];W[fq];B[dj];W[ec];B[hd];W[ee]
;B[df];W[ff];B[dc];W[eb];B[kc];W[hf];B[op];W[qm];B[qq];W[rq]
;B[pq];W[ro];B[kq];W[iq];B[en];W[bp];B[ko];W[qc];B[pc];W[qd]
;B[qe];W[re];B[qf];W[rf];B[qg];W[ke];B[ld];W[le];B[me];W[mf]
;B[nf];W[mg];B[kg];W[ng];B[ne];W[kf];B[jg];W[ie];B[id];W[gi]
;B[eh];W[gh];B[kj];W[kn];B[lo];W[jn];B[mm];W[ll];B[mj];W[ml]
;B[oj];W[ph];B[om];W[ol];B[pl];W[nl];B[pk];W[ni];B[kl];W[lm]
;B[hk];W[fk];B[dl];W[ei];B[di];W[gm];B[hm];W[hn];B[qh];W[pi]
;B[nj];W[qi];B[pm];W[lk];B[lj];W[kk];B[jk];W[ii];B[ji];W[ij]
;B[jj];W[gl];B[rr];W[sp];B[qn];W[rn];B[qo];W[rl];B[pp];W[rp]
;B[qb];W[rb];B[pb];W[ra];B[rk];W[ql];B[qk];W[sm];B[mn];W[ri]
;B[lg];W[lf];B[gq];W[fp];B[hp];W[ip];B[io];W[ho];B[in];W[jo]
;B[im];W[jp];B[km];W[ln];B[jr];W[ir];B[is];W[hs];B[js];W[hr]
;B[fo];W[go];B[bo];W[cp];B[fj];W[gj];B[fi];W[ek];B[gk];W[fl]
;B[ej];W[dk];B[ck];W[de];B[ce];W[hb];B[ib];W[hc];B[ic];W[gd]
;B[gg];W[gf];B[hg];W[fg];B[if];W[he];B[fh];W[hl];B[ik];W[il]
;B[jl];W[jm];B[ef];W[cb];B[fd];W[fc];B[ed];W[fe];B[dd];W[bc]
;B[eg];W[je];B[ha];W[gb];B[db];W[da];B[bd];W[ac];B[nh];W[oh]
;B[mh];W[of];B[oe];W[mi];B[lh];W[oi];B[sk];W[sl];B[pf];W[og]
;B[kp];W[jq];B[lr];W[co];B[bn];W[dm];B[cm];W[dn];B[em];W[do]
;B[el];W[ga];B[ia];W[sr];B[qr];W[nm];B[nn];W[kd];B[lc];W[ad]
;B[ae];W[rh];B[rg];W[sg];B[bf];W[ao];B[an];W[ap];B[li];W[jf]
;B[ig];W[jc];B[jb];W[jd];B[kb];W[qa];B[eo];W[ep];B[cc];W[bb]
;B[si];W[sh];B[pa];

右脳人間?

2005-11-27 21:28:05 | 雑談
稲葉さんも出演していたテスト・ザ・ネイション
やってみましたが私は右・右・Bタイプで適職は「棋士」…。
全体の43%じゃ、アテにならんな…。

そして点数が低いのに事情があるとはいえ、それにしても論理力がないことが判明。
このブログも、他の人がみると支離滅裂なのでしょうな(汗)。

稲葉さんは囲碁番組の外でも、上品さと程よい存在感は健在だった。

追記:
IQを測定する問題として、どういうものが適切かはよくわからないが、
「ことばの穴埋め」問題=「分析力」というカテゴリは変な感じだ。
正しい日本語を使えるかは、分析で正解に辿り着く方法もあるだろうが、一般的には単純な知識の有無だと思われるし。

碁敵にノサれる

2005-11-27 02:29:18 | 棋譜
前回の続き。

黒51から左辺に攻撃再開。
黒59にも
「重複気味」
という指摘がある。
これも堅いところに根拠を重ねているので言われていることはわかるが、実戦では相手に根拠を作らせないつもりではあった。

そして白60の時点ではコミを抜きにしても
「黒が打てる」
というのが私の感覚だった。
左辺にアテのない白の大石があるのが、大きく見える。
左上がこのまま地でないとも思っていたし。

ならば、だ。
黒61ないし63で左辺の石を天元ぐらいにアオって攻めるべきではなかったろうか。
右辺の一子を軽くみるてモタれるわけ。

実戦は第一感通りに打っていたのだが密着され、右辺の白石がなんだか強化されている感じで
「ヤバイヤバイ」
と呟きながら打っていた(アブない)。

victorさんには
「この辺りパスして貰っているような気分になった」
とまで言われてしまって…。

さらにはこの辺でvictorさんの回線がブチブチ切れるので、リズムが狂う。
よくわからないが、棋譜にコメントを入力するとオチる、という現象があったらしい。
victorさんは棋譜の裏に、呟きを入れるのが好きなのである。
この現象に考えが進まなず、、
「どうせなら無勝負にならないかな」
なんて考えたのだから、心理的には最悪であった。

黒73-75となって、盤上の形としても
「やな感じ」。
そして、その感じが白84と現実になって
「クサった」。
黒77はゲタの形(O8)の方が、落ち着いていたのだろうか?

「立てなおせ、立てなおせ」
と自分を叱咤するが、カナメ中のカナメを抜かれて左辺と右辺が繋がっては、立て直す術が見えない。
黒91-93を白96とされて、あさださんの顔が浮かんだ…。
って、御尊顔を拝見したことはないですが。

黒103から頑張ってみたが、白130までヨミ負けていたことを認識して、グゥ…。
何とか黒143まで一部は連れ戻したが、黒147や151など方々で活きを強いられては何だかな。

最後は黒233からの勝負手を放ち、一応形(?)作りをして投了した。
今でも「悔しい」というか「勝ちを逃した」という気分が消えない。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[pd];W[dd];B[pq];W[dq];B[do];W[fq];B[cq];W[cp];B[dp];W[bq]
;B[cr];W[dr];B[co];W[bp];B[bo];W[br];B[cj];W[ch];B[cf];W[eh]
;B[ef];W[dk];B[ck];W[dl];B[dj];W[ej];B[cl];W[di];B[dm];W[ce]
;B[bf];W[fc];B[gf];W[id];B[fi];W[ei];B[fh];W[qo];B[pl];W[qq]
;B[qr];W[pp];B[rq];W[rp];B[qp];W[oq];B[qq];W[oo];B[or];W[nq]
;B[fl];W[fj];B[eg];W[hj];B[ih];W[em];B[el];W[ek];B[en];W[nc]
;B[pf];W[pj];B[pn];W[po];B[nm];W[ln];B[nj];W[ni];B[oj];W[oi]
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;B[km];W[lm];B[jm];W[ml];B[nl];W[nk];B[ok];W[mk];B[pi];W[ph]
;B[qi];W[qh];B[nd];W[hm];B[fm];W[qj];B[qk];W[ri];B[rn];W[qn]
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;B[rl];W[rb];B[qb];W[sc];B[pc];W[sd];B[kb];W[jb];B[la];W[of]
;B[ib];W[hb];B[hc];W[ic];B[gb];W[ia];B[gc];W[gd];B[hd];W[he]
;B[ge];W[fd];B[ie];W[fb];B[hf];W[ga];B[he];W[je];B[jf];W[kf]
;B[jg];W[mf];B[le];W[ke];B[lf];W[lg];B[gm];W[hn];B[fn];W[hl]
;B[be];W[sn];B[cc];W[cd];B[bc];W[ac];B[ab];W[ad];B[ba];W[cb]
;B[db];W[dc];B[bb];W[da])

碁敵にブツカル

2005-11-26 01:18:41 | 棋譜
(現実の時間軸で)昨日の傷も癒えないうちに(?)、ログインするとvictorさんに
「一局いかがですか?」
と、声をかけられた。
一瞬ひるんだが、最近は時間が合うことも少なく、打って貰える機会もあまりないので
「是非、お願いします」
と承諾。

先番、1目半コミ貰い。

しかし一瞬ひるんだという時点で、既に流れは悪い。
「勝てる、勝てる」
と言い聞かせながら、打ち始めたがどこか自信がないのを感じていた。

黒5とかかった場合、白6と打ってくるのは数回の観戦で
「わかっていた」。
つまり白16というワカレになるだろうと見込んでの黒5。
victorさんにはこういった部分部分でワンパターンなところがあるので、付け入る隙があるとすれば、その辺りだろうとは前々から対策を練っていた。

黒17は一路控える(23)ものかとも思ったが、折角スソがとまっているので頑張る。
後で調べると、やはり一路控えてガッチリ治まるのが本手のようだ。

白18のツメに黒19とハサミ返し(?)たのは慌て気味か。
あるいは棋風といえるのかしら?
右辺を中国流に構えるくらいの方が、落ち着いていたかもしれない。
17の石から一間にトブのは左上を固める感じでイヤだった。

白20は意外で、当然ツケて来るのだろうと思っていた。
無論、その時にシチョウ良しであることは考慮済み。

黒23・25は誤魔化されたかもしれない。
一間バサミ定石の形のように打ってしまったが、黒23で21の石を軽くみて、左上の星を圧迫するところだったか。
黒Aとか。

それでも白38とかかられた時点では、左辺に攻め石が残っているので打ちやすいと思っていた。

白40に戸惑っての黒41も少し後悔がある。
黒Bと塗り付けるのが二間高バサミの特性をいかしていたかも。

白44-46は方向が普通じゃないのはわかっていたが、黒45-47では咎めてはいないか。
「黒49で黒C・Dをすぐ利かせるところでは?」
というvictorさんの意見があったが、ケースバイでしょう。
今はちょっと承服しかねる(すぐ手のひらを返す可能性もあるが)。
しかし
「黒49が重複気味」
というのは同感で、49とEを見合いにして、ここは他に回るところだった。
黒Eぐらいにまわれば万全だったかなぁ。

また、長くなったので以下次回。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[pd];W[dd];B[pq];W[dq];B[do];W[fq];B[cq];W[cp];B[dp];W[bq]
;B[cr];W[dr];B[co];W[bp];B[bo];W[br];B[cj];W[ch];B[cf];W[eh]
;B[ef];W[dk];B[ck];W[dl];B[dj];W[ej];B[cl];W[di];B[dm];W[ce]
;B[bf];W[fc];B[gf];W[id];B[fi];W[ei];B[fh];W[qo];B[pl];W[qq]
;B[qr];W[pp];B[rq];W[rp];B[qp];W[oq];B[qq];W[oo];B[or];W[nq]
)