対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

タイゼム10月に無料会員改変

2008-08-31 10:58:50 | 雑談
タイゼムのHPにいくと10月1日から、
サーバーの改変がまたある模様。

私にとって重大なのは無料会員用専用サーバーが出来て、
そこでのサポート(終局トラブル)が受けられないということ。

私はサポートが受けられるかどうか怖くて、
韓国室や中国室で打ったことがない。
ただでさえそんな状況なので、
無料サーバーは知っている人(ないし日本人)との対局以外では使えなくなりそうだ。

有料サーバーの方は無料会員出入り禁止なのかな?

また新しいネット碁会所を求めて、流浪の旅をしなければならないのだろうか?
これだからネット碁はイヤなんだ。
将棋における将棋倶楽部24みたいなところがないからね。
これを機会に本当に囲碁から離れてしまうかも。

とりあえずタイゼムで打てなくなりそうなら、
次の候補はKGSか。
今夜20時から開催予定の猿十番碁のおかげで
ある程度ランクがつきそう(現在「1d?」)なので、
少し調べてみることにしよう。

アマ本因坊戦と猿十番碁第7局

2008-08-29 22:26:23 | 雑談
アマ本因坊戦が始まったようですね。
私もdasさんと同じく、先週だと思っていました。
だって学生諸君は夏休みの宿題で大変じゃん(違)!

ネットでお馴染みの人もチラホラ。
決勝はあさっての31日(日)ですか。
雨が降らないで、何か扇子とか貰えるならいってみようかな…。
ってヒドイ客だな。

おっと当日は猿十番碁第7局があるんだった。
忘れちゃいけない。
8月31日(日)20時~
KGSにて「夏休みの宿題を大急ぎで片付けるぞ」の一局。
hexagobanさん、忘れていないかしら?


新刊棋書情報「世界一わかりやすい囲碁理論」

2008-08-28 20:51:24 | 棋書
囲碁の本のタイトルはどういう過程を経て、
つけられるのか不思議で仕方ない。
単に分類のためにつける、印みたいなものだと思っているのだろうか?
その割には紛らわしい、似たタイトルの本があるけれど。

世界一わかりやすい囲碁理論

このMYCOMの新刊のタイトルを信じて、
「よし買おう」
と思った人は、よっぽど純な人だとお見受けする。
勿論タイトルに偽りあり。

そもそも「囲碁理論」というような体系、
論理だった解説がなされるわけではない。

「カス石は捨てよ」「厚みに近寄るな」
といった囲碁のセオリーを大矢プロが新しい言葉で解説する、
そんな本である。

例えば第9章の「本コウの型は4種類」では、
コウの種類を血液型になぞらえて解説するのだが、
面白くはあってもわかりやすいとは言えない。
他も章ごとの関連性は薄く、
タイトルに無理がありすぎだ。
それもこれも
「楽して強くなりたい」
というような不埒なファンが多いせいか?

ただ上の血液型の話にしても、
わかって貰おうと工夫し、
丁寧に解説しているのは伝わってくる。
また書かれている内容もどこかで聞いたような話ながら有益。
過剰な期待を抱かず「アドバイス集」と捉えれば、
それなりに読める本だと思う。

タイプ的には「自分流のススメ」に近いだろうか?

新刊棋書情報「ひと目の手筋 問題集600」

2008-08-27 23:55:55 | 棋書
中身を見た瞬間は、
「うーん」
と芳しくない印象だった「ひと目の手筋 問題集600」。
なぜなら一部を除いて解説がないのである。

第1章と第3章は最初に解答に解説のついた(2図)例題。
そしてその例題に類題が1ページ4題、
ないし2ページ8題(第3章の一部)付随する。
こちらは例題と同じ筋ということで手順のみ示され、
解説はない。

そして第2章(148題)、4章(92題)、6章(124題)は、
1ページ4題で怒涛の如く問題が出される。
解答は1章と3章の類題と同じく手順のみ。
ただ第1章と第3章のどの例題を参考にすればよいのか、
ページが示されることで解説に代えられている。

恐ろしくストイックな本だ。
そして問題いくつかは初級者にとって、簡単な筋とは言えず、
解説を読んで「納得」することは困難だと思う。
そこが冒頭に述べた悪印象の原因。

ただ使い方や対象棋力をかえて
ひと目の手筋」と「もっとひと目の手筋」を卒業した人が、
ドンドン解いて第一感を磨く問題集と考えれば、これはアリ
囲碁入門編」や「囲碁おもしろレッスン」(「囲碁面白お稽古話)」と同じ)巻末問題集と同義と見るのだ。

10秒以上考えてはいけない。
とにかくひたすら解いてページをめくる。
そして解答も理解するのではなく
「こういうものなのだ」
と、とにかく脳に染みこませる。
そのココロは
考えるな、感じろ」。
考えて理解するのは他の本に任せよう。

思考の膠着化という危険はあるにしても、
この問題で出てくる手順は、
最初に脳裏に浮かんで欲しい、
いわゆる「筋」ばかり。

それを大量に反復することで定着させるというコンセプトなら、
対象棋力(初段前後向け)の問題はあるにしても、
本書は「ひと目」シリーズの名に恥じない一冊だと私は思うのだ。

北京五輪閉幕へ

2008-08-24 19:35:49 | スポーツ
2週間大騒ぎだった北京五輪も今日で閉幕。
今日、昨日辺りから普通の生活に戻りつつあります。

日本は金メダル9個。
こちらのサイトを見て、
なるほどと納得していたので、
ほぼ日本の現在の実力を反映したといえるのでしょう。
希望としてはあと1つとって、2桁にのせて欲しかったけれど。
「ロンドン期待の!」
という選手がそれほど多く発見できなかったのも気がかりです。

五輪をみていた思うのは、
やはりそれぞれに期待されている競技、
注目されている競技というものがあって、
その度合いによって周りも喜んだり、ガッカリするということ。

昨日は野球、シンクロナイズドスイミングチームと、
残念な結果に終わったわけですが、
その報道から逆算して、野球がいかに期待されていたのかよくわかります。

裏番組で囲碁のトヨタ・デンソー杯が行われていました。
結果はどこのブログをみても日本勢に批判一方。
日本企業主催の大会なのに
1回戦を勝ち上がりベスト16に残ったのが、
参加者11人中3人では仕方ないでしょう。
しかもそのうち2人がアマ相手では。
そこから逆算するとせめて中韓のプロに2人ぐらい勝って欲しい。
そんなファンの希望が見えてきます。

しかしまだ批判して貰えるうちはいいでしょう。
私など昨日偶々囲碁BlogNetで開催されていることを知ったのですが、
気づかなかった公算も高い。

前から書いていることですが、
日本棋院や関西棋院は例えそれが正解でないにしても、
何らかの対策を棋院として立てて、それをファンにアピールすべきでしょうね。
棋院の仕事ではないという認識なのかもしれませんが、
無為無策にみえるから、ファンはイライラするだけなのです。
せめて何か足掻いている姿でもいいから見せてほしい。
そのうち日本所属の棋士が決勝にすすんで初めて、
国際戦が開催されているのを「ファンが」ようやく知る。
そんな状況になるのも、そう遠くはないような気がします。

大会スポンサーの富士通やトヨタ・デンソー、
あるいは新聞社が何も強く働きかけないのは不思議です。

猿十番碁第6局「真夏の終局」

2008-08-23 23:59:53 | 棋譜



サザンが30周年で活動停止
というわけではないけれど現在のMY BOOM。
これまたこの歳になってようやく、
この曲が凄く良い曲に聞こえてきました。

この曲に合わせて猿十番碁第6局、
駆け足で終局いたしましょう。
いや以降は特に検討していないので、
書くことがないのです(汗)。

つづき



白19を打った辺りでhexagobanさんの、
「敗着は白H9ですね」
というチャットで自分が優勢らしいことに気づいたのでした。



それでも終局まで数えないズボラさ。
時間が足りなくなればドンドン足したり、
この辺は囲碁ボケ理事同士の和気藹々さ。
そこがこの十番碁の魅力でもあり、甘さでもあります。



KGSのサーバーも私の勝ちを認めたくないのか、
終局処理に時間がかかりましたが黒12目半勝ち。
ようやく5連敗後1勝を挙げることが出来たのでした。

(;SZ[19]PB[GoEisukeGo]PW[hexagoban]KM[0.5]
RE[B+12.50];B[pd];W[dp];B[pp];W[dc];B[de]
;W[cg];B[cc];W[cd];B[dd];W[ce];B[cf];W[df]
;B[bf];W[bc];B[cb];W[be];B[ec];W[bg];B[ef]
;W[dg];B[pj];W[nc];B[lc];W[qc];B[qd];W[pc]
;B[od];W[nb];B[me];W[nq];B[oo];W[qq];B[pq]
;W[qp];B[qn];W[pr];B[or];W[qr];B[qo];W[oq]
;B[cn];W[cl];B[dl];W[dk];B[dm];W[ck];B[fp]
;W[fo];B[cp];W[cq];B[bq];W[co];B[bp];W[do]
;B[bo];W[dq];B[go];W[fn];B[hp];W[bm];B[bn]
;W[fl];B[cr];W[dr];B[cs];W[in];B[lq];W[ds]
;B[ar];W[iq];B[ip];W[jq];B[jp];W[kq];B[kp]
;W[lp];B[mq];W[mp];B[nr];W[np];B[kr];W[jr]
;B[lr];W[ms];B[hq];W[mr];B[js];W[ld];B[md]
;W[mc];B[kc];W[le];B[lf];W[jd];B[je];W[kd]
;B[jc];W[id];B[ic];W[hd];B[gc];W[hf];B[kf]
;W[hc];B[hb];W[gb];B[ib];W[fc];B[gd];W[ed]
;B[ge];W[ee];B[he];W[ig];B[if];W[nj];B[lj]
;W[pk];B[oj];W[ok];B[nk];W[nl];B[mk];W[ql]
;B[no];W[ln];B[mn];W[qj];B[qi];W[pi];B[oi]
;W[ri];B[qh];W[rk];B[lo];W[os];B[mo];W[ns]
;B[hm];W[gn];B[hn];W[hk];B[ek];W[el];B[ej]
;W[gg];B[gl];W[fk];B[gk];W[fj];B[gj](;W[fi]
;B[gi](;W[fh];B[gf];W[hg];B[fg];W[eg];B[gh]
;W[ff];B[jh];W[rh];B[qg];W[ml];B[ll];W[jg]
;B[kg];W[ih];B[ii];W[gm];B[hl];W[rd];B[re]
;W[rc];B[rg];W[fb];B[fr];W[fs];B[gs];W[es]
;B[fq];W[nd];B[ne];W[hi];B[ki];W[ij];B[ji]
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;B[cm];W[bl];B[eo];W[en];B[ep];W[dn];B[em]
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;W[sd];B[ma];W[oc];B[qe];W[na];B[jf];W[fg]
;B[ga];W[fa];B[ha];W[mb];B[fd];W[eb];B[la]
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;B[on];W[op];B[po];W[sg];B[rf];W[ls];B[sm]
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;B[en];W[gm];B[eo];W[fm];B[cm];W[hi];B[hl]
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B[eo]))

猿十番碁第6局「俗手の見本」

2008-08-22 21:08:02 | 棋譜
テレビも過去を振り返ってばっかりでネタ切れ、
オリンピックもそろそろフィナーレという雰囲気。
昨日までのこの時間はテレビ観戦だったが、今日はマッタリである。

周りも秋の訪れか微かに感じられる…。
だからというわけではないが
「♪あれ鈴虫が鳴いている♪」
のフレーズが頭の中でリフレインして離れない。

まだ盛夏の初めに打った、猿十番碁第6局の自戦記。
早く終わらせてしまおう。

つづき



「白1と打ってもらってありがたかったです」
「そうですか?」

hexaさんは打っている最中は気づかなかったようだが、
検討してみると相当な悪手だったようだ。

黒8から裂いていくのが強烈で、黒が勢いに乗った。

白13で14と打ちたいが…



図のようにトントンでこれは白まずい。

白15で白20は考えられるが…



図のようにフリカワリになる。
いやこの図の黒7でE6か?
白11も違うな。
局後の検討ではこの進行の方が、実戦より良いという話も出たが、
どういう図だったか忘れてしまった(汗)

ともあれそれもこれも実戦で白1と、
「ケイマのツキダシ」でダメを詰めてしまった罪。

実戦図の白19が恐らく敗着で、20とツゲば細かかったと思う。
ここでもアテる俗手が祟った。

黒22となって、後はヨセである。

(つづく)

ソフトボールの金に吃驚

2008-08-21 22:16:26 | スポーツ
金メダルを取ったから書くけれど、
昨日の3位決定戦の死闘の後、
私は高らかに(?)宣言したのだった。
「明日は絶対勝てないね」

というわけで私に喜ぶ資格はない。
それでも嬉しいけれど。

昨日は偶々日本の悪い時ばかりをみたのだろうか?
あと一人でホームランを打たれるは、
タイブレークで3安打(1本は3塁打)を打ちながら点は取れないわ、
走塁ミス、ダブルプレーはあるわで、
ここまで無用の消耗をしては、次は勝てないというが普通。
観ているだけでグッタリだったのだから(危うく寝坊)。
これでは勝利の女神もそっぽをむくだろう。
3位決定戦で勝ったのすら意外だった。

大体2日で400球も投げている上野選手は尋常じゃない。
これが五輪最後のソフトボールということで、
本当に文字通り
「壊れるまで投げる」
というような感じで痛々しい。

今日の決勝のスタートも初回、その雰囲気を引きずっていてミス続出。
むしろ勝つならば同時進行の、なでしこジャパンの方だろうと思っていたのだが。
こちらは本当に良い試合をしていました(2画面表示でザッピング)。

それでも日本が先制すると、
「どうやら私がちょっと目を離した方が、点が入る」
とわかり、気になりながらも必死に目をそらす。
そんな甘酸っぱい片想いのような雰囲気での観戦。
そして夢想だにしない結末。

つくづく勝負というのは結果はどうであれ、舞台に立たなければ勝てない
素人がどうこう言う世界を超えている。
そう思い知らされた。

おめでとうございます。

猿十番碁第6局「模様の中で」

2008-08-20 21:56:31 | 棋譜
猿十番碁の振り返りを再開。
間が空いてしまったので、これまでの流れの一覧にします。

猿十番碁第6局「オープニング
猿十番碁第6局「大模様対策
猿十番碁第6局「互いに決め手逃す

で、今日の場面はこちら。



ちょっと深めの進入な上、上辺に強力な厚みがあるので、
黒1とシンを止めたのは当然。
更に黒3-5と敢然とデギル。

右下の黒の一団が気になるが、
下辺に攻防の影響で、黒9-11と連絡出来るのが強み。
いろいろ検討したが、白18までこんなもののようだ。

ただ今、改めて見るとこのワカレは、
白がアッサリ居座ってしまい黒が甘いのかもしれない。
実戦ではシチョウが悪いので諦めたが、
やはり黒3ではツケコシて、
全体を取る気迫でいくくらいだったろうか?

黒21はいかにも俗で余計。
黒23と
「ここの2子はいただきます」
と、態度をハッキリさせた。


五輪と囲碁をザッピング

2008-08-19 21:25:56 | スポーツ
ムリ、無理!

なんて書きながら昨日は、
タイゼムの団体戦の応援と、女子サッカーで秀紳が遅くなった。
囲碁は接続がひどくて、まともに観られないが。

日本囲碁ボケ棋院(NIBK)は緒戦を突破。
今夜も五輪とのザッピングである。

というわけで先日買った、携帯のワンセグが大活躍。
これだけで購入した元手は取れそうな勢い。
ノートパソコンをテレビの前に持っていくという手もあるのだけれど、
こういう時に限って家族が別の番組をみたりする。
五輪も後半に入って金メダルが期待できる競技がほぼ終わり、
全体としておとなしくなってきたし。

家族が横で観ている時、一つ気づいた。
選手の活躍に感動し、インタビューを観ている横で、
言ってはいけないセリフ。
「あなたも○○選手のように頑張らないと
ついつい親というものはこういうセリフを言ってしまいがちだけれど、
言われた方は興ざめも甚だしい。
しまいには言った選手にまで、
「いらんことを言いやがって」
ちょっと恨めしくなってくるかも。

そういうのは内心、本人が認識すればいいのであって、
他から言われて
「そうだ」
と思うものではない。
ましてや五輪で活躍する選手はある意味、言葉は悪いが
「異常人」
である。
どこかで
「偉人伝を読んで見習えというのはおかしい」
という話を聞いたことがあるが、それと同じ。
素直に感動、興奮しようよ。

みなさん気をつけましょうね。