対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

私の棋風診断

2010-12-31 12:20:20 | 雑談
幻想科学4号館」さんのブログで、
「囲碁のプレイスタイル」診断サイトというのが紹介されていたので、
私もやってみました(英語サイトだけどね)。
こういうの私も作ってみようと思ったことがあります(思っただけ)。

診断結果は…。


Your style is flexible

Your Go style is flexible: you can play for territory as well as for influence.
Usually you make such decisions according to the whole-board situation or the playing style of your opponent.
You may force him to choose the strategy he hates. For example, if he likes moyos, you can play for influence yourself, just for making him angry.
Your Go style is actually the best one.
You may improve your Go by studying different things, but I suggest paying attention on yose and positional judgment.



「あなたの碁のスタイルは柔軟性があります」ってことで良いのかな。
「あなたの碁のスタイルは実戦的にベスト」とあるので、
それに該当するかどうかは自分からは何も言えませんが、理詰めで回答したのは確か。
一応、流石ジョバンニ(序盤の鬼もどき)といっておきましょうか?
序盤だけだけれど。

来年の目標を立てるに当たって、診断してみると面白いかもしれませんね。

趙治勲先生の研究

2010-12-29 14:35:39 | 雑談
将棋タウンのイソダさんの囲碁ブログ「敵の打ちたい所に打て!」で、
先々週のNHK杯、張栩プロvs趙治勲プロ戦を確認。

基本的にあまりNHK杯は観ないので放送時はチラッとみただけだったが、
終局後、奈穂ちゃんのブログなどで「好局」とされていたので、
どんな碁だったのかなとみてみたくなったのだ。

棋譜をすすめてみて「アッ!



左上の形は先のプロ棋士ペア碁選手権
治勲先生&奈穂ちゃんペアが採用していた定石ではないか。

観戦奇には「珍しい」と書いたが、
ペア碁の前に収録されたと思われる本対局を踏まえて
対局者だった治勲先生と聞き手だった奈穂ちゃんが採用したというのが
出現につながったのだと一人納得したのであった。

師走徒然

2010-12-27 23:18:20 | 雑談
」みてます。
4月に完結編らしいけれど続編はやらないんじゃなかったの?
それなら「SPEC」も………ないな。

碁の話題を書きたいけれど、
エネルギーと時間がないと書けないんだよね。
特に書評は、無駄に長くなるので。

昨日は全日本フィギュア2010を観て、
真央ちゃんの復活にちょっと眼が潤んだり。
奈也ちゃんがみられなかったのは残念だけれど、
それ以上に、みんなが満足している演技が多くて幸せでした。

それにしてもジュニアのレベルに驚いた!
その旗頭、庄司選手はカーリングパシフィック選手権を見に行った
東伏見のダイドーアイスアリーナで練習しているんですな。

棋書評「打碁鑑賞シリーズ 羽根直樹」

2010-12-26 18:10:55 | 棋書


打碁鑑賞シリーズ 羽根直樹」(羽根直樹:日本棋院)

打碁鑑賞シリーズ第9巻。
タイトルの通り羽根直樹プロの打碁集。
構成は伊瀬英介。

第1局 vs山下敬吾プロ(棋聖戦)155手完(47譜/参考図81)
第2局 vs柳時熏プロ(天元戦) 224手完(20譜/参考図40)
第3局 vs黄奕中プロ(日中天元戦) 232手完(27譜/参考図30)
第4局 vs依田紀基プロ(棋聖戦) 258手完(22譜/参考図28)
第5局 vs李昌鎬プロ(CSK杯) 164手完(28譜/参考図32)
第6局 vs趙治勲プロ(棋聖戦) 257手完(46譜/参考図54)

カッコの中は譜分けの数と参考図の数。
基本は実戦の進行が1ページ1図。
変化や参考図が1ページ2図というレイアウト。

他、巻末に「父羽根泰正プロからみた息子羽根直樹」というコラムと、
厚い碁の作り方」にも掲載されている親子公式戦対局を3譜で掲載。
また既に触れた通り、第3局も「厚い碁の作り方」に収録されている

掲載局は初タイトル天元位獲得局から
初の3大タイトル棋聖位獲得局まで。

第1局がその棋聖位獲得局で
第2局の天元位獲得局以降は時系列順に掲載されている。
いずれも羽根プロにとって節目の一局といえ、特に第1局は代表局。
多くのページを割いていることからも羽根プロの思い入れが伺える。

文庫本サイズ故、掲載局数こそ少ないが、
手どころでは最大4ページ8図と、
多くの参考図を用いて解説しており、
棋譜並べ有段者には充実の内容。
一方、勝負がついた後は、一気に一譜辺りの手数が増えるし、
解説内容の理解にもそれなりの棋力を必要とするので
棋譜並べ級位者にはちょっと難しいかもしれない。

また「厚い碁の作り方」に収録されている棋譜より、
やや棋風が厳しくなっていて、アマチュアが真似しづらくなっている。

とはいえ4冊出ている羽根プロの打碁集の中では、
内容と収録数のバランスが良く、一番オススメできる一冊だ。

新刊棋書情報「世界一役に立つ実戦手筋」

2010-12-25 17:51:35 | 棋書
MYCOMからの今月の新刊は石倉プロの「世界一役に立つ実戦手筋」1冊だけ。
構成は高見亮子。

2008年9月に刊行された同じ石倉プロの「世界一役に立つ実戦詰碁」の
好評を受けて発売されたものと思われる。

第1章 攻め合い(33題)
第2章 石を取る(31題)
第3章 地の中に手あり(35題)
第4章 ヨセ(32題)

第1章から第3章は始めに簡単な例題を出している。

黒先統一。
1題あたり解説図は3図から4図。
多いときは6図近く使って丁寧に解説。

また問題も「形を整える」といった説明が難しいものは避け、
即効性の高いものに限定している。
第3次猿十番碁第5局にも登場した形(下辺)が巻頭を飾るなど、
実戦的といえばその通りと思う。

ただ「詰碁」の時のような例題からの手取り足取りといった雰囲気は大分影をひそめ、
淡々と問題が出題されていく。
第4章のヨセは例題がないし。
ちょっと厳しい言い方をすれば普通の手筋問題集とあまり変わらない。

また難易度も

☆…低級者向け
☆☆…上級者向け
☆☆☆…初段向け
☆☆☆☆…三段以上向け

と星でランク分けされているがバラつきがある。

確かに手筋は詰碁のように分類がしにくい上、
多岐にわたるので致し方ないと思うが、
詰碁」の時の良さはあまり継承できていないように感じた。
ひと目の手筋」の後にちょうど良いかは微妙なところ。

「ワイドスクランブル」に碁的

2010-12-23 12:03:19 | 雑談
囲碁サロン心斎橋さんのブログ(kyonchnさんのライバル?)で
スッキリ」に「碁的」が登場の記事を目にした後、
稲葉さんが「ワイドスクランブル」にも出るよとアナウンスしていたので、
墓参りを遅らせて待機。

「コレ何?玉手箱」というコーナーで
入手困難のフリーペーパーとして取り上げられていました。
私、フツーに職場でバラマキましたけれど(汗)?
紹介時間は1分ぐらい。

表紙美人がカナボー…ではなくて女流棋士と知って、
出演者が驚いていましたとさ。

【追記】政光さんによると「ひるおび」にも登場
デイリースポーツに紹介されたのがキッカケらしい。
阪神中心のスポーツ紙だっけ?

新刊棋書情報「星と三々打ち込みテクニック PART3」

2010-12-22 22:22:22 | 棋書
プロ棋士ペア碁選手権の記事が続いていたので紹介できなかったが、
星と三々打ち込みテクニック」のPART3が出ている。

第1章 三々打ち込みの対応策(8題)
第2章 三々周辺の死活(9題)
第3章 アマの盲点クリニック(10題)
第4章 次の一手(20題)

第1章、第2章は主にチョ・フニョンプロの実戦から取材。
プロの実戦から取材しているので面白いが、
結果第1巻第2巻と比べて難易度がバラツキ、
実戦への即効性は低くなっている気がする。

個人的には予算が足りないならば
低段以下の人には第1巻第2巻だけでも十分。

尚、第2巻の時に紹介しなかったが、
「三々珍プレー名プレー」という1ページのコラムが
第2巻に3ページ、第3巻に5ページ掲載。
更に巻末にプロから取材した「問題一覧」がまとめてある。

ただコラムは局面図が「物凄く」小さくて見づらいし、
「問題一覧」も索引として使えるかどうか微妙で、
あまり意味を感じなかった。

小沢一郎vs与謝野馨とgoxiデビュー

2010-12-21 20:55:50 | 雑談
日曜日に小沢一郎と与謝野馨の公開対局があるということで、
ずっと登録を躊躇っていたニコニコ動画に登録してみた。

決め手は戸島花ちゃんも参加するらしいということ。
まさか男同士の対局で、私が動くとでも思ったか!?

ところが放送開始前にネットサーフィンしていたら、
行きたいと思っていた「ゴッホ展」が翌日21日までと判明。
閉館間際だったが翌日は平日でいけないので、
慌てて支度してギロッポンへ。

よってニコニコ動画の生放送はみられなかった。



政光さんのブログによるとAのところのコウ争いで、
コウダテに小沢一郎が白1と打ったところ、
与謝野馨が無コウと判断して黒2とコウを解消したため、
白3で黒△の大石が頓死という結末だったらしい。

小沢一郎に負けたくない私としては、
まだ相手がこういうレベルの対局なのでちょっと安心した。
勿論、私の方が弱いのだろうけれど、
絶句するほど遠くはなく、いい意味で(?)ボクらと同じじゃんということで。

ついでにといっては何だけれど、
囲碁SNS、goxiにも登録してみた。

が、使い方がよくわからない。
今はこのブログで手一杯だし、
当面ここのツールで棋譜を載せるつもりはないので
本格的に使うとしても来年になりそうだ。

スタートするといえば
こちらの「小室みつこガレージに閉じ込められる」事件(註:リンク先重し)の、
まとめサイトが面白かったので、twitterもやってみたくなったのだが、
こういう「繋がっている」ことに価値があるツールにハマると、
逆に「繋がりが薄い」ことに対する不安感が増大しそうで躊躇している。

これっていろんな人のフォロワーとやらになると、
フォローしている人の呟きが携帯メールとかにジャンジャンきたりするの?
と、まぁこんなレベル

新刊棋書情報「井山裕太自戦細解」「坂井秀至自戦細解」

2010-12-20 19:19:50 | 棋書


誠文堂新光社から「井山裕太自戦細解」「坂井秀至自戦細解」が出ていた。
コンセプトは同じなので1回で2冊紹介。

タイトルから予想される通り、月刊「囲碁」で毎月付録についてくる小冊子、
名局細解」から井山プロ、坂井プロの対局をまとめたもの。
井山プロが2007年以降、坂井プロが2004年以降の対局から
各々4局ずつ選局して収録している。
「『名局細解』とは何ぞや?」ということは上のリンクから。
※「井山裕太20歳の自戦記」と重複があれば追記します。

何か単行本化にあたって付け足しているということもないと思うので、
収録期間の名局細解はすべて所持している私は恐らく必要ない…かな?

【12/21追記1】
坂井プロにとっては「坂井秀至自戦細解」が処女作にして、初の打碁集となる。

【12/21追記2】
井山裕太自戦細解」の最後に収録されている、
第34期名人戦7番勝負第3局 対張栩プロ戦は、
井山裕太20歳の自戦記」にも掲載されている。
もっとも本局は「コウの張栩」をコウで打ち破った名局。
10年・20年先に打碁集が出ても選局されそうな代表作のため仕方ないといえる。

不明ながら私は本局をみて、「井山強し」「名人を獲るかも」と初めて感じた。

ネットスタァG

2010-12-19 21:51:35 | 雑談
プロ棋士ペア碁観戦にいった際。

ヨシヲ先生の解説会が一向に始まらない
(ヨーダ先生の遅刻が原因らしい)
ので、手持ち無沙汰でいたら、
棋院碁会所の入り口の横に、
「棋書閲覧コーナー」が設けられているのを発見した。

こんなのあったっけ

そしてそこには何と捜し求めていた
囲碁関西9・10・11月号が置いてあるではないか!

早速、はじめ画伯の力作ネットスタァG」を大盤解説そっちのけで鑑賞。

ストーリーはメンドくさいので、
kyonchnさんの紹介してくれたコメントを転載。

碁会所でいつも打っているお気に入りの若い女の子が
東京へ転勤すると聞いてがっかりしているおじいちゃんに、
孫がネット碁を勧める。
やる気になったおじいちゃんのネット碁奮戦記。


以上、引用終わり!

じいちゃん曰く
「不肖、○○○○、六十にして恋をした」

恋…しちゃいましたか。
しかもお相手が白石さんって…それ元ネタ囲碁ボケ?

ちなみに主人公のじいちゃんの名前、
ペア碁の棋譜で脳内容量いっぱいだったせいか、
帰宅するなり思い出せませんでした。

画伯すまん

しかし孫の名前は強烈で、「孫子(そんこ)」!
ぅそんこ
忘れようがない。
こちらの出典は孫子(そんし)?
まさか孫だから孫子…じゃないよね

11月号の時点ではネット碁会所『まいど』の紹介で終わっていたけれど、
この後、じいちゃんの恋に進展はあるのか?
キャラがいまいち定まっていない孫子ちゃんの行方は?
と、眼が離せない感じだった。

囲碁関西を買える方はお見逃しなく!