対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

3/31のテレビ囲碁番組

2012-03-30 22:15:15 | 雑談
明日3/31は公開収録にいった日中囲碁最強戦」の放送日。
19:00からスカパー241chで。

それとBSジャパンでは第31期NECカップの放送も。
こちらは13:00から。
テレビ東京系の放送なのは早碁選手権をかって放送していた名残か。
って、これ毎年放送しているの?

何気にテレビ囲碁な日。
それに興奮する人がどのくらいいるのかは知らないけれど。

私もスカパーの方は観られないので、
観るとしたらNECカップだけれど、
収録会場が日本棋院の講堂って見栄えが…。
まぁ、対局内容は中々に面白いし、
上記のことも含めて確認してみようと思います。

新刊棋書情報「必須定石小事典 PART3」

2012-03-29 21:15:15 | 棋書
必須定石小事典」のPART3は予想通り小目の解説。

第1章 低いカカリ(15型)
第2章 高いカカリ(20型)


1ページ、全局図、部分図「関係なしに」2図。
上記の他にハメ手や何故か秀策についてのミニコラムなどが
いくつか掲載されている。

基本はPART1やPART2と同じだけれど、
絶句したのはプロの実戦譜のページ。

四六版に全局図2図掲載というだけでも
かなり小さく見づらいのに、
それが更に碁盤の形状をかたどって更に小さく
見づらくなっている上に、収録手数が50手!

まだまだ老眼には遠い私でも数字がよく見えない。
よっぽど熱心な読者でないとこのページを
深く吟味しようとは思わないだろう。

「本当にこの本をレイアウトした人はプロか?」と疑いたくなった。
内容の良し悪し以前の問題と思う。

i碁BOOKSに「天下の奇譜と奇手」

2012-03-28 22:15:55 | 棋書
i碁BOOKSの書籍に高木プロの「天下の奇譜と奇手」、
春山先生の「自由置碁の冒険」が加わった。

最近の読者には聞きなれない本かもしれないが、
両書は「ハイセンス囲碁ブック」の上・下巻とい名目で、
90年代に刊行され絶版となっていた本。

特に上巻の「天下の奇譜と奇手」はその名の通り、
普通の対局とは違った棋譜や奇手を集めたもので、
第1章の「天下の奇譜」では
盤上が焦土と化し、アゲハマがあふれた
趙治勲vs加藤正夫の名人戦など、
変則布石・定石に留まらず、
1局を通して並べて楽しい棋譜が目白押し。



また第2章の「天下の奇手」では
例えば上のような小目に対して武宮正樹プロが、
いきなりツケていった手などが紹介されている。

高木プロの解説も要領を得ていてわかりやすく、
日本棋院アーカイブ」として再版される有力候補とみていた。
それだけに今回の刊行は内心喝采をあげたいところ。

棋譜再生機能が働いているならば、
懐次第では買ってしまうかも…。

新刊棋書情報「世界一わかりやすい碁の法則」

2012-03-27 22:55:55 | 棋書
大矢浩一プロの「世界一わかりやすい囲碁理論」の続編、
世界一わかりやすい碁の法則」が発売された。

あまり前著に印象がなかったので、
刊行された時の感想を読み返してみたが、
いつもながらというか辛口の評価。

しかしその評価と世間の評価は一致せず、
割と売れたということで続編の刊行となったらしい(汗)。

さて続編の方の印象だが…一言で言うと
「『法則』というより大矢流の『囲碁格言集』じゃね」?!

前著で取り上げた囲碁「理論」に加え、
本書では囲碁「法則」が8つほど提示され、
それぞれの法則に関して例題的な問題が示されている。、

わたし的に問題なのは「法則」についての解説が、
序章で一言二言軽く触れられているだけな点。
「後は問題を解いて体感してね」
ということだろうが…これはちょっと…。

そして「法則」の方も「2子の頭、見てハネよ」といった
既成の格言をひっくり返したものだったり
「囲うと相手も増える」…これ…「苑田格言」?!

試しに1問目を解いてみたが、
「法則」の云々というより、
正しい大局観、一貫性のある方針をもって対局に臨んでいるか、
そして先の手がヨメるかヨメないかということに
結局は収束されるように感じた。
囲碁ってそういうものだよね。

こういった本が成立するのは結局、
世の中にいかに格言や定石を金科玉条のように考え、
それにとらわれるアマ棋客が多いためだと思う。

前著の時にも書いたように本書は
そういったとらわれている棋客がそこから解放されるための、
「気づき」のキッカケのための本。

よって何か「気づけ」れば、それこそ帯にある通り、
「読んだ瞬間強くなる」こともあろう。
しかし「気づけ」なければ…。
そう心得て読まれたし。

まぁ「気づいていない」人や
「気づいていると思い込んでいる」人(私?)、
「気づいていても実践できない」人が多いから売れるのでしょうな。

新刊棋書情報「大橋流パワーアップ詰碁400」

2012-03-26 22:15:15 | 棋書
MYCOMの今月の新刊は大橋プロの詰碁集。
その名も「大橋流パワーアップ詰碁400」。

大橋プロは棋界屈指の詰碁作家として知られ、
林漢傑プロによると「詰碁四天王」の一人だとか。
他の三人が誰かは知らない。

本書の魅力は何と言ってもその問題数。
文庫本1冊で400問というのはちょっと過去に記憶がない。

また「コウの問題が一切ない」というのも魅力。
「簡潔詰碁」の時にも書いたがコウの存在は碁、詰碁の魅力と同時に、
低段・級位者には詰碁を敬遠させる一因でもあるので、
まずはコウが出てこない問題で
「解く楽しさ」に触れる方がいいと思う。

黒先統一で1ページ2問。
ヒントつき。
1問辺り2図で解説。
個人的に名著と思っている「ノータイム詰碁360」と似ている。
構成は朴道純。

レベル的にも「ノータイム詰碁」とほぼ同クラスという感じ。
第1・2章の「ウォーミングアップ」編(200問)と
第3章の「パワーアップ」編(150問)で極端な差はなく、
ネット碁初段レベルならば考えれば解けると思う。

ただ完全にオリジナルかどうかはわからないが、
比較的簡単な問題でも見慣れない形のものが多いため、
最初はあまり「サクサク」とはいかないかも。

第4章の「チャレンジ問題」(50問)は比較的歯ごたえがあり、
小ぶりながら、ちょっと実戦的でない「大橋ワールド」の一端が垣間見え、
私クラスだと考えさせられる。
しかしこちらも「歯が立たない」という感じはしない。
詰碁マスター」収録の「ミクロの詰碁」と同じくらい?!

ちょっと惜しいのは400問全部が完全に独立しているというわけではなく、
手数を数手進めた問題をまず出題し、
次の問題でその元となる方を解くという形が、いくつか見られる点。
これは(実質的な問題数が減るので)あまり好きではない。

まぁ、これは些細なことでネット碁初段向けの詰碁集として、
「ノータイム詰碁360」と並んで新定番になるのではないかと思う。

このごろの「一日一棋譜」

2012-03-25 22:15:55 | 雑談
「i碁BOOKS」の棋譜再生機能を利用して、
週刊碁連載「これぞプロ!」の取材元の棋譜を公開している
「一日一棋譜」。
最近どうもデジャヴュにおそわれることが多くなった。

「あれ?!これ前にも並べたなかったか?」

というか、確実に並べている。
何せ歩様の棋譜なので間違いない

ただそれに気づいたのが偶々iPadを交換した直後だったので
あるいは交換したため古いデータが
バックアップデータから呼びこされたのかとも考え、
どうにも確信がもてなかった。

しかしその後更新された棋譜も、
石倉昇vs奥田あや戦や
三村芳織vs山田拓自戦など
鑑賞しながらmultigoに入力しておいた棋譜が続々。
対局者が女性ばかりなのは気にしないで。

どうやら1月頃に一度掲載されたものが、
ローテーションが一巡したのか再掲載されているようだ。

まぁ、掲載された棋譜を並べられなかった日もあるので、
これはこれでありがたいところもあるけれど、
一度、並べた棋譜だとどうしても意欲が殺がれるのは否めないし、
更新が不定期すぎる(休日は更新しないことが多い)こともあって、
「毎日棋譜を並べる」
という動機付けにはちょっと乏しくなってきた。

どの程度の人が活用しているのかなぁ?
実を言うと私は2月以降、全然並べていない(汗)。

i碁BOOKSを再ダウンロードしてみた

2012-03-22 23:55:55 | 雑談
fnkyksjさんが人柱になってくださったので結城100倍。
テツが100人。
もとい勇気百倍。
私も一度購入したi碁BOOKSを再ダウンロードしてみたよ。

ターゲットは井山プロが去年の富士通杯で
3位になった記事の掲載されている号の週刊碁。
この号なら万が一課金されても我慢できるからね。

「ボヤッキーやっておしまい」
「アラホラサッサ♪」



まず「購入しますか?」というメッセージが出てくるが、
こんなところでヒヨってはいけない。



「はい」をタップすると、ログイン画面に移り、
ログイン後に今度は「週刊碁を『\250』で購入しますか?」という表示。
値段が明示されているだけに、
これには流石にちょっとタップを躊躇するだろう。

しかしfnkyksjさんの報告を信頼して、
「いくわよぉ~、あ、ポチっとな」



すると無事(?)「すでに購入されています」というメッセージが出て、
「OK」をタップすると、無事ダウンロード開始。
ふぅ。

もっともさっきダウンロードしたばかりだから、
本当に課金されていないか未確認だけれどね。

ただ新たな問題が。
それは「どの号を購入したか正確に覚えていない」ということ。
結構、興味ある号だけまだら模様に購入しているのよね。
まぁ、そんなに数はないし、購入履歴を確認すればわかるけれど…。

お金が関わるだけに心配の種は尽きない。

あ、i碁BOOKSといえば「新型iPad発売記念」と銘打って、
また割引キャンペーンをやっております。
お見逃しなく。

奈穂ちゃんNHK杯司会卒業!?

2012-03-20 22:55:55 | 雑談
「パソコンも届いたぁ」という記事を書こうとしたら、
ショッキングなニュースが!!

奈穂ちゃん、NHK杯卒業するんですと!

えっ、ええぇ!
ちょ、ちょちょと、ちょっと待って!

ここにも記事でちょっと書いたけれど…
今年の1月の「週刊碁的囲碁ガール」で、
続投決定みたいなこといっていなかった!?

まさか…オファーがあったというだけ…なのかなぁ!?

でも本人がブログに書いているだから、こちらが正解なのだろう。
意図せず飛んだ飛ばし情報になってしまったようで申し訳ないです。

該当の記事を確認しようとして、i碁BOOKSを起動すると、
またショッキングピンク

購入したはずの書籍がない!

尤もこれは原因はハッキリしていて、
つまりiPadを新しいのに取り替えたから。

その結果、iPadの情報がちょっと前に戻っているようなのよね。

それはいい(?)のだけれど、心配なのは、
購入した週刊碁をどう戻せばいいのかわからないこと。
再ダウンロードしたらまた課金される…ってことはないよねぇ?

あぁ、心配だ。

(i碁BOOKSのFAQを確認…)
…うん、
「同一IDで購入した場合、改めて課金されることはございません。」
とあるな…。

でも250円と明記されている書籍の【購入】ボタンを押すのが怖いよぉ…。
他にもそういうアプリがあるのよね。

清水の舞台から飛び降りる気持ちでエイッっと…。
「250円程度で何を怯えているの」
とか言わないデー!

ちょっといろいろなことがあって混乱してます。

iPad 3rd Generation到着

2012-03-20 15:15:55 | 雑談
「iPad 3rd Generation」が到着しましたよーん、よーん、よぉーん。

「発送」予定に「到着」したのには驚いた。
覚悟していたのより1週間も早いよ。

でも贈り物だから空けられないもどかしさ。

あ、新型iPadとといえば「i碁BOOKS」も、
「新型iPad発売キャンペーン」ということで、
週刊碁の最新号や碁ワールド、囲碁未来が割引になってますよーん。

もっとも…この割引価格ぐらいが適正価格なんじゃないかと思うけれど…。

3/18のNHK囲碁将棋関連番組と来期のNHK講座

2012-03-18 23:55:15 | 雑談
今日の囲碁将棋関連番組はまずNHK杯将棋トーナメント決勝から。

普段はあまり観ないのだけれど「囲碁を遊びつくすよ」さんのブログで、
今回、羽生プロが優勝すれば初の「名誉NHK杯選手権者」になると知ったので、
観てみる気になった。

ちなみに応援したのはアキラ竜王の方(汗)。
史上最強のプロ棋士が羽生プロということは異存はないけれど、
名誉称号をことごとく取っちゃうと、完璧すぎて面白くないと思うのよね。

しかし結果は羽生プロの優勝で名誉NHK杯選手権者が誕生。

最後に羽生プロが必死を掛け、アキラ竜王が詰ましにいった局面で、
伝説の「羽生の震え」が観られたので、「これは詰まないんだ」とわかった。
でも伝説の場面を観れたことで満足。

「囲碁将棋フォーカス」は最終回。

特集は「2012年の流行戦法」ということで、当然、解説は勝又プロ。
「囲碁」と同じく最終回とか関係ないテーマだけれど。
まぁ、スタートの特集もそうだったねぇ。

番組の最後は先週の反省からか少しトークに時間を取り、福山さんが
「厳しいプロの世界の触れて、刺激に満ちた1年でした」
と締めくくって終了。
ホント司会ぶりも板についてきて、
安心してみられるようになっただけに残念。
何はともあれおつかれさまでした。

「NHK囲碁講座」は今週は1問だけを詳解。
最後の問題ではひと目で「100点」いただきました。

「NHK杯囲碁トーナメント」は外出して中盤以降をみていないけれど、
羽根主任結城プロが優勝したようです。
もっとも囲碁の方は「テレビ囲碁アジア選手権」の方が大事だから、
どっちが優勝するかの興味は将棋より若干薄れるのは致し方ないかな…。

で、来期からは「囲碁将棋フォーカス」内でお伝えしていたように
「将棋フォーカス」と「囲碁フォーカス」という30分番組に分かれ、
それぞれの番組の中に「講座コーナー」を設けるという形に変更。

「将棋フォーカス」はつるの剛さん、岩崎ひろみさんと野月プロ。
「囲碁フォーカス」はきたろうさんと吉原由香里プロというキャストに。

「囲碁フォーカス」の講座は「13路でレベルアップ」という内容で、
実際にきたろうさんと吉原プロが13路で対局した棋譜をベースに、
上達のポイントなどを解説するようだ。

4月は「定石から脱却しよう」ということで
13路という普段(19路)とは違うプラットフォームから、
どう汎用性の高い話題が出てくるか興味深…
…くはあるけれど、あまり観ないような予感がする(汗)。

ただきたろうさんは棋力2・3級ということで、
テキストの棋譜をみても割としっかりと打っている感じなので、
近い棋力の人には総合力をつける意味で参考になりそうだ。