対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

第2次猿十番碁第5局「這いが」

2009-06-30 23:07:21 | 棋譜
GO!「何かあったんですか?」
hexaハイな気分なのさ」





♪静かに黒地が 大地をつつんでく♪
♪いつもと 変わらぬ出だし…♪



♪遥かに続いてく 切り返しの中で♪
♪僕らは 隅で生きてる♪



♪みえてる黒の壁に♪
♪立ち向かっていく♪



♪いつまでも守りたい♪
♪その白石を…♪



♪Wanna take you, baby take me 這いが!


第2次猿十番碁第5局「構想崩れる」

2009-06-29 21:49:58 | 棋譜


幽玄の間で試してみた「初手大高目」だが、
これが全然勝てなくて困ってしまった。

実際は布石が原因で負けるという感じではないので、
単に私が不調ないし、弱いからというだけなのだろうが。
とにかく勝率がここ1年でもっとも芳しくなく、
白番で勝率を戻すので精一杯という状況。

直前まで採用を迷っていたが、
とにかくまずは大高目を打ち、白が

1. 白が右上隅を占めるなら左下黒Bに打ち、
  次に右上を一人大斜シマル
2. 白が左下隅を占めるなら上辺黒Aと打ち
  次に黒24のアポロ流を目指す。
  もっとも4手目に左上に打ってくるだろうから、
  その時は黒Bのつもりだったが。
3. 白が右下隅を占めるなら迷うところだが、
  左上黒24と打ち、黒Aのアポロ流を目指すつもり。
  多分割り打ってくるだろうが、
  その時はその時。

などという構想を描いていたのだが…。

2手目に小目に入ってこられて全てパー!
hexaさんの嘘つきぃ
てなもんや。
人のことはいえないけれど。

もっとも小目入りも一応、
予習範囲内ではあった。

白6・8のアテアテは
幽玄の間の1級でも打つ順。
どの定石書にも載っていないので判断は出来ないが、
「まぁ、俗だし白後手だし、白良くないのだろう」
と実戦では自分に言い聞かせていた。

白16も前にも出たが定石書では「場合の手」とある。
2間にヒラいた手が黒に比べて薄く、
案外バランス悪い。
黒有利とも思っていないが、
気分は悪くない。
多分、hexaさんは悪くなるより、
何か難しくなるのを警戒している。

黒19に白20は猿十番碁定石。
もう慣れました。
ノーコメント

白28からの白の手がビックリで、
白34までの全着手は、
厚み信者ではないし、
悪いとは私の力では言えないけれど、
少なくとも私の辞書にはない。
テラアリエナサス
多分、今後もほぼ打たない手である。
「hexaさん、何か悪いものでも喰ったか?」(失礼)

白28-34と打って貰ったことで、
「左下の5子はキカシ」
と考え
「軽く見ることが出来る」
というのがここでの私の主張、大局観。
何か私の大高目に似た実験的意味があったのだろうか?

第2次猿十番碁第5局「初手大高目」

2009-06-28 22:33:27 | 棋譜


月別布石シリーズ第3弾ということで、
6月=「6の四」=大高目を採用することは、
前回の対局後決めていた
(「6の十」も一応候補ではあった)。

もう変則布石はやらないようなことは匂わせたが
全てブラフである。
来月は本当にやりませんけど。

しかし先月末の時点でいつものように、
初手大高目のプロの棋譜を探したところ、
思わしい棋譜がない。

アテにしていたのはNHK杯で何度か
大高目を打っていると記憶していた
依田"神のお告げ"プロの棋譜だったが
あまり出回っていないようだ。
NHK杯全集出してくれないかなぁ…NHK。
また依田プロの棋譜は初手に大高目を打ったとしても
3手目には大斜ジマリや
二間高ジマリに還元しているケースが多いので、
変態のままいきたい私にはもう一つ参考にならない。

大高目といえば他には白江元プロがいるが、
出てくる棋譜はどれも、
敗局ばかりでコチラも不適。

結局プロの棋譜を参考にするのは諦め、
Mr.Kさんの変則布石のサイトを参考にして、
実戦で試して方針を決めることにした。

大失敗な昨日

2009-06-28 00:46:03 | 雑談
先に掲載した記事(削除済)は
やはりというか、当然というか
私が間違っていました。

na4143さん、ありがとうございました。
おかげさまで3時間の恥さらしで済みました。

昨日は自転車はパンクしてるし。
2時間かけて観にいった試合が、
凡戦の敗戦だし。
Mr.Brainは相変わらずだし…。
まぁ、もうすぐ終わりみたいだから見届けてやるよ。
(懲りずに偉そう)

何だか散々です。
今日が心配やぁ。

あ、でも「ワンダー×ワンダー」の特選スペシャルで、
見損ねたウユニ塩原の映像が観れたのは良かったです。
プラスに考えよー。
いってみたいねー、ウユニ塩原。

新刊棋書情報「ひと目でわかる大ヨセ事典」

2009-06-26 22:33:34 | 棋書
MYCOMからの今月の新刊は淡路プロの
ひと目でわかる大ヨセ事典」。
構成は伊瀬英介。

「アマチェアは5目ぐらいの単位で、
 ヨセの大小がわかればいいです」
「15目の大ヨセを30目の大ヨセより
 先に打たないように」
というコピーに
「随分ユルユルやなぁ」
と真っ先に思ったが、
実際、一般のアマチェアが
ヨセをしっかりやっているのはみたことがないので、
実際に即して書かれているといえるのかも知れない。

「幽玄の間」や「タイゼム」には、
デフォルトで「形勢判断機能」などという、
余計な機能があるので尚更、
ネット碁におけるアマチェアの大局観やヨセは
ユルユルかも。

事典といっても
「このハネツギは何目」
などといった普遍性のある分類ではなく、
定石からよく生じるヨセの形の大きさを、
5目単位で分類している。



例えば上の形【7/25差し替え】より



下の形の方が105目弱ぐらい大きいヨセといった感じ。
本に記されている正しい形、目数は各自確認のこと(笑)。
確かに私もわかってないわぁ。

役に立つ立たないというより、
真面目に打とうと思ったらこのぐらいは最低限、
身につけておかなくてはならない。
そういう内容だと思う。

棋書評「攻防の感覚」

2009-06-24 23:27:59 | 棋書


攻防の感覚」(日本棋院:大竹英雄著)

1年半前に紹介した「布石の創造」に続く、
大竹英雄囲碁直伝シリーズ第2巻。

本書では中盤の攻防について取り上げている。
構成は小堀啓爾。

「布石の創造」からガクンとレベルがあがり、
プロの碁の勝負所を手加減なしで解説。

第1章「実戦の中の攻防」では
大竹プロと木谷実先生の指導碁2局(3子局、2子局)、
および大竹プロが呉清源先生に先で打った碁を題材に、
序盤から中盤にかけての石の攻防を読み解く。

第2章「観察と創造」では
大竹プロの実戦からいくつか中盤の急所を取り上げ、
詳細に検討する。

テーマごとに以下の3つの節に更に分けられている。
「1.攻防のかけひき」(9題)
「2.柔らかい頭と堅い頭」(10題)
「3.ヨミ比べ、力比べ」(9題)

第3章「攻防の感覚・次の一手」には
文字通り20題の次の一手が並ぶ。

解説は1ページしかない第3章を除き、
かなり丁寧に書かれている。
しかし私は本書を2度3度と繰り返し読んでも、
未だほとんど理解できないというのが現状だ。
「布石の創造」から紹介に間が空いたのもそのため。
個人的には特にわかりにくい第3章を削って、
第2章の解説を更に充実させて欲しかった。

本書を読んで全体を「なるほど」と思える人は、
相当な棋力ではないだろうか?
高段者から県代表向けというのが、現在の印象。
本書をどうみるか、高段者の方の感想も聞きたいところだ。
手加減ない分だけ、並の棋書よりはずっと面白いのだけれど。

尚、内容が難しいだけに
図と文章が少し離れている箇所があるレイアウトは
読みにくさが際立ち、少しイライラした。

棋書評「三段合格の死活」

2009-06-23 23:02:58 | 棋書


三段合格の死活」(日本棋院)

構成は佐藤紘一。
オール黒先、150題。
1題につき3図で解答解説。

難易度的には先に紹介した「初段合格の死活」より確かに難しく、
「3段合格」と言われればそんな気もする。

ただ「初段合格」「第一感」に比べると、
あまり解いていて面白くない。

その理由は難易度の高さもさりながら、
「一手の鮮やかさを堪能する」より
「相手の応手を含めた、あらゆる手段・手順を詳細に検討する」問題が
本書に多いせいだろうか?
解答が複数あったりしてスッキリしない。

いわゆる一合枡などをはじめとした「有名な実戦形死活」
あるいはその類型や手順を少し進めた問題が多く取り上げられ、
「見たことはあるんだけれど、どうやるんだっけ?」
という気分で取り組んでしまう。
だから解答をみても、
「ああ、そうだった」
で終わってしまい、そこに新しい「発見」
「感動」などが生じにくいのだ。
地道でどこか面倒くささを感じてしまう。

早わかり死活小事典」や「基本死活事典」などをお持ちの方は、
特にそうなる可能性が高いので、
無理に買う必要はないかと思う。
ただし普通の詰碁本に比べると即効性は高いので、
実戦死活に全く疎い人は一考の余地あり。

余談だがヒントは表記の揺れがあったり、
問題に関係ない雑談が記されていたり、
何となくちょっと気持ち悪い(失礼)。

刑事一代

2009-06-21 23:24:18 | 雑談
昨日、「口直しに」と書いた「刑事一代」。
チョイスは正解。
やはり実際の事件を下書きにしているだけに重厚で、
Mr.brain」とは比べ物にならないわぁ。

ドラマとは直接関係ないけれど、
冤罪とか裁判員制度とか、
今関心のあることが頭をよぎりました。
ドラマに出てきた重大事件は、
裁判員制度でも対象事件となるはず。
そういった事件を我々はキチンと裁けるのか…など。
やっぱりリアリティがあるだけに…ね。
描かれているものはあくまで
ある方面から(つまり捜査官)の一視点であることは
肝に銘じてみるべきでしょう。

単純に
「謙さんカッコイイ♪」
ではすまされず、また原作者や企画もそれを望んでいるのだと思いますが、
でも…やっぱり格好良いわ…。

出てきた事件は全部私の生まれる前に起きたことなので、
そういった「昭和事件史」という意味でも新鮮でした。
今度、原作を読んでみたいと思います。

ガッカリだよMr.Brain

2009-06-20 20:55:21 | 雑談
先週「次に期待している」と書いた「Mr.Brain」だけど、
あまりにご都合主義の謎解きにガッカリ。

今週も先週の宿題と
来週のプロローグに終始して、
「何じゃこの内容のなさは」
と呆れた。

以下、ちょっとネタバレ。


私も少しだけ音楽の知識はあるけれど
普通日本人でもとっさの判断で音階の
ハイロヘトイロハハニホヘトイロハ」
が出てくる人はいないと思う。
「ABCDEFG」
ならまだわかるけれど…。


これから謙さんの「刑事一代」で口直しします。