対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

アマ本因坊戦2日目を観にいく

2009-08-30 20:34:56 | 雑談
出雲屋さんが出るというので気になっていたアマ本因坊戦。
「そろそろかな」
と思って調べてみると、28日からということなので、
昨日観にいってみた。
それにしても日本棋院のサイトには全然案内がなくて閉口。
稲葉さんの記事がなかったら気づかなかったかも。

実のことをいうと昨日の日付を勘違いしていて、
予選から見られると思っていた。

ところが既に金曜日に予選(2敗敗退制)と
決勝トーナメント1回戦が終わっていてガッカリ。

それでももう少し早くいけば2回戦(ベスト32)まで勝ち進んだ、
出雲屋さんの碁を見れたはずなのだが、
ついた頃には既に2回戦の大半は終了。
ご本人も(いらっしゃったとしても)どなただか全然わからず、
目的を果たすことが出来なかった(涙)。

ちなみにアフロ先生も参加されていて、
予選1敗者同士の対局で出雲屋さんと打っていたらしい。
これも観たかったなぁ。
どちらにせよ平日だから見ることはできなかったわけだが。

2年前の決勝を観にいった瀧澤さんは、
ベスト16まで勝ち上がり、
朝日アマ名人戦準優勝の田中さんと対戦。
ちょっと変則気味の出だしで面白かった。

静岡の山下さんは平岡さんと対戦。
これらの碁をざっと30分ぐらい観戦して帰宅。

結局平岡さんがアマ本因坊を獲得したようである。
やっぱり強いね。

第2次猿十番碁第6局 告知

2009-08-29 08:55:01 | 雑談
明日8/30 16:00から
猿十番碁第6局を打ちます。

衆議院議員選挙後、夕食まで手持ち無沙汰の方は
ご覧ください。

「私いきます」
場所はいつもどおりKGSです。

選挙でも崖っぷちのところがありますが、
私も角番。

というわけで、今回のテーマBGMはこちら。



♪抱きしめた 心の棋力(コスモ)♪
♪熱く 燃やせ 奇跡をおこせ♪

♪傷ついた ままじゃないと♪
♪誓い合った遥かな 盤上(ギンガ)

手探す幻想(ファンタジー)♪
♪そうさヨミだけは
♪誰も奪えない心の 翼だから

ちゃんと打てや 成年はみんな♪
ちゃんと打てや 明日は選挙 Oh, Yeah!

ちゃんと勝てや ペガサスのように
ちゃんと勝てや 今こそ 羽ばたけ



新刊棋書情報「囲碁が急速に上達する苑田理論」

2009-08-27 21:50:16 | 雑談
決定版!囲碁が急速に上達する苑田理論」とは大仰な名前で、
タイトルからはサッパリ内容がわからないが、
平たく言うと打碁集である。
全9局。
勿論、タイトルの「苑田理論」に基づいて解説されているが、
論理的な本を期待すると多分ガッカリする。
もっとも囲碁の「ちゃんとした理論書」などみたことがないが…。

前に同じMYCOMから出版された
苑田流格言実戦講義」とほぼ同様のコンセプトとみていい。

ただ本書は実戦譜を20譜以上に分けて、
一手一手目で追えるようになっているのが「実戦講義」との主な違い。
また対局日などのデータはなく、
棋譜も「プロの目でみて」勝敗がハッキリしたところで打ち切っている。
構成は新井菜穂子。

苑田プロの所属する関西棋院の機関紙、
囲碁関西」に「全手マスター」という、
1局を20譜以上に分けて一手一手、
詳細に解説した連載があるのだが、
それに近いイメージ。

大模様を得意とする人や打ってみたいと思う人は、
厚み・模様の活かし方の実戦例として参考になるだろう。

私的には打碁集としても理論書としても中途半端に感じた。
単純に「全手マスター」から苑田プロの棋譜10局まとめた本だったら、
恐らく高評価だったのだが…。

新刊棋書情報「ひと目の定石」

2009-08-26 22:05:23 | 棋書
私は「定石問題集」なるものを全くの不要と思っているので
MYCOMから「ひと目の定石」が出ると聞いて、内心
「趙先生も(人気シリーズだからって)やっちゃったな
と思っていた。

ところが今日、実物を手にとって見ると
「思ったより悪くない」。
構成は朴道純。

この手の問題集は、
定石の途中図を掲載して
次にどう打つのが正しいでしょう
というような問題をズラッと並べたものが多い。

で、正解として定石の手順がただ示されるといった塩梅。
こういう本は得てして読んでも、
さっぱり定石が身につかない(私だけ?)。

本書も一部の形式は同様なのだが、
序章で「定石が定石たる成り立ち」をまず示し、
その考え方に基づいて、
問題を通して「1手1手の意味を理解する」ことに
主眼がおかれていることに好感をもった。
そのため取り上げた定石は
星20種、小目30種の基本定石と少な目。

また第3章・第6章「定石選択」で、
例え定石でも正しい局面で使うことの大事さを説き、
さらに第7章「未完成の定石を探せ」で、
定石を最後まできちんと打つことの大切さを解説している。
決して「未完成=発展途上の最新定石」の意味ではないので注意。

さすがに有段以上には物足りないとは思うが、
「そろそろ定石のいくつかを身につけよう」
なんて考えている級位者には選択肢の一つとしてアリだと思う。
またキチンと理解すればここに掲載された定石だけで、
十二分に入段も狙える。

「腐ってもひと目」といったところか。
御見それしました。

新刊棋書情報「珠玉の七大講座」

2009-08-23 11:12:10 | 棋書
日本棋院より出版「珠玉の七大講座」。
碁ワールドで連載中の「読みきり講座」から
7講座をピックアップしてまとめたもの。

元となっている「読みきり講座」そのものを、
私はそんなに面白いと思っていないので、
本書の評価も辛くならざるを得ない。

布石(高尾プロ)、中盤の定型(大竹プロ、石田芳プロ)、
定石(片岡プロ、河野プロ)、コウ(結城プロ、張プロ)
といったラインナップはまとまりがなく、
aizomechouさんの良く使う言葉を借りるなら総花的で、
狙いとする読者層がみえない。
書籍化する意味をあまり感じない。

それなりに役に立つ内容ではあるが、
書籍化するならば「コウ」辺りにテーマを絞って、
内容を充実させて欲しかった。

尚、講座中に現れる対局例(6局)の総譜(2譜割)、
巻末に収録されている点は丸。

新刊棋書情報「李昌鎬的絶妙応手打診」

2009-08-22 12:16:12 | 棋書
本屋に行ったら李昌鎬プロの
李昌鎬絶妙応手打診」という本が平積みになっていたので紹介。
タイトルが格好イイ!
著者は勿論、李昌鎬。
ライターが梁建という方らしい。
翻訳は菊川悟。

「新感覚韓国囲碁シリーズ」という形でシリーズ化されるようだ。
出版元は「韓国囲碁年鑑」を出版している洋泉社。
発行元は国際囲碁大学。

応手打診とは日本で言う「様子見」のこと。
本書では攻めやシノギ、果てはヨセにいたる応手打診を
プロ高段者の碁から68題取材し、
次の一手形式で解説するという形で進行する。

「様子見」そのものがアマでも高段にならないと、
中々使いこなすことはおろか、理解すら難しい高等手段。
本書はその中でも特に「絶妙」な手ばかりなので、
出題図からは自力では見つけにくいのがほとんど。
アマチェアは鑑賞するぐらいの気分で読むのがいいだろう。

解説は全体図を1ページ辺り2図用いている。
その分やや文字数が少なく解説は簡潔。
アマチェアに分かりやすいようにという、
あまりレベルを落とした話は少ないように感じた。

惜しむらくは出題図の取材元が分からない点。
最近は取材した対局の総譜などをつけることが増えているので、
出来れば妙手にいたるプロセスが知りたかった。
それがあれば「マニアック向け良書」と言えたのだが…。

本書を読んで妙手を放てた人は是非必殺技っぽく、
絶妙応手打診!
と叫んでいただきたい(謎)。

10月からの囲碁講座は

2009-08-19 23:32:02 | 雑談
NHK囲碁講座は9月号の予告によると、
10月からは関西棋院の横田プロによる、
「厚みの戦略」という講座だそうです。

…面白そうだけれど、観るかどうかは
アシスタント次第かな(笑)?

ちなみに好きな芸能人が
女子バレーの木村サオリン
元マラソン選手のQちゃんって…、
傾向がハッキリしているね。
で、まだ未婚なんですか?
婚活も兼ねて呼んできなさい。

尚、連載コラムによると将棋の方の講座担当は、
先崎プロだとのこと。

復活のシャア

2009-08-17 23:55:55 | 雑談
時期も語呂も良く。
勿論、復活は私。

秋の寶酒造杯東京大会」のアナウンスがあったので、
それに参加するのを目処にまたコツコツやっていきますワ。
結構、すぐだなぁ。

とりあえずミムー先生の新作詰碁はサクッと解けました。
多分あっているはず。

10月の体育の日には、今年も囲碁フェスティバルがある模様。
そちらも楽しみ。