対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

1月のニコニコ囲碁生放送

2012-01-31 23:15:15 | 雑談
先週と先々週の週末にニコニコ生放送で囲碁関連の番組があったとか。

先々週は「与謝野トライアスロン」ということで
代議士与謝野さんと視聴者がニコファーレで対局。
先週は「ニコニコ囲碁サークル」と題して囲碁ガールと…
ご、合コン!?
私は大橋プロと戸島さんのブログをみるまで後者は知らなかったので未視聴。
だ、誰かどんな内容だったか教えて(笑)!?

前者の方も前日のペア碁でくたびれて…
というかネット碁に夢中になって未視聴。
ただし正月に「こういうイベントがあるので参加しませんか」という案内はきていた。
与謝野さんの棋力が気になるし、戸島さんも打っていたようだし、参加してみるんだったかなぁ。
…といっても案内に気づいた時には締め切り過ぎていたけれど。

それにしても多面打ちって、与謝野さんプロかいな(笑)。
それで勝った(勝ち越した?)というのだから、盤面の内容が気になるなぁ。
こちらもどなたかレポ求む!

「ニコニコ囲碁サークル」は戸島さんによると今後も続くっぽいので、
これが「カズアキの目指せ1000人斬り」の後継っていうことでいいのかしら?
合コンも含めて要チェックね。

本記事のためググッていたら、F澤プロと思しきのブログを発見。
ここでニコニコの囲碁番組チェックはバッチリ…か?

新刊棋書情報「苑田流 戦いの虎の巻」

2012-01-29 22:55:55 | 棋書
発売したばかりの苑田勇一プロの本「苑田流 戦いの虎の巻」は、
一昨年に出た「序盤で差をつける『場』の理論」と同じく、
東洋囲碁で開催されている音声講座をまとめたもの。

コンセプトも感想も「序盤で差をつける『場』の理論」とほぼ同じ。

前著の紹介で書かなかったけれど、
苑田理論や格言については前書きでサラッと触れている程度なので、
苑田プロのもっと初期の本(リンク先コメント欄参照)を別に読んで、
予め理論を把握しておく方が吉。

前著で感銘を受けた人や東洋囲碁で講座を受講して「良かった」と感じた人が、
「追加問題」「復習」という意味で購入する本かと思う。
次の一手本としては問題図までの手順が明記されているのが丸。

新刊棋書情報「定石の急所 完全版」

2012-01-28 21:55:15 | 棋書
MYCOMから「定石の急所 完全版」が出ている。
2006年に発売された「定石の急所」上・下巻を一冊にまとめたもの。

底本は刊行当時としては良い感じの内容だったが
昭和の頃の本(編集協力が田村竜騎兵)ということで
今となってはやはり古さは否めない。
最新の定石も収録しているとあるが、
詳細については不明。

ざっと見た範囲では手抜き定石や定石後の打ち方が豊富な一方、
星の定石、特に近年変化が著しいハサミや両ガカリについてが、
非常に少ないことに驚いた。

まぁ「ハサマない、ハサまれたら三々入り」で
打ち進めるという手はあるし、
アマチュアで使われている定石は新旧で差がつかないので、
これで十分といえないことはないが…。

ただし索引がついているわけではないので、
「定石事典」としては使いにくそう。
ページ右上の見出しで検索するのはあるだろうが。

またホントにプロで流行している最新定石は掲載されていないので、
観戦ガイドとしても不適。

「定石本」をとりあえず安く買うという意味ではありだろうが、
ネット碁級位者や低段者は「ひと目の定石」「簡明定石だけで勝つ方法」の方が
紹介する定石を絞っていて適切だと思うし、
それ以上のレベルなら「基本定石事典」を買ってしまった方が
プロの碁の観戦ガイドにもなって結局は安上がりでないかと思う。

プロ棋士ペア碁選手権2012第5夜

2012-01-27 23:55:15 | 雑談
会場には戦いを終えた棋士の他にも、
大竹理事長、武宮正樹先生、小川誠子先生などが観戦。
小川先生などは小山ペアvs由香里ペア戦を
モニターを覗き込むようにして、かじりついていました。

特に「熱心だなぁ」と感心したのは
"美人の扱いに長けた今ちゃん"こと今村俊也プロ。
準決勝を大会の方には今回は出ていないはずなので、
観戦のためだけに大阪から出てきた…のかしら?
遠いところをわざわざ。
関西棋院の理事でもあるので何か東京で仕事のあったついでの、
結城プロの応援かもしれませんが。

つづき

私のニセ形勢判断は準決勝でも健在で、
でかしたかと思われていた千瑛ペアが次第に劣勢に。



しかしそんな中、黒1のキリに白2から、
目まぐるしい手順で結局、白が△の一団を生きたのはビックリした。
よくもまぁ、そんな手をひねり出すもの。

ただし手順としては派手だけれども、所詮はあがきの域を出ず、
ちょっと進んだところで白投了。

一方、千瑛ちゃんの様子に集中していたら
いつの間にかイミンペアvsいざわっちペアの方は対局はおろか、
感想戦まで終わって撤収中!
よってこちらの感想はなしよ。
オロロ…。

かくして決勝は由香里ペアvsイミンペアに決まって幕。
決勝対局は非公開で、対局の模様は囲碁将棋チャンネルにて
4/1にTV放送されるそうです。




日本ペア碁協会、スタッフのみなさま、そして参加棋士の方々、
今年もありがとうございました。

プロ棋士ペア碁選手権2012第4夜

2012-01-26 22:15:55 | 雑談
サービスショット。
ちょっとだけよ♪



さて誰でしょうか?

つづき

一番早くに終わると思い、
「勝勢」のメールレポまで書きかけていた
歩様ペアvsいざわっちペアの対局がなかなか終わらない。
コウを延々と争っているのもあるけれど…。

しかも中盤辺りから歩様と山城パパに謎の笑みが。

♪と・め・て ロマンチック♪
♪と・め・て ニヤニヤ♪


な、何なんだその笑みの意味は!?

1. 余裕の現れ
2. 私のニヤニヤが移った
3. おかしかっちゃった

…答えは「イヤイヤイヤ」という意味の「3」だったようだ。



上が終局図だけれど、右下のコウの収支が、
思いの他、黒がでかしていなかったようで、
局後の短い検討ではこの部分と左上の定石が俎上にあがっていた。

また検討の最後には山城パパが「左辺がねぇ」というような感想も。
確かに薄いとはいえ、
黒の模様だった左辺が2眼の生きを強いられたのは誤算だっただろう。

かくして千瑛ちゃん&シンディーペアが勝ち残ったものの、
GO!ランキング1位の歩様がいなくなることで
ちょっと気持ちが折れてしまったのは否めない私。

しかも「じゃ扇子にサインでも」と狙っていたチャンスも、
アッサリ歩様にかわされてショックに拍車が(笑)。
むぅ…。

しかしここまで見たのだから
「最後の希望、千瑛ちゃんに望みを託そうじゃないか」
と、気持ちを奮い立たせて棒ツキ観戦を継続。

準決勝のカードは千瑛ちゃんペアvs由香里先生ペアと
イミンちゃんペアvsいざわっちペアというカード。



ブログで由香里先生が「知らない」と書いていた定石は
多分、右上と左上のことだと思う。
右上はシンディーの「新版基本定石事典」に載っている形だが、
色々と枝道も多く、由香里先生も一手一手時間を掛けて着手。

また右下も白26のツキアタリから
白30の飛び出しがあまり見かけない形で、
こちらは白46まで1子を制して、先手で手厚く構えては
「白がでかしたのではないか」と思いながら観戦していた。

(つづく)

プロ棋士ペア碁選手権2012第3夜

2012-01-25 21:55:55 | 雑談
つづき

昼食もそこそこに対局会場に戻り棋士を待ちわびていると、
ピカイチ先生を先頭に続々、登場。
キリッっとした顔で歩様を迎えたかったが、
どうしてもニヤニヤが止まらない。

♪と・め・て ロマンチック♪
♪と・め・て ニヤニヤ♪


しかし対局が始まれば「花より盤面」ということで、
ヘボなりに私も碁打ちの顔に?!

歩様&山城パパのお相手は"新妻"いざわっち&リッセー先生ペア。
歩様ペアの黒番。



左下はお馴染みの流行定石。
対して白は最もベーシックとされる型を選択。
ペア碁ではあまり変化球は掛けにくいからだろうけれど、
この形はやっぱり黒の方が両方を打てて満足な気がする。

更に上辺の変化で黒は4子を飲み込み、
右上と三辺に結構な黒地が見込まれるのに対して、
白は一等地の左辺から左下にかけてがスソアキ。
両チームの顔色なんかも加味して
「これは黒がイケル・カシージャスじゃね?」
とかなり楽観し、観戦の重点を他へ移動してしまった。

千瑛ちゃん&シンディーペアの相手は榊原さん&直樹ペア。
千瑛ちゃんペアの白番。

正直こちらは白がちょっとしんどそうだなと思いながら観戦。
時間も白の方が多く使っている。



しかし白は下辺に白△のツケから手をつけていき…。


3子を捨石にさらに進入。



そして流れるような手順でシボって、
下辺の形を決めた上で、先手を取って白26と上辺へ。

この手順で白が戦果を挙げたのかどうかはわからないけれど、
一手一手の関連性がとてもスマートで個人的に感心した。

この後も難しそうなヨセ合いが続いたものの、
何とか白3目半勝ち!



イミン&メーエン先生ペアvsヤッシー&ピカイチ先生ペア戦は、
私の苦手な競り合いでさっぱりわからなかったが、
黒のイミンペアが白を攻め立てながら地を固めることに成功したようで、
上の局面で投了。

本対局に関しては盤面の方にはあまり感想はないのだけれど、
観戦していたらイミンちゃんが私の周辺を睨みつけた後、
突然何かブツブツ呟きだしたのに、ドキッとしてしまった。
「わ、私、失礼してない…です…よ…ね?」
…た、多分、盤面に集中しての呟きだと思うのだけれど
…こ、怖かったですぅ



ギャラリーの一番人気は
由香里先生&結城ペアvs小山さん&治勲先生ペア。
ママになってもさすが「史上最高の美形」棋士の
人気は不動といったところ。



盤面の方は由香里先生がブログに書いているように、
治勲先生が白△ツケなど妖しい手を連発。
「これぞ『治勲のシノギ方』」…とギャラリーを魅了。

しかしこの治勲ワールドに小山プロがついていけなかったのか、
黒△で中の11子を捕獲取られては黒が良くなった感じ。
この後も最後まで打ち続け、
お互いの地が大きく素人には目算の難しい碁だったが、
結局黒の9目半勝ちだった。

(つづく)

プロ棋士ペア碁選手権2012第2夜

2012-01-24 20:55:55 | 雑談
つづき

ずっとモニターを見ているのも辛いので、
大盤解説を観覧したり、売店を物色したり、
備え付けの「囲碁関西」で「ネットスタァG」を
チェックしたりしているとトーナメント表に動きが。

確認すると小山&治勲ペアが勝ち名乗りを上げていた。
盤面を見ると、見事に相手の大石を捕獲している。
当たり前だけれど「強えぇ」(笑)。

そして歩様&山城パパ勝利の報が。
もっと長引くと思っていたので「えっ?!」。

しかし終局図をみると、結構大差ですな。
ともあれ「ィヤッホーィ」と小さくガッツポーズ。
まぁ、歩様は私が観戦した範囲では
ペア碁で1回戦負けしたことはないので、
きっとやってくれると信じていたよ(ぇ)。

しかしカナボー&坂井医師ペアは敗戦。
こちらは見事に大石に逃げられている…(涙)。
取るや取らざるやの展開には少しハラハラしたけれど。

更に奈穂ちゃん&キミヲペアも負け。
何やってんの、キミヲ
これで奈穂ちゃんが西に嫁ぐことはなくなった…か(笑)?

歩様以外は全部ダメかと思われたけれど、
残る千瑛ちゃん&シンディーペアは勝利!
シンディーのブログによれば、この対局は快勝だったそうで。
さすが我がインチキ形勢判断(笑)。

かくして贔屓のうち2組が勝ち上がり、
午後のご対面ということになった。

(つづく)

プロ棋士ペア碁選手権2012第1夜

2012-01-23 23:15:15 | 雑談
私の休日の朝は遅い。
…ということで対局開始から1時間ぐらい遅刻して日本棋院に到着。

尤も午前中の部は対局会場には入れないので、
歩様初詣が目的の私にとっては予定通りではある。



2階ホールでは石田芳夫プロと青葉かおりプロが、
大盤解説で熱弁を振るっていたが、
申し訳ないこと私はそちらはほとんど一顧だにせず。
ホール脇に並べられたモニターで
現在進行を大沢摩耶さんと並んで注視。
…いや、大沢さんが偶々、隣にいただけですがね(汗)。
後で閉会式の司会を担当しておられました。

戦況が気になるのは歩様はいうまでもないけれど、
他は万波姉妹と千瑛ちゃん。
この4組の戦績如何で、午後の予定が決まるわけで…。



奈穂ちゃんとキミヲのペアは白番。
そんなに差があるようにも見えないが、目に見える地が少なく、
中央をまとめる必要があるというのは二人の好みの展開ではない。



カナボーと坂井医師のペアは黒番。
イミン&メーエンペアに地合でリードされていて、
上辺と右下の大石のどちらかをとらないといけなそうな展開。
しかし相手も相手だけに、かなりそれは難しいとみた。



千瑛ちゃんとシンディーペアも黒番で、
中央のまとまり具合次第が勝負の分かれ目。
しかし相手のペアがあまり踏み込んでこなかったので、
「相手のペアは有利なのでこれで十分と見ているのかな」と悲観。



歩様とスウィーティー山城パパペアは白番で、
最初目算した段階では「白がちょっといいのかな」。
しかしよくよくみれば取れていると思った黒△が取れてない。
逆に白△がトラレということで、一気に悲観してしまった。

この予想が当たってしまえば午後の予定はフリー(笑)。
勿論、歩様詣が出来ない訳で、
とにかく午前だけはという一心で進行を見守った。

(つづく)

「これぞプロ!」の総譜

2012-01-22 23:15:15 | 雑談
当ブログに「週刊碁」についてアレコレ書いたから…
というのは自意識過剰なのだろうけれど、
このタイミングで週刊碁ブログに、
『これぞプロ!』の総譜は携帯で読めますよ
というレスポンスのような記事が再掲

確かに良くみると週刊碁の紙面に、
棋譜閲覧のためのバーコードが掲載されている。
(1月16日号は17面、1月23日号は3面)
なるほどこれで読むことが出来るのね…。
気づかなかったわぁ
何故だかよくわからないけれど、広告に見えちゃって
意識して見ないと私は目に留まらなかった。

本誌発売前にも閲覧可能ということだけれど、
要するに一度アプリをダウンロードすれば、
随時更新される…ということなのだろう。

しかし折角教えていただいたのだけれど…私、
携帯のアプリは使わないんだわ…。
携帯は「メールと通話のみ」で基本料に収める…というのが私の原則。
アプリダウンロードと毎週の棋譜ダウンロードに
どれくらいパケットがかかるか、わかれば検討したいけれど。

…それはともかく繰り返し教えてくださって
ありがとうございます、小瀬村さん。

スマホに対応するのにも色々お金の関係で
簡単でないこともわかりやした。
でも「i碁BOOKS」はベースは出来ているのだから
「『これぞプロ!』の総譜も」
…というのは自分勝手ですかねぇ!?
掲載棋譜数で費用に違いが出てくるのかしら?