対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

前々回と180度違って

2005-02-28 01:28:30 | 棋譜
今回は図のみ。
sgfファイルはありません。というのもこれが総譜だから(笑)。
同じ15級の方とのWINGの対局です。

相手の方がダメばかり打っている感じなので、
投了自体はそれほど驚かなかったのですが、
私の手番の時に投了(この後、白がB7に着手)されたのを気づかず、
いざ打とうとした時エラーが出て、一瞬戸惑いました。
終局後、余計かなと思いながらもちょっと相手の方に苦言。
囲碁も将棋もちゃんと自分の手番の時に投了するのがマナーですから、
今後、相手の方が他の方と気分良く対局するためにも言っておいたほうが良いと判断。
R1550になりました。

話し変わって、NHK杯の松本武久六段。
パッとみて筧利夫に似ているなと思ったのですが、
終局後には結局、高島政伸と筧利夫を足して2で割ったと結論。
はい。私が「似ている」という話をすると、大抵他の人の承諾を得られません(笑)。
面白い対局でしたね。

3連敗…

2005-02-26 12:32:23 | 棋譜
記録のみ。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
PB[GoEISUKEGo]
PW[13級の人]
BR[15k*]
WR[13k*]
KM[-2.5]
DT[Fri Feb 25 ]
HA[2]
AB[pd][dp]
;W[qp];B[op];W[oq];B[nq];W[pq];B[np];W[pn];B[jq];W[cd];B[ed]
;W[ec];B[fc];W[dc];B[fd];W[df];B[jc];W[nc];B[oc];W[nd];B[pf]
;W[pc];B[ob];W[qc];B[rd];W[qd];B[qe];W[rc];B[od];W[re];B[rf]
;W[sd];B[qb];W[rb];B[pb];W[kc];B[kd];W[lc];B[jd];W[nb];B[ne]
;W[me];B[mf];W[le];B[lf];W[kf];B[kg];W[ke];B[ng];W[hd];B[hc]
;W[he];B[ql];W[qj];B[ok];W[oj];B[nk];W[nj];B[mj];W[pk];B[pl]
;W[ol];B[nl];W[om];B[qo];W[po];B[qn];W[nm];B[ll];W[mi];B[qk]
;W[pj];B[lj];W[nh];B[oh];W[li];B[ki];W[kj];B[lk];W[kh];B[ji]
;W[lg];B[jg];W[mg];B[lh];W[nf];B[og];W[oe];B[pe];W[mh];B[jh]
;W[qh];B[of];W[ne];B[qg];W[ph];B[rh];W[ri];B[rj];W[rk];B[sj]
;W[si];B[sh];W[sk];B[rp];W[rq];B[pp];W[qq];B[ro];W[rm];B[qm]
;W[sm];B[on];W[oo];B[nn];W[no];B[mn];W[mo];B[mm];W[mq];B[nr]
;W[pm];B[mp];W[lo];B[lp];W[ko];B[jo];W[kp];B[kq];W[jp];B[ip]
;W[jn];B[io];W[km];B[kl];W[jl];B[kk];W[jj];B[jk];W[ij];B[il]
;W[ml];B[mk];W[jm];B[ik];W[rl];B[kn];W[dj];B[dh];W[dm];B[co]
;W[cn];B[gh];W[hj];B[gl];W[fj];B[cf];W[de];B[cg];W[fh];B[gi]
;W[gj];B[fi];W[ei];B[eh];W[fg];B[ff];W[gg];B[ef];W[eg];B[hf]
;W[gf];B[ge];W[hg];B[if];W[ie];B[je];W[jf];B[ig];W[ih];B[lh]
;W[ii];B[id];W[kh];B[gd];W[ee];B[fe];W[dg];B[di];W[ej];B[cj]
;W[ck];B[eb];W[db];B[gb];W[ci];B[ch];W[bj];B[bd];W[bc];B[be]
;W[ag];B[bi];W[ai];B[cj];W[bk];B[ce];W[jb];B[ib];W[ld];B[ic]
;W[kb];B[bb];W[ac];B[dd];W[cc];B[ca];W[ea];B[fb];W[ae];B[ad]
;W[af];B[fa];W[bh];B[da];W[bg];B[cb];W[ci];B[ab];W[fl];B[gm]
;W[fm];B[fn];W[en];B[fo];W[eo];B[ep];W[fp];B[gp];W[fq];B[gq]
;W[eq];B[dq];W[gr];B[er];W[fr];B[dr];W[hq];B[hp];W[ir];B[iq]
;W[hr];B[bn];W[bm];B[bo];W[do];B[or];W[pr];B[sq];W[sr];B[rs]
;W[sp];B[so];W[sn];B[ln];W[gk];B[sf];W[se];B[ra];W[sb];B[hk]
;W[qa];B[pa];W[pg];B[rg];W[na];B[ja];W[ka];B[ia];W[an];B[ao]
;W[am])

最後変ですね。これはここで黒がパスした後に、
白が左下隅に打ち込んできたからです。
石の追い方を間違えて、左下が頓死しました!投了。
ちょっとキレそうです。自分にも相手にも。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
PB[16級の方]
PW[GoEISUKEGo]
BR[16k*]
WR[15k*]
KM[-0.5]
DT[Sat Feb 26 ]
HA[0]
;B[dp];W[pd];B[pp];W[dd];B[jd];W[jq];B[fc];W[nc];B[cf];W[fd]
;B[gc];W[gd];B[db];W[ec];B[eb];W[hc];B[bd];W[ck];B[ci];W[cn]
;B[gq];W[mq];B[pm];W[qk];B[qi];W[ok];B[qf];W[rm];B[or];W[qp]
;B[qo];W[ro];B[qq];W[rp];B[rq];W[oi];B[rd];W[qc];B[of];W[mf]
;B[ng];W[lh];B[jf];W[jh];B[lg];W[mg];B[mh];W[mi];B[kh];W[nh]
;B[jg];W[ki];B[ih];W[kg];B[hg];W[ef];B[le];W[lf];B[fh];W[dh]
;B[ch];W[di];B[eg];W[dg];B[df];W[ee];B[gf];W[he];B[jb];W[cc]
;B[dc];W[cd];B[bb];W[bc];B[be];W[cb];B[ca];W[ab];B[ed];W[ba]
;B[de];W[fg];B[eh];W[fe];B[hb];W[ec];B[ic];W[ed];B[dj];W[ei]
;B[ej];W[fi];B[gh];W[fj];B[cj];W[cq];B[dq];W[cp];B[bj];W[nm]
;B[mm];W[nn];B[km];W[io];B[ji];W[kh];B[ij];W[jj];B[kj];W[ii]
;B[jk];W[hj];B[ik];W[hi];B[im];W[gn];B[gl];W[el];B[ek];W[fk]
;B[fl];W[em];B[ji];W[hl];B[hk];W[jj];B[hm];W[ji];B[mk];W[kk]
;B[kl];W[lk];B[lj];W[dr];B[fn];W[fm];B[hn];W[go];B[ho];W[hp]
;B[gm];W[fo];B[en];W[dn];B[eo];W[ep];B[gp];W[do];B[ip];W[hq]
;B[iq];W[hr];B[ir];W[gr];B[np];W[mp];B[no];W[mo];B[mn];W[jo]
;B[jp];W[ko];B[kq];W[jr];B[kr];W[kp];B[js];W[lq];B[ls];W[ms]
;B[mr];W[nq];B[nr];W[op];B[oo];W[oq];B[pq];W[qn];B[po];W[hs]
;B[am];W[bm];B[al];W[bk];B[ak];W[is];B[an];W[bo];B[cg];W[rc]
;B[lc];W[mb];B[lb];W[ne];B[mc];W[re];B[rf];W[qe];B[ph];W[og]
;B[pg];W[oh];B[rj];W[rh];B[qm];W[rl];B[pe];W[oe];B[pf];W[rg]
;B[sf];W[ri];B[qj];W[sh];B[pj];W[oj];B[pk];W[pl];B[ql];W[ol]
;B[rk];W[da];B[fr]C[投了(resign)

{Game 15:White resigns.}]

どうにも収まりがつかず、もう一戦。
これは自分が拙かったので納得。
仕方ないです。3連敗…でR1535に。

我間違えたり

2005-02-25 22:40:33 | 雑談
昨日紹介した本について、補足訂正です。

「システム定石『星』」は、再度読んでみたところ普通の定石書といった感。
いろいろな変化が豊富に載っていますが、
従来の定石書とどこが違うのかよくわかりませんでした。
最新の変化が載っているのかしら?

「システム三連星」(×)→「システム布石『三連星』」(○)
「システム中国流」(×)→「システム布石『中国流』」(○)でした。

「我間違える、ゆえに我あり」は高見亮子さんという劇作家の方との共著のようです。
劇作家かぁ。納得。

読売新聞でも観戦記を書いている模様。異色ですね。
女優としてやっていくための生活の糧として囲碁の本を書く。
面白いじゃないですか。ますますこの本に興味が湧いてきました。

でも今日のメイエン先生は残念だったようですね。
囲碁に興味を持ってから最初の農心杯でしたが、
何か日本にもチャンスがありそうだったので尚更、無念が漂います。
まぁ、方策は単純。強くなればいいのですけどね。

今月の棋書

2005-02-24 12:58:48 | 棋書
書店に立ち寄ると、今月は個性的な本が何冊か出ていました。

簡明システム定石「星」
ISBN:4416705050
誠文堂新光社 (2005-03-03出版)
大竹英雄【著】1,890(税込)

「システム三連星」「システム中国流」の姉妹書?
定石に最近食傷気味なので、きちんとみていないのですが、
パラパラっとめくったら、ミニ中国流なども載っていました。
あとでちゃんとみてきます。

明快!定石誕生事典
ISBN:4930831490
フローラル出版 (2005-02-20出版)
福井正明【著】1,400(税込)

定石の変革の歴史を記述した本。
日本棋院新書の「定石探究」(林海峰) に近い印象を受けました。
扱っている内容自体は、中々面白そうなのですが、
個々の定石に関する解説は割と淡白ですし(カタログ的)、
事典としての編集がなされているわけではないので
あまり実戦向けではないかもしれません。

我間違えるゆえに我あり
ISBN:4839916136
毎日コミュニケ-ションズ(2005/02出版)
王銘えん 【著】1,365(税込)

この本を紹介したくて、このログを書いたようなもの。
冒頭に「立ち読みはしないでください」(さすが。読まれてる…)とあるので、
詳しくは読んでないのですが、
「ゾーンプレスパーク」(日本棋院)に輪をかけてユニーク。
登場人物が王様(メイエン先生のこと)、執事、老僕、道化!
その掛け合いで、進行していくことからして他に類をみないですね。
こんな一家なら執事になってもいいぞ(笑)!
「こんな間違いはプロでもやるのが御注意」として読むのか、
ひどいミスをして(昨日の私みたいに)負けた時に
「プロでもこんな間違いをするんだから」と、
気を取り直すための一服といった印象。
いずれじっくりかつ軽やかに読んでみたい一冊です。

以上、全然役に立たない情報ですが出てますよということで。

フラストレーションのオールスター

2005-02-23 08:09:07 | 棋譜
初めてのオールスターだったのに、
不満たっぷりの内容になってしまいました。
どうも交互に良いときと悪いときがありますね。
次回はまた歯を食いしばって打たないと…。

図で57と7を接いでおけば、攻勢を維持しながら、
厚みを築けたのに、あさっての方向を打ってしまいました。
本当に自分で自分に碁石を打ちつけたい気分です。
情けなくて情けなくて…。
R1555に。囲碁以後GO!GO!

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
PB[GoEISUKEGo]
PW[15級の方]
BR[15k*]
WR[15k*]
KM[9.5]
DT[Wed Feb 23 ]
HA[0]
;B[pd];W[dp];B[pp];W[dd];B[pj];W[dj];B[jp];W[jd];B[jj];W[qf]
;B[qe];W[pf];B[nc];W[qi];B[qj];W[pi];B[oi];W[oh];B[ni];W[nq]
;B[oq];W[np];B[lq];W[qq];B[or];W[qp];B[qo];W[po];B[qn];W[oo]
;B[no];W[op];B[pq];W[qr];B[nr];W[mo];B[nn];W[mq];B[mr];W[lp]
;B[kq];W[ko];B[jo];W[ln];B[kn];W[lm];B[km];W[ml];B[nl];W[nm]
;B[om];W[mm];B[on];W[ol];B[nk];W[kl];B[jl];W[kk];B[mk];W[jk]
;B[il];W[ik];B[kp];W[lo];B[mn];W[ll];B[cf];W[fc];B[cn];W[fq]
;B[cq];W[cp];B[bp];W[bo];B[bq];W[co];B[er];W[dq];B[dr];W[en]
;B[bn];W[ao];B[dl];W[hl];B[im];W[hm];B[in];W[hj];B[cj];W[dk]
;B[ck];W[di];B[ci];W[dg];B[df];W[cg];B[eg];W[ch];B[eh];W[dh]
;B[ff];W[hh];B[hf];W[jg];B[bd];W[cc];B[bc];W[cb];B[bg];W[bh]
;B[bf];W[fj];B[hc];W[ge];B[gf];W[he];B[if];W[jf];B[ie];W[id]
;B[fd];W[ee];B[ef];W[fe];B[jb];W[lc];B[lb];W[kc];B[kb];W[gd]
;B[hd];W[bb];B[ae];W[ag];B[ce];W[ac];B[gc];W[fb];B[gh];W[gi]
;B[af];W[fh];B[ah];W[bi];B[bj];W[ai];B[ei];W[ej];B[ih];W[ig]
;B[ii];W[li];B[hg];W[hi];B[ki];W[lh];B[kh];W[kg];B[lj];W[kj]
;B[lg];W[jh];B[je];W[ke];B[lf];W[kf];B[jc];W[mc];B[mb];W[nd]
;B[od];W[ne];B[of];W[oe];B[pe];W[og];B[nf];W[mf];B[ng];W[mg]
;B[nh];W[le];B[fr];W[aj];B[ak];W[cl];B[dm];W[fm];B[do];W[eo]
;B[fp];W[eq];B[gq];W[rj];B[pn];W[mp];B[ph];W[qh];B[pg];W[rk]
;B[rg];W[qg];B[rf];W[rh];B[sh];W[ri];B[rl];W[ql];B[pl];W[rm]
;B[sl];W[rn];B[ro];W[pk];B[ok];W[qk];B[oj];W[si];B[sn];W[qm]
;B[so];W[sm];B[sk];W[sg];B[se];W[gp];B[hp];W[go];B[hq];W[ha]
;B[hn];W[gn];B[gb];W[ga];B[ic];W[kd];B[mi];W[mj];B[lk];W[ia]
;B[mh];W[lg];B[ja];W[ap];B[aq];W[ho];B[io];W[sr];B[sq];W[rq]
;B[sp];W[rs];B[qs];W[ps];B[pr];W[os];B[sf];W[ns];B[ms];W[qs]
;B[lr];W[rp];B[sh];W[ib];B[ol];W[hb];B[ob];W[ad])

定石がわかる本(書評)

2005-02-22 12:51:50 | 棋書
定石がわかる本(日本棋院:石田芳夫著)

マリー・アントワネットは、飢えにあえぐ民を見て言いました。
「パンがないなら、ケーキを食べればいいのに」
HPMさんのブログをみて、GO!は思いました。
「『囲碁講座』でわからないなら、『定石がわかる本』を読めばいいのに」

先に紹介した「やさしい定石教えます」は一転集中主義で、扱われている定石に関しては完璧に近い理解が得られましたが、いかんせん数の少なさがデメリットでした。
無論、初級者は石を多く置く場合が多いわけですが3子以上を打つ機会は早くやってくると思います。
そうすると小目、目外し、高目の特性と、その定石も知らねばならない。
それが「長く使えないかも」とした要因でした。
またいろいろな定石を比較する機会がないので、定石が一段落した時の形勢判断の捉え方と部分の説明が乏しかったのも事実。

その点「定石がわかる本」は星のみならず小目、目外し、高目と一通り解説されています。
全部で大別して11の定石が紹介されていますが細かく分ければもっと多いですし、趙治勲先生が「実戦では30ほどの定石を覚えていれば十分」と仰っていた(「達人囲碁指南1 - 定石の達人- 」)のを考えると、初段くらいまではこの一冊で十分かと思います。

加えてとてもわかりやすい。表題に偽りなしです。

例えば、小目に対して一間高ガカリ、一間バサミという進行を例にあげますと、まず右上のように手抜きは黒1と封鎖されて白2以下、白打つ手なし。
白が受ける手を打つ必要性を説いています。
次に応手として右下白10といった候補をいくつかとりあげ、それが何故候補から落ちるのかを解説。
そして最終的に左下白15が最善。という流れで定石に至ります。
また変化として左上黒23といった変化も詳解。
一通りやれば、小目に一間高ガカリ、一間バサミを自信をもって実戦に使えるでしょう。

冒頭に「やさしすぎるそしりは覚悟」とあります。
確かに大斜、村正、大ナダレは紹介されていません。
しかし我々の実戦にはそれらは中々出てきませんし、ここまで基本定石を詳しくやると、それらを抜きにしても難しいところもあるので正解でしょう。
それにその分、応用性は抜群ですから頑張れば大斜にかけられても自力で何とかなるかも?

これらの第4章「定石各論」を後回しにして第1章「定石の発生」、第2章「星の考え方」、第3章「辺における基礎知識」だけ読んでも、初級者が得るところ大。
定石後もサポートしてくれる、「やさしい定石教えます」もオススメですが値段を別にすれば私はこちらの「定石がわかる本」が好きです。
これから定石を学ぶ人、定石を学ぶことを避けてきた上級者に強くオススメします。

ちなみに私は改訂前(表題「定石以前」:旧ゴ・スーパーブックス)の版を読んだので、内容に少々違いがあるかもしれませんが、ざっと確認したところ、そう大きな変更はないと思われます。

圧勝

2005-02-21 00:06:39 | 棋譜
前回が嫌になってしまうような碁だったので、
今回はとにかく「丁寧に、丁寧に」を心がけて打ちました。

図は黒72と手堅く接いだところ。
黒52からの締め付けで上辺の生きを確かめ、
黒72と二つの断点を同時に消しました。
自分としては落ち着いて打てたと思います。
この後も、シチョウ当たりっぽい手を打ったり、
コウを争ってみたりと、
とにかく学んだことを一つでも試そうとした、今年一番の譜でした
(といっても、局数が少ないですけど)。

最後の左下の悪あがきも、最善かどうか別として、
きちっと攻め合い勝ちに成功しましたし、
いままでの失敗も、ちゃんと糧になっているようですね。

結果、中押し勝ち。Rは1565になりました。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
PB[GoEISUKEGo]
PW[12級の方]
BR[15k*]
WR[12k*]
KM[-1.5]
DT[Sun Feb 20 ]
GN[monmon5-GoEISUKEGo]
HA[3]
AB[pd][dp][dd]
;W[pp];B[nq];W[lq];B[qq];W[qp];B[pq];W[op];B[nr];W[mo];B[qj]
;W[ql];B[qg];W[fq];B[cn];W[ip];B[eq];W[fp];B[dj];W[fc];B[hc]
;W[db];B[cc];W[fe];B[df];W[hd];B[ic];W[id];B[jd];W[if];B[je]
;W[ob];B[oc];W[pb];B[qc];W[lc];B[qb];W[nc];B[nd];W[md];B[ne]
;W[me];B[mf];W[lf];B[mg];W[lg];B[gd];W[gc];B[jf];W[jg];B[ig]
;W[hf];B[kg];W[jh];B[lh];W[kh];B[le];W[kf];B[ke];W[kg];B[kc]
;W[kb];B[jb];W[lb];B[mb];W[ma];B[ld];W[mc];B[hb];W[ka];B[ja]
;W[hh];B[mh];W[pj];B[pi];W[pk];B[mj];W[ml];B[ki];W[lj];B[li]
;W[ih];B[go];W[fo];B[lk];W[jj];B[kj];W[km];B[gn];W[fn];B[gm]
;W[fm];B[jk];W[ij];B[ik];W[kl];B[kk];W[hl];B[gl];W[hk];B[fl]
;W[dm];B[cm];W[el];B[fj];W[ek];B[gj];W[ej];B[hj];W[im];B[gh]
;W[eh];B[gg];W[eg];B[hg];W[ch];B[bf];W[cl];B[bl];W[ck];B[fr]
;W[gr];B[er];W[gp];B[rp];W[ro];B[rq];W[bk];B[cb];W[eb];B[rn]
;W[qn];B[ie];W[fd];B[ge];W[gf];B[he];W[ff];B[hi];W[bm];B[bn]
;W[al];B[so];W[rm];B[qo];W[po];B[rk];W[ro];B[ei];W[di];B[qo]
;W[pn];B[ci];W[fi];B[bh];W[cg];B[bg];W[cf];B[ce];W[bi];B[dg]
;W[dh];B[ll];W[fg];B[ii];W[lm];B[nl];W[nm];B[ol];W[nj];B[nk]
;W[oi];B[oh];W[pl];B[ni];W[oj];B[qh];W[om];B[io];W[jo];B[in]
;W[jn];B[lr];W[kr];B[mq];W[ls];B[lp];W[mr];B[kq];W[oq];B[or]
;W[lr];B[mp];W[kp];B[jq];W[jr];B[jp];W[ko];B[hp];W[iq];B[hq]
;W[hr];B[sm];W[sl];B[rl];W[sn];B[nb];W[na];B[sm];W[gi];B[ji]
;W[sn];B[ro];W[sm];B[sk];W[qm];B[lo];W[ln];B[no];W[mn];B[np]
;W[ns];B[pr];W[qk];B[ri];W[mm];B[ai];W[bj];B[mk];W[gk];B[fk]
;W[il];B[hm];W[ho];B[hn];W[gq];B[ho];W[aj];B[ah];W[an];B[ao]
;W[bp];B[bo];W[cq];B[cp];W[bq];B[dq];W[cs];B[ds];W[cr];B[ap]
;W[do];B[co];W[dn];B[aq];W[ar];B[bs];W[dr];B[br]C[{Game 52: monmon5 vs GoEISUKEGo : White resigns.}])

パニックパニック

2005-02-19 00:19:26 | 棋譜
まずい碁を打ってしまいました。
WINGにて白を持って逆コミ2.5目の対局です。
有段者の方は見ると気持ち悪くなるので、見ないように(笑)。

妙な序盤で、いまいち方針が立たないのに加えて、
接続が切れてしまい、パニックパニック。
局面はその過程ですが、大ケイマ締まりがそこかしこにあり、
それをどう判断すれば良いのかわからないという、
我ながら情けない柔軟性のなさです。
とりあえず、厚みと地のバランスを取って打っているつもりなんですが。

途中、地を稼ぎまくって「大分良いな」と思っていたのですが、
隅の手入れを怠って一隅が壊滅。
かと思うと今度は相手の方が当たりを見落として(?)、再逆転。
いや、再逆転しているかどうかわからなかったのですが。
ザッツ・ビギナーズ・碁!
死活も手筋も石の方向もへったくれもなし。
数えてみれば、なんとか11.5目勝ちでした。
Rは1550に。

限られた時間なのですから、もっとしっかり打ちたいものです。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
PB[16級の方]
PW[GoEISUKEGo]
BR[16k*]
WR[15k*]
KM[-2.5]
DT[2005-02-18]
PC[WING: wing.gr.jp 1515]
;B[dp];W[pd];B[pp];W[dd];B[jd];W[jp];B[gc];W[dj];B[pj];W[mc]
;B[gq];W[nq];B[qm];W[cn];B[dg];W[cf];B[cg];W[ef];B[eg];W[ff]
;B[fg];W[gf];B[gg];W[hc];B[hd];W[ic];B[id];W[jc];B[fd];W[ec]
;B[dl];W[cl];B[gl];W[kd];B[je];W[ke];B[df];W[de];B[ee];W[hf]
;B[ig];W[fc];B[hg];W[fe];B[gd];W[ed];B[gb];W[qh];B[pf];W[qf]
;B[qi];W[rh];B[ri];W[ph];B[ng];W[qq];B[qp];W[pq];B[kg];W[cq]
;B[dq];W[cp];B[dn];W[op];B[lq];W[lp];B[mp];W[mq];B[kp];W[lo]
;B[jq];W[ko];B[ip];W[kq];B[jo];W[lr];B[ir];W[qo];B[po];W[qn]
;B[pn];W[rp];B[ce];W[bf];B[be];W[bd];B[da];W[eb];B[ea];W[fa]
;B[fb];W[ca];B[ga];W[db];B[fa];W[cb];B[bg];W[cd];B[jn];W[lm]
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;B[ag];W[ai];B[sc];W[sa])

詰碁へのとまどい

2005-02-17 13:11:52 | 雑談
詰将棋には、こんなキッチリしたルールがあります。

将棋タウン -詰将棋のルール-

そして、そこから導き出される正解は一つしかありません。
二つ以上の正解があった場合は、その問題は「不完全」「傷モノ」とみなされます。
もっとも実戦に現れるのは、ほとんどが詰将棋上、傷モノなのは言うまでもないですが。
その厳密性が、パズルとしても完成度の高い一分野を築いている一因でもあります。

そんな詰将棋に慣れた身としては、
詰碁の緩々(?)なルールは結構、違和感がありますね。

特にこちらのようなエピソードは詰将棋では考えられません。
こんなことがあったら、
それはその問題を「解けた」ことになりませんから。
ツボの一手だけ示しても、何の意味もないのです(詰め将棋では)。

原因として考えられるのは、詰碁は候補手が非常に多いこと。
将棋のように「王手をかけ続ける」といった制約がありませんから。
加えて本来、詰碁も相手の応手の最善を考えて解かねばならないのですが、
何をもって最善とするのかが定義しづらい
(詰将棋では、とにかく一手でも手数を伸ばして受けるのが「最善」)
のが、こういった現象を生むのでしょう。

以前紹介した「キーワードで解く初歩の死活」に、
どういう手を最善の応手とするかについて解説らしきものがありましたが、
それが詰碁作成者の共通認識なのかはわかりません。

結果、紙面の限界とも相まって、
「一手の詰碁」の意味するところが、一手で相手の石を打ち上げるのではなく、
「急所の絶対の一手」を当てるという形になってしまっていますね。
NHK囲碁講座でも「黒先白死、一手だけ」とか。
そして「急所の一手」が当たったことで、
「その問題は解けた」と錯覚(?)してしまう人が出てくるのでしょう。
そういった事実も踏まえると、
先のトラックバックのエピソードも大いに頷ける話ではあります。

皆さんはきちんと相手がどんな無駄な手(既にどう応じても死んでいるはずですから)
を打ってきても大丈夫、という確信の持てるところまで読んでいますか?
私は上のような認識をしながらも、
正直、胸を張れるところまではやっていないのを告白しておきます(汗)。
キッチリとした軸となる「正解」がないので、スッキリしないんですよね。

囲碁と将棋のカテゴリ

2005-02-16 00:21:38 | 雑談
大阪でおととい、痛ましい事件が起きました。
被害者の方には謹んでご冥福をお祈りします。
また一晩明けて、加害者の「ゲーム好き」という側面がクローズアップされています。
「ゲーム」と事件が本当に関係があるかどうかはさておき、
不謹慎かもしれませんが、ボードゲームになじみのあまりない人達が、
ここで触れられている「ゲーム」に十把一絡げに、
囲碁・将棋をも含んで考えてしまうことを辛く感じます。

加害者が囲碁・将棋に触れていたかどうかは知りませんが、
少なくとも記事で挙げられているゲームとは、TVゲーム。
そして、ここにいらっしゃる方々には言わずもがなですが、
囲碁・将棋はTVゲームと大きく違います。
何より違うのは囲碁・将棋がコンピュータを相手にするのでなく、
人間を相手にしているところ。
すなわち相手の考えていることを、一生懸命読み取ろうとする作業をしないと、
勝つことはできないし、面白くもない。
TVゲームも好き(といってもここ数年やってませんが)な私ですが、
時々、ゲームを遊んでいるのではなく、
ゲームの製作者に遊ばされているような感覚を受け、
馬鹿々々しくなることがあります。
そこに人間性はあまり求められていない。
囲碁・将棋も強いて言えば神様に遊ばれているのかもしれませんが、
やっぱり能動的な楽しみで、遊ばされているという認識は微塵も出ませんね。
極論すれば人が人らしくないと囲碁・将棋は楽しめないと思います。

そのため囲碁・将棋に一生懸命に取り組んだ後の感覚は、
TVゲームのズンとした頭痛でなく、脳が心臓になっているような、
知的興奮状態になります。
それはむしろ、脳に限って言えばスポーツをした後の感覚に近い。
そういう意味では囲碁・将棋をTVゲームと同じように捉えるのではなく、
世間にはsportsにおけるgameと同義に認識して欲しいですね。
オリンピック種目にしようという運動もあることですし。

さらに進めれば、その論でいけば日本棋院や日本将棋連盟は、
プロ野球チームやプロサッカーチームにあたるわけです。
現に中国の囲碁界には、Jリーグのようなシステムがあるらしいですね。
マニアの親玉より、プロスポーツ選手の方がやはり子どもには魅力があるでしょう。
この辺の認識は中国・韓国が恵まれていると思いますし、
その認識の差が子どもの囲碁に対する取り組みに差をつけているとも言えそうです。

日本囲碁界もせっかく日本棋院と関西棋院とあるわけですから、
一昔前のように対抗戦で盛り上げようといったアイディアはありませんかね?
これは将棋界にも言えることなのですが…。