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20160820D・現代日本アニメ1

16:35~ 日本アニメ10 現代日本アニメ1
・・・さて2日後だけど、現代日本アニメ2で「名人伝」が上映されるし、ちょっとどんな感じか見てみるか・・・

え? 開始時に制作者の紹介があって、制作者は前の観客席から、お客さんにご挨拶(といってもお辞儀程度)するの?
私にはぜんぜん連絡が来てないですが・・
まあ、それはあとで聞いてみることにしまして。
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1 失われた朝食
それはいつもどおりの規則的な朝食のはずだったのだが・・・
※言葉を使わずに主人公のおとこがきちょうめんだってわからせている

ある朝、足の裏に赤い点が生じる。
その異物感が、規則正しい生活をどんどんずらしていく・・・
主語は同じだけど(一人しか人間は出ませんし)、述語と目的語がずれていく感じ。
やがてそのずれていく反復の末に、解消されるモアレのように、元のシーンに戻っていく。
戻ると言っても、赤い点は残るのだが・・・(一種のループでもある)

チェコアニメの「反復」を思い出すけど、あれは主語と目的語がかわる感じ。

3 きおく きろく いま
長崎で被爆した修道女(今90才ぐらいの方)のインタビューを撮り、
老若男女1500人の多人数で4000フレームをトレースするという企画。
メイキング部分が面白い。

6 だいじょうぶ。
はずかしがり屋の少女は、ノートにキャラを書いて、それと話をしていた。
例によって男子にからかわれるのだが、そこにちょっときつめの女の子があらわれて、ノートを取り返す。
少女は問いかける。「あなたにも・・いるの?」


イラストはラストの印象だが、キャラはいなかったと思う。
子供には居ることも多い、独りの時、会話するための自作キャラ。想像上の友人(imaginary companion)。
二人の少女が友達になり、また少女がクラスの男女とうまくコミュニケできるようになったことで(べつにいじめられてたわけではない)、
もうキャラは必要なくなったのではないか。
※スカートの はためきが印象的だった。

後日見た「息ができない」が男子の友情を描いたのと好対照。
それにしても、オトコの方は「This is How it starts」にしろ、なんでこうも着地がこじれるのか・・・

7 あたしだけをみて
だが断る! みたいな怖い女の子が前にいるFPS(いえ、S=shooterは関係ないのですが)
そりゃあ、そのモフモフのポケモンみたいなののほうが可愛いわなあ。

オチは納得。
だが一人称視点の首振りでかなりmotion sicknessに・・・

8 チェブラーシカ 動物園へ行く。
「ちぇぶらしかーーっ!」(←たぶん何億回も言われている)
7の影響で、ただのズームでも気分が・・・
話自体は非常に良い話なのになあ。

9 フリップの冒険
真夜中になり、本の中の、架空の登場人物(ドラクエのパーティぽい)が動き出す。
朝になって本は閉じるのだが、現実に登場人物の残した跡がのこる。

ではよい旅を。

10 gymnasiumany
造りこんだ立体紙細工を少しずつ動かす、というよりずらすことにより、動いているように見せる。
・・・いや、多分この文章で想像できるのとは大分違う。
ゾートロープが近い気がする。

11 geometricube
立方体に、少しづつ動く模様を貼り付けて、コマ撮りする。
その模様がだまし絵みたいになっているので、立体がでこぼこしてるように見えるけど、
それは目の錯覚。

CGでやれば楽なのだろうけど、それだと微妙なフチの歪みや、差異が出ない。
ラストにちょっと種明かしがあり、ああ、やっぱりアナログだったんだなと、いう気になります。

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プログラム終了後、本部で挨拶について聞いてみました。
上映される人には、本来メールで案内が届いているはずだったのですが・・・(届いていない)
全日パスは返金対応となり、ゲストパスを頂きました。

さよなら全日パス・・・

これがゲストパス。装飾は後で入れたものです。

ゲストパスを頂いたからには、ゲストとしての振る舞いが求められるだろうと思い、
急づくりだったネクサスポイント用のポスターを作りなおすことにしました。
どのくらい急だったかというと・・・DVD用パッケージをA4に印刷し、余白に手書きで日時を書いただけ・・・(写真がないのが惜しい)

東急ハンズで、いろいろ画材を買い、ポスター作り直し。
宿にはパソコンはないので、切り絵に色をつけるには、色紙を使わないといけない。
「今から あなたたちに最悪の事態が・・・」

疲れていたので、一旦寝て起きて、洗濯して、1Fの自販機に行ったら、
ロックアウトされた台湾(多分)の旅人ふたりがやってきた。
残念ながら、11時の門限までにチェックインできなければ、カードロックの部屋には入れないんですね~
ネカフェをおすすめしたのですが、無事辿りつけたでしょうか・・・

あ、そういや、この日もコンペ見るのサボりましたね~
では、また明日。
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20160820C・動物大集合

14:50~ ベスト・オブ・ザ・ワールド3

1 オポッサム
中の人など居ない!
いるのはオポッサムだけだ!

わかりやすい断面図アニメ。
こういう落ち着いたカメラの作品、見るのは好きなのだけど、
自分で作る場合は、なぜかスクロールで賑やかになってしまうのはなぜだ。


2 ヴォルテール
雷に打たれたブロンズ風見鶏が、
巨大なゴールド風見鶏に追いかけられる! そんなはなしだっけ?


4 ビーチフラッグス

イスラム圏の話。田植えをするところ。海のあるところ。女性は男性の目のあるところではずきんをかぶらないといけない。
ライフセーバー競技の女子チームに、ひとり新人が入ってきた。
体力・体格には優れているものの、協調性がない。
誰かが補欠に落ちることになるのだが・・・

彼女(新人)はある金持ちの旦那の(何人目かの?)妻になることが決まっていたが、
それがイヤで逃げてきたのだ。
わけを知った主人公(少女)がとった行動は?

ライフセーバー競技にしたのは、よかったですね。
ライフには「生命」と「生活」の意味がある。
主人公は彼女のライフを救ったのだ・・・

そういやこれ、フランス映画なんですが、
ブルキニだったか、水着の着用でごちゃごちゃしてましたな。

5 チェンジオーバー

スクリーンショットが ほぼすべてを表しているような・・・
短くて楽しい、お手本のような作品。

8 ガンサー
史上初! R指定のソーセージアニメ映画・・・のほうではなくって(それは「ソーセージ・パーティ」)、
ふつーのソーセージアニメです。

・・・ふつー?(普通ってなんだっけ)
どうもこれ、(初日にデモDVDをいただいた)TVpaintをつかってるらしいですね。
アニメ制作ツールにTVpaintを使うところが増えているというのは本当だったのか・・・

9 モロスカ
小屋ひとつぶんぐらいあるオオカミと、それをかくまう少女のお話です。

ん? 今回のプログラム、動物が多いな? ガンサーは元動物ですが。

10 ファーストスノウ(「初雪」)
人形アニメ。
リアルでかわいいハリネズミの子供が、初雪にはしゃいでいるうちに、家に戻ることができなくなって・・・

やはりチェコアニメはいいですね。
ハリネズミの針って、意外に見た目ほど固くなかったりするのかな。←そんなことはないらしい
いえ、あれを食う捕食者は、痛くないのかと・・・

11 エブリシング フロウズ
全ては流れていく。諸行無常。いつかぼくらは風になる。鳥になる。

ヒト(ビト)の一生を描くのも短編アニメではよくある主題なのですが、これもそうですね。
※諸行無常は、無情と混同されてむなしいイメージがついているのですが、エブリシング チェンジズなのではないかと。


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続きます~
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20160820B・ターニングテーブル

13:10~ ポール・グリモー短編傑作集 ターニングテーブル

ゆっくりとしたグリモー歩きをするくまさん(アニメ)。
それが家(実はスタジオ)の中に入ってくると、ポール・グリモーその人にかわる(実写)。

(残念ながらその様子は見そこねてしまった)

※グリモー歩き←勝手に命名。ゆっくりと、なにか哀愁を帯びた歩き方で近づいてくる。
「王と鳥」の最初、鳥がゆっくり歩いてくるのだけど、それもその感じだったと思う。


ターニングテーブルは、「資本論」にも出てくる卓踊術(「テーブルターニング」それが日本化されて「こっくりさん」になった)なのだが、
しかし、もう一つターニングするテーブルがある。
それが映画の編集台だ。リールがくるくる回るわけだ。
レコードのグルグル回るのをターンテーブルというけれど、まあそんな感じだ。

そこにグリモーさんのキャラ(アニメ)があらわれて、彼らと話しながら
過去作を回顧していくという枠物語。(実写とアニメの合成)

作品がいろいろ上演される(枠物語の中に挟み込まれる)。
ただし、ラスト数秒はカットな! (部屋のほう・枠物語に変わってしまう)というビミョーに生殺しな構成なのですが・・・

「王と鳥」※ の二人はタツノコ吉田・天野キャラの元祖のような感じもあるなあ。
まあ、その部屋に張ってあるポスターには「やぶにらみの暴君」と書いていますが・・・
※原題は「ル・ロワ・エ・ロワゾー」と韻を踏んでいる。リメイク前が「やぶにらみの暴君」として、リメイクされた(というより再製作された。いろいろ複雑な事情がある)ほうが「王と鳥」として日本でも公開された。

最後に、グリモー(実写)は小屋を去っていく・・・
何やら人生の幕引きのような寂寥感も感じる。
実際これが最後の作品だったか・・・
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20160820A・三日目 

いびきの人も昨日に消え、おだやかな眠りを満喫し、
ずっと寝ていたかったのですが、
あさイチでチェコのカレル=ゼマン(1910-1989)についての映画があるので、行くしかありませんな。

09:15 ドキュメンタリー「映画界の冒険家 カレル・ゼマン」
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時は現代、ところはチェコの映像の大学。
先生→生徒「今からあなたたちに最悪の事態が起こります。HDがクラッシュし、電子の暗黒時代へ逆戻りです」

コンピューターなしの特撮、
フィルムの上に定着するのが最終段階というやり方で、
学生たちがゼマンの映像をトレースする形で撮影します。
トレースするので、役者さんもそのままです。
かつてフィルムに残った(子役の)役者さんたちが再集結してますw

SFXではありません。
今のSFXとは、先生曰く「大急ぎで緑の背景の上で撮って、後で数百人の技術者がコンピュータの前で苦労する」やり方ということで・・・それ、スターウォーズ?(オリジナルは除く)

※余談ですが、スターウォーズは
1・2・3三部作 プリキュエル(前日譚)
4・5・6三部作 オリジナル (本編)
7・8・9三部作 シーキュエル(続編) 
と呼べばいいのではないかと思うのですが・・・
オリジナルも、今となってはだいぶんSFXの手が入ってますけどね・・・


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映画の製作と並行して、ゼマンの作品が紹介されていきます。
「悪魔の発明」だったか・・・銅版画の雰囲気を出すために、直接物や人にしましまを描き入れるとか・・・ワクワクしますね。(山村さんが世界の映画50選に入れてた気がするけど、違うかもしれません)

やがていろいろ政治的なこともあり(チェコはどうしてもこれだ)、
アニメの方に進むのだけど、この時、クラバートだと思いますが、水車小屋の水車だけ立体(物理)で作るというやり方を。

クラバートの作者クライスラープロイスラーは実は最近の人で(1923-2013)、存命の原作を使うのは難しかったらしいですね。
※「こわれがめ」はクライスト(1777~1811)。ごっちゃになって昔のドイツ人だと思い込んでいました。クラバートが、徒弟制度の残る昔のドイツの雰囲気があるのも原因でしょう。
なおラジオドラマのクラバートはなかなかのブラック企業ぶりで、蟹工船に近かった気がする。夢中になって聞いていました。

原作のクライスラーに「あなたの『クラバート』は素晴らしかったけど、アニメのほうはもっと良かったですよ」といったのはどなただっただろう・・・
クライスラーご本人も「わしもそう思う」だったのですけど(^^

しかし、あれだけチェコアニメを見たにもかかわらず、ゼマンの作品ってひとっつも見てなかったのか・・・
だったら、なぜあさイチで見ようと思ったんだろうという謎が。いえ、見てよかったですけど。
カレルはチェコの男子に多い名前なので、誰かべつのカレルと間違えた・・・というわけでもなさそうだし。

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さて、現在。
学生さんたちの、コンピュータを使わない映画が完成し、試写されています。
役者さんたちも集まって楽しそう。
この手作り経験が、きっと今後の映画制作の基となるのでしょう。
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11:20~「ファントム ボーイ」

フランス語映画。(日本語字幕付きだったのはありがたい)
舞台はニューヨーク。
(おそらくは悪性腫瘍で)入院している少年には、不思議な力が宿るようになっていた。
幽体離脱して(これがファントム)、外の世界を飛べるのだ。

ただし、元の体は動けないし(しゃべることはできる)、時間制限がある。
時間がたつにつれ、ファントムの先端(手足)から少しづつ消えていき、完全に消えてしまえば、もう元には戻れない。

その少年が、ファントムが天国に行きそうになっていた刑事を助けたことがきっかけで、
協力して悪党を逮捕しようとする。
悪の軍団は・・・鷹の爪団ではないのですけど、どうもその印象が・・・

※記憶だけで描いた↑けどなんか違うというのはわかるので、公式↓を見てみたら、服装以外はそんなに離れていない気もする
ボスの「顔の壊れた男」とその小犬

それより、改めて鷹の爪団を調べてみたら、犬は出ていなかったという衝撃の事実が! チキチキマシンとごっちゃになっていたのだろうか・・・
日本で円盤が出るときは、やはりコラボするのでしょうか。

色使いもタイトルの文字の読みやすさも、まんがみたいな雰囲気があって(アメコミではなく、フランスの子供向けバンド=デシネみたいな感じ、といってもほとんど読んだことないですが)、
ウェルメイドの普通に楽しい作品だったと思います。
うねうねする影が特徴的でした。アニマ(生気)をあらわしているのかな。
うねうねする線で、生きているものと死んでしまったものをあらわそうと思ったことはありますが、なるほど、こういう手もあるのだなと。(ファントムが抜けた体の影が止まっていたかどうかは覚えていないのですが)

改めてyoutubeで公式ティーザーを見たのですが、スクリーンで見たときの面白さが感じられない・・・なんで?
影でない部分にもテクスチャ入っているんだけど、印象に残ってないなあ・・・

(続く)
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20160819A・二日目

前夜は隣のコンパートメントからのいびきがうるさく、
寝不足のまま、そしてメガネの度が弱いまま(読書用近距離)、まずは会場に向かい、ネクサス用のDVD-Rをお渡ししました。
係の方にメガネ屋さんの場所をおたずねし、本通商店街のほうへ・・・

メガネのJINSとか眼鏡市場とか、安いところで作るつもりだったのだけど、
10時台では空いていなかったので、空いているお店に入る。
レンズだけ替えるつもりが、フレームまで新調することになりぬるを。
若干イメチェンになったと思うのですが、さてどうなのやら。

メガネが出来上がるまでの間うろついていると、シネツインという映画館がありました。
広島アニメフェスに来たのではないのなら、一日中ゆっくりしていたいなと思う映画館だったのですが、
(神戸でいうと「パルシネマしんこうえん」が近いと思う)
残念ながら、もうすぐ閉館・・・!

メガネができたので、会場に向かって歩き出したのですが、
ついでだからと、古本屋さんに入ってみました。
「中国小説史の研究」(小川環樹)
「山月記」の元ネタの唐代伝奇について書いてあるかと期待して買ったんですが、あんまり載ってはいなかったですね。
かわりに「神話より小説へ」(ドラクエではない)という章で、弓の名手の羿(ゲイ)が弟子に「師匠倒したら俺が天下一」という理由で殺されてしまうという、「名人伝」の元ネタがありました。
買いました。300円。

ほかにも結構買いたい本はあったのですが、荷物になるので我慢しました。

・・・おれは広島にアニメを見に来たんじゃなかったのかw

以上、前ふりでしたw


13:45 日本アニメ8

・クリヨウジ集
2 殺人狂時代 AU FOU!
これは アホーッ! ということなのだろうか・・・(TO THE FOOLということなのだと思うけど)
いろいろとあっけらからんと人が死にます。
船が島を突き破る無人島アニメはこれだっただろうか・・・
子供さんも笑ってましたね。

3 二匹のサンマ
これのダイジェストは、初日の最初に見たのですが、
フルで見ると印象が違いますねー

♪二人のために世界はあるの~と、男女二人が、愛の楽園を求めて無人島(画面一つぐらいの)にたどり着き、
ひそやかな生活を送り始めるのですが、
ここに怪しげな科学者が漂流してきます。
この役に立たなそうなマッドサイエンティストは、普通に二人に受け入れられ、共同生活が始まるのですが、

そこに拡張主義者があらわれ、科学者を脅迫し、クローニング(?)で労働者と兵士を作らせ、
(ダイジェストだと、最初から科学者が拡張主義者の手先に見える)
その挙句、島を要塞化してミサイルをぶちまけるけど、
結局、ドカーーーーン。
このころのアニメには、こういう爆発・全滅エンドが多いですな。(これは全滅してないけど)
核戦争による人類全滅というのが現実的だった時代ですものね・・・

と、まとめようと思ったんですが、
一年もたたないうちに北朝鮮が核実験を行った今、このエンドはまた現実味を帯びるんでしょうか。
ああ、やだやだ。


・手塚治虫集
以下、バンダイチャンネルの一か月1080円の見放題コースや、ネットカフェでも見れたりします。

5 人魚
この国では自由な想像は許されなかったのです・・・
間違った(とその国ではされている)考えを矯正するためのやり方が、時計仕掛けのオレンジみたいで・・・

6 めもりい
思い出は、いつもきれいだけど?
記憶の風化。あのキノコ雲でさえいつかは美しいものと化してしまうのか?
そういえば、映画ラストのスタッフロールも、中央寄せの場合、眼鏡をはずすとキノコ雲に見えなくもない。

7 ジャンピング
予想はしていたが、ひどい3D酔いに・・・
子供さんは「めがまわるー」と楽しそうでしたが、
こっちは胃の腑がジャンピングしそうでした。
手作業で動かしているので、パースが完全に正確というわけでもない(2.5次元)のが味なのでしょうが、よけいに酔うことに。
半分ぐらいでギブアップしちゃいましたわ~
第1回・広島アニメーションフェスティバル・グランプリ作品
理由は最後まで見れればわかる・・・というか、少なくとも当時の審査員の方は、これを普通にスクリーンで見れていたのか、すごいなあ。

8 おんぼろフィルム
3D酔いが残ってたので、ほとんど目を閉じていました。
こっちはこっちでフィルムが飛びまくるので酔うかもしれません。


7・8ともども、某漫研の合宿でビデオで見せてもらいましたが、
そのころは確か「木を植えた男」や中国の水墨画アニメが評判になっていた気が。
この某漫研で、八ミリフィルムを使ってアニメをみんなで作ったのが、私のアニメ制作の始まりです。
当時はみんなで作るしかなかったけど、その当時に今のように一人で作れる環境があったらどうしてたのかなあ。


・川本喜八郎集
9 花折り
さて、チェコアニメの血も引いている(イジー=トルンカに師事している)川本喜八郎ですが、そのせいかだいぶん落ち着いて見れました。
やはりチェコアニメっていいなと再認識。

等角投影(斜投影かも)の伝統的なやまと絵の背景の上に、立体的な人形が置かれ・・・

(半立体・レリーフかとも思ったんですが、そうでもないようですな)
元ネタは狂言ですかね、やはり。

10 道成寺
この話、とくに坊さんが悪いことしたわけではないというのがつらいねえ。
(ウソはついたんだろうか。これ(仏像)を私だと思って三年待ちなさいと言ったような気もするけど)

記憶だけで描いたけど↑テーマから外れた構図なので、
スチルを見て描いたら怪獣映画っぽい↓


やっぱり似ないけど、せめていい絵に・・・



スチル見ると、蛇というよりは龍の顔ですが


~16:30? 学生作品集5
途中入場。

9 アフター ジ エンド(「終末の後に」)
(vimeo全編 成人向き)
世界の終わりの後の三角関係(人形含む)。

銃は出てこなかったかもしれんが、凄絶なバイオレンスで終わった気がする。(そのあとに、予想できそうなオチがあったかなあ)
やはり「3人は集団」か。

12 ルマ(「あかり」)
コンペの「リリ」に似た響きがあるが、状況は同じかもしれない。ただ対処方法が違うだけで。
「おもひでぽろぽろ」のパンフで、高畑(勲)さんが、
「今は人が向き合わず、同じ方向を向いている(例:映画館)時代」と書いていた気がするのだけど(違っていたらすみません)、
さらに時代が進み、同じ方向すら向かなくなった昨今。
これは”ある出来事”をきっかけとして別々の火を見ていた家族(少女と両親)が、

同じ炎を見つめるようになる話だ。

※特に家庭崩壊していたわけでもない、ごくごく「普通の人々」です

13 ディス イズ ハウ イット スターツ(「これがはじまり」)
vimeo 本編 成人向き
こっちは男の子→大人になる際に、いかにゆがめられてしまうかというお話だった「気がする」。
絵描きの自伝ぽいかんじを受けたので。
イメージが断片的だったのでよくわからん・・・

12 13に関して、読んでいた本のことを思い出しました。

「文脈病」(斎藤環)
p70 多くの人は小学校高学年で一度かりに成熟するのである。
しかし性成熟の過程とともに、ひとはいまひとたびの「発達」を強いられる。
この成熟の二節性については、すでにサリヴァンの示唆がある
註)サリヴァンは、11歳までの「前思春期」こそ、「心の平和を乱されない人間らしい生き方」にいちばん近づくときであるとする。

大人になってしまえば、子供が落描きするようには絵は描けないのだろうか。

この本、顔と手の特権性についても書いていて(それは表紙カバーが語っている)、アニメフェスに行く前に読むにはいい本でした。
(洗濯物は顔と手を剥奪されたひとがた、という考え方ができましたね)
まだ全部読んではいないのですがっ!!

※こっちの本は、神戸・三宮の古本市で入手。こういう出会いがあるから古本屋巡りはやめられん、グフフ・・・


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この日は、コンペ2を見ず、早く帰りました。
早く帰りつつも、やっぱりアニメの「ドラえもん」や
ディズニーの「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」(特に怖くはない)なんかを液晶テレビで見てたりするわけですが・・・
徒歩10分の会場ではアートアニメ世界の先端作品がしのぎを削っている(この言い方はフェスの趣旨として不適切かもしれない)わけだけど、
このとき私に必要だったのは、パーソナル(な画面の大きさ)でおだやかな作品だったということなのかもしれない。

では、おやすみなさい。
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