「世界一やさしい手筋・詰碁」「ひと目の手筋」
「新・ポケット手筋200」(以上、難易度順)と並んで、
今後、手筋の定番問題集になりそうな「ノータイム手筋360」
元は月刊碁学社から出された
「やさしいヨセの手筋360」(烏鷺覚え)という本を、再版したものらしい。
しかし内容はヨセに限らず、
死活や、オイオトシなどで石を取る筋、
相手の手入れの不備を突く「地中に手アリ」も多く含まれるので、
その点を勘案しての新タイトルということだろう。
その一方でいわゆる「石の形」「石の連絡」に関する問題は、
パラパラッとめくった範囲では見当たらなかった。
しかし「石の連絡」の筋は同じ月刊碁学編の「石の連絡トレーニング270」で、
「石の形」に関しても「筋の善悪トレーニング270」でカバーされているので、
ノープロブレム。
個人的には「石の形」の問題は、解答を「納得する」のにある程度の棋力、
実戦経験が必要で、納得するのが難しいと思っている。
だから「筋の善悪トレーニング270」の感想は歯切れが悪かった。
一方、解答が「石を取れるから正解」
「ヨセで得するから正解」と単純な本書の手筋は、
解答を読めばスッキリ理解できるので楽しい。
パズルとして楽しむなら俄然コチラである。
また「ノータイム詰碁360」と違ってヒントがついているが、
手筋の問題はヒントがないと題意がわからない場合があるので、
これも仕方がないかな。
難易度は「ノータイム詰碁360」と同じ。
つまり「基礎編」は意外にやさしくなく、
「上級編」「応用編」は手がつけられないほど難しくはない。
ネット碁初段前後に好適な手筋問題が詰まっている。
「新・ポケット手筋200」(以上、難易度順)と並んで、
今後、手筋の定番問題集になりそうな「ノータイム手筋360」
元は月刊碁学社から出された
「やさしいヨセの手筋360」(烏鷺覚え)という本を、再版したものらしい。
しかし内容はヨセに限らず、
死活や、オイオトシなどで石を取る筋、
相手の手入れの不備を突く「地中に手アリ」も多く含まれるので、
その点を勘案しての新タイトルということだろう。
その一方でいわゆる「石の形」「石の連絡」に関する問題は、
パラパラッとめくった範囲では見当たらなかった。
しかし「石の連絡」の筋は同じ月刊碁学編の「石の連絡トレーニング270」で、
「石の形」に関しても「筋の善悪トレーニング270」でカバーされているので、
ノープロブレム。
個人的には「石の形」の問題は、解答を「納得する」のにある程度の棋力、
実戦経験が必要で、納得するのが難しいと思っている。
だから「筋の善悪トレーニング270」の感想は歯切れが悪かった。
一方、解答が「石を取れるから正解」
「ヨセで得するから正解」と単純な本書の手筋は、
解答を読めばスッキリ理解できるので楽しい。
パズルとして楽しむなら俄然コチラである。
また「ノータイム詰碁360」と違ってヒントがついているが、
手筋の問題はヒントがないと題意がわからない場合があるので、
これも仕方がないかな。
難易度は「ノータイム詰碁360」と同じ。
つまり「基礎編」は意外にやさしくなく、
「上級編」「応用編」は手がつけられないほど難しくはない。
ネット碁初段前後に好適な手筋問題が詰まっている。