対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

碁石達の沈黙

2005-08-31 01:20:45 | 棋譜
そういえば、先日放送していた「羊たちの沈黙」を観ていて、チルトン博士を演じている俳優がブッシュ大統領に似ている気がした。
チルトン博士は嫌なキャラクターではあるが、別に大統領を貶したいわけではない。
単に「見た目が似ているかな」と感じただけである。
念のため。

互先、白番、コミ1目半。

ちょっと珍しい序盤に戸惑うが、己の感性を信じて打ちすすめる。
「捨てるべき石とそうでない石」を意識して打ったのだが、意識したから打てると言うものでもないのは私だけ?
白12が深入りしすぎか。
打った後、上辺の星下の方A(M17)に打つのだったと後悔した。
白38まで後手活きでは駄目。
一応、右辺の黒石を攻めるつもりではいるのだけれど、図々しいだろう。

黒39は機敏か。
白44は47に打てば隅を確保出来ていたのかも知れない。

やや不利。
しかし黒49が打ち過ぎ。
このキリがないのは確認済みだった
…と、胸を張りたいのだけど、実は52で最初は53から当てるつもりだった。
自慢出来ない。
幸い、52から54でやっぱりシチョウ。
58で打ち抜いて、ばん回したと感じた。
13の石が立ち枯れて下辺が大きくまとまりそう。

白60は兼ねてからの狙い。
右上の地をぼんやり消すつもり。
場合によっては右辺に攻めが利かなくなるが22と24の石は捨てることも考えていた。

白62でさらにぼんやり。
ここで黒はどうしたのか、長考して打たない。
カナダ式で秒読みが後23手ほど残っているのに。

残り3分。
まだ打たない。
「確かにどこに打つか難しいよね。私はBを早く打ちたいかな」

残り1分。
変化無し。
「をいをい、切れちゃうよ。時間攻めしちゃおうかな(卑しい)」

残り30秒。
「残り一手2秒で打つの?!もしかして『やべっちFC』の放送時間に間に合う?!」

結局、そのまま切れ勝ち。
ラッキーな一勝。
10分程、無為にモニターと睨めっこした御褒美である。
終局後「失礼しました」とtellがあったので、寝てしまったのではなさそう。
何かモニターの向こうで事件があったのでしょうね。

R2014に。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[pe];W[dd];B[dp];W[pp];B[qc];W[fq];B[cn];W[jp];B[jc];W[gc]
;B[qj];W[qm];B[mp];W[cj];B[dq];W[qh];B[pi];W[pg];B[of];W[og]
;B[nf];W[mh];B[ng];W[nh];B[oh];W[qi];B[pj];W[rj];B[rk];W[ri]
;B[ql];W[ph];B[oi];W[qf];B[qe];W[re];B[rd];W[rg];B[pq];W[qq]
;B[qp];W[po];B[rp];W[oq];B[pr];W[or];B[qr];W[om];B[op];W[np]
;B[oo];W[no];B[on];W[pn];B[rm];W[rn];B[ji];W[nn];B[mj];W[je]
;B[id];W[jg];B[kh];W[gf]C[{Black forfeits on time.}])

置かせ碁慣れた?

2005-08-30 00:11:55 | 棋譜
自分の成長を感じるのは、置かせ碁を打てるようになったこと。
以前なら4子も置かせたらどうしたら良いかわからなかったものだが、今は「まぁ何とかなるよ」と思っている。
最近は成績が10級と11級をいったりきたりしていることからもわかるように勝率が5割前後。
成績上は壁に当たっている観もある(そう思って無いですけどね)が、こういう心境の変化に失いそうな自信の根拠を探している今日この頃である。

4子局、白番、逆コミ2目半。

大体、本局の相手の方のランクは半年ぐらい前の私のランク(多少、過小気味のところもあったにせよ)だ。
それに4子もおけるようになったのだから大したものだ(自賛)。

最近は白の方が勝率が良い(相手から挑戦されることが多いのも一因だが)ことがちょっと気掛かりで、「相手のミスを期待した打ち方」をしているのを強く感じる。
将棋でもそういうところがあって、自分の本性なのかもしれないが、一応「嫌だ、嫌だ」とは思ってはいる。
本局でも相手のツケに対し、多分相手が期待しているであろうノビは打たずツケと三々。
これ自体は別にハメ手を打っているわけではないが、「これは知らないんじゃない?」という意識があるのを素直に告白しておく。
もっともそんなこと言っている私も、左上にせよ右下にせよ正確に打っていないのでより上手には笑われてしまうだろうけど。

本局で気になったのは図。
正確には本局を見返していて気になったのだが、右上の死活。
これを取りにいけないだろうか?
あるいは取れないにせよ先手でシメツケられないかしら?
白Aぐらいは打ってみるところなのかもしれない。
以下、どちらかの2の一でどうか?
でも39と41のところが薄いか。
うーん。
相変わらず死活に暗いですな。

以下の進行はあくまでコウなどを使ってややこしく。
かなり妖しい手ばかり。
どさくさに紛れて白205が望外の戦果で良い勝負になったかと思った。

目算はしなかったが、キッチリ5目半勝。
良い打ち方だったとは思わないが、結果としては我ながらよく打こなしました。
もっとも後でツケノビの周辺を「やさしい定石教えます」で再確認したのはいうまでもない。
やっぱりこの定石は奥が深い。
両ガカリの基礎にもなるし、使わなくてもしっかり身につけておくべきですね。

R2004になって10級復帰である。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
AB[pp][dd][dp][pd]
;W[qn];B[pn];W[pm];B[on];W[qp];B[qq];W[ro];B[rp];W[qo];B[rr]
;W[rm];B[po];W[jq];B[lq];W[fq];B[eq];W[fp];B[dn];W[cf];B[df]
;W[dg];B[ef];W[cc];B[cd];W[bd];B[dc];W[ce];B[eg];W[dh];B[eh]
;W[di];B[dk];W[db];B[eb];W[bb];B[de];W[nc];B[lc];W[ne];B[le]
;W[pf];B[qe];W[qf];B[ob];W[nb];B[qh];W[oc];B[pc];W[pb];B[qb]
;W[oa];B[rc];W[oh];B[rf];W[rg];B[re];W[qg];B[pi];W[oi];B[ok]
;W[om];B[ql];W[qm];B[nm];W[nl];B[ol];W[nk];B[mm];W[oj];B[mk]
;W[pk];B[pl];W[qk];B[nj];W[rl];B[ml];W[mo];B[kp];W[jp];B[ko]
;W[kc];B[kd];W[jc];B[lb];W[ie];B[lg];W[mj];B[lj];W[mi];B[li]
;W[ig];B[mh];W[ii];B[ei];W[ik];B[in];W[gn];B[hm];W[gm];B[gk]
;W[hl];B[gl];W[jn];B[jm];W[hn];B[im];W[jo];B[kn];W[io];B[dj]
;W[fb];B[fc];W[gb];B[ia];W[ja];B[jb];W[ib];B[ka];W[ha];B[ic]
;W[hc];B[hb];W[km];B[kl];W[ib];B[bc];W[ac];B[hb];W[jl];B[lm]
;W[ib];B[be];W[bf];B[hb];W[il];B[km];W[ib];B[cg];W[id];B[ci]
;W[lr];B[bg];W[ae];B[mr];W[kq];B[kr];W[jr];B[ls];W[hp];B[fr]
;W[cq];B[dq];W[bp];B[bn];W[dr];B[er];W[br];B[da];W[cb];B[fa]
;W[ja];B[rh];W[sg];B[ia];W[ga];B[ja];W[ea];B[hf];W[if];B[fa]
;W[ca];B[ih];W[jh];B[hh];W[kg];B[ji];W[ki];B[jj];W[kj];B[kk]
;W[kh];B[ij];W[ni];B[lh];W[hi];B[kf];W[jg];B[hj];W[hg];B[gi]
;W[gg];B[gf];W[ff];B[fg];W[fe];B[fd];W[ge];B[gc];W[ea];B[ec]
;W[co];B[cn];W[do];B[eo];W[ep];B[bo];W[cp];B[ag];W[en];B[js]
;W[is];B[em];W[fo];B[hs];W[ks];B[of];W[oe];B[js];W[ir];B[pe]
;W[ng];B[nh];W[og];B[ap];W[aq];B[ao];W[fm];B[fl];W[dm];B[cm]
;W[el];B[dl];W[cl];B[em];W[qa];B[ra];W[dm];B[mf];W[nf];B[em]
;W[sb];B[rb];W[dm];B[bl];W[em];B[ek];W[sf];B[se];W[sp];B[rq]
;W[gh];B[fh];W[gd];B[ee];W[jd];B[je];W[jf];B[ke];W[kb];B[la]
;W[md];B[ld];W[od];B[af];W[be];B[pa];W[ks];B[ob];W[lr];B[he]
;W[hd];B[kr];W[pb];B[lr];W[ob];B[sq];W[so];B[mc];W[me];B[js]
;W[qa];B[ks];W[pa];B[lf];W[ma];B[mb];W[na];B[lk])

やってしまいました

2005-08-29 00:57:38 | 棋譜
2子局、白番、コミ4目半。
左上のワカレで1子減らした気分。
しかし右上はちょっとおかしかった。
白61では64に一本打っておきたかったか?

それでもジワジワ置石の効力を減らして、図。
ここで213と無コウを打ってしまった。
二段コウと勘違い。
こんな大石を取られては置こうが置かせようが関係ない。
こういうことを度々やる、救いようのない人も珍しいですな。
ちなみにA、Bとあとソバコウは2つある。
それを踏まえた上で、以下を試しに打ってみると、どうやら盤面でどうかという形勢で、コミがものをいってくるきそうな感じである。
本当に残念。

でも2子を置かせた碁としては頑張ったとも思う。
11級に降級だが、より一層の精進を(と、誰に言っているのか)。
「またやってしまいました」「三たびやってしまいました」とならないようにしたいものだ。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
AB[dp][pd]
;W[qp];B[dc];W[de];B[fd];W[cc];B[ce];W[dd];B[df];W[ec];B[db]
;W[eb];B[cb];W[cd];B[ed];W[bb];B[fc];W[fb];B[gb];W[da];B[fa]
;W[ca];B[hc];W[cn];B[cf];W[fq];B[eo];W[cq];B[cp];W[dq];B[pg]
;W[ee];B[cj];W[nq];B[dm];W[qj];B[iq];W[fe];B[kd];W[qc];B[pc]
;W[qd];B[qe];W[pb];B[ob];W[qb];B[re];W[nb];B[nc];W[oa];B[oc]
;W[mb];B[mc];W[lb];B[lc];W[kb];B[sb];W[jc];B[jd];W[ic];B[id]
;W[ib];B[ge];W[hb];B[gd];W[ja];B[mg];W[oj];B[pm];W[mj];B[nm]
;W[kq];B[lm];W[kj];B[oq];W[op];B[np];W[pq];B[mq];W[or];B[nr]
;W[oq];B[lq];W[mp];B[lp];W[no];B[kp];W[kg];B[lh];W[kh];B[li]
;W[lj];B[ki];W[ig];B[jh];W[jg];B[jj];W[ih];B[ji];W[fg];B[mn]
;W[qm];B[pk];W[pj];B[qk];W[ql];B[rj];W[pl];B[ok];W[nk];B[ol]
;W[pn];B[om];W[kl];B[km];W[jl];B[jm];W[il];B[im];W[hl];B[hj]
;W[hm];B[hn];W[gn];B[rl];W[rm];B[sm];W[go];B[ho];W[en];B[dn]
;W[dl];B[cl];W[bp];B[bo];W[bq];B[co];W[em];B[dk];W[hp];B[ip]
;W[el];B[gp];W[fp];B[gq];W[gr];B[hq];W[fo];B[ep];W[dh];B[ch]
;W[be];B[bf];W[gf];B[so];W[rn];B[sn];W[ro];B[sq];W[rq];B[rr]
;W[qr];B[sp];W[og];B[ni];W[nj];B[oh];W[qh];B[qg];W[ph];B[rp]
;W[nh];B[qo];W[qn];B[qq];W[po];B[ng];W[oi];B[of];W[mi];B[qs]
;W[rq];B[eq];W[er];B[bn];W[oe];B[nf];W[lg];B[mh];W[he];B[hd]
;W[kc];B[lf];W[mo];B[ll];W[rg];B[rf];W[ri];B[lo];W[ps];B[sg]
;W[rh];B[oh];W[rs];B[qq];W[di];B[ci];W[dg];B[kk];W[og];B[na]
;W[ma];B[oh];W[cg];B[og];W[bg];B[bh];W[ml];B[lk];W[mm];B[nn]
;W[js];B[kr];W[rq];B[rk];W[sr];B[sl];W[rd];B[sd];W[ij];B[ii]
;W[ik];B[hh];W[gi];B[hi];W[hg];B[ag];W[ef];B[af];W[ae];B[ah]
;W[bd];B[jr];W[is];B[ks];W[mr];B[hs]C[{White resigns.}])

二子局のこなされかた

2005-08-28 02:50:27 | 棋譜
昨日の続き。
私は黒84と切り込みを入れた。
そして黒94から96で「眼形が豊富になった、我ながら上手く打った」とほくそ笑んでいたのだが大した手ではない。
下手(へた)の哀しさである。

そして黒106とは何たる手か。
コウの緊張感でおかしくなったか?
ここのコバピさんの「嬉しかった」は良くわかる。
私も打った直後、ひどさに遅らばせながら気づいて「哀しかった」。
というか呆れた。
「左辺の三子をどう捨てようか苦慮していた」というコバピさんの感想はさすがに上手で、私もこの三子を上手く攻めながら得をはからねばならない。
それが白109となっては攻めが利かなくなり、手数をかけて左辺を渡ろうとしなければならないのでは敗勢である。
もっとも実戦中は敗勢だなんて、目算をしなかった私は感じていなかったけど。

白117は普通の手だけれども良い手ですよね。
局後、外からおさえるのだったかとも思ったが、どちらからおさえても白が良さそう。

白129の切り違いに対し、単純に押していくのも考えたが、大きくなるのを嫌って黒130から黒140と生きをはかるが失敗。
途中黒134では左からアテるのもあったか?
黒148も下の方をのびるべきか。
ちょっと棋力が追い付かない問題が多すぎる。
白157は当初打過ぎにみえたが、締め付けになって思ったより好手にも思える。

そして白189。
コウを争わなければ、これで青印の四子が落ちるのを避けられそうにないのを読んで愕然とした。
必死にコウ材を探したが見つからず。
今思えばAのところにあったかもしれないが。
ともあれ、見つけられなかった以上ここで投げるべきだったのかも知れない。

作ってみれば26目半負け。
まさか盤面で27目も負けているとは思わなかった。
自分の地の大きさを過大評価していたのと、中央に細分されている白地とアゲハマを過小評価していたようである。
20目以内に作ることを金科玉条としている私からみれば、この結果は切腹もの。
まだ相手がコバピさんなので土下座すれば許して貰えそうだが、他の方なら大変な迷惑をかけているところである。
反省しなければ。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
AB[dp][pd]
;W[pq];B[po];W[qo];B[qn];W[qp];B[pn];W[nq];B[qj];W[dc];B[cf]
;W[cd];B[ci];W[nc];B[ld];W[ne];B[pf];W[pb];B[qc];W[lb];B[ng]
;W[mf];B[id];W[gd];B[if];W[mg];B[nh];W[gf];B[qb];W[li];B[ih]
;W[je];B[jd];W[ke];B[ie];W[kd];B[kf];W[kc];B[lf];W[le];B[lh]
;W[mh];B[kh];W[ni];B[mj];W[mi];B[ph];W[hg];B[ig];W[gi];B[cm]
;W[ij];B[ki];W[kj];B[gc];W[fc];B[hc];W[fb];B[hd];W[jf];B[ge]
;W[fe];B[fd];W[ed];B[hf];W[gg];B[ji];W[jj];B[jg];W[lg];B[ib]
;W[kg];B[jc];W[ii];B[gd];W[jb];B[jp];W[ha];B[hb];W[ck];B[dj]
;W[dl];B[ek];W[em];B[ff];W[ee];B[ef];W[df];B[dg];W[de];B[eg]
;W[bf];B[bg];W[be];B[gh];W[hh];B[fh];W[bh];B[ch];W[ag];B[bi]
;W[cg];B[hi];W[hj];B[bg];W[ah];B[el];W[dm];B[cn];W[gm];B[ai]
;W[cg];B[fg];W[hi];B[bg];W[af];B[bk];W[dq];B[cq];W[eq];B[cr]
;W[ep];B[do];W[eo];B[mo];W[lp];B[lo];W[kp];B[ko];W[jo];B[jq]
;W[mp];B[gq];W[no];B[jn];W[io];B[nn];W[kr];B[oo];W[np];B[fs]
;W[fr];B[es];W[gr];B[in];W[ho];B[ll];W[pi];B[qi];W[ok];B[pk]
;W[ol];B[om];W[pl];B[ql];W[dk];B[cj];W[ej];B[fj];W[ei];B[fi]
;W[fk];B[fl];W[gk];B[di];W[gl];B[eh];W[ej];B[ei];W[fm];B[hn]
;W[gn];B[oi];W[oj];B[pj];W[mk];B[ob];W[nb];B[lk];W[jh];B[lj]
;W[nj];B[gs];W[hr];B[hs];W[ir];B[oa];W[pm];B[qm];W[nm];B[on]
;W[mm];B[mn];W[lm];B[km];W[kl];B[ln];W[ml];B[jl];W[kk];B[ro]
;W[rp];B[rn];W[is];B[dr];W[er];B[ds];W[oc];B[pc];W[na];B[pa]
;W[dn];B[co];W[ej];B[pp];W[qq];B[op];W[oq];B[od];W[nd];B[ja]
;W[kb];B[fa];W[ga];B[ia];W[ea];B[cg];W[ce];B[cl];W[il];B[jm]
;W[of];B[og];W[oe];B[pe];W[im];B[ka];W[la];B[gb];W[fa];B[hm]
;W[hl];B[ek];W[el];B[jk];W[ik];B[kn];W[so];B[sn];W[sp];B[ej]
;W[nf])

二子局の打ち方

2005-08-27 02:30:29 | 棋譜
コバピさんとの対決3局目。
2子局、黒番、逆コミ半目。
そろそろ勝ちたいなと思っていたのだが。

黒2。
張挧王座だって互先でいきなりカカることもあるのだから、この手が別段悪いということはない。
ただ現実問題としてやはり空き隅に先着するのはカカるよりちょっと大きそうで、後で本を調べたらいきなりカカる変化を載せている棋書がみつからなかった。
カカったのは、「置いた碁は積極的に」の金言に従ったつもりだったのだが三子局の場合とゴッチャにしていたようだ。
二子局では空き隅を占める事で他の星とのまず関連させる。
そしてその強化した勢力を背景に、白の占めた空き隅を圧迫するという考えが正しいようだ。

またカカったなら、もっと激しい変化の定石を選ぶか、ここは石に齧りつてでも先手を取らないといけない。
黒8まで右上の星とそれなりに関連して定石を打っているが、白9と白がここの空き隅も占めて
「ちょっと互先のような気分になって精神的に安心しました」
というコバピさんの言はよくわかる。
私も最初はナダレようかと思ったのだが、やったことがないのをウワテにつかうのはいかがなものかと思って断念。
いかにも「石を置いた」時の心理だったかもしれない。
もっとも後で調べたらナダレはシチョウが関係してくるらしいので、自重したのは正解だったかも知れないが。

黒10は右下をちょっと失敗したと言う意識から打ったもの。
ただここも小ケイマからの激しい変化に持ち込めないか工夫するところかもしれない。

右上は一間高ハサミ。
黒20でサトル流コスミツケをやろうかと思ったが、これも「今までの実戦で使いこなせていないし、私には分不相応」と却下。
で、模様を広げる。
中々の好点と思ったのだけど、「地を取る手だ」とコバピさんは嬉しかったそうだ。
「地を取る手」のつもりはなく、今でもそんなに悪くないと思っているんですけどね。

黒26も同様で意見がわかれる。
「嬉しかった」コバピさん、「車の後押しで有り難い」と思った私。

それでも黒28が「変だよね」というのは意見が一致した。
何を考えていたのか弁解すると、「これで右上の眼を潰して、浮き石にできないか」と考えたのである。
実利としても大…ながら、やっぱり阿呆ですね。

白31とややこしいところをノゾかれて困った。
長考の末、黒32と反発。
白33でまた考えて黒34と単にツイだけれど、これで右上の白攻めるなんていうのは夢また夢。
本当は39とか35とかで反発したかったのだけど、34に切られた後の自信がもてなかった。

それでも堅実に打った分白49まで上辺のシノギには自信あり。
黒50にもその気分は出ているが、コバピさん曰く「ちょっと変ですよね」。
局後、検討していてその通りだと思った。
もっともコバピさんの仰る「左下の星をコスミに締まる」というのに賛成するか態度を保留したいけれど。
あまり私の選択肢にない手なので。

私なら黒50は中央に飛び出したい。
白51と封鎖されても上辺はシノげるという判断はともかく、「シノげばいい」という大局観がどうだったか。
この辺にも敗因がありそうである。
せめて中央方面に白の外壁を築かせてはならなかった。
黒64など結構「してやったり」な手順のシノぎなのだけど、後でみれば活きても白を固めた実害が大きい。

黒66あたりで時間が足りなくなる。
コバピさんに「時間がぁ!」とチャットして泣きつく。
そんな間があったら打てって!
以下、数手はほとんど文字どおりのノータイム。
おかげで黒70などと損してしまった。
白71は単純な二子の取られだと思っていたが、白の外壁が強化されるというデメリットもあり、見た目以上の損だと思われる。
無論、黒71なら取られることなく一眼確保、コウツギと70が見合いで活きているはず。

黒82までほとんど考慮する間なし。
ようやく時間が足されてホッっと一息ついたので、出来上がりの盤面を見ると、今度は左辺の黒が危なくなっている気がする。
泣きたくなりましたね。
いや実際は左辺をそんな悲観する事はなかったのだけど。
さて、どうしたものか。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
AB[dp][pd]
;W[pq];B[po];W[qo];B[qn];W[qp];B[pn];W[nq];B[qj];W[dc];B[cf]
;W[cd];B[ci];W[nc];B[ld];W[ne];B[pf];W[pb];B[qc];W[lb];B[ng]
;W[mf];B[id];W[gd];B[if];W[mg];B[nh];W[gf];B[qb];W[li];B[ih]
;W[je];B[jd];W[ke];B[ie];W[kd];B[kf];W[kc];B[lf];W[le];B[lh]
;W[mh];B[kh];W[ni];B[mj];W[mi];B[ph];W[hg];B[ig];W[gi];B[cm]
;W[ij];B[ki];W[kj];B[gc];W[fc];B[hc];W[fb];B[hd];W[jf];B[ge]
;W[fe];B[fd];W[ed];B[hf];W[gg];B[ji];W[jj];B[jg];W[lg];B[ib]
;W[kg];B[jc];W[ii];B[gd];W[jb];B[jp];W[ha];B[hb];W[ck];B[dj]
;W[dl];B[ek];W[em])

形勢判断裏技

2005-08-26 02:39:00 | 雑談
以前、「驚くような簡単な方法はない」と書いた。
さらに前回書いたように、かくも形勢判断とは難しく妖しいものだが、それでも棋書を読み漁っているうちにいくつかの裏技を発見したので報告する。
1番目と3番目の方法に関しては「最低限の目算は必要」なのは変わらないし、もちろん精度が低いので「半目勝ちですね」など望むべくもないが。

<1. >
碁は大局観」(日本棋院:大竹英雄:大竹英雄囲碁直伝シリーズ)より。
すなわち序盤の一手一手はよほど変な手を打たない限り10手の価値があり、それを目安に布石の成功度を計ろうというもの。
例えば、ある部分で石数が一手多いのに、多いほうがその部分で10目リードしていなければ、その布石は失敗ということである。
注意して頂きたいのは、ここでいう10目とは「地の目数」だけでなく、厚みや発展性をも加味したものだということ。

詳しくは前述の本を読んでいただきたいが、適切かどうか自信ないながら自分なりに例を作ってみた。
図はオーソドックスな三連星からの展開。
右辺に注目してみよう。
白は右上と左下にに7目ぐらい。
対して黒は石が3つ多いので44目程度右辺に地を見込めないといけない。
仮にAあたりのラインで囲ってみると黒地45目。
話はあっている。

ちなみに右辺の白地二連星は20目、次にBと打てば三連星で30目である。
しかし黒がAのあたりに地を広げるのは10目以上ありそうなので、消すのが相場だろうけど。
中国流も30目、星と小ケイマジマリの組み合わせも30目の価値がある。
面白いのは全然別の本、「私の形勢判断」(誠文堂新光社:李昌鎬)、「ひと目形勢判断法」(講談社:趙治勲)でも三連星や中国流は別の算出法で30目と考えていること。
序盤に限って言えばプロの共通認識であり、中々有効な形勢判断法なのかもしれない。

<2. >
武宮プロがこの考え方のようである。
もっとも「武宮の形勢判断」(武宮正樹:MYCOM)はまだ読んでいないので、違っていたらすみません。
これで思い出すのは月刊「囲碁」に掲載されたアマプロ戦で、二子置かせた武宮先生が作り碁まで打ってみると十数目負けていた話。
「あれ?こんなに違いましたか」とは武宮プロ。
序盤で少しずつ得をしたのを過大評価していたらしい。
悪手をきちんと見分けられるか、悪手の価値をどう判断するかで大きく誤差が出るのであまり信頼の置ける方法ではないが、武宮プロらしい大らかな方法で私は好きだ。

<3. >
「高川秀格全集」(誠文堂新光社:高川秀格)を読んでいたら「60目を目安に碁を打っているというユニークなプロがいる」というのに出くわした。
なんというプロだったかは失念。
私が名前を知っているプロ(昭和初めの頃の方なので)ではなかったが、この考え方は面白いと思う。
上手な初心者」(日本棋院:小阪秀二)にも形勢判断の話ではないけれど、
「作り碁の手数は大体200手ぐらい。
 それが全部生きたとして361-200=161目の地が考えられる。
 161を2で割ると80目。
 つまり80目ちょっとあるならば、その碁は負けないでしょう」
というような記述があった。
プロはもっと地が細分化されるだろうし、アゲハマの関係もあるからから60目ということなのだろうが、自分の分だけ考えれば良いから目算が少し楽。
個人的には私レベルだと確かに80目確保できれば、その碁は負けない気がする。
相当難しいですけどね。
上記二つに比べて「私の考え」が入っているのが眉唾ではあるけれど、面白いと思われたら試してみては?

人間とはモノグサなものですね。

覚え書き形勢判断

2005-08-25 00:17:16 | 雑談
形勢判断に関して、心に残った話二題。

「A氏『先生、この間逆転負けしてしまいました』
 『ほぅ、ヨセで間違えましたか』
 A氏『いえ、普通に寄せていって作っていたら、なんと負けていたんですよ』
 『それでは目算を間違えたのですね?』
 A氏『いえ、目算なんて面倒なことはしませんよ』
 『???』
 A氏『良いと思っていたら負けていたんです』
 A氏のような作業を形勢判断とは言いません。
 形勢判断には最低限の目算が必要です」

文章は不正確かもしれないが、「やさしい形勢判断」(講談社:大竹英雄)の最初の方に語られているエピソード。
もって我が身を振り返るべし(笑)。

「私は形勢判断が苦手です。
 (中略)
 できないから苦手という意味ではなくて、形勢判断という行為自体に、何かうさんくさいものを感じ、できれば避けて通りたいのです。
 (中略)
 いや、その場その場で、いいと思うこと、わるいと思うこと。
 そのこと自体はいいのです。
 『これは良さそうだな』、『これは少し悪そうだな』と。
 ただしその一言、一行にとどめておくべきで、さらに自分に強くいい聞かせたり、それによってみずからを奮い立たせると駄目。
 それがプラスになる人もいるのでしょうが」

「地と模様を越えるもの」(河出書房新社:趙治勲)より。
現段階では同感。
私の場合「見苦しく打ち続けないため」に形勢判断する感じ。
選択肢も乏しいし、時間の短い早碁なら尚更である。

主張を全部通す

2005-08-24 00:14:04 | 棋譜
向先、逆コミ半目。
相手の方には多分、私の2子と先で2連敗ほどしていると思う。
3度目の正直という意気込みで挑戦。

白4は中国流を拒否。
以前は中国流だろうが何だろうが、相手の好きにさせていたのに。
まえださんに「消極的」と怒られそう(汗)。

黒5のコスミ受けに手抜きして空き隅。
4の石は無論、利かしのつもりである。

黒7に右下の厚みに敬意を表して白8狭く挟む。
なのに右上は白18とはまだまだ敬意が足りないかしら?
ここでは手抜きしていた二間ヒラキ(76)が本手かもしれないが、どこにも地らしい地がないのが怖かった。

当然、黒さん挟んでくる。
幻惑させるつもりの両ガカリだが、黒27まで4の石が息苦しくなった。

最初、手抜きした時から捨てる覚悟は出来ている。
だが白52までで右上が一段落(したつもり)すると、右下の黒地をこのまま認めるのが怖くなってきた。
頭の中では40目から50目ぐらいありそうと算出。
左下にも10目ぐらいあるし…。
というわけで、「白4の石に働いてもらって少し荒らそう作戦」で白54。
少し…という割には踏み込み過ぎだったかもしれないが。

黒59は有り難い。
そして白64に黒65とこちらを押さえてきた(ここを打っておくべきかは迷ったけど)ので「チャーンス!」とねじ込んでいって、白74まで私としては目標達成のつもりである。
白68はクリックミス(ソウつもりだった)だが結果オーライ。

大好きな「地」が大分見込めてホッとしたのもつかの間、白76は「小さかったかも」と打った後に後悔した。
それが白84に出ている。
今思えば右下は後のような狙いもあるので最悪、左辺は黒地にしても良さそうな感じもする。
またこの辺に打つにしても左下の厚みを意識して、もう二路上(A)だった。

白94は「形の急所」のつもり。
「形」といえば白30-32、42、48-50はヨミというより、私にとっての「形」で打っているのだが、これでヨカですか(誰に聞いている)?

それはともかく白98から重く引っぱりだしたのはあまり自慢出来ない。
黒113まで裂かれて、自ら危地に身を投じた感じだ。

しかしまず白114から128まで左辺をシノぐ。
返す刀で予てから狙っていた、白132。
予想通りツイてきたので、「しめた!」と白134!
以下、右下をグリグリエグってついに白4が生還!
と、同時に右下隅の黒が危なくなって優勢を意識した。

黒147は中央の白石の退路を断つつもりだろうが、有り難い。
それでなくてもツギたいところだったし、ワリ込まれるのを恐れていた。

最後の勝負手で黒149と中央の大石を取りにきたが、白150に戻る。
黒153で他の手ならシノげたか微妙だけれども、最悪もう中央は捨てても良いと思っていた。
実戦は白158までここも生還に成功し、黒投了となった。

本譜は白のあらゆる主張を全部通してもらった感じ。
多分、私が気づいていない「危なかったところ」は山程あるのだろうけど、知らぬが仏。
気分悪かろうはずなく、今月で一番気持ちよく打てた一局である。
願わくば黒159(棋譜からは削除)を打つ「前に」相手の方が投了してくれれば棋譜も汚れず、より気分も良かったのだけど。
「意地でも気分良くなんてさせるもんか!」というわけでしょうか?

R1915に。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[pd];W[dd];B[pq];W[qn];B[qp];W[dp];B[fq];W[hp];B[cq];W[dq]
;B[cp];W[do];B[dr];W[er];B[cr];W[eq];B[cn];W[qf];B[pi];W[nd]
;B[pf];W[pg];B[of];W[qe];B[od];W[rc];B[ql];W[og];B[ng];W[oi]
;B[oj];W[ni];B[qh];W[qg];B[jp];W[pk];B[pl];W[ok];B[ol];W[nk]
;B[mm];W[nf];B[ne];W[mf];B[nc];W[md];B[mc];W[pb];B[ob];W[pc]
;B[oc];W[ld];B[lc];W[lo];B[kn];W[nm];B[nl];W[nn];B[pn];W[lm]
;B[ln];W[mn];B[ml];W[kq];B[ko];W[jq];B[lp];W[mq];B[lq];W[lr]
;B[mp];W[nq];B[np];W[ip];B[kd];W[qk];B[dn];W[jc];B[kc];W[gc]
;B[cf];W[ce];B[df];W[dj];B[ci];W[cj];B[ed];W[ec];B[de];W[cd]
;B[fd];W[fc];B[he];W[ff];B[ef];W[fg];B[eh];W[fj];B[fh];W[hg]
;B[kf];W[mg];B[ki];W[gh];B[gi];W[hi];B[fi];W[hj];B[ih];W[hh]
;B[gj];W[fk];B[gk];W[bl];B[fl];W[bo];B[co];W[bn];B[bp];W[cm]
;B[dl];W[bi];B[bh];W[bj];B[di];W[dm];B[em];W[cl];B[fr];W[fp]
;B[es];W[kp];B[jo];W[op];B[mo];W[oq];B[oo];W[pp];B[qq];W[po]
;B[on];W[qo];B[rr];W[pr];B[qr];W[or];B[go];W[gp];B[im];W[ge]
;B[gd];W[hd];B[gf];W[fe];B[ee];W[ie];B[id];W[hc]C[{Black resigns.}])

自慢出来ない一局

2005-08-23 00:00:39 | 棋譜
8月の長い夜。
夜中に眠れなくて、一局打ちたい。
あるいは前局の負けが悔しいので、ちょっと夜も遅いがもう一局。
こんなときに囲碁に24のように「いつでも適当な相手がいる、お手軽な」対局場がないのが恨めしい。
KGSや日本棋院、パンダなどはまだ人がいるのだろうが、WINGだとピークタイムの22時から0時以外は人がいなーい!
加えて例えば外出先のネットカフェで打ちたい時なども不適当。
アプリをダウンロードしないといけないから。
細かい時間やコミの設定など出来なくていいから、林檎ユーザーも使える軽い大対局場の出現をのぞむ!

ネット将棋を指ささない方のために書き加えると、24でもっとも人が少ないのは朝9時頃。
それでも800人ぐらい接続。
最低でも500人を下る事はないですな。
よっぽどの高段者でもないかぎり相手には困らない。
それだけ、一局一局を真剣に打つ気になるのは良いのだけど、必ずしも相手の方が自分と同じ情熱で打ってくれるとは限らないし。

互先、黒番、逆コミ2目半。
白、高目の布石が中々楽しそう。
対して対高目の知識不足の哀しさ、私の黒13からの石の流れは自信ない。
白に厚みを与えてしまったような…。

黒25なども狭いところに入って誉められそうにない感じで、以下俗手の見本市みたいな進行である。
黒37は38を先に利かせるところか。

白94で二子を取りにいくと、あの「石塔シボリ」が登場する。
結局それを私が避けたので登場しなかったが、水面下でも石塔シボリが出現したのは初めてかもしれない。
むろんこの進行は予定外で、黒91、93がモチコミになって打ちにくさを感じた。

結局、勝敗はちょっと前から狙っていた黒159の一発で決したが、私はその後も黒205などスカタンなことをやっている。
10級に復帰したものの、あまり自慢できない一局。

R2005。
現代に到達した。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[pc];W[pp];B[dd];W[do];B[qe];W[jd];B[dq];W[fp];B[co];W[cn]
;B[cp];W[dn];B[fq];W[gq];B[fr];W[gp];B[ep];W[eo];B[fn];W[dp]
;B[cq];W[eq];B[er];W[mc];B[nq];W[qm];B[kq];W[iq];B[ko];W[or]
;B[pq];W[oq];B[op];W[qq];B[po];W[qp];B[np];W[nr];B[hn];W[in]
;B[io];W[ho];B[ip];W[gn];B[hm];W[gm];B[hp];W[go];B[el];W[gl]
;B[ej];W[gj];B[jn];W[im];B[hl];W[ik];B[il];W[dh];B[eh];W[di]
;B[ei];W[dk];B[ek];W[cl];B[ef];W[fc];B[dc];W[cf];B[ce];W[df]
;B[ee];W[de];B[be];W[bf];B[fd];W[gd];B[gc];W[fe];B[ed];W[hc]
;B[gb];W[hb];B[fb];W[ge];B[jl];W[hk];B[pj];W[pm];B[qo];W[ro]
;B[rn];W[qn];B[rp];W[so];B[oo];W[sn];B[lc];W[md];B[jk];W[nm]
;B[nj];W[mq];B[mp];W[lq];B[lp];W[kr];B[le];W[ld];B[nf];W[rj]
;B[qi];W[ri];B[qk];W[rk];B[jq];W[jr];B[ke];W[gh];B[ii];W[je]
;B[kg];W[jf];B[jg];W[kf];B[lf];W[lg];B[mg];W[lh];B[ki];W[ml]
;B[ol];W[om];B[lj];W[qh];B[ph];W[qg];B[rf];W[pg];B[rg];W[rh]
;B[oh];W[pe];B[pd];W[oe];B[ne];W[nd];B[of];W[pf];B[kd];W[kc]
;B[nb];W[mb];B[dg];W[cg];B[eg];W[og];B[ng];W[me];B[ch];W[bh]
;B[ci];W[dj];B[af];W[bg];B[bi];W[bc];B[cd];W[cb];B[ab];W[rc]
;B[rd];W[qc];B[qb];W[rb];B[ob];W[qa];B[pb];W[se];B[qd];W[sd]
;B[pa];W[ra];B[sb];W[na];B[sc];W[sa];B[sc];W[sg];B[sf];W[sh]
;B[hq];W[ir];B[hr];W[gr];B[gs];W[is];B[hs];W[mh];B[nh];W[mf]
;B[mi];W[kh];B[jh];W[jj];B[ji];W[kk];B[kj];W[ij];B[kl];W[db]
;B[eb];W[da];B[ac];W[ah];B[ai]C[{White resigns.}])

あの人との相性?!

2005-08-22 02:04:48 | 棋譜
互先、黒番、コミ3目半。
本当はコバピさんとの一局のはずだったが、手違いで別の方と。
幸先悪し。

とはいえ黒43まで右下の白石を攻めて気分良く打っていた。
全体的に黒石が締まっている感じ?

しかし黒45と右辺の白石をも手にかけてから雲行きがやや妖しくなる。
黒63まで何とか一手勝ち。
反面、右上の小ケイマシマリがボケて、結果取らされた観もあって、苦労の割に喜びが少ない。

黒77から再度右下の大石への攻めを再開。
しかしちょっと位置がおかしかったか?
86とかAとかその辺りだったかもしれない。
段々、思考に隙がみえてきた。

そして図の白108をウッカリ。
これで右下が白地になり、白は大石の眼も確保。
ベラデカ。
以下、囲い合いになり私も左辺の地をソコソコの大きさにまとめたのだけれど、作ってみれば12目半負け。
黒245で4目から5目損しているにせよ、ほぼ右下の損の分だけ私が足りなかった。

終局後、アプリの挙動がおかしく、戻ってみたらコバピさんは既に落ち。
フラれてしまって泣き面にBee(笑)。
そういえば、コバピさんが観戦している時の勝率が悪いような…。

再び11級に降級である。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[qd];W[dp];B[pp];W[dd];B[oc];W[nq];B[kp];W[no];B[pn];W[pr]
;B[qq];W[lq];B[kq];W[gq];B[cf];W[fc];B[bd];W[cc];B[ci];W[ic]
;B[lr];W[mr];B[lp];W[mq];B[mp];W[np];B[qr];W[oq];B[pq];W[or]
;B[kr];W[qi];B[qk];W[qf];B[lm];W[nm];B[ok];W[mm];B[ll];W[nk]
;B[oj];W[mk];B[oh];W[rj];B[rh];W[qh];B[rf];W[rg];B[sg];W[re]
;B[qg];W[pg];B[rg];W[qe];B[ph];W[pf];B[ri];W[qj];B[rk];W[si]
;B[pj];W[se];B[pi];W[pd];B[qc];W[pc];B[pb];W[ob];B[od];W[pe]
;B[nb];W[qb];B[oa];W[rb];B[kc];W[nf];B[mh];W[ln];B[kn];W[mo]
;B[lo];W[lk];B[jl];W[co];B[cl];W[li];B[lh];W[kk];B[jm];W[bc]
;B[ji];W[ki];B[kh];W[jj];B[jk];W[ij];B[jh];W[pm];B[qm];W[on]
;B[mn];W[po];B[qn];W[qo];B[ro];W[oo];B[ol];W[rp];B[rn];W[qp]
;B[fq];W[eq];B[fp];W[fr];B[gp];W[gr];B[gl];W[hp];B[gj];W[hi]
;B[gi];W[en];B[go];W[ho];B[gn];W[el];B[hh];W[be];B[ce];W[cd]
;B[bf];W[ad];B[ek];W[fl];B[fk];W[dl];B[dk];W[cm];B[bl];W[bm]
;B[ee];W[ed];B[gd];W[de];B[df];W[fe];B[ef];W[ge];B[id];W[hc]
;B[hd];W[fd];B[gc];W[gb];B[jc];W[hb];B[hf];W[he];B[ie];W[gf]
;B[gg];W[bk];B[ck];W[al];B[bj];W[ak];B[aj];W[am];B[ke];W[lf]
;B[me];W[mf];B[kf];W[le];B[ld];W[ne];B[md];W[nd];B[iq];W[hq]
;B[sp];W[sq];B[so];W[rq];B[nc];W[jb];B[kb];W[ja];B[hn];W[jo]
;B[ip];W[io];B[hj];W[ii];B[om];W[af];B[ag];W[ae];B[bg];W[qa]
;B[ep];W[dq];B[eo];W[ik];B[do];W[dn];B[ir];W[ih];B[ig];W[ff]
;B[fg];W[il];B[im];W[hk];B[hl];W[jp];B[jq];W[ka];B[la];W[ia]
;B[mi];W[nj];B[ni];W[kl];B[km];W[kj];B[hr];W[nn];B[fn];W[gk]
;B[fm];W[ko];B[ln];W[in];B[em];W[dm];B[gs];W[es];B[ms];W[ns]
;B[lg];W[oe];B[ls];W[pa];B[ob];W[lb];B[mb];W[ma];B[lc];W[la]
;B[og];W[ng];B[mj];W[sf];B[sj];W[na];B[mc];W[fs];B[hs])